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多摩市立図書館本館再構築基本構想策定コンサルティング業務委託
に係るプロポーザル方式による受注者選定実施要領
教育部図書館
1 当該事業の概要
(1) 件名
多摩市立図書館本館再構築基本構想策定コンサルティング業務委託
(2) 目的
本件業務は、
(仮称)多摩市立図書館本館再構築基本構想策定委員会(以下、
「策定委員会」と
言う。
)の策定作業を支援することにより、多摩市立図書館全体のネットワーク機能及び今後求め
られるサービスを展開できる新たな本館の再構築に向けた基本構想を策定することを目的とする。
(3) 業務内容
① 調査・提案
・ 現状把握
・ 課題の整理と対応策等の検討
・ 基本構想案の作成
② 策定委員会及び事務局支援
③ 基本計画への引き継ぎ
(4) 契約期間(予定)
契約締結の日(平成28年6月22日予定)から平成29年3月31日まで
(5) 契約上限額
5,000,000円(税込)
2 プロポーザル方式を採用する理由と期待される効果
多摩市立図書館本館は、学校の校舎に必要最小限の改修を加え、平成20年から概ね10年間
の期限で暫定活用している。
そのため、サービスの充実・向上を図るうえで制約や課題が多く、暫定活用の期限も迫ってい
ることから、「多摩市公共施設の見直し方針と行動プログラム」や現在策定中の「多摩市読書活
動振興計画」でも本館の再構築が位置付けられており、具体的に検討する時期に来ている。
本館の再構築の検討にあたっては、暫定活用中の本館から、多摩市の図書館全体のネットワー
クを見ながら、今後の図書館サービスを担う新たな本館として再構築を行うことが重要であり、
まずは、基本計画や設計の元となる基本構想の策定が必要である。
基本構想の策定は、学識経験者や市民により構成される策定委員会が行うが、本件業務委託は、
策定委員会を支援することにより短期間での効果的な審議を図ること等を目的とし、具体的には、
多摩市立図書館に係る現状の把握・分析や課題整理、基本構想案の作成等の調査・提案を行う。
そのため、単に金額による競争入札ではなく、基本構想策定にあたってのこれまでの実績や能
力などを審査し、その中で最適な業者を見極めることが必要であり、公募型プロポーザル方式の
採用が、受注者選定手続きの方法として最適であると判断する。
公募型プロポーザル方式の採用により期待される効果としては、事前提出される書類等により
業者の資質が確認できることであり、以下の点を確認し、評価する。
1
(1) 実績やノウハウ等の確認
他自治体での図書館建設に係る計画策定の実績やノウハウ、業務体制などを確認することで、
より適当な業者の選定が可能になる。
(2) 策定委員会へのサポート能力の確認
これまでの実績・ノウハウに加え、審議の運営方法や市民ニーズ、市民意見の反映方法の考
え方等を確認することにより、策定委員会へのサポート能力が推測できる。
(3) 提案能力の確認
多摩市立図書館を取り巻く現状と課題に対する考え方を確認することで、今後求められる図
書館サービスや基本構想の提案能力が推測できる。
3 事業スケジュール
① 公募開始(多摩市公式ホームページ)
:4月21日(木)
② 質問受付期間:4月21日(木)~5月2日(月)
③ 質問回答日:5月6日(金)
④ 公募締め切り(参加表明書等提出期限)
:5月11日(水)
⑤ 審査会による審査:5月18日(水)
・6月8日(水)
審査方法等の詳細は「6 審査方法等」参照
⑥ 審査結果の通知:6月21日(火)
⑦ 契約締結:6月22日(水)
4 選定方法
公募型とする
5 公募要件
次の要件を満たす者とする。なお、要件の基準日は、参加申込書提出日とする。
ただし、審査結果の通知日までに備えるべき要件を欠く事態が生じた場合には、失格とする。
(1) 東京電子自治体共同運営サービス電子調達サービスで多摩市の競争入札参加資格者名簿に
登載された者
(2) 地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当しない者であり、多摩市の契約案件
において、過去2年間、同法施行令第167条の4第2項の規定に該当しない者
(3) 過去1年以内に多摩市もしくは国及び他の地方公共団体から指名停止処分を受けていない
こと
(4) 経営不振の状態[会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項に基づき、更正手
続開始の申し立てをしたとき、民事再生法(平成11年法律第225号)第21条第1項に
基づく民事再生手続開始の申し立てをしたとき、手形又は小切手が不渡りになったとき等。
ただし、多摩市が経営不振の状態を脱したと認めた場合は除く]にないこと。(ただし、契
約時に上記経営不振の状態にある者は契約しない)
(5) 多摩市議会議員本人及び配偶者並びにこれら二親等内の親族が経営する企業等、または実
質的な支配力を持つと思われる企業等でないこと
(6) 過去1年以内に個人情報漏洩等の事項について、判決による罰金もしくは和解金の支払い
がないこと
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(7) 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県いずれかに本社または支社(事業所)があること
6 審査方法等
(1) 審査方法
多摩市立図書館本館再構築基本構想策定コンサルティング業務委託に関する受注者選定に関
する審査は、「多摩市立図書館本館再構築基本構想策定コンサルティング業務委託に係る審査
会」(以下、「審査会」という。
)が実施する。
審査方法は2段階方式とし、第1次審査では、提出された書類による選考を実施し、上位5
社を目安に選定する。
第2次審査では、審査会において第1次審査を通過した者による提出書類に基づくプレゼン
テーションを実施し、第1次審査と第2次審査の得点の合計で受託候補者を選定する。
(2) 審査体制(審査会委員構成)
委 員
多摩市教育部長(会長)
委 員
委 員
多摩市施設政策担当部長
多摩市企画政策部特命事項担当課長
委 員
多摩市教育部教育企画担当課長
委 員
多摩市教育部永山公民館長
委 員
多摩市教育部図書館長
事務局
多摩市教育部図書館
(3) 審査項目
審査項目ごとの配点は、以下のとおりとし、詳細は、審査会において定める審査基準におい
て規定する。
① 第1次審査
審査項目及び配点
1
2
企画提案
(30点)
市民意見の反映
(20点)
審
査
事
項
(1) 本館を含めた多摩市立図書館全体のサービスとネ
ットワークの考え方
(2) 本館が多摩センターの賑わい創出に寄与するため
の方策について
(1) ニーズ調査等、市民意見の反映方法について
3
業務の実施体制
(20点)
(1) 統括責任者のほか、業務従事者のプロフィールや
実績概要
(2) 策定委員会の審議内容や審議方法の提案、事務局
の支援方法等について
4
会社の実績
(20点)
(1) 図書館建設に係る基本構想、基本計画策定支援の
実績
5
費用
(10点)
(1) 委託コスト
3
② 第2次審査
審査項目及び配点
1
業務の実施チームの対応
(50点)
審
査
事
項
(1) 提案内容の的確性
(2) 提案内容の実効性
(3) 取り組み意欲
(4) 審査スケジュール
① 第1次審査(書類選考)
:5月18日(水)
② 第1次審査(書類選考)結果通知:5月19日(木)
※ 参加表明書等提出者全員に文書で通知する。
③ 第2次審査(プレゼンテーション)
:6月8日(水)
④ 指名業者選定委員会への報告:6月21日(火)
⑤ 第2次審査(プレゼンテーション)結果通知:6月21日(火)
※ 指名業者選定委員会において、契約相手先が決定後、速やかに第2次審査対象者に通知
⑥ 契約締結:6月22日(水)
7 提出書類等
(1) 参加表明書等の提出
プロポーザルに参加しようとする者は、以下のとおり参加表明書等を提出する。
① 提出書類
(ア)
プロポーザル参加表明書(様式1-1)
(イ)
会社概要(パンフレット等の写しでも可。サイズ自由)
(ウ)
第一次審査(書面審査)に必要な書類
※ 様式は任意とするが、全体でA4版 20ページ以内を目安とする。
・ 本館を含めた多摩市立図書館全体のサービスとネットワークに対する考え方に
ついて
・ 本館が多摩センターの賑わい創出に寄与するための方策について
・ ニーズ調査等、市民意見の反映方法について
・ 統括責任者のほか、業務従事者のプロフィールや実績概要
・ 策定委員会の審議内容や審議方法の提案、事務局の支援方法等について
・ 図書館建設に係る基本構想、基本計画策定支援の実績
(エ)
見積書(様式1-2)
② 提出方法 提出期限までに郵送または事前連絡のうえ直接持参
③ 提出場所 〒206-0033 多摩市落合 2-26 多摩市立図書館
④ 提出期限 平成28年5月11日(水)午後5時
⑤ 提出部数 各1部、各写6部。見積書は1部
8 プロポーザル参加表明書等の無効等について
(1) 本プロポーザル実施要領に合致しない場合は、無効とし、失格とする
(2) 参加表明書等受理後の追加・修正等は認められない
(3) 本プロポーザルに関して、審査会委員と接触または連絡したものは無効とし、失格とする
(4) 本プロポーザルに関して、虚偽の事実が判明した場合は無効とし、失格とする
4
9 質問及び回答
(1) このプロポーザルの質疑は、質問書(様式2-1)により、図書館まで郵送、ファクシミ
リ(042-375-9459)またはEメール([email protected])によるものとする
(2) 質問書の受付期限は平成28年5月2日(月)午後3時必着とする
(3) 質問の回答は、平成28年5月6日(金)午後5時までにファクシミリ等にて回答する
(4) 回答書は、実施要領等の追加または修正とみなす
10 その他
(1) 提出された書類は、選考作業に必要な範囲等において複製する場合がある
(2) 提出された書類等一式は、返却しない
(3) 契約手続きは、多摩市契約事務規則の規定による
(4) 参加表明書等が提出されない場合は、辞退とみなす
(5) 本プロポーザルへの応募に係る提出書類作成及び提出等に要する費用は、すべて提出者の
負担とする
(6) 実施要領等に修正の必要が生じた場合は、修正後の実施要領等を多摩市公式ホームページ
上に再度掲載する
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