04 審査基準書(PDF文書)

川前駅前公衆トイレ建設工事
設計・施工一括発注に係る公募型プロポーザル
審査基準書
平成 28 年4月
い わ
き
市
目次
1 審査基準の位置付け
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2 契約候補者選定の方法
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
3 審査
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
4 評価点の算出
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
5 最優秀提案者の選定
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
6 その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
1 審査基準の位置付け
川前駅前公衆トイレ建設工事設計・施工一括発注に係る公募型プロポーザル審査基準
書(以下「本基準書」という。)は、いわき市(以下「市」という。)が、川前駅前公衆
トイレ建設工事(以下「本工事」という。)に係る設計及び施工を実施する契約候補者を
選定するに当たり、川前駅前公衆トイレ建設工事設計・施工一括発注に係る公募型プロ
ポーザル選定委員会(以下「選定委員会」という。
)において、最優秀提案者等を決定す
るための方法、審査基準等を定めるものである。
2 契約候補者選定の方法
⑴ 契約候補者選定の方法
契約候補者の募集及び選定の方法は、競争性の担保及び透明性・公平性の確保に配
慮したうえで、公募型プロポーザル方式とし、提案書等の応募書類をもとに、書類審
査、プレゼンテーション、ヒアリングを実施する。
契約候補者の選定にあたっては、設計及び施工に関する事業遂行能力、提案内容、
提案金額等を総合的に評価し最優秀提案者を決定する。
①
書類審査
提案書等の内容について審査を行う。
②
プレゼンテーションの実施
・
提案書等に基づき、審査会の委員に対して、提案者である法人等の代表者が提
案内容を説明する。
・
説明時間は、25分以内とする。
・
出席者は、設計業務責任者及び施工現場に専任として配置又は配置予定の技術
者から各々1名以上出席し、合計5名以内とする。
・
説明にパソコン等を使用する場合は、スクリーン及び電源は市で用意するが、
その他の機材は全て提案者が準備する。
③
ヒアリングの実施
・
プレゼンテーション及び提案書等の内容等について、ヒアリングを実施する。
・
ヒアリング後、質疑応答の時間を設けるものとする。
⑵ 審査の進め方
審査は、事業遂行能力や提案内容の実現性や独創性、提案金額等を総合的に評価す
る。
※
要求水準書等に示す内容を満足しているか否かを確認し、提案内容を様々な視点
から評価する。
⑶ 審査体制
選定委員会は、審査基準の詳細に係る検討並びに提案書及びヒアリングの審査を行
なう。また、市は、選定委員会の審査結果を踏まえ、契約候補者を決定する。
1
市が設置した選定委員会の委員は、都市建設部次長、都市計画課総合交通対策担当
課長、都市復興推進課長、住宅営繕課長の計4名をもって構成する。
なお、本プロポーザルに関する事項について、委員との接触は一切禁止する。
3 審査
⑴ 参加資格要件の審査
参加申込者について、応募書類をもとに、事務局において、実施要領で示した参加
資格要件を満たしているかを審査し、参加申込者にその結果を通知する。なお、実施
要領で示した参加資格要件を満たしていない参加者は失格とする。
⑵ 提案書及び提案金額の確認
提案金額が市の各契約上限額の範囲内にあることを確認する。市の各契約上限額の
範囲内にあることが確認された参加者は、基礎的事項の確認対象とし、範囲外の参加
者は失格とする。
提案書に記載されている内容が、実施要領に規定する事項のほか、本事業の基本的
条件、その他要求水準を充足していることを確認する。その結果、その要件に適合し
ていない場合は、参加者に確認のうえ、失格とする。
① 基礎的事項の確認
提案書に記載された内容が、次に掲げる基礎的な事項を満たしていることを確認
する。
審査項目
提出書類の確認
審査内容
提出を求めている書類が全て揃っているか。また、指定し
た様式に必要事項が記載されているか。
提案内容の矛盾・齟齬
技術提案書全体において、同一事項に関する提案に矛盾あ
るいは齟齬がないか。
② 要求水準の確認
各参加者の提案内容が、市の要求する水準等に適合していること及び要求水準書
に規定する項目に関する確認を「要求水準書」に基づいて行う。
⑶ 審査基準・評価等
提案書、プレゼンテーション、ヒアリングにより、参加者の事業遂行能力や提案内
容の実現性や独創性、提案金額等を評価する。
① 評価項目と配点
実績等の評価では、選定委員会において、次に掲げる評価項目により評価及び採
点する本評価の配点は 150 点とする。
ア 設計業務に関する実施体制評価(配点 10 点)
2
評価項目
分類
実施体制(5点)
実施体制は十分にとられているか。
「様式第4号」
※配置予定技術者の資格等
類似業務実績(5点)
「様式第6-1号」
※
配点
5
2件
5
1件
3
0件(類似ではないが実績を持つ)
1
配置予定技術者を複数で届出する場合は、その中で最も評価点の低い技術者
で評価する。
※ 類似業務実績で類似でない実績を2件もつ場合は、1.2 を配点に乗ずる。
イ 施工業務に関する実施体制評価(配点 10 点)
評価項目
分類
実施体制(5点)
実施体制は十分にとられているか。
「様式第4号」
※配置予定技術者の資格等
類似業務実績(5点)
「様式第6-1号」
※
配点
5
2件
5
1件
3
0件(類似ではないが実績を持つ)
1
配置予定技術者を複数で届出する場合は、その中で最も評価点の低い技術者
で評価する。
※ 類似業務実績で類似でない実績を2件もつ場合は、1.2 を配点に乗ずる。
ウ 提案内容に関する評価(配点 100 点)
評価項目
1
本
プ
ロ
ポ
ー
ザ
ル
に
関
す
る
コ
ン
セ
プ
ト
地域の景観等
評価の視点
⑴
地域の景観等との調和が図られているか。
⑵
公衆トイレとして相応しいデザインとなっている
との調和につい
ての内容「様式
⑴
耐久性が高く、維持管理しやすいものとなっている
か。
耐久性の向上
等についての内
20
か。
第7号」
2
配点
⑵
容「様式第7号」
建物修繕等が容易な仕様となっているか
※
20
環境に配慮した設備等の採用や積雪対策や防犯対
策等がとられているか。
3
鉄道の利用促
進及び中山間地
域の活性化に繋
⑴
福島県人にやさしいまちづくり条例施設整備マニュ
アルに適合した整備となっているか。
3
20
げる拠点として
の整備について
⑵
の内容「様式第
掲示板等の設置等により、地域情報等の発信拠点と
しても活用できるよう対応されているか。
7号」
4
⑴
工事にあたり、駅利用者の動線が確保されているか。
⑵
駅利用者や周辺住民等への事前説明は十分に対応さ
その他の内容
について「様式
れているか。
⑶
15
第7号」
業務の効率化等に関する提案がされているか。
※
地域貢献や地域経済の活性化、駅施設の利便性や
市民サービスの向上等に繋がる整備となっている
か。
⑴
本工事の目的・条件等が理解されているか。
⑵
設計及び工事工程に無理がないなど、実現性の高い
提案となっているか。
5 総合的観点
⑶
独創性や実現性など、提案内容に創意工夫がみられ
25
るか。また、図面等から完成イメージが掴めるか。
⑷
その他、上記の項目以外で特筆すべき提案内容があ
るか。
エ
提案金額の評価 (配点 30 点)
評価項目
評価の視点・算出方法
配点
提案金額の総額(税抜)について、以下の式により
提案金額の総額
算出された評点を付与する。
(税抜)
[算出方法]
(様式第 8-1 号、第
8-2 号)
30
最低の提案金額
評点 = 配点(30 点)×
提案金額
② 採点基準
提案に関する評価は、各項目において次に示す5段階により評価、採点を行う。
評価
評価内容
得点化
A
極めて評価が高い
配点×1.0
B
評価が高い
配点×0.8
C
普通
配点×0.6
D
やや評価が低い
配点×0.4
E
評価が低い
配点×0.2
※ 評価対象となる提案がない場合には、上記によらず「0点」とする。
4
4 評価点の算出
分類及び評価の視点ごとの配点は、得点化に際して小数点第2位以下の端数がでた場
合は、小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位とし計算する。評価点は 150 点満点(配
点に乗じた場合を除く。
)となる。
また、最終評価点は各選定委員の評価点を合計し算出する。
なお、
「最低標準点」は、対象となる配点の 60%以上(C評価:普通)とする。
5 最優秀提案者の選定
選定委員会は、審査の評価点を合計し、
「最低標準点」を満たす者の中で最高点を得た
ものを最優秀提案者に、次の高得点者を優秀提案者にそれぞれ決定する。
また、市は、選定委員会の審査結果を踏まえ、最優秀提案者を契約候補者、優秀候補
者を次点者として決定し、その結果を参加者に通知するとともにいわき市ホームページ
等で公表する。
※
最高得点者が2者以上となった場合は、3⑶①ウ、エの項目順で得点が高い者を最
優秀提案者とし、それでも決定しない場合には、選定委員の協議により決定する。
※
「最低標準点」を満足しない場合でも、審査委員会が提案内容について本業務を行
うことについて支障がないと総合的に判断した場合は、
「最低標準点」未満の者を最優
秀提案者に選定することができるものとする。
6 その他
⑴ 選定委員会は、非公開とし、審査内容に係る質問や異議は一切受け付けない。
⑵
本基準書に規定されていない事項等が発生した場合には、選定委員会と事務局が協
議し決定する。
5