(10)身体的虐待と経済的虐待の事例 依頼元 連携先 関係者 事案の概要 ☑ 地域包括支援センター ☑ 家庭裁判所 □ 社会福祉協議会 □その他( ☑ 地域包括支援センター ☑ □ 社会福祉協議会 □その他( □市区町村 ) 家庭裁判所 被虐待者(本人) □市区町村 ) 年齢 80代 虐待者 (本人との関係 長男 ) 年齢 60代 その他 (本人との関係 孫 ) 年齢 30代 性別 女 要介護度 2 虐待類型 ☑ 身体的虐待 ☑ 経済的虐待 □ 性的虐待 □ 心理的虐待 □ ネグレクト 対応 就任時まで の経過 ☑ 成年後見制度申立 □ 市区町村による措置 □ 生活保護申請 ☑その他( □ 審判前の保全処分 債務整理 ) 被虐待者は認知症。同居する長男から暴力を受け、年金を使われていた。同居 の孫夫婦は傍観。地域包括支援センターが介入し、弁護士及び社会福祉士の相 談制度を利用。弁護士の助言を受けて、特別養護老人ホームに本人を措置入所 させ、市町村長による後見開始の申立て。年金引出を防止するために審判前の 保全処分の申立ても行われた。 助言した弁護士が成年後見人及び財産管理者の候補となっていたが、遠方であ るため、家庭裁判所から地元の当職へ就任の打診があった。 現在、後見開始審判の確定待ちである。 就任後の対 応とその結 対応 対応の結果 財産管理者として年金振込先の銀行 に引出停止を依頼。 果 問題点・考察 家庭裁判所と協議し、財産管理者としては預金引出の停止だけを行うことと し、具体的な業務は成年後見人就任後に開始する。 1 世帯構成図 2
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