「埼玉県版文化プログラムキックオフイベント」業務委託仕様書

「埼玉県版文化プログラムキックオフイベント」業務委託仕様書
1 業務委託名
「埼玉県版文化プログラムキックオフイベント」業務委託
2 委託業務の目的
東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京 2020 大会」という)に向け
て埼玉県版文化プログラムを展開していくに当たり、県民に埼玉県版文化プログラムのスター
トを広く周知することを目的としてキックオフイベントを実施する。
当委託業務は、
「埼玉県版文化プログラムキックオフイベント」の企画・提案、当日の会場設
営、当日のイベントの運営について委託するものである。
3 実施主体
埼玉県
4 委託期間
契約締結日から平成29年2月28日まで
5 キックオフイベントの概要
開催日:平成28年11月20日(日)
会 場:ソニックシティ大ホール
主 催:埼玉県
主な内容
・ 埼玉県版文化プログムのスタートを広く県民に周知するため、県内の文化資源を活
用した文化イベント及びセレモニーを実施する。
・ 当日の主なスケジュールは次のとおり。
13:30:開場、14:00:開演、16:00:終了予定
・
セレモニーの時間は概ね15分から20分程度であり、埼玉県知事、埼玉県議会議
長等の挨拶を予定している。
6 委託内容
(1)全般事項
① 本イベントは、東京 2020 大会の文化プログラムに位置付けられることを想定している。
したがって、企画提案の際は、オリンピック・パラリンピックの公式スポンサーの権利に
ついて十分配慮したものとすること。
② 出演に当たっては、あらかじめ予備的な交渉を行うなど、実効性を担保した提案とする
こと。
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(2)大ホールにおけるイベントの企画及び運営(設営・撤去を含む)
① 大ホールでは、セレモニーとアトラクションを行う。
② 大ホールの企画提案については必ず「テーマ」を設け、全体の演出に統一感をもたせる
とともに、オリンピック・パラリンピックの機運醸成、埼玉の魅力発信、残すべきレガシ
ーを意識したものとすること。
③ 企画提案する際は、文化振興課が指定する下記の団体等を必ず出演者に入れること。
・さいたまゴールド・シアター
・文化振興課が指定する出演者、文化団体等(県内の伝統芸能保存団体やクレヨンしん
ちゃんなどを想定)
④ 司会者のうち1名は文化振興課が指定する司会者を起用し、もう1名は女性の司会者と
する。
⑤ 出演者・出演団体はテーマに基づいたものとすること。出演者、出演団体は埼玉にゆか
り(在住(歴)
、在勤(歴)
、在学(歴))がある団体等とすること。
⑥ 上記③の出演者、出演団体以外に、知名度が高くインフルエンサーとなる埼玉ゆかりの
文化人、アスリート、芸能人等も必ず起用すること。ただし、インフルエンサーの起用に
当たっては、東京 2020 大会のスポンサーの権利と抵触することのないよう十分留意するこ
と。
⑦ 上記③の出演者及び④の文化振興課が指定する司会者の出演料については文化振興課が
支払うものとする(当日の昼食代及び女性司会者の出演料は委託料に含まれるものとする)
。
⑧ 当日の式典及びイベントについてビデオ撮影し、DVD-R5セット納品すること。
(3)会場設営場所等
① 会場設営は、ソニックシティ大ホール、ホワイエ、楽屋とする。
② 会場準備は、各会場とも原則平成28年11月20日の午前8時からとする。
③ 以下の使用料については、文化振興課が直接公益財団法人産業文化センターに支払う。
ア 大ホールにおける会場使用料及び楽屋施設使用料
イ
大ホールにおける舞台付属設備・備品使用料、音響附属設備・備品使用料、照明附属
設備・備品使用料及び映写設備・その他備品使用料
④ 大ホールの受付、観客誘導のスタッフについては、文化振興課が別途手配する。
(4)その他
① 東京 2020 大会の公式スポンサーから経済的又は物的援助が受けられるよう企画提案に
盛り込むこと。
② 受託者決定から契約締結の間に委託者と契約内容を詳細に協議すること。
③ 契約締結後 10 日以内に全体スケジュール表を提出すること。全体スケジュールは、委託
者と常時進捗状況を確認し合うこととし、必要に応じて適宜修正を行うものであること。
④ 埼玉県内で開かれる民間のイベント情報、民間企業や県民の取組に関する情報について
は、適宜情報収集して委託者に報告すること。
⑤ 提案内容は、契約締結時に、協議により詳細を詰めるものであること。協議の過程で、
提案した内容の一部修正や、提案した内容以外のものを仕様へ追加する場合があること。
⑥ イベント当日は、パレスホテル及び鐘塚公園は工事中であるため、会場設営や当日の運
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営に当たっては、関係者と密に調整をとること。
⑦ 大ホールのアトラクションの一部に、埼玉県オリンピック・パラリンピック課の事業(内
容は未定)が20分程度入るので、準備や運営に際しては埼玉県オリンピック・パラリン
ピック課と密に調整をとること。
6 委託業務実施にあたっての留意事項
詳細は、委託契約に定めるものとする。
(1)第三者への委託
委託業務の全部又は一部を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。ただし、あら
かじめ委託者の承諾を得た場合は、この限りではない。
(2)委託業務に関して知り得た秘密
委託業務に関して知り得た秘密をみだりに他に漏らし、又は委託業務以外の目的に使用し
てはならない。委託期間が終了し、又は委託契約が解除された後においても同様とする。
(3)個人情報取り扱い
委託業務を通じて取得した個人情報の適切な管理のために、必要な措置を講じるものとす
る。受託者が取り扱う個人情報については、県の保有する個人情報として埼玉県個人情報保
護条例の適用を受けるものとする。
(4)委託者への損害賠償
受託者は、委託業務の履行に当たり、自己の責めに帰すべき事由により委託者に損害を与
えたときは、その賠償の責めを負うものとする。
(5)第三者への損害賠償
受託者は、委託業務の履行に当たり、受託者の故意が原因で利用者その他の第三者に損害
が生じた場合には、その賠償の責めを負うものとする。
(6)著作権の取り扱い
受託者は、成果物の著作権(著作権法第27条及び28条に規定する権利を含む。以下同
じ)を委託者に無償で譲渡するものとし、著作権人格権を行使しないものとする。
(7)第三者が権利を有する著作物
納入される成果物に、第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物等」)が含まれる場
合には、受託者は当該既存著作物等の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に関わる
一切の手続きを行うこと。また、著作権関係の紛争が生じた場合、一切受託者の責任におい
て処理するものとする。
(8)人物画像の取り扱い
本人の承諾を得ることのできない人物画像については、本人と識別ができない程度の修正
を行うこと。また、掲載後の肖像権或いは個人情報に関わる問題が発生した場合は、受託者
においてその責めを負うこと。
(9)定めのない事項等
本仕様書に定めのない事項及び本仕様書に関し疑義が生じたときは、遅滞なく委託者と協
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議して定めるものとする。
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