PFI契約期間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務の

PFI契約期間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務の
公募型プロポーザル実施要領
1. 業務の目的
市立病院は、平成 16 年度の新病院への移転を契機として、維持管理・運営に、平成 30 年度まで
の約 15 年間の、わが国初となる「運営型病院PFI手法」を導入しましたが、その契約期間も残すとこ
ろ 3 年を切ることとなりました。
この間、公民協働による病院運営により、医療の高度化をはかりつつ健全経営を維持していると
ころですが、平成 31 年度以降の市立病院維持管理・運営の手法について検討を始める必要があり、
その手法検討を支援いただく事業者を公募型プロポーザル方式により選考します。
本業務では、市立病院がこれまでのPFI事業で培ってきたノウハウ等を踏まえ、効率的かつ健全
な病院運営に資する維持管理・運営の手法について検討し、最適な平成 31 年度以降の維持管理・
運営事業手法を導くことを目的とします。
2. 業務概要
(1)業 務 名: PFI契約期間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務
(2)業務内容: 「PFI契約期間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務仕様書」を参
照
(3)履行期限: 契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日まで
ただし、平成 29 年度から平成 30 年度に予定している維持管理・運営の事業者の選定
等について、引き続き、業務支援を依頼する場合がある。
(4)委託金額: 2,700 万円(消費税を含む)を上限とする。
3. 応募者の要件
本募集に参加する者は、次に掲げる要件を満たす者とします。
①
八尾市立病院契約規程第2条に定める有資格者であること。
②
提案書等の提出から契約締結日までの間に、本市の指名停止の措置を受けていない者で
あること。
③
PFI事業に関するコンサルティング業務の実績があること。
④
代表者、役員、支店長、営業所長等の相当の地位にある者が八尾市暴力団排除条例(平成
25 年条例第 20 号)第2条に定める暴力団員又は暴力団密接関係者でないこと。
4.スケジュール
No
内 容
期限等
1
実施要領、業務仕様書等公表
平成 28 年 4 月 11 日~27 日
2
実施要領、業務仕様書等に関する質問受付
平成 28 年 4 月 11 日~21 日
3
実施要領、業務仕様書等に関する質問の回答
平成 28 年 4 月 25 日まで
1
4
プロポーザル参加申請書受付
平成 28 年 4 月 11 日~27 日
5
企画提案書等の提出
平成 28 年 4 月 11 日~5 月 10 日
6
プレゼンテーション参加者決定通知
平成 28 年 5 月 16 日まで
7
プレゼンテーション開催日
平成 28 年 5 月 19 日(予定)
8
審査結果通知
平成 28 年 5 月下旬
9
契約の締結
平成 28 年 6 月中
5.プロポーザル参加の意思表明
プロポーザルに参加の応募事業者は、平成 28 年 4 月 27 日(水)17:00 までに、八尾市病院事業
管理者宛ての「プロポーザル参加申請書(様式 1)」を市立病院事務局 企画運営課に電子メール
([email protected] :受信確認必要)にて提出してください。
6.提出書類等
(1)提出書類については応募必要書類一覧を参照してください。
(2)記載方法
① PFI契約期間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務の事業者選考に係る
提案書(以下「企画提案書」という。)について
ア 任意書式(原則A4 版)により、フロー図などを用いて、わかりやすい資料としてください。
イ 別添「PFI契約期間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務仕様書」に記
載された項目に関し、以下の事項を含めて提案をしてください。
・業務実施方針
・調査・検討の具体的方法
・スケジュール
ウ 企画提案書は、A4、枚数は最大 10 ページとする。
② 予定担当者等経歴調書(様式 5)について
ア 当該業務に従事予定の担当者を記載してください(業務経歴については、過去 5 年間に従事
した主な同種・類似の業務を記載してください)。
イ 内容・役割の欄には、その業務での具体的な取組内容・役割を記載してください。
③ 見積書(自由書式)について
※業務内容のそれぞれの費用及び積算根拠がわかるように記載し、いわゆる「一式」方式の見
積りではないこと。
(3)提出書類の作成に関する質問及び回答
平成 28 年 4 月 21 日(木)17:00 までに、電子メールにて提出書類の作成について、PFI契約期
間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務事業者選考に係る質問書(様式 7)に
より質問することができるものとする。なお、質問があった場合には、4 月 25 日(月)17:00 までに市
立病院ホームページにて、当該質問とともに公開する。
(4)提出書類の提出方法等
① 提出方法:持参又は郵送により提出してください。
② 提出期限:平成 28 年 5 月 10 日(火)17:00 まで
※持参の場合は、予め企画運営課まで電話予約してください。
郵送の場合は、提出期限までに到着するよう発送してください。
2
③ 提 出 先:八尾市立病院事務局 企画運営課(PFI 事業担当)
〒581-0069 大阪府八尾市龍華町 1-3-1
072-922-0881(内線 2324)
7.選考方法
選考については、「PFI契約期間終了後の八尾市立病院維持管理・運営に関する支援業務事業
者選考委員会」(以下「選考委員会」という。)において、評価基準に基づき、書類審査及びヒアリング
を経て総合的に判断し、最も総合評価の高い者を委託事業優先交渉権者として選考します。
なお、企画提案書の提出が 6 者以上となった場合は、次の評価基準(ヒアリングに係る説明能力
の評価を除く)に基づく事前書類審査により、5 者を選考し、ヒアリングを実施します。
8.評価基準
評価項目
企画提案書
評価基準
業務に対す
る認識
的確性・情報
収集能力及
び分析・評価
能力
技術力
業務体制・
実績
専任度
説明能力
提案価格(※)
価格点
評価の着眼点
点数
本業務の目的を十分に認識しているか
10
調査手法・調査項目は、具体的かつ適切なもの
か。分析・評価の方法は、具体的かつ適切なも
のか
50
PFI事業の導入可能性調査・アドバイザリー業
務の調査業務など、業務実績が十分にあり、本
業務を執行できる技術力・体制を有しているか
(建物・設備・法務等の技術力を有する、または
支援を受ける体制を含む)
企画提案内容のスケジュールでの履行が可能
な業務履行体制となっているか
説明、質問に対する応答性、プレゼンテーション
能力は優れているか
算出方法:
10×(提案中の最低価格/提案価格)
合計
10
10
10
10
100 点
※評価については、提出書類とヒアリングを総合的に判断する。
※提案価格が、上限額を上回った場合、または、見積り項目が不足している場合は、評価は 0 と
する。
評価基準の評価項目のうち、1 点未満の項目がある場合は、交渉権者とはしない。
9.ヒアリング
(1)ヒアリング日程等
提出された書類に基づいて、本市指定の日時にヒアリングを行います。
パワーポイント等、プロジェクターの使用を認めます。ただし、新たな提案は認めません。
なお、ヒアリングの日時、場所については、後日連絡します。
(現時点では、平成 28 年 5 月 19 日(木) を予定しています。)
① 時
間: 20~30 分程度(説明、質疑応答)
② 出席者:本業務の執行に関する説明のできる者とします。但し、主担当者を含め出席は2名以
内とします。
3
(2)ヒアリング方法
①企画提案書説明:提出された企画提案書の要点、アピールポイント及び業務実施体制等につい
て説明をしてください。(15分)
②質疑応答:提出された書類に関し、選考委員からの質疑を行います。
なお、質疑に対する回答内容についても評価を行います。
10.審査結果等
(1)審査結果
審査結果は、採否に関わらず、平成 28 年 5 月下旬に通知します。
(2)優先交渉権の決定
審査の結果、最も評価の高かった者を優先交渉権者として決定します。
11.契約の締結
(1)契約者の決定
①優先交渉権者との契約交渉が成立した場合は、当該事業者を契約者として決定し、契約締結を行
うものとする。その場合、当該事業者は契約が締結できるように速やかに手続きを進めること。
なお、その際に当該事業者が提案した内容は、仕様書に規定されたものとみなし、契約にあたっ
ては、市と協議の上決定すること。
② 優先交渉権者との契約が成立しなかった場合は、総合評価が次順位の者が優先交渉権者となり、
契約交渉を行い、成立した場合には、当該事業者を契約者として決定し、契約締結を行うものと
する。
なお、当初の優先交渉権者が契約を辞退したことにより契約が成立しなかった場合であって、そ
の辞退理由が正当な理由ではないと本市が判断し、かつ契約不成立により本市に著しい損害が
生じる場合には、優先交渉権者である事業者に対して入札参加停止措置等を行うことがある。
(2)契約金額
契約金額は、提案された見積書の金額の範囲内とする。
(3)契約保証金
本業務の契約に係る契約保証金は、契約金額の 5/100 以上とする。(ただし、利子は付さない。)
なお、次の各号に該当するときは、契約保証金を免除することがある。
① 契約者が保険会社との間に本市を被保険者とする履行保証保険契約を締結し当該保険証書
が提出されたとき。
② 契約の相手方から委託を受けた保険会社と工事履行保証契約を締結したとき。
③ 有資格者と契約を締結する場合において、その者が過去2年の間に国(公社、公団を含む。)ま
たは地方公共団体と種類および規模をほぼ同じくする契約を数回以上にわたって締結し、これ
らをすべて誠実に履行し、かつ、契約不履行となるおそれがないと認められるとき。
④ 法令に基づき延納が認められる場合において、確実な担保が提供されたとき。
⑤ 普通財産または物品を売り払う契約を締結する場合において、売払代金が即納されるとき。
4
⑥ 随意契約を締結する場合において、契約金額が少額であるとき、または契約者が国もしくは他
の地方公共団体である等契約不履行となるおそれがないとき。
⑦ その他特に病院事業管理者が認めたとき。
(4)誓約書の提出
優先交渉権者は、契約締結までに八尾市契約関係暴力団排除措置要綱第 12 条に規定する暴力
団密接関係者でないことを表明した誓約書を作成し、提出すること。
12.成果品
(1)成果品の提出
受託者は、成果品を履行期限までに提出してください。
(2)成果品
報告書及び電子媒体(CD等)により提出してください。
(3)成果品の帰属
成果品の管理及び権利の帰属は、すべて委託者のものとし、公表することを予定しています。
なお、委託者が承諾した場合を除き、受託者が成果品を公表することはできません。
13.業務の処理
(1)受託者の業務
受託者は、本業務を遂行するにあたり、関連法令及び仕様書を遵守するとともに、委託者の意図
及び目的を十分に理解したうえで、正確丁寧にこれを行わなければならない。
(2)業務指示
受託者は、委託者と連絡を密にし、十分協議のうえ、委託者の指示に従わなければならない。
(3)業務報告
受託者は、業務の進捗に応じて、業務の区分ごとかつ定期的に報告を行わなければならない。
(4)機密の保持
受託者は、業務中に知り得た内容について第三者に情報を漏洩してはならない。
(5)疑義
受託者は、業務内容に疑義が生じた場合は、速やかに委託者の指示を受けなければならない。
14.その他の留意事項
(1)提出書類の作成、提出及びヒアリングに関する一切の費用は、提出者の負担とします。
(2)提出書類に虚偽の記載をした場合は、提出された書類を無効とするとともに、虚偽の記載をした
者に対して指名停止の措置を行うことがあります。
(3)提出書類は返却いたしません。また、提出された書類は、当該業務の受託者の決定以外に、提
出者に無断で使用しないこととします。なお、情報公開請求があった場合、提出書類を公開するこ
とがあります。
(4)原則として、提出書類に記載された内容の変更は認めません。
5