仕様書(PDF:262KB)

埼玉県 伝統的手工芸品ブランド化推進事業における
「外国人等に向けた伝統的手工芸品新製品開発コンテスト
・商品化プロモーション」業務委託仕様書
・
・
この仕様書は企画提案書作成用である。
企画提案競技後、埼玉県は契約候補者と協議を行い、協議が整った場合は仕様書を契
約候補者の企画提案内容に合わせ修正のうえ契約を締結する。
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委託事業名
外国人等に向けた伝統的手工芸品新製品開発コンテスト・商品化プロモーション業務
委託
委託期間
契約の日から平成29年2月28日まで
目的
外国人や若者、女性(以下「外国人等」という。)をターゲットに、アニメとのコラボ
や斬新なデザインなど従来の伝統的手工芸品にはない発想で「売れる」製品開発を支援
することにより、外国人観光客を誘致促進するとともに、県内産地の活性化を図る。
委託業務の内容
伝統的手工芸品産地組合、関連企業やこれから伝統的手工芸品産業分野への参入を目
指す企業等を対象に、外国人等に向けた新製品開発コンテストを開催する。
また、優秀と認められる試作品を商品化し、PR冊子の作成や展示会の出展等、入賞
作品を中心に強力なプロモーション活動を実施する。
その際、埼玉県と協議をしながら 、 以 下 の ( 1 ) か ら ( 9 ) を 実 施 す る 。 ( 1 )
か ら( 9 )を 踏 ま え 、ブ ラ ン ド 名 称 、コ ン テ ス ト 審 査 委 員 の 選 定 、コ ン テ ス ト 参
加 者 の 募 集 ・ 選 考 方 法 、表 彰 式 、商 品 化 支 援 、P R 冊 子 、プ ロ モ ー シ ョ ン 活 動 に
ついて自由に提案すること。
(1)ブランド名及び実施スケジュールの策定
プロモーション活動にふさわしい新たなブランド名称を考案する。また、コンテス
トや商品化プロモーションのスケジュールの策定を行う。ブランド名称及びスケジュ
ール策定にあたっては、委託者と内容を協議しながら行うものとする。
(2)コンテスト審査委員の選定及び調整
ア
コンテストやプロモーションを国内外に広くアピールできる審査委員を1名以上
選定する。選定にあたっては、知識、経験や実績、知名度等を考慮すること。
イ
アの審査委員の写真及びコメント等を(3)ウのポスターやチラシ等、
(7)のP
R冊子、(8)イのチラシ等に掲載する。
ウ
委託者が選定する審査委員と合わせ、審査委員の選定、調整は委託者と協議しな
がら行うものとする。
(3)コンテスト参加者の募集・受付
ア
伝統的手工芸品産地組合、関連企業や伝統的手工芸品分野への参入や事業拡大を
目指す企業等を対象とする。
なお、参加者数は20以上とすること。
イ
伝統的手工芸品関係者の意識改革やコンテスト応募の動機付けのためのセミナー
等を1回以上開催する。
ウ
参加者の募集にあたっては、周知のためのポスターやチラシ、ホームページ、業
界専門誌、各種メディア等を活用し効果的に募集を行うものとする。
エ
募集や広報にあたっては、委託者の広報媒体を活用することができるものとする。
(4)コンテスト参加者の選考
ア
応募者多数の場合にはコンテスト開催の前に書面やヒアリング等による事前審査
を行うものとする。
イ
参加者の試作品に係る知的財産に関する対応を事前に行うものとする。
ウ
選考方法や選考基準については、委託者と協議の上で決定するものとし、伝統的
手工芸品等を扱う団体や企業、伝統的手工芸品産業の現場のニーズ等を鑑みて総合
的に評価を行う。
エ
コンテストの入賞者として、特に優秀と認められる試作品を1件、それに準ずる
ものを4件以上、選考により決定するものとする。
オ
(2)の審査委員と調整を行い、また、コンテスト実施に必要な運営スタッフ等
を配置するものとする。
カ
会場については、委託者と調整し手配するものとする。
キ
試作品の開発・製作に係る費用をコンテスト参加者に支払うものとする。金額に
ついては、1作品10万円、総額200万円程度を上限とし、参加者数などの状況
を踏まえ、委託者と協議の上で決定するものとする。
(5)表彰式の開催
ア
委託者と協議の上、表彰式の資料を作成する。
イ
広報にあたっては、周知のためのホームページ、各種メディア等により広く行い、
委託者の広報媒体も活用することができるものとする。
ウ
表彰式実施に必要な運営スタッフ等を配置するものとする。
エ
(2)アの審査委員の出席について努めるものとする。
オ
会場については、委託者と調整のうえ手配するものとする。
(6)商品化支援
コンテスト入賞作品の商品化に向けた支援を行う。
(2)アの審査委員のほか各入賞
作品に対応した知識、経験や実績等を有した専門家の選定と調整を行い、その専門家
により売れる商品となるような具体的な支援を行う。
(7)PR冊子の作成
ア
委託者と協議の上、(6)の支援後の作品(以下「商品」という。)及び県内の伝
統的手工芸品を紹介する多言語のパンフレットを作成する。
イ
パンフレットは1作品2頁以上、そのうち産地の観光情報を1頁以上掲載するこ
ととする。
ウ
パンフレットの言語は日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、タイ語
の6言語とし、部数は合計で20,000部程度とする。
エ
CD-ROM等のデータと併せて提出すること。
(8)商品プロモーション活動の実施等
ア
(7)PR冊子の作成のほか、ホームページ、業界専門誌、各種メディア等を活
用し、商品の積極的なプロモーション活動を実施する。
イ
委託者と協議の上、展示会への出展、デパート等での展示販売会などを1回以上
実施する。なお、実施にあたっては、チラシ、ホームページ、業界専門誌、各種メ
ディア等を活用した広報を実施すること。また、会場等に必要な運営スタッフ等を
配置するものとする。
ウ
商品の販売について、県が投入した予算に見合う売上実績を確保するよう努める
こと。
(9)報告書の作成
受託者は委託者と協議の上、事業の実施結果報告書を作成し、CD-ROM等のデ
ータと併せて提出すること。なお、報告書には費用明細書、イベント等の写真などを
含むものとする。
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実施スケジュール
・ コンテスト準備
契約の日から平成28年6月下旬
・ コンテスト作品募集
平成28年7月~8月
・ コンテスト開催
平成28年9月
・ 商品化支援・プロモーション活動
平成28年10月~平成29年2月
・ PR冊子の作成
平成28年11月
・ 報告書の作成
平成29年2月末日
個人情報の保護
(1)本事業を実施する過程で知り得た個人情報は、本事業の実施以外の目的で使用して
はならない。
(2)受託者は、本事業の実施の際に得られた情報等に関し、事業終了後も含め、守秘義
務を徹底しなければならない。
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その他
(1)受託者は、委託者と常に密接な連携を図り、事業を効果的、効率的に実施すること。
(2)事業の実施に当たって疑義が生じた場合又は業務上重要事項の判断に当たっては、
委託者と十分協議の上、その指示又は承認を受けること。
(3)受託者は、受託業務の処理を他に委託し、又は請け負わせてはならない。ただし、
書面により、委託者の承認を得たときはこの限りではない。
(4)委託者は、受託者に仕様書等に定める事項に逸脱する行為が認められた場合は、再
実施を命じ、あるいは、契約の解除、契約額の一部又は全部の返還請求等をなすこと
ができるものとする。
(5)本業務にあたり作成された資料等の著作権は、委託者に帰属するものとする。ただ
し、受託者が著作権を有する企業情報や技術的なノウハウ等を含む知的財産の権利は
受託者にとどまるものとする。
(6)この仕様書に定めのない事項については、双方協議のうえ定めるものとする。
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問合せ先及び書類の提出先
〒330-9301
さいたま市浦和区高砂3-15-1
埼玉県産業労働部観光課
観光・物産振興担当
TEL
048-830-3955
FAX
048-830-4819