平成28年度取組方針

12 長く元気で!プロジェクト
長崎市は超高齢社会を迎えています。現在、団塊の世代の多くが65歳以上とな
り、人口が減少していく中、高齢者の人口は今後も増加していきます。
プロジェクト
の概要
目的
(ゴール)
そこで、このプロジェクトでは、超高齢社会においても、高齢者が住み慣れた地
域で医療や介護を必要とせず、健康で生きがいをもって暮らしていける、「出番」
と「居場所」のあるしくみづくりを進めていきます。
何を(対象)
どういう状態にしたいのか(意図)
市民
自主的に地域で健康づくりに取り組み、生涯にわたり生きがい
をもって活躍できる高齢者を増やす。(出番と居場所の仕組みづ
くり)
これまでの
成果
●高齢者サロンの開設個所 (平成23年度~)11箇所→43箇所
●健康づくり推進員の人数:(平成24年度~)6団体 643人→9団体 1,197人
●ノルディックウォーキング教室(平成27年度~) 14回 491人
●健康遊具設置数:(平成24年度~)1箇所→7箇所
●ボランティアポイント制度登録者:(平成23年度~)109人→569人
●長く元気で!応援事業「セカンドライフガイドブック」(平成27年度~)
作成部数:3,000部
●NBCラジオ生ワイド番組「集まれ!飛び出せ!団塊フレンズ」への参画:
(平成26年度~) 平成26年度/46回 平成27年度/39回
これまでの
課題
●高齢者の健康づくり、生きがいづくりの仕組みづくりは多岐にわたるため、市民に
わかりやすく、気軽に取り組んでいただけるように、プロジェクトの普及啓発に工
夫が必要である。
●高齢期を迎える前からシニア世代への取組みを図る必要がある。
平成28年度の取組方針・主な取組み
「地域で取り組む健康づくり」と「しくみを活かす生きがいづくり」の2本の柱
で、超高齢社会に対応した地域に根ざしたしくみづくりを行います。
取組方針
● 「地域で取り組む健康づくり」につきましては、「高齢者ふれあいサロン」の各
地区への展開を図るとともに、シニア世代への運動の習慣化やラジオ体操の普及
を推進することで、地域で自主的に健康づくりを行う市民が増えるよう取り組み
ます。
● 「しくみを活かす生きがいづくり」につきましては、「ボランティアポイント制
度」を活用したサポーターの育成に努めるとともに、シニア世代の退職後の生き
方の道しるべとなるガイドブックの活用を図ることで、生涯にわたり地域で元気
に活躍する高齢者が増えるよう取り組みます。
● 身近にある公民館や集会所に高齢者が集い、そこに集まる市民が主体的に運営を
行うことで、参加者の健康や生きがいづくりをはぐくみ、互いに地域で見守り、
支え合う場の醸成に取り組みます。
関連事業
地域活動支援事業費(高齢者ふれあいサロン事業・
長く元気で!交流会)
15,379 千円
● 地域における健康づくりの担い手である食生活改善推進員やロードウォークサ
ポーターをはじめとした健康づくり推進員の活動を通して、連携・協働による地
域での健康づくりの普及活動等に取り組みます。
関連事業
地域健康づくり推進費
2,179 千円
● 市民活動団体と協働して、「ノルディックウォーク」を活用したシニア世代の運
動習慣化の推進に取り組みます。
関連事業
健康ウォーク推進事業費(提案型協働事業)
958 千円
● 地域の公園に健康遊具等を設置し、健康遊具とウォーキングを組み合わせた「高
齢者いきいきプログラム」を活用し、地域住民と一緒に健康づくりに取り組みま
す。
主な取組み
関連事業
公園等施設整備事業費
京泊公園ほか(健康遊具設置)
30,500 千円
● ラジオ体操を通して、市民の自主的な健康づくりや地域活動の活性化を推進しま
す。
関連事業
ラジオ体操元気応援事業費
1,927 千円
● ボランティアポイント制度により「高齢者ふれあいサロン」や「施設ボランティ
ア」等、地域の中でボランティア活動をする高齢者が増えるよう取り組みます。
関連事業
地域活動支援事業費
(地域支援ボランティアポイント事業)
3,666 千円
● 高齢期に入る前からセカンドライフの準備ができるよう市民活動団体と協働して
作成した「セカンドライフガイドブック」を活用した出前セミナーやイベントに
取り組み、シニア世代の退職後の道しるべとします。
関連事業
長く元気で!応援事業費(提案型協働事業)
1,480 千円
● ラジオ生ワイド番組と公開イベントの連携により、中高年層の活動発表・情報受
発信・新たな出会いの場を創出します。
関連事業
「飛び出す団塊シニア世代」交流促進事業費
1,296 千円