故・柳原良平氏の作品を横浜市にご寄附いただきました

横浜市記者発表資料
平成２８年４月２０日
港湾局賑わい振興課
故・柳原良平氏の作品を
横浜市にご寄附いただきました
昨年逝去された画家の柳原良平氏は、横浜を活動の中心として海・船・港をテーマにした作品を
数多く手がけられ、帆船日本丸の誘致活動にも尽力された横浜にゆかりの深い方でした。
このたび、ご遺族の柳原薫氏から、作品を後世に残し、市民の皆様に広く鑑賞していただきたいと
の思いによって、柳原良平氏の作品について寄附のお申し出があり、４月１日に港湾局で寄附を受
納いたしました。
今後は横浜みなと博物館（西区みなとみらい２－１－１）で作品の保管及び展示を行い、市民の皆
様にご覧いただく機会を設けてまいります。
１寄附品目及び評価額
絵画（イラスト原画、油絵、水彩画等）合計4,848点
評価総額約２億７千８百万円
２作品の展示予定
８月～11月にかけて、横浜みなと博物館で柳原氏の
作品をテーマにした企画展を実施し、今回ご寄附いた
だいた作品の一部を展示する予定です。企画展の詳細
については、開催前に改めて記者発表いたします。
企画展：「柳原良平海と船と港のギャラリー」
会期：28年８月13日（土）～11月６日（日）（予定）
ご寄附いただいた作品の一例
柳原良平作「アトリエ」（リトグラフ）
柳原良平氏プロフィール
画家、イラストレーター。昭和６年東京都生まれ。
大学を卒業後、寿屋（現サントリー）に入社し、ＣＭキャラ
クター「アンクルトリス」を生み出す。
昭和39年以降、長らく港町横浜に居を構え、船舶、港湾
を生涯のモチーフとして作品を制作した。
横浜文化賞、運輸省交通文化賞、海洋立国推進功労者
表彰などを受賞。また、帆船日本丸の横浜誘致活動に貢献
し、帆船日本丸記念財団理事を昭和59年から平成23年まで
務めた。平成27年８月永眠。
※寄贈者である柳原薫氏につきましては、本件へのコメント等は差し控えたいとのご意向ですので、取材はご
遠慮いただきますようお願いいたします。
お問合せ先
港湾局賑わい振興課長鈴木明広
℡ 045-671-2874

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