(仮称)協働のまちづくり推進条例制定の取組み

(仮称)協働のまちづくり推進条例制定の取組み
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制定の背景と目的
(1)背 景
本市では、総合計画においてまちづくりの基本理念として「自立と協働のま
ち」を掲げ、これまでも福祉、教育、環境、防犯などのさまざまな分野で市民を
はじめ自治会、ボランティア等が活発に活動しています。
また、協働事業提案制度の実施やまちづくり講座の開催、市民活動情報サイト
の運用など協働を推進するための施策にも取り組んでいるところです。
こうした個々の制度を体系的に整理するとともに、多様化、複雑化している地
域の課題に市民と行政が協働して対応する協働のまちづくりを推進する仕組みづ
くりが求められています。
(2)目 的
市民との協働によるまちづくりに関する基本理念を定め、市民、市民活動団体、
事業者及び市の役割を明らかにするとともに、協働の推進に必要となる基本的な
事項を定めることにより、市民との協働のまちづくりをより一層推進し、地域の
まちづくりがその地域の住民の意向に沿いながら進められる住民自治の実現を図
ることを目的とします。
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条例の位置づけ
(仮称)協働のまちづくり推進条例は、協働の推進及び地域コミュニティの活動
の活性化に必要となる基本理念や原則、制度を定めます。
○ 条例の基本構成イメージ(案)
①
総則(条例の目的、用語の定義 等)
②
協働についての基本理念
③
市民、市民活動団体、事業者、地域コミュニティの役割
④
市の責務
⑤
地域コミュニティ活動(人材育成、組織化支援、活動支援等)
⑥
協働を推進する制度(協働事業の提案制度等)