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■ 第1章 総論 ■
2
アンケート調査結果の概要
計画の策定体制で示したように、幸手市では「幸手市地域福祉計画策定のた
めのアンケート調査」を実施しました。以下にその主な結果を示します。
(1)福祉への関心
◆福祉への関心については、
「とても関心がある」
(23.8%)と「ある程度関
心がある」
(56.4%)を合わせた『関心がある』が 80.2%となっています。
また、年齢が高いほど福祉への関心が高くなっています。
福祉への関心
とても関心が
ある程度関心
あまり関心が
全く関心がな
ある
がある
ない
い
無回答
23.8
全体(n=1.129)
4.1
14.0
56.4
1.7
20代(n=73)
11.0
30代(n=118)
52.1
12.7
28.8
55.9
4.1 4.1
3.4
25.4
2.5
40代(n=144)
18.8
50代(n=168)
54.2
23.2
18.8
4.2 4.2
13.7
60.1
3.0
0.0
60代(n=340)
26.8
59.7
8.2
4.4
0.9
70代(n=253)
30.8
8.7
54.9
4.3
1.2
80代以上(n=11)
27.3
36.4
18.2
18.2
0.0
36.4
不明(無回答)(n=22)
22.7
36.4
4.5
0.0
0%
10%
20%
30%
40%
50%
19
60%
70%
80%
90%
100%
(2)子どもや高齢者、
(2)子どもや高齢者、障がい
子どもや高齢者、障がいのある人
障がいのある人にとっての幸手市の暮らしやすさ
のある人にとっての幸手市の暮らしやすさ
◆子どもや高齢者、障がいのある人などにとっての暮らしやすさでは、
「あま
り暮らしやすいとは思わない」
(28.7%)と「暮らしやすいとは思わない」
(10.3%)を合わせた『暮らしやすいとは思わない』が 39.0%となって
います。
◆暮らしにくい理由については、
「交通機関が不便・利用しにくい」
、
「道路の
段差が多かったり、歩道が整備されていないなど外出しにくい」
、
「利用し
やすい医療機関が少ない」などの回答が多くあげられています。
子どもや高齢者、障がいのある人にとっての幸手市の暮らしやすさ
まあまあ暮ら
あまり暮らし
しやすいと思
やすいとは思
暮らしやすい
暮らしやすい
と思う
う
n=1,129 3.3
0%
わからない
無回答
とは思わない
わない
27.4
10%
20%
28.7
30%
40%
10.3
50%
20
60%
20.7
70%
80%
9.7
90%
100%
■ 第1章 総論 ■
(3)ふだんの
(3)ふだんの近所付き合い
ふだんの近所付き合いの程度
近所付き合いの程度
◆ふだんの近所付き合いの程度については、「たまに立ち話をする程度」が
28.1%でもっとも高く、
次いで
「会えばあいさつをかわす程度」
が 26.7%、
「日ごろから、家族ぐるみの付き合いがある」が 12.1%となっています。
◆今後どの程度の付き合いをしていきたいかについては、「困っているとき
(病気、悩み、事故など)に、相談をしたり、助け合ったりする」がもっ
とも多くなっています。
ふだんの近所付き合いの程度
日ごろか
ら、家族
ぐるみの
付き合い
がある
12.1
0%
10%
困ってい
るとき(病
気 、 悩
み、事故
など)に、
相談をし
たり、助
け合った
りする
9.7
20%
一緒にお
茶を飲ん
だり、留
守をする
ときに声
をかけあ
ったりす
る
たまに立
ち話をす
る程度
10.5
30%
会えばあ
いさつを
かわす程
度
28.1
40%
50%
21
付き合い
がほとん
どない
その他
26.7
60%
70%
無回答
3.7
80%
0.4
90%
8.8
100%
(4)毎日の暮らしの中での悩みや不安はどんなことか
(4)毎日の暮らしの中での悩みや不安はどんなことか
◆毎日の暮らしの中での悩みや不安については、
「自分や家族の健康に関する
こと」が 60.7%でもっとも高く、次いで「介護に関すること」が 36.4%、
「生活費などの経済的問題」が 34.3%となっています。
◆相談や助けが必要なときに頼みたい相手については、
「家族・親戚」がもっ
とも高く、次いで「知人・友人」となっています。
毎日の暮らしの中での悩みや不安はどんなことか
0
10
20
30
40
60
70 %
60.7
自分や家族の健康に関すること
36.4
介護に関すること
34.3
生活費など経済的問題
20.8
自分や家族の生活
(進学、就職、結婚)上の問題
18.8
仕事に関すること
10.4
隣近所との関係
8.9
育児・子育てに関すること
家族間の問題(嫁姑問題など)
50
5.2
10.6
特にない
その他
2.2
無回答
1.9
22
■ 第1章 総論 ■
(5)日常生活が不自由になったとき、地域の人たちにしてほしいこと
(5)日常生活が不自由になったとき、地域の人たちにしてほしいこと
◆高齢や病気、事故などで日常生活が不自由になったとき、地域の人たちに
してほしいことについては、
「緊急時の手助け」
が 55.0%でもっとも高く、
次いで「安否確認の声かけ」が 48.4%、
「買い物の手伝い」が 29.2%と
なっています。
日常生活が不自由になったとき、地域の人たちにしてほしいこと
0
10
20
30
40
50
55.0
緊急時の手助け
48.4
安否確認の声かけ
29.2
買い物の手伝い
27.1
介護や介助
24.4
ごみ出し
18.7
外出の手助け
14.8
除雪
趣味などの話し相手
11.0
家の前などの掃除
10.1
子どもの通学路の見守り
4.3
短時間の子どもの預かり
3.2
子どもの送り迎え
2.8
9.6
特にない
その他
無回答
60 %
1.2
2.2
23
(6)地域の中での問題点・不足していると思うもの
◆住んでいる地域の中での問題点・不足していると思うものについては、
「災
害時の対応体制がわからない」が 33.8%でもっとも高く、次いで「隣近
所との交流が少ない」が 23.5%となっています。
地域の中での問題点・不足していると思うもの
0
10
20
30
33.8
災害時の対応体制がわからない
23.5
隣近所との交流が少ない
19.9
道ばたのごみ(ポイ捨て)が増えた
18.8
世代間の交流が少ない
あいさつをしない人が多い
16.9
交通マナーの乱れ
16.8
地域の中で気軽に集まれる場が少ない
16.8
8.8
自治会など地域の活動が不活発である
7.3
地域から孤立している人がいる
6.6
障がいのある人に対する理解が不足している
5.5
介護保険や高齢者福祉などのサービスに
結びついていない人がいる
5.2
健康に対する意識が低い
地域での子どもの見守りがされていない
4.5
犯罪の増加
4.4
3.5
生活に困っている人がいる
子育てに悩む親がいる
子どもや高齢者、障がい者に対する
虐待を見たり聞いたりする
その他
1.2
0.4
5.1
18.8
特にない
無回答
24
40
4.4
50
%
■ 第1章 総論 ■
(7)防災に対する日ごろからの取組
(7)防災に対する日ごろからの取組や、災害などの緊急時の対
取組や、災害などの緊急時の対応
や、災害などの緊急時の対応
◆災害時など緊急時の対応については、
「避難場所と行き方を知っている」は
63.7%となっている一方、「日ごろから地域の防災訓練に参加している」
は 14.2%、
「地域の自主防災組織に入っている」
は 9.5%となっています。
防災に対する日ごろからの取組や、災害などの緊急時の対応
はい
いいえ
(ア)避難場所と行き方を
知っている
わからない
63.7
(イ)日ごろから地域の
防災訓練に参加している
15.4
14.2
(ウ)地域の自主防災組織に
入っている
22.6
60.9
13.3
(カ)災害などの緊急時に、
高齢者世帯や障がいのある
人などの避難行動要支援者
の避難等の手助けができる
56.2
29.5
10%
30%
40%
25
9.9
6.9
10.4
6.1
23.9
24.4
20%
3.6
5.4 5.0
73.7
(エ)災害などの緊急時に、
避難所への誘導などの
手助けが必要
0%
17.3
75.4
9.5
(オ)災害などの緊急時に、
手助けが必要な近隣住民を
把握している
無回答
6.6
39.5
50%
60%
70%
6.6
80%
90%
100%
(8)地域活動やボランティア
(8)地域活動やボランティア活動への
ボランティア活動への取組
活動への取組状況
取組状況
◆地域活動やボランティア活動などへの取組状況については、
「取り組んだこ
とはない」が 45.2%でもっとも高く、
「取り組むことができない」
(9.3%)
と合わせた『取組経験がない』が半数以上を占めています。
◆一方で、今後これらの活動への参加意向については、
「積極的に取り組んで
いきたい」
(2.5%)
、
「できるだけ取り組んでいきたい」
(16.2%)
、「機会
があれば、取り組んでもよい」
(45.8%)を合わせた『取り組みたい』と
いう回答が 6 割以上を占めています。また、活動への参加の条件について
は、
「気軽に参加できる」
、
「身近なところで活動できる」
、
「活動時間や曜日
が自由に決められる」などが多くなっています。
地域活動やボランティア活動への取組状況
取り組んだこ
現在、継続的
たまに、取り
に取り組んで
組むことがあ
いる
とはあるが、
取り組んだこ
取り組むこと
現在はほとん
とはない
ができない
無回答
る
どしていない
11.5
0%
13.0
10%
20%
17.0
30%
45.2
40%
50%
26
60%
9.3
70%
80%
90%
4.0
100%
■ 第1章 総論 ■
(9)
「福祉サービス」の情報をどの程度入手できているか
◆「福祉サービス」の情報をどの程度入手できているかについて、
「今のとこ
ろ情報を得る必要がない」が 32.9%、「ほとんど入手できていない」が
28.0%となっています。
「福祉サービス」の情報をどの程度入手できているか
十分ではない
十分入手できて
今のところ情報
ほとん ど入手で
が、入手できて
いる
を得る必要がな
いる
3.2
0%
無回答
きていない
い
26.8
10%
20%
28.0
30%
40%
32.9
50%
27
60%
70%
9.0
80%
90%
100%
(10)
10)市の保健福祉施策(サービス)について
◆市の保健福祉施策(サービス)については、
「とても充実している」
(2.8%)
と
「まあまあ充実している」
(43.7%)
を合わせた
『充実している』が 46.5%
となっています。
◆市の保健福祉施策をより充実していくために重要と考える取組については、
「健康や福祉についての情報提供を充実させる」
(26.6%)
、
「人が集まり、
気軽に相談できる場を充実させる」
(25.0%)、「住民がお互いに支え合い
助け合えるまちづくりを進める(住民同士や行政との協力等)
」
(22.6%)
などの順となっています。
市の保健福祉施策(サービス)について
とても充実して
まあまあ充実
あまり充実して
いる
している
いない
充実していない
2.8
0%
43.7
10%
20%
29.6
30%
40%
50%
28
60%
無回答
6.8
70%
80%
17.1
90%
100%
■ 第1章 総論 ■
(11)社会福祉協議会
11)社会福祉協議会※7の行う活動・支援で、今後充実させて
の行う活動・支援で、今後充実させてほしいもの
させてほしいもの
◆社会福祉協議会の行う活動・支援で、今後充実させてほしいものについて
は、「だれもが安心して在宅で生活するための福祉サービスの充実」が
53.1%でもっとも高く、次いで「気軽に相談できる福祉総合相談の充実」
が 46.6%となっています。
社会福祉協議会の行う活動・支援で、今後充実させてほしいもの
0
10
20
30
40
50
70 %
53.1
だれもが安心して在宅で生活する
ための福祉サービスの充実
46.6
気軽に相談できる福祉総合相談の充実
23.9
広報紙やインターネットなどによる
福祉に関する情報発信の充実
隣近所や自治会など、地域における
住民同士の交流活動への支援
22.6
21.0
住民による見守りや支え合い活動への支援
19.1
地域住民への福祉に関する普及啓発
ボランティア活動の参加促進と支援
13.2
学校における福祉体験学習の推進
12.6
5.6
特にない
その他
60
1.6
5.8
無回答
※7 社会福祉の推進のために、全国、都道府県、市町村ごとに住民や地域の関係機関によって
組織化された民間福祉団体。
29