各論4 公共事業

各論4.公共事業
○公共事業関係予算の現状
① 公共事業関係費の推移
公共事業関係費の総額については、平成9年度のピーク時(当初予算ベース)以降、基本的には減
少を続け、平成28年度はピーク時と比較した場合には約▲4割低い水準となっています。
平成28年度当初公共事業関係費 59,737億円 (対前年度比 +26億円 +0.0%)
■当初
□補正
(兆円)
16.0
14.9
14.2
14.0
12.5
12.2
11.2
12.0
10.5
9.9
10.0
8.5 8.1 8.5
8.0
7.7
7.3 7.3
6.0
8.1
8.5
11.5 11.3
10.5
8.9 9.2
9.6 9.7
10.0
9.0
8.3 8.9 8.0
7.8
9.4 9.4 9.4
8.8
7.8
7.4 7.3
7.0
8.4 8.1
6.4
7.8 7.5
7.2 6.9
7.1
6.7
5.8
5.0
4.0
4.6
6.3 6.4 6.6
5.3
6.0 6.0 6.0
2.0
0.0
元 2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
注) NTT-Aを除く。
(年度)
② 一般政府の総固定資本形成(対GDP比)の推移
一般政府の総固定資本形成の対GDP比を主要5か国で比較した場合、わが国の水準はかつてよ
りも大幅に低下し、近年では概ねフランスと同程度となっています。
一方で、我が国の財政事情はこれらの国に比べて格段に厳しいことに留意する必要があります。
(%)
7.0
6.3
6.0
6.0
5.0
6.2
5.9
5.7
4.8
4.8
5.5
5.7
5.6
5.1
5.0
4.9
4.6
4.2
4.0
3.0
2.0
3.4
3.4
2.4
2.3
2.3
2.3
2.2
2.2
3.6
2.6
3.6
2.8
2.5 2.4
2.2
2.2
3.5
2.7
2.3
2.1
3.7
3.4
3.2
2.5
2.3
2.3
2.1
3.1
2.4
2.9
2.4
2.8
2.4
2.9
2.4
3.1
3.0
2.5
2.5
2.2
1.9
2.1
1.9
1.5
1.0
1.2
1.9
2.0
1.3
1.3
98
99
2.9
2.6
3.3
3.0
3.1
2.5
2.4
2.4
2.4
1.8
1.9
1.8
1.5
1.4
1.5
04
05
06
3.3
1.8
1.8
1.5
1.6
1.6
01
02
03
1.9
3.6
3.6
1.6
1.2
3.2
3.3
3.2
3.1
3.0
2.6
2.4
1.9
3.5
3.4
2.7
2.6
2.3
1.5
1.6
07
08
1.8
3.2
3.2
3.1
2.5
3.1
2.5
3.5
3.2
2.3
(仏)
3.2
(米)
2.0
(英)
2.2
2.2
1.7
1.7
1.5
1.6
10
11
12
13
(独)
0.0
89
00
09
90
91
92
93
94
95
96
97
平元 平2
平3
平4
平5
平6
平7
平8
平9 平10 平11 平12 平13 平14 平15 平16 平17 平18 平19 平20 平21 平22 平23 平24 平25 平26
(暦年/年度)
14
(注)各国、93SNA基準の数値に基づいて計算。
(出典)日本は「国民経済計算」(内閣府)(年度ベース)、諸外国は 「National Accounts」(OECD Stat Extracts)(暦年ベース)及び「Economic
Outlook No 70」(OECD、1989-1990ドイツ部分)(暦年ベース)
1
(日)
3.1
③ 新規整備の進捗状況について
我が国の社会資本整備の水準は、近年の名目GDPや人口の伸びをはるかに上回るペースで向
上してきています。今後、我が国が本格的な人口減少を迎えること等を踏まえれば、これまで以上
に新規投資を厳選する必要があります。
【社会経済状況の変化】
○
○
○
平成7年度
504.6 兆円
2,954 千円
125,498 千人
GDP
一人当たり国民所得
人口
平成25年度
483.1 兆円 (▲4.3%)
2,845 千円 (▲3.7%)
127,280 千人 (+1.4%)
→
→
→
出典:内閣府「平成25年度国民経済計算確報」、総務省「人口推計月報」より
○ 高速道路の整備延長(km)
○ 汚水処理、下水道処理人口普及率(%)
11,050
10,685
10,490
10,052
12,000
(+68.3%)
10,000
100
71.4
汚水処理人口普及率
7,843
※
下水道処理人口普及率
61.8
60
6,567
6,000
80.9
(+27.1%)
80
8,839
8,000
5,076
40
3,721
4,000
2,860
1,888
2,000
190
20
649
0
0
8
16
23
30
36
44
54
62
69.3
75.1 75.8 76.3 77.0
昭40 昭45 昭50 昭55 昭60 平2 平7 平12 平17 平22 平23 平24 平25
昭40 昭45 昭50 昭55 昭60 平2 平7 平12 平17 平23 平24 平25 平26
(注)
86.9 87.6 88.1 88.9
(注)汚水処理人口普及率は、下水道、農業集落排水施設等、浄化槽等の各汚水処理人口の
普及状況であり、平成8年度末から公表開始。61.8%は平成8年度末の数字。
上記には、高速自動車国道のほか、一般国道自動車専用道路、本州四国連絡道路
及び高速自動車国道に平行する一般国道の自動車専用道路を含んでいる。
④ 既存の社会資本の維持管理・更新について
また、今後、高度成長期以降に急速に蓄積してきた膨大な社会資本が耐用年数を迎え、増加する
維持管理・更新費用への対応が大きな課題となっています。
このため、計画的なメンテナンスによる長寿命化や、人口減少等を踏まえた集約的な更新などの取
組みを進めることが必要となっています。
14,000
12,000
(橋)
道路(トンネル)の建設年度別施設数
道路(橋梁)の建設年度別施設数
注)この他、古い橋梁など記録が確認できない建設年度不明橋梁が約30万橋ある
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
(年度)
高速道路会社
(施設)
国
都道府県
政令市
市区町村
河川管理施設の建設年度別施設数
下水道(管渠)の建設年度別施設数
900
800
注)このほかに、施設整備年度が古く、データが確認できなかった施設が6,720施設ある
700
600
500
400
300
200
100
0
(年度)
国
都道府県・政令市
2