平 成 28 年 度 高 知 県 養 殖 ビ ジ ネ ス ス ク ー ル 運 営 事 業 業 務 委 託 仕 様 書 第1 業務の趣旨 本業務は、本県養殖業において高い技術と知識を備えた担い手の育成を図る ため、養殖が盛んな地域である須崎地区及び宿毛地区において、養殖業に従事 する者等を対象として養殖経営及び技術の向上を目的とする講座(以下、「養 殖ビジネススクール」という。)を開講するものである。 第2 適用 本仕様書は、高知県(以下、「甲」という。)が受託者(以下、「乙」とい う。)に委託する養殖ビジネススクール運営業務に適用する。 第3 委託期間 契 約 締 結 日 よ り 平 成 29 年 3 月 31 日 ま で と す る 。 第4 対象受講者 養 殖 ビ ジ ネ ス ス ク ー ル が 対 象 と す る 受 講 者( 以 下 、「 受 講 者 」と い う 。)は 、 県 内 に お い て 養 殖 業 に 従 事 す る 者( 新 し く 養 殖 業 を 始 め よ う と す る 者 を 含 む 。) 及び養殖業に興味関心のある者とする。 両 地 区 の 受 講 者 の 定 員 は 、 そ れ ぞ れ 30 名 と す る 。 第5 業務内容 乙は、以下に定めるとおり、養殖ビジネススクール全般の運営管理及び養殖 経営・養殖技術の講義を行う講師の招聘を行うものとする。 1 運 営 管 理 及 び PR に 関 す る こ と (1)内容 ア 養殖ビジネススクールの運営管理に関すること 第5の2に記載された講義を円滑に実施できるよう講師の手配や開催時 期の調整など講義内容に関する運営管理を行う。 イ 養殖ビジネススクールのPRに関すること 養殖ビジネススクールのPRは、養殖業者所属の漁業協同組合、養殖業 者、養殖に関わりのある企業(養殖魚用餌料会社や動物用医薬品会社等) 等 に 対 す る 説 明 及 び チ ラ シ の 配 布 に よ る も の と し 、両 地 区 で そ れ ぞ れ 15 名 以上の受講者を確保するよう努めるものとする。 2 講義に関すること 次に揚げる分野について、講師を招聘し講義を実施する。なお、招聘する講 師については、甲と協議のうえ取り決めることとする。 ただし、アについては養殖現場に精通した者を招聘すること。 (1)内容 ア 養殖技術 海面養殖魚の漁場環境、生理生態、栄養及び疾病に係る最新の動向につ いての内容とする。 イ 養殖経営 養殖業界の販売戦略やマーケティング等の利益確保に向けた取組、餌料 費等の経費削減に向けた全国の取組についての内容とする。 (2)開催時期、回数及び時間 各分野の開催時期、回数及び時間は、次のとおりとする。開催日時は契 約締結後、甲と協議のうえ取り決める。 なお、変更が必要な際は、甲と協議のうえ取り決めることとする。 分 野 開催時期 回 数 時 間 ア 養殖技術 5月~7月 3回 120 分 イ 養殖経営 8月 1回 120 分 (3)開催場所及び会場 開催場所は、須崎地区及び宿毛地区の2箇所とする。なお、開催会場に ついては、甲と協議のうえ取り決めることとする。 (4)講師の招聘費 講師の招聘費(旅費、宿泊費、報償費及び資料作成費)は、乙が委託費 内で負担するものとする。 第6 実施体制 業 務 の 実 施 に あ た っ て は 、責 任 者 を 明 確 に し 、事 業 が 円 滑 に 実 施 で き る 人 員・ 体制を確保すること。 第7 業務計画書 本 業 務 の 受 託 後 、20 日 以 内 に 業 務 ご と の ス ケ ジ ュ ー ル を 整 理 し た 業 務 計 画 書 を提出するものとする。 第8 業務の実績報告 事業終了時に、乙は次の内容を含む業務報告書を1部作成し、甲に提出しな ければならない。 (1)委託業務の実施期間 (2)講義のスケジュール及びカリキュラム編成 (3)各講義での参加者名簿 (4)各分野で配布した資料 第9 1 その他の留意事項 本業務の実施にあたっては、第1に定める「業務の趣旨」に沿い、より効 果的な方法を選択して誠実に実施すること。 2 契約を締結するまでに入札額に準じた本事業の設計書を提出すること。 3 甲と協力して本業務を進めること。 4 本業務で生じた製作物が他社の所有権や著作権を侵すものでないこと。 5 本業務中に得られた成果は、甲以外に提供してはならない。 6 本仕様に依り難い事情が発生した場合は、甲と乙が協議のうえ対応を決定 すること。 7 その他本業務の実施のために必要な事項は、甲と乙が協議のうえ定めるこ と。 8 本仕様書記載の数量は設計書で確認すること。
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