みやざき首都圏情報発信拠点基本構想策定等業務委託仕様書 業務委託契約書第5条の規定に基づく委託仕様の内容は、次のとおりとする。 1 目的 本県の首都圏における情報発信拠点であるアンテナショップ「新宿みやざき館KO NNE」(以下「新宿コンネ」という。)については、平成10年3月のオープン以降約1 8か年が経過し、県内企業の県産品の販売拠点として一定の成果を挙げてきたが、物理 的な制約等から宮崎の総合的な魅力の発信が十分に行えないなどの課題も出てきてい る。 そこで、先進的な情報発信拠点の整備・充実を行うことにより、「食」をはじめとす る本県の知名度・好感度を高め、県産品の販路開拓や事業者の体質強化・レベルアッ プ等を図ることを目的として、首都圏における情報発信拠点の今後の展開方針や運営 方法等のあり方について、基本構想をとりまとめる。 2 委託内容等 (1) 委託内容 新宿コンネの課題を明らかにし、本県のアンテナショップが有すべき機能や運営 手法等のあるべき姿を整理するため、下記業務を委託する。 ① 新宿コンネの現状と課題の調査・分析 新宿コンネにおいて、来店者に対して下記調査を行うこと。 1 対象者 新宿コンネの来店者のうち500名程度に対して調査(以下「抽出調査」と いう。)を行う。 ※ 調査実施日のバランス(平日・土日)や、調査対象者の性別・年代等のバ ランスに配慮すること(各サンプル数は特定しない。)。 ※ 抽出調査とは別に、客層データを収集することを目的として、終日性別・ 年代等の属性調査を行うこと。 2 実施方法(抽出調査) (1) 店内にアンケートコーナーを設置し、調査員が声掛け及びアンケート票配 付を行い、回答者は記載コーナーでアンケートを記入する。 (2) 回答者全員にその場で謝礼(100円程度の県産品)を手交する。 3 調査内容(抽出調査) (1) 回答者の属性(性別、年代、居住地等) (2) 利用動向(利用回数、利用目的等) (3) (4) (5) ※ 新宿コンネに対する評価と要望(機能、品揃え等) 他県アンテナショップの利用動向(利用店舗、理由) その他必要な事項 アンケート票はA4裏表1枚とし、総設問数は15〜20程度設定すること。 4 分析方法(抽出調査) 単純集計分析及び性別・年代別・居住地別・利用回収別分析 5 その他 調査設計時点で1回、調査終了時点で1回の計2回報告・協議を行うこと。 6 成果品 基本構想報告書とは別に当調査報告書1部(カラーA4、30ページ程度)及 び報告書のデータ内蔵の電子媒体1部を提出すること。 その他、現状と課題を把握するために必要なデータの収集及び店舗担当者等へ のヒアリング調査等を必要に応じて実施すること。 ② アンテナショップのトレンドの把握 他県の先進的アンテナショップの事例調査 ※ 5か所程度調査することとし、店舗観察のほか、必要に応じて担当者へのヒ アリング調査を行うこと。 ③ 現テナントから移転するとした場合の移転候補不動産物件の調査 銀座・有楽町・新橋エリア、新宿エリア及び渋谷・表参道エリアの中から2、 3物件を選定し、不動産情報の収集と現地調査、周辺店舗での利用者状況の把握 等を行うこと。 ④ 今後の店舗の適正な管理・運営手法の把握 今後の運営主体として適当な者の例示及び適正な管理・運営手法の提言を行う こと。 ⑤ 宮崎県庁における打合せ並びに庁内検討会議への出席(5回程度) ⑥ 調査結果のとりまとめと報告書の作成(下記参照) ◎ 報告書の内容 1 新宿コンネの評価と課題 2 本県のアンテナショップが有すべき機能 3 既存施設のリニューアル又は他の立地・施設への移転等の基本方針 4 リニューアルの場合はリニューアルの方針(機能別レイアウト含む)(※ 移転の場合は、物件の選定と整備方針(機能別レイアウト含む)) 5 基本方針を踏まえた整備内容のイメージパース(3枚程度) 6 基本方針を踏まえた管理・運営体制 7 今後の取組課題と事業スケジュール 3 企画提案における留意事項 費用対効果、法令や環境、安全に配慮した提案に努めるものとする。 4 経費 履行に要する全ての経費を含む。 5 6 履行期限等 平成28年12月31日までとする。 その他 (1) 成果物についての権利は、県に帰属する。 (2) 成果物についての電子データは、県へ提出する。 (3) 制作に当たっては、県と十分に連絡を取りながら行う。 (4) 本仕様書について疑義が生じた場合、又は定めのない事項については、別途協議 する。
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