仕様書 (PDF 130.9KB)

資料2
明海小学校放課後異年齢児交流促進事業運営委託仕様書
明海小学校放課後異年齢児交流促進事業(以下「交流促進事業」という。)の業務の内容及
びその範囲等は、この仕様書による。
<運営に関する基本的な考え方>
児童の創造性、自主性、社会性等を養うため、児童が通い慣れている学校施設等を活用して、
異年齢児間の遊びを通じた交流を促進し、もって児童の健全育成を図ることを目的として実施
すること。
学習や様々な体験活動・交流活動の機会を定期的・継続的に提供して事業を実施すること。
(契約期間)
1. 契約期間は、平成 28 年 7 月1日から平成 29 年3月 31 日までとする。
(事業の実施期間と開所日)
2. 事業の実施期間は、次のとおりとする。
明海小学校
平成 28 年 7 月1日から平成 29 年3月 31 日
(対象児童)
3. 原則として、当該小学校に通学する1年生から6年生で利用を希望する者とし、登録申請
書を提出させること。
対象者数
明海小学校 304 人(平成 28 年4月1日付)
(事業の主な内容)
4. 学校施設や校庭等を活用し、当該校の児童が安全に安心して活動できる居場所を設け、ス
ポーツや文化活動、地域住民との交流活動等の取り組みを行い、心豊かな児童の育成の支
援を行うこととする。
(実施体制と開所時間)
5. 交流促進事業は、小学校にチーフパートナー(業務責任者)及び指導員3人を以下のとお
り配置することを原則とし、児童の参加状況などに配慮し適正に配置すること。
開所時間
勤務時間
配置人数
平日
下校時~17:00
14:00~17:30
4人
短縮日課
13:30~17:00
12:30~17:30
4人
土曜日
10:00~17:00
9:30~17:30
4人
長期 (夏季)
9:00~17:00
8:30~17:30
4人
長期 (その他)
10:00~17:00
9:30~17:30
4人
(1) 指導員は高等学校卒業者等以上の学歴を有すること。
(2) 運営に従事するものは、その業務に相応しい服装を着用し、利用者に不快感を与えない
よう心がけることとする。
(3) 児童の安全に関するような特別の事情がある場合は、当該小学校と調整の上、開所時間
を変更することができる。
(事業の委託)
6. 委託する交流促進事業の内容は次のとおりとする。
(1) 事業の運営・施設の管理に関すること。
(準備業務)
7. 運営開始日までに次の業務を行うこと
(1) 前事業者との引継ぎを行い速やかに運営事業を開始すること。
(2) 事業に必要な物品を揃えること。
(3) その他、運営事業により必要なこと。
(主な委託業務の内容)
8. 主な委託業務の内容は次のとおりとする。
(1) 学年の異なる児童が交流し、楽しく安全に遊べるように指導し見守ること。
(2) 子ども達に様々な体験・学習活動の機会を提供することとし、教室やイベントを開催す
ること。
(3) 児童の登録に関すること。
(4) 当該小学校、市との連絡調整に関すること。
(5) 施設の維持管理全般。
(6) 施設内を清潔に保つための日常清掃等。
(7) 児童の事故防止に努め、定期的な用具の点検を行うこと。
(8) 怪我や事故、災害などの緊急時の対応に関すること。
(9) 市民の苦情対応に関すること。
(10) その他、交流促進事業に必要とされること。
(11) 活動の周知は、毎月のお知らせ等を書面で全児童に配付するとともに、その他必要な
事項があれば、随時通知すること。
(12) 利用者アンケートを実施し、利用者のニーズ把握をすること。
(指導内容)
9. 遊びを中心に次のことを行うこと。
(1) 当該施設内、校庭、体育館におけるレクリエーション活動、遊び、その他児童の心身の
健康と発育の向上を図るための交流・助言。
(2) 学習活動・体験活動に対する指導、助言。
(3) 児童育成クラブとの連携を図り、児童育成クラブの児童も活動に参加できるように配慮
すること。
(4) その他、児童の健全育成に必要とされること。
(休所日)
10. 交流促進事業の休所日は、次のとおりとする。
(1) 原則、日曜日、国民の祝日、12 月 29 日から 1 月 3 日とする。
(2) その他、天候不良等により学校が休校となるとき、その他委託者が認めたとき。
(運営協議会の設置)
11. 受託者は、明海小学校に交流促進事業の運営協議会を設置するものとする。
(1)受託者は、年度内に運営協議会を開催し、保護者・学校・地域との連携を図り、意見
等を聴取するものとする。
(2)受託者は、委託者に開催を通知するとともに、会議終了後、速やかに内容を報告する
ものとする。
(指導員研修)
12. 受託者は、指導員の健康管理に努め、随時指導員の研修を実施するよう努めるものとする。
(施設・設備)
13. 交流促進事業に要する場所は次のとおりとし、施設・設備については、委託者が提供する
ものとする。
・明海小学校
浦安市明海 2-13-4 体育館2階スペース
14. 施設内における使用物品については、次のとおり適正に管理すること。
(1) 施設の運営に必要な物品の管理を行うこと。
(2) 破損、不具合、不足等が発生した場合には速やかに報告すること。
(物品等)
15. 交流促進事業に要する物品については次のとおりとする。
(1)物品等については前運営事業者より引継ぎを受けること。
(2)その他活動に必要な物品は、受託者が用意すること。
(備付簿冊)
16. 受託者は、次の簿冊の記録、管理を行うこと。
(1) 児童出席表
(2) 指導日誌
(3) 受付簿
(4) 登録申請書
(5) 物品管理簿(購入単価 5 万円以上の品物)
(6) その他甲が必要とするもの
(報告)
17. 受託者は、次にあげるものについて報告し、必要な文書を提出すること。
(1) 事業計画に関すること。
(2) 職員名簿、緊急連絡先に関すること
(3) 利用者からの苦情と対処に関すること。
(4) 利用者の事故等に関すること。
(5) 利用状況に関すること。
(6) その他委託者が必要とするもの。
(実績報告)
18. 受託者は、契約期間終了の日から1か月以内に、備付簿冊を添付し事業実績報告書を提出
しなければならない。
(委託金額の変更)
19. 委託金額を変更する必要が生じたときは、双方の協議の上これを変更することができる。
(1) 受託者は、委託金額をこの契約に関する事業以外に使用してはならない。
(再委託の禁止)
20. 受託者は、事業を第三者に再委託してはならない。
(リスク分担)
21. 事故や災害などによる、施設設備の破損や利用者(第三者)への責任については、その原
因が自然災害や施設の不備があった場合は委託者の責任に、管理運営が原因の場合は、受
託者の責任とする。但し、自然災害や施設の瑕疵があった場合でも、受託者が通常の管理
を行っていれば、事前に防げた場合や対応に不備があった場合などは、受託者にも責任が
生じることとする。
(1) 原因が第三者や複雑な場合などは、個々の事案により、双方で協議することとします。
(2) 施設に起因する事故、災害については、原因により受託者の責任となる場合があるの
で、必ず賠償保険に加入するとともに、利用者への傷害保険等についても同様とする。
(3) 傷害保険は、死亡 100 万円、通院 1 日 1,000 円、入院 1 日 1,500 円以上のものである
こと、また、施設賠償責任保険は、1名限度額1億円、1事故5億円以上のものであ
ること。
(緊急措置)
22. 活動中の事故または疾病等の理由により活動に支障があると認めた場合には、保護者へ連
絡するなど適切な措置を講じるとともに、直ちに委託者に報告しなければならない。
(調査)
23. 委託者は、受託者に対して、必要に応じて業務委託の実施状況について報告を求め、又は
調査することができるものとする。
(現況復旧)
24. 受託者は、委託業務の完了にあたり、施設内の現況復旧を図るものとする。
(個人情報の取扱い)
25. 運営における個人情報の取り扱いについては次のとおりとする。
(1) 受託者は、「個人情報の保護に関する法律」「浦安市個人情報保護条例」を遵守し、適
正な取扱いを実行すること。
(2) 受託者は、管理業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は不当な目的に使用してはなら
ない。
(3) 前項の規定は、契約期間以後の期間についても適用するものとする。
(4) 受託者は、前2項の規定を従事者に周知しなければならない。
(協議事項)
26. この仕様書に明示されない事項および疑義を生じた場合は、双方協議の上決定する。