◆フォーラムプラザセミナー開催のお知らせ◆ 「位置情報×ICTを活用した地域の安全点検活動の支援」 講師:原田 豊 氏 (科学警察研究所 犯罪行動科学部 犯罪予防研究室 特任研究官) 2016年4月12日 ユビキタスフォーラム企画部 フォーラム企画部会 記 日 時:2016年4月25日(月)17:00~18:00 場 所:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会 C~E会議室 (港区浜松町2-2-12 JEI浜松町ビル3階/TEL:03-5403-9361) 演 題: 「位置情報×ICTを活用した地域の安全点検活動の支援」 講 師:原田 豊 氏(科学警察研究所 犯罪行動科学部 犯罪予防研究室 特任研究官) 種 別:一般公開/参加費:無 料/主 催:防災防犯ITコミュニケーションWG ■講演概要: 近年、小中学生を狙った連れ去り事件などが続発し、身近な地域の安全をいかに守るかが大きな課題となって います。科警研では、こうした地域の皆様による安全点検活動を効果的・効率的に進めていただくために、 「危険なできごとカルテ」や『聞き書きマップ』など、位置情報やICTを活用した支援ツールを開発してきまし た。本講演では、これらの紹介を通じて、現場の「身の丈」に合った賢いICT活用を進めるための考え方や手法 について論じます。 ■講師略歴: 1956 年大阪市に生まれる。学術博士(犯罪学) 。専門は犯罪社会学。79 年東京大学文学部社会学専修課程を 卒業、科学警察研究所に入所。86 年 8 月から 2 年間、フルブライト奨学生として米国ペンシルベニア大学犯罪 学・刑法研究所に留学。留学中に書いた研究論文 "Modeling the Impact of Age on Criminal Behavior: an Application of Event History Analysis" が、日本人としては初めてアメリカ犯罪学会の最優秀学生論文賞を受 賞。2000 年 8 月にペンシルベニア大学から博士号を取得。科学警察研究所犯罪予防研究室長を経て 2004 年か ら 16 年 3 月まで犯罪行動科学部長を務め、定年退職後現職。犯罪・非行の経歴の縦断的分析、GIS を用いた犯 罪の地理的分析など、先進的な手法による実証的犯罪研究に取り組むとともに、防犯まちあるき支援ツール『聞 き書きマップ』の作成と公開などを通して、研究成果の市民への還元に努めている。 ■研究論文 ・ 「非行の縦断的パターンの安定性と変動:2つのコーホートの比較」 『科学警察研究所報告(防犯少年編) 』, 38-2, 83-94, 1997. (原田 豊・米里 誠司) ・ 「日本の大都市における犯罪発生の地理的分析」 『犯罪社会学研究』, 26, 71-92, 2001. (原田 豊) ・ 「根拠に基づく犯罪予防」(1)~(3)『警察学論集』, 56-9, 56-12, 57-1, 2003~2004. (原田 豊) ・ 「犯罪予防論の動向:発達的犯罪予防と状況的犯罪予防」 『警察学論集』, 59-6, 69-97, 2006. (原田 豊) ・ 「犯罪を減らすためになにをどう探るか」, 佐藤健二・山田一成編著『社会調査論』, 243-258, 八千代出版, 2009. (原田 豊) ・ 「科学警察研究所の犯罪・非行研究:一人の研究者として見たその伝統と今後の方向性」 『青少年問題』, 638, 2-7, 2010. (原田 豊) ・ 「空間データと発見: 小学生の日常活動調査から」 『学術の動向』, 18-9, 34-40, 2013. (原田 豊) ・ 「 『聞き書きマップ』による市民主導のセーフティプロモーション」 『学校保健研究』, 55-6, 499-506, 2014.(原田 豊) ■参考サイト 科学警察研究所(http://www.nrips.go.jp)/研究成果公開サイト『科学が支える子どもの被害防止』 (http://www.skre.jp) ※本セミナーに参加ご希望の方は 、4月22日(金)までに、 https://cp11.smp.ne.jp/ciaj/seminar よりお申込下さい。 ※ご提供頂きました情報は、当協会が今後主催する同様の交流会、委員会又はセミナー等のご案内、書籍・報告書等の発刊の ご案内等に利用させていただく場合がございますので予めご了承下さい。 尚、以上について不都合がございます場合は、事前にご連絡賜りますようお願い申し上げます。 ※会場の都合上、定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご了承下さい。 以 上
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