平成28年度「地域安全マップ」づくり支援実施要項

平成28年度「地域安全マップ」づくり支援実施要項
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支援の目的
小学校において実施する児童に対する「地域安全マップ」づくりの指導をサポートし、広く
県内小学校に普及を図ることにより、子どもたち自身の犯罪被害を未然に防止する意識と危険
を回避する能力を高めて、子どもたちの安全を確保する。
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支援主体
秋田県
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申込期間
平成28年4月20日(水)~平成28年10月31日(月)
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実施期間
平成28年5月10日(火)~平成28年11月30日(水)
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対 象
県内の小学校
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支援者
県民生活課 安全安心まちづくり・交通安全班員
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支援内容
事前学習、フィールドワーク、マップ作製及び発表の指導支援
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申込方法
支援を依頼する場合は、別紙(様式1)「地域安全マップ」づくり支援依頼書により、FA
X等にて県民生活課に申し込むこととする。
県民生活課においては、小学校を管轄する市町村教育委員会と協議のうえ、支援の諾否、派
遣支援者を決定するものとする。
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その他
(1)使用する機材・消耗品については、実施する小学校で準備するものとする。
(2)事前学習、事前学習会場・フィールドワーク実施場所の選定、班編制等については、実
施する小学校で行うものとする。
(3)その他、定めのない事項等については、必要に応じ相談・協議のうえ決定するものとす
る。
※地域安全マップとは・・・
1.理論的根拠
最近の犯罪予防の理論は、犯罪者個人の人格等の改善による「犯罪原因論」だけで
は限界があるとし、犯罪を起こす機会を与えないことにより犯罪を未然に防止する
「犯罪機会論」が注目を集めている。つまり犯罪性の高い者でも、犯罪機会がなけれ
ば犯罪を実行しないし、犯罪機会を減らすためには、犯行を起こりにくくする状況を
作り出すことが大事となる。
2.犯罪機会論における犯罪に強い3要素 (犯罪機会を減らし、犯罪者に犯行をあきらめさせる要素)
①物理的、心理的バリア(領域性)があれば標的への接近を防げる。
②目撃される可能性(監視性)が高ければ、犯行を阻止できる。
③犯罪者から加わる力を押し返す(抵抗性)が高ければ、犯行を防げる。
3.地域安全マップ
地域安全マップは、領域性と監視性の視点から、地域社会を点検・診断し、犯罪に
弱い場所、すなわち領域性や監視性が低い場所を洗い出したものです。
このように地域安全マップは、犯罪の起こりやすい「入りやすく(領域性が低い)、
見えにくい(監視性が低い)場所」を表示した地図であり、子どもたちが実際に通学
路や住んでいる地域の街歩きをし、子どもの目線で危険な場所、何かあった時に逃げ
込める場所などを楽しみながら探しだし、地図にまとめる作業を通じて、子ども自ら
の危険を回避する能力を高めることができるものです。
その他、大人から話を聞くことで、世代間のコミュニケーション能力の向上、地域
への愛着心の向上等の効果が期待できます。
詳しくは・・・
●立正大学文学部社会学科 小宮 信夫教授
「地域安全マップ作製マニュアル」(東京法令出版株式会社)参照
(参考)県民生活課のホームページにも、本実施要項
及び支援依頼書を掲載しております。
http://www.pref.akita.lg.jp/seikatu/
(担当及び問い合わせ先)
秋田県生活環境部 県民生活課
安全安心まちづくり・交通安全班 菅原
TEL 018-860-1523
FAX 018-860-3891
E-mail:[email protected]