教育方針

平成 28 年度 学校運営について
《教育目標》 学びの場としての学校づくり
-学力保障と自尊感情、人権感覚、社会性の育成を校区小学校とともに-
〈教育目標を実現するために〉
・教職員がチームとして教育活動にあたることを基本に、保護者や地域と協働して生徒
の成長を支援する。
①授業
・生徒どうしが学び合い、教師と生徒が互いに高まり合う授業づくりをめざす。
・小学校での学びを踏まえ、9年間の連続性や系統性を意識した指導を研究する。
・IT の活用を推進する。
・全ての生徒にとって学びやすい環境づくり(ユニバーサルデザイン、授業規律)に努
める。
・学習内容の基礎・基本の定着に向けた工夫を行う。
・学習が遅れがちな生徒の状況を常に配慮し、学力保障への具体的な方策を実践する。
②集団づくり
・生活や学習面で困難や課題を抱える生徒を学級づくりの中心に据え、支え合う仲間の
育成を行う。
・生徒の心情に響く指導をめざし、
「しかる」
「ほめる」を的確に行い、一人ひとりの自
尊感情を高めるとともに、生徒どうしの相互理解を促進する。
・各種調査やアンケートの実施・分析から、学級の状況を把握し、生徒たちにとって学
級が真の居場所となるように努める。
③生徒指導
・各学年が主体となり、必要に応じて生徒指導主事・スクールカウンセラー等と連携しな
がら生徒指導に取り組む。
・教師間で生徒理解に努め、生徒の内面に迫る指導を実践する。
・生徒があいさつやルールを守ることの大切さを理解する指導を通して、社会性を養う。
・生徒が行事等に真剣に取り組み、困難を克服するとともに成就感を味わうことで自尊感
情を育むよう工夫する。
④人権教育
・一人ひとりの生徒が互いの違いや良さを認め合い心のバリア・フリー化を進める。
・様々な差別について理解を深め、見抜く力と許さない感性および実践力を育む。
・教職員も自らの人権感覚を磨き、深めていく。
⑤進路指導
・キャリア教育の視点から、系統立った体験的学習を通して、生徒が自らの生き方につい
ての多様な可能性を知り、進路に対し前向きに考える姿勢を育てる。
・進路を拓く学力保障を行うとともにすべての生徒の進路保障を行う。
・今年度の公立入試制度への対応を検証し、次年度の進路指導に活用する。
⑥家庭・地域との連携
・家庭訪問・懇談等を有効活用し、情報交換の共有と信頼関係の構築に努める。
・教育コミュニティづくり・学校支援地域本部推進事業に取り組み、地域連携を深める。
・開かれた学校づくりの推進のため、保護者・地域の授業や行事への参観・参加の機会を
積極的に設け、各種通信やホームページ等を活用した情報発信に努める。
・地域の協力・支援のもと、職場体験学習等の充実を図る。
⑦安全対策の推進
・教職員の危機管理意識の向上と校内安全体制の確立による生徒の安全確保に努める。
・防災、減災教育の充実をめざす。