2016年4月の資金需給予想

2016年4⽉5⽇
セントラル短資株式会社 総合企画部
平成28年4⽉資⾦需給予想
銀⾏券要因
1(⾦)
▲ 600
財政等要因
▲ 4,700
資⾦過不⾜
▲ 5,300
2(⼟)
0
3(⽇)
0
4(⽉)
1,700
▲ 4,000
5(⽕)
1,100
▲ 200
主要項⽬
国債買⼊13100 全店共通▲1100
CP買⼊▲200 国債補完供給1900・▲2100
税揚げ・保険料の前倒し
普通交付税
地⽅特例交付⾦
税・保険料揚げ
▲ 2,300 社会保障費
全店共通(固)2000・▲5900
CP等買⼊▲100
国債補完供給2100・▲1400
国債買⼊5300 CP買⼊▲800
国債補完供給1400・▲1000
900
国債買⼊13200
CP買⼊▲100
国債補完供給1000
恩給
6(⽔)
1,000
3,400
7(⽊)
0
▲ 21,000
8(⾦)
0
▲ 2,000
4,400
TB3M発⾏▲44000償還47400
▲ 21,000 10Y発⾏▲24000
▲ 2,000
9(⼟)
0
10(⽇)
0
TB3M発⾏▲44000償還44400
TB6M発⾏▲35000償還7900
▲ 30,000 流動性供給▲4000
11(⽉)
1,000
▲ 31,000
12(⽕)
1,000
2,000
3,000
13(⽔)
0
2,000
源泉税揚げ
2,000 社会保障費
14(⽊)
0
▲ 2,000
15(⾦)
▲ 1,000
70,000
⽇銀調節
全店共通(固)▲1500
CP等買⼊2500
▲ 2,000 10Y物価連動発⾏▲4000
年⾦定時払い
TB2M発⾏中⽌
2Y発⾏▲23000償還11200
交付税借⼊▲10500期⽇10500
個⼈向け3Y・5Y・10Y▲発⾏2000(⾒込み)
69,000 個⼈向け3・5・10Y償還5000
16(⼟)
0
17(⽇)
0
TB3M発⾏▲44000償還44400
▲ 6,000 30Y発⾏▲8000
18(⽉)
0
▲ 6,000
19(⽕)
▲ 1,000
2,000
20(⽔)
▲ 2,000
▲ 13,000
TB1Y発⾏▲25000償還5600
▲ 15,000 エネルギー対策借⼊▲3000?期⽇5000
21(⽊)
▲ 3,000
▲ 20,000
▲ 23,000 5Y発⾏▲24000
22(⾦)
▲ 2,000
▲ 11,000
申告所得税揚げ
▲ 13,000 交付税借⼊▲10500期⽇10500
全店共通(固)▲3300
1,000
23(⼟)
0
24(⽇)
0
CP等買⼊3000
25(⽉)
▲ 2,000
▲ 1,000
TB3M発⾏▲44000償還44700
▲ 3,000 20Y発⾏▲11000
全店共通(固)▲3100
26(⽕)
▲ 2,000
▲ 1,000
▲ 3,000
社債等買⼊1000
27(⽔)
▲ 3,000
7,000
28(⽊)
▲ 3,600
▲ 8,600
4,000 流動性供給▲5000
厚⽣年⾦基⾦の代⾏返上
▲ 12,200 交付税借⼊▲10500期⽇10500
29(⾦)
0
30(⼟)
0
計
▲ 14,400
▲ 39,100
▲ 53,500
全店共通(固)▲6200
CP等買⼊3500
今⽉は、4⽇に普通交付税交付、税・保険料揚げ、13⽇に源泉所得税揚げ、15⽇に年⾦定時払い、22
⽇に申告所得税揚げがある。出納整理期間に⼊り、下旬付近に払いが⾒込まれる。
主な不⾜⽇(⾒込み)
7⽇、11⽇、20⽇、21⽇、22⽇、28⽇ 主に財政等要因
主な余剰⽇(⾒込み)
15⽇ 主に財政等要因
1
◆⽇銀当座預⾦増減要因(2016年4⽉⾒込み)出所:⽇本銀⾏
⾒込み
前年実績
銀⾏券当⽉末残⾼
前年同⽉⽐⾒込み
前年同⽉⽐
銀⾏券要因
▲ 14,400
▲ 13,559
▲ 841
財政等要因
▲ 39,100
▲ 92,833
53,733
国債等
▲ 94,200
▲ 80,147
▲ 14,053
国庫短期証券等
▲ 41,700
▲ 109,145
67,445
上記を除くその他
96,800
96,459
341
▲ 53,500
▲ 106,392
52,892
資⾦過不⾜
6.6%
⽇本銀⾏が⾦融機関等から買⼊れた国債・国庫短期証券が償還を迎えた場合には、上表の国債等・国庫短期証券等の償還には含まれない扱いとなっている。
⽇本銀⾏が国債買⼊オペ等を通じて前⽉末までに取得した国債の当⽉における償還額は16,000億円。
⽇本銀⾏が国庫短期証券売買オペを通じて前⽉末までに取得した国庫短期証券の当⽉における償還額は47,700億円。
◆財政資⾦対⺠間収⽀(2016年4⽉中⾒込み)出所:財務省
区分
⼀般会計
⾒込み
前年実績
前年同⽉⽐
▲ 52,520
▲ 51,304
租税
44,070
44,642
▲ 1,216
▲ 572
税外収⼊
10,460
11,604
▲ 1,144
▲ 5,138
社会保障費
▲ 25,510
▲ 20,372
地⽅交付税交付⾦
▲ 39,530
▲ 39,549
19
防衛関係費
▲ 7,470
▲ 7,107
▲ 363
公共事業費
▲ 12,730
▲ 15,222
2,492
義務教育費
▲ 940
▲ 939
▲1
▲ 20,870
▲ 24,360
3,490
▲ 46,500
▲ 43,068
▲ 3,432
▲ 190
1,008
▲ 1,198
その他⽀払
特別会計
財政投融資
外国為替資⾦
保険
その他
前年度限りの会計等
⼀般会計・特別会計等⼩計
-
239
▲ 239
▲ 36,480
▲ 34,289
▲ 2,191
▲ 9,830
▲ 10,018
188
-
▲8
8
▲ 99,020
▲ 94,372
▲ 4,648
国債等
94,220
80,147
14,073
国庫短期証券等
41,680
109,145
▲ 67,465
135,900
189,293
▲ 53,393
240
96
144
37,120
95,016
▲ 57,896
国債等・国庫短期証券等⼩計
調整項⽬
総計
◆2016年4⽉の主な不⾜⽇・余剰⽇の⾒込み
主な不⾜予定⽇は、7⽇(10Y発⾏)、11⽇(TB6M発⾏超過)、20⽇(TB1Y発⾏超過)、21⽇(5Y発⾏)、22⽇(申告所得税揚げ)、28⽇
(厚⽣年⾦基⾦の代⾏返上)。⼀⽅、主な余剰⽇は15⽇(年⾦定時払い)。
◆2016年4⽉の短期⾦融市場予想
●コール市場
3⽉末の諸々の払いや4⽉の交付⾦の払いを受け、政策⾦利残⾼が増加していると⾒られ、マイナス⾦利での出し⼿が徐々に増加している。⼀⽅で、取り⼿は
様⼦⾒姿勢が強い。15⽇までの積み期間は、無担保コールO/N加重平均レートが徐々に低下していく展開を予想する。16⽇以降の積み期間は、「MRF受託
残⾼に相当する額(昨年の受託残⾼が上限)」と「基準平均残⾼に、4⽉前半(積み期間の起算⽇の概ね5営業⽇前)に発表されると⾒込まれる基準⽐
率を掛けて算出される額」がマクロ加算残⾼に加わることとなり、それら次第で展開が変わると考えられる。27〜28⽇に⾏われる⾦融政策決定会合にも注意を
払いたい。
●CP市場
有利⼦負債の削減といった季節的要因に加え、⾦融法⼈が継続的に発⾏残⾼を落としていることもあり、3⽉末の発⾏残⾼は13兆円を下回った。今⽉からは
発⾏残⾼が回復すると⾒込まれるものの、ディーラーや投資家の購⼊意欲は引き続き強く、発⾏レートは概ね0%近辺となることが予想される。また、局所でマイ
ナス⾦利での発⾏が⾒られる可能性も考えられる。CP等買⼊オペは、3⽉実施分より⼤幅に減額されてのオファーとなるため、結果が注⽬される。
●短国市場
GCレポレートがマイナス圏で落ち着いて推移するようになったこともあり、依然として深いマイナス圏ではあるものの、全体的にレート⽔準が落ち着きつつある。今⽉
から3M物の発⾏額が44,000億円と1,000億円減額されたものの、5⽇の3M⼊札は、6⽇(6M)・7⽇(3M)と⼊札が連続で控えている事もあり、按分▲
0.085%と若⼲流れ気味の結果となった。今⽉は落ち着いた展開で推移すると⾒られるが、⽉末の⾦融政策決定会合における追加緩和期待の⾼まりによって
発⾏レートが低下する可能性も考えられる。
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◆本資料は何らかの取引を誘引することを⽬的としたものではありません。売買に関する最終判断はお客様ご⾃⾝でなされますようお願い申し上げます。
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セントラル短資株式会社 登録⾦融機関関東財務局⻑(登⾦)第526号 ⽇本証券業協会加⼊
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