L i 松f J i Li 別 と常iい ) L 2 r l 新工法 紹介 P暮p-S工 法 一止水性柱列式土留壁工法 は じめ に PIP工 法 は 無振動 ・無 騒 音 とい う長所 を もった場 所 打 ぐい工 法 と して数 多 く実績 を もって きた。 Lか L従 来 の PIP工 法 は柱 列 武士留壁 と して用 い る場 合, いわ畑 る乱 ぐい状 態 とな ul J t問の接 触が完 全で ない こ とか あ り 止水件 に難 点 が あ った。この様 な場 合 , 止水 注 入等 に頼 っ て いたが工 期 お よび コス トに問 題 が あ った。 P Ip- S工 法 は この よ うな欠点 を補 うため に開 発 さ れ た工 法 で あ る。PIP工 法 の 長 所 は その ま まに Lて, 同 じ く無 振 動 ・無騒 音工 法 で あ るMIP工 法 を組 み 合せ て 止水′ 性柱 列 土傑壁 を提供 す る もの で あ る。 PIp-Sとは PIp- St o phI ・ . 水 件pIP)の 略 で ( 2 図 -1 PIp-S工 法概 念図 あ る。 ) P Ip-S工 法 ( 3 ) とは 従来の PIPか 乱 ぐい状 態 とな る原 因 は (いの鉛 直 誤 差 ( 傾 斜 )に よる もの で あ るO 装 ; F E Y . . 品質 管 理 , 施工 技 ' ( I , ' によi 欄暮 テ 度 は向上 して い るが 十分 で ない. こ 術 等 の 改号 れ を補 う方 法 と して ( イ) ,従来 の PiPを千鳥状 又は直列 に ラ ップ施工 す る ( ロ) , オー ガ- 引上げ時 に 税関 に セ メン トペ ー ス トをジェ ッ トグラ ウ トす る方法 ( , ), オー か、 - 引上 げ 時 に径 を大 き くして隣接 ぐい とラ ッ プ させ る方法 図 -2 PIp-S工 法櫨二に順 序 な どが あ る。 ( イ) の方 法 は オ- グーが隣接 ぐいか ら逃 げ る傾 向 が あ り, ( 3 ) , オー ガ、 -ヘ ッドよ I )モル タル, 拡 大 刃 よ りセ メン トペ か えって精 度 は低 下 す る。( ロ) の方 法 はす でに実 用 化 さiL - ス トを吐出 しなが ら回転 して引上 げ る。 この操 作 に 実 施例 もあ るが地 質 が硬 い場 合, 杭 問に異物 が あ る場 合 よ り拡 大 刃は隣接 ぐい を削 りと i )なが ら PIPぐい ( は ジ ェッ トグラ ウ トの効 果 に疑 問 か あ るC ¢4 5 c m)の 外周 に M IP (ペ ー ス トと地 山の ソイル コ 5 c m)を形成す る. ン ク リ- ト外 径7 今臥 , , ) に属 す る もの で こ 開 発 した PIp-S工 法 は( の方 法 に よ る と削孔時 は隣接 ぐい とラ ップ しないの で従 ( 4 ) , 鉄 筋亀 又 は形鋼 を挿 入す る。 来 の PIPぐいの打 設精 度 は確 保 で き引上 げ時 に誤差 に 相 当す る量だけ拡径 を行 い隣接 ぐい と確 実 に ラ ップ した くい を施工 で きる。 概 略 の方 法 は オー ガー の先端 に開 閉 自在 な拡 大 刃 を設 汁, 削孔 後地 中で こiLを拡大 し隣接 ぐい を削 りなが らラ ップ施工 す る( 図 - 1参 照 )o 詳 細 な施工川酎字は次 の とお i )で あ る(図 - 2参 照)O ( 1 ) . オ-7 T一径 ( ¢4 5 c m) よf )若 干大 きい間隔 ( 5 0 C 1 1 1 )で打 設 した先行 ぐいの 間 を削孔 す る。 ( 2) , 所 定 の深 度 まで削孔 した後, 地 中で拡 大 刃 を開 く ( 拡大径 7 5 c m) ( 括 弧 内数 値 は試 験 施工 時 の もの ) 装 置 装 帯は大 き く分 け て くい打櫓 ,混 合 プ ラ ン ト, 削孔 注 入機構 か らな る。 くい打 櫓 は通常 の PIP工 法 と同様 のもの を用 い,秩 良, 施工 性 な どか ら機種 を選 ぶ。 混合 プ ラ ン トは計義器, ミキサ ー, ア ジテ- タ-, ポ ンプ などか らな りモ ル タル 用 お よびペ - ス ト用 の 2系統 を用意す るO 削孔 注 入機 構 は ドリルモ- タ-, 持 殊 3番 ス イーベ ル, オー ガ-. 拡 大 刃お よび オー ガー- ッ ドか らな るO オー ガー は モ ル タルお よびペ ー ス トを注 入す るため 2重中 空 229 i 準‡ 松姓 設 技織 VOL.2 N J L m * t L i 柄 那 / i i 仙 r A f Y , , 閥 紘 i A ; 劫一 秒 0. 9 0 重 _ I. 70 王吉 ら 払 シ士 ル官 ト 守 1. 9 0 +1 中砂 k i . ( ) .1 ( ) . ヽ ● ` 7. 90 細砂 0.5( )・ 卑 : : *∴ シ i ! i しト i .り 5 3 0 5 1 . . 4 9 3 7 8 50 7 0 ( 0 ) . 80 翠 -1 図-・ 3 土質柱状 図 PIp-S工 法装 置 写 -2 拡 大刃 、( 油圧 に よ り 開 閉 自在 、オー ガ-荏 4 5 0 m、拡大径7 5 0 品) 軸 とし, さらに軸の外側に拡 大 刃駆動用 の油圧配管 を施 し ( 4) ,杭 間に異物等 が あ って も確 実 なラ ップ施工 が で きる。 ているo ( 5) ,軟 弱 な地盤 で も連 中壁の よ うな孔壁崩壊 の懸念 が な 拡大刃は写 養-2に示す構造で油圧により開閉自在である。 P Ip- S工法 の特徴 いO ( 6) ,従来の PIPでは モル タルの脱水 に よ t )鉄 筋寵挿 入 1 ) , 廉価 な止水性 土留壁工 法 で薬注 な どの補 助工 法が不 ( が不可 に な るこ とか あったかPIp-Sの場 合 , 外周に 要であ る。 M 工Pが あ るため脱水 の心配 が ない。 ( 2) , 無振動, 無騒音工 法 であ る。 ( 7) ,杭 間接 触部 に強度 が あ るため軸圧縮 力に対抗 で きる。 ( 3) , 強力 な拡 大 刃 を もつ ため軟弱地 盤か ら硬質地 盤 まで 例 えば ,切 梁の ない円形立坑 が可能 であ る。 適 用 で きる。 平 3 -1 20 面 , I ▽GL+0 F ▽ G Ll -7 .00 I 4 1 5U 0 7 二 つ こ - i 畔 0 S % ▼ r. ll 一 i P祝 とは従来の PIP枕 図 - 4 試験施工 (い打設計画 図 230 i 妻 妾 + i i ' + . ' 纂 T L2 2. 0 ぜ 蛸 く ⊂ ≡ つ ⊃ Ln 西松建 設技報 vL ) L 2 写 -3 試験打設 した 、P IP…S ぐい n付近 、 ラップ施工 の状態 が よ くわか る) ( 深 さ 5' 試験施工 および結果 本工法の施工性,止水性等 を確 認す るため地下水位 の 高 い砂 層 (図 - 3 )を選 んで試験施工 を 図-4の とお り 行 った。 その結果, ( 丑,杭 の仕上 り状態は良好で止水性 も完全 であった。 0 6-2 9 5k g /c m ! ,PIPで 2 ②,杭の強度は M IPで 1 0 3-41 7k g /c m z( 2 8日一軸圧縮強度,深度 2. 5-4. 5mで mに よる)であったO 採 取 した コア- ¢5c ③, オー ガーの引上 げ速度 は毎分 5 0 c m 程度が よい (オー 6. 5 r p mの とき) ガー 回転数 1 ( ㊨, オー ガー トル クの負荷電流は切 削 トル クとよ く-致 し, これに よって隣接杭 の切 削状態す なわ ちラ ップ施工 の状態 をよ く管理 で きる。 ⑤ ,PIPの打設順序 は, あ らか じめ P IP又は PIp -S杭 を発行 して, その杭 間に P Ip-Sを打設す る方 図-4に示す p- S, 叉は S- Sの方法 )0 法が よい ( な どがわか り、当初 の開発 目標 を十分満足す ることカミ で きた。 写黄 -3は深 さ 5m付近 の もので, くいの仕上 り状 態お よびラップ施工 の状態が よ くわか る。 むすび 従来の連 続壁が泥水 を使用 して, その廃液が問題 とな っているが,本工法 は泥水 を使用す るこ とな く,滞水砂 層において強度, 止水性 とも良好 な結果 を得 るこ とがで きた.今後共,研究 ・開発 を続行 して, よ り優 れた無公 害止水壁工法 を完成 させ たい。 【 問い合せ先 】 技術研究部土木技術課 231
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