○金融庁告示第十七号 金融商品取引業等に関する内閣府令(平成十九年内閣府令第五十二号)第百二十三条第一項第二十一号の 森 信親 五ロ及び同項第二十一号の六ロの規定に基づき、金融庁長官が定める方法を次のように定め、平成二十八年 九月一日より適用する。 平成二十八年三月三十一日 金融庁長官 金融商品取引業等に関する内閣府令( 以下「府令」という。)第百二 この告示において 、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 (定義) 第一条 非清算店頭デリバティブ取引 変動証拠金 一 二 預託等 府令第百二十三条第一項第二十一 号の五に規定する変動証拠金を いう。 十三 条第一項第二十一 号の五に規定 する 非清算店頭デリバティブ取引を いう。 三 当初証拠金 府令第 百二十三条第一項第二十一号の六に 規定する当初証拠 金をいう。 府令第百二十三条第一項第二十一 号の五に規定する 預託等を いう。 四 - 1 - 五 金融商品取引業者等 潜在的損失等見積額 金 融 商 品 取 引法 (昭 和二 十 三 年 法 律第 二 十 五 号)第 三十 四 条 に規 定す る金 融 商 府令第 百二十三条第一項第二十一号の六に 規定する潜在的損 失等見積額を いう。 子会社等 金融商品取引法施行令(昭和四十年政令第三百二十一号)第十五条の十六第三項に規定す 金融商品取引 法施 行令第十五条 の十 六第三項に規定す る子会社等を いう 。 る親会社等をいう。 親会社等 品取引業者等をいう。 六 七 八 府令第百二十三条第一項第二十一号の五ロに規定する金融庁長官が定める方法は、次の各号に掲げ (変動証拠金の計算方法) 第二条 府令第百二十三条第一項第二十一号の五イの規定に基づき算出した非清算店頭デ 非清算店頭デリバティブ取引の時価の合計額が 零を上回る場合( 相手方に変動証拠金の預託等をして る場合の区分に応じ 、当該各号に定める方法とする。 一 いる場合を除く。) リ バティブ取引の時価の合計額から同号イの規定 に基づき 算出した 当該相手方から預託等がされて いる 変動証拠 金の時価(変動証 拠金が府令第百二十三条第八項に規定する資産をもって 充てられる場合 には - 2 - 二 三 、同条第九項に規定する方法により算出される当該資 産に係る代用価格をいう。以下この条において同 じ。)の合計額を控除する方法 府令第百二十三条第一項第二十一号の五イの規定に基づき 算出した非清算店頭デ 非清算店頭デリバティブ取引の時価の合計額が零を上回る場合(相手方に変動証拠金の預託等をして いる場合に限る。) 府令第百二十三条 リ バ ティブ取引の時価 の合計額に同 号イの規定に基づき算出した当該相手方 に預託等をしている当該変 動証拠金の時価の合計額を加える方法 非 清算 店頭デリ バテ ィブ 取引 の時価の 合計 額が 零で ある 場合 又は 零を 下 回 る場 合 第一項第 二十 一号の五イの規定に基づき 算出した相手 方に預託等をして いる変動証拠金の時価の合 計額 から同号イの規定に基づき 算出した非清算店頭デリバティブ取引の時価の合計額の絶対値の額を控除す る方 法 府令第百二十三条第一項第二十一号の六ロに規定する金融庁長官が定める方法は、府令第百二十三 (当初証拠金の計算方法等) 第三条 条第一 項第 二十一 号の六 イの規定に よ り算 出した潜 在的 損失等見積額から 、同 号イの規定に より算出した - 3 - 2 相手方から 預託等がされて いる当 初証拠金の時価( 当初証拠金が 府令 第百二十三条 第八 項に規定する 資産 をもって 充てられる場合には 、同条第九項に規定する方法により算出される当該資産に係る代用価格をい う。)の合計額及び潜在的損失等見積額から控除することができる額として 当事者があらかじめ定めた額 ( 当該定めがないときは、当該額は零とみなす。)を控除する方法とする。 前項に規定する潜在的損失等見 積額から控除すること ができる額として 当事者があらかじめ定めた額は 、金融商品 取引業者等並びに その親会社等、子会社等及び親会社等の子会社等(当該金融商品取引業 者等 を除く。)のいずれかが 、当該相手方並び にその親会社等、子会社等及び親会社等の子会社等(当該 相手 方を除く。)のいずれかと行う非清算店頭デリバティブ取引において 、合計して七十億円以下の額とする。 - 4 -
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