真和志地域乗合タクシー運行業務 に係る募集要項 平成28年 3月 那覇市 都市計画部 都市計画課 「真和志地域乗合タクシー運行業務」に係る募集要項 1.目 的 本募集要項は、平成27年度に那覇市内において実施する「真和志地域乗合タクシー運 行業務」を委託するにあたり、企画提案を広く募集し、総合的な審査により受託者を選 定するために必要な事項を定めるものである。 当該事業は、公共交通の利用が不便な真和志地域において、公共交通の基幹軸となる 寄宮交差点周辺のバス停やモノレール安里駅を結ぶ乗合タクシーを運行することにより、 地域住民にとって利便性が高く、持続可能な生活の足となる移動手段を確保することを 目的とする。 2.名称 真和志地域乗合タクシー運行業務 3.業務内容及び運行方法 具体的な業務内容及び運行方法等については、真和志地域乗合タクシー運行業務仕様 書(以下「仕様書」という。)のとおりである。 4.委託業務の見積もりに関する要件 運行業務に係る1運行当たりの見積単価は、①運行経費及び②その他の必要な経費とし、 1運行当たりの①運行経費は500円とする。 ②その他の必要な経費に、運行記録簿の作成等を含めるものとする。 運行業務に係る1運行当たりの見積単価(①運行経費及び②その他の必要な経費・税込) の上限額は、600円/運行とし、下限額は500円/運行で、その範囲内で、効果的な業務を企 画提案すること。(当該業務の契約は、単価契約とする。) 例) 業務名 数量 単価 備考 乗合タクシー運行業務 1運行 ○○○円 一般乗合旅客自動車運 1申請 90,000円 ※消費税込み 送事業の許可に係る登 録免許税 5.応募資格 次に掲げる要件をすべて満たす者であること。 (1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者。 (2)本市に本社若しくは支店又は営業所のいずれかを置いている法人であること。 (3)公募開始の日から契約締結日までの間のいずれの日においても、本市の指名除外 1 を受けていない者。 (4)銀行取引停止処分を受けていない者。 (5)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更正手続開始の申し立て又は民事再 生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続開始の申し立てがなされていない 者。 (6)役員に破産者及び禁固以上の刑に処せられている者がいないこと。 (7)申込みをしようとする法人及びその役員並びに個人が、暴力団員による不当な行為 の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条及び那覇市暴力団排除条例第2条 に規定する暴力団又は暴力団員及びそれらの利益となる活動を行う団体でないこと。 (8)地方税および国税の滞納がない者。 (9)すでに一般旅客自動車運送事業を行っており、一般タクシー車両を最低5台用意で きる者。 (10)運行開始までに道路運送法第4条の一般乗合旅客自動車運送事業の許可を取得する 見込みの者、又は取得済みの者。 (11)仕様書に基づき、信義に従い誠実に業務を履行できる者。 6.提出書類 ・申請書類に係る費用は応募者の負担とし、提出された書類や資料は返却しない。 ・提出された書類は、審査目的以外に使用しない。 ・書類の再提出は、”9-(1)”の受付期間内に限り認める。なお書類の部分的な差替え は認めない。提案は1者あたり1提案とする。 (提出書類の部数は、原本1部、原本の写し 7部の合計8部が必要となります。) 以下の提出書類を別紙提案書作成要領に基づき作成すること。 (1)応募申請書(様式1) (2)会社概要書(様式2) (3)企画提案書(様式3) (4)業務委託料積算書(様式4) (5)事業スケジュール(様式5) 7.添付書類 (1) 印鑑証明書(写し可)(1部) (2) 完納証明書(写し可)(1部) ※地方税および国税の未納がない証明書 ※証明書関係は、取得後3ヶ月以内に発行されたものとする。 8.募集要項の配布 (1) 配布期間 平成28年3月28日(月)から平成28年4月13日(水)の9時から17時 2 ただし、平日12時から13時の間、土日祝日は除く。 (2) 配布場所 〒900-8585 那覇市泉崎1丁目1番1号 那覇市役所本庁舎9階 那覇市都市計画部都市計画課 配布物に関しては、那覇市公式ホームページでも公開する。 <那覇市公式ホームページ> http://www.city.naha.okinawa.jp/ (3) 問合せ先 担当 那覇市都市計画部都市計画課 安井 TEL:098-951-3246 FAX:098-951-3245 (Mail-Adress) [email protected] *募集要項及び仕様書の内容に関する問い合わせは、(様式6)質問書により上記 メール又はFAXにて平成28年4月6日(水)17時までに送信すること(期日厳守)。 *電話等による質問・問い合わせは行わない。 *メール又はFAXのタイトルは、「(応募者名)真和志地域乗合タクシー運行業務の 質問」として提出すること。 *質問への回答は、平成28年4月8日(金)を目処に那覇市公式ホームページにお いて掲載することを予定している。 *提案書提出後に辞退する場合は、(様式7)辞退届出書を提出すること。 9.応募方法及び受付期間 提出書類を受付期間内に持参すること。 (郵送の場合は、企画提案書受付期間までの必着とし、FAXによる受付は行わない。) (1) 提出書類及び添付書類の受付期間 平成28年3月28日(月)から平成28年4月13日(水)の9時から17時 ただし、平日12時から13時の間、土日祝日は除く。 (2) 受付場所 8.(2) 配布場所と同様 10.選定の方法及び基準 (1) 選定方法 那覇市内部の審査評価委員会において、応募者数が6社以上の場合は、第一次審査 (書類審査)を行い、上位5社を選定した後、第二次審査(プレゼンテーション審査) の有無について応募者へ通知し、第二次審査を行う。応募数が6社未満の場合は、第 一次審査は実施せず、応募資格等要件の適合を確認した上で要件を満たしている者は、 全て第二次審査の対象とする。 3 なお、受託者の選定は非公開で行われ、審査の経過等、審査に関する問い合わせに は応じないこととする。 (2) 第二次審査(プレゼンテーション審査) 審査評価委員会における第二次審査(プレゼンテーション審査)を実施する。 ア 日時:平成28年4月20日(水)詳細の時間については、別途通知する。 イ 場所:那覇市役所本庁舎9階 901会議室 ウ 持ち時間:提案書の説明は15分以内、質疑応答は10分程度とする。 エ 説明内容:提出済みの提案書に沿って説明することとする。 オ その他:プレゼンテーション審査当日の追加資料は認めない。 なお、第二次審査の順番については、企画提案書等を受け付けた順とする。 (3) 選定基準 企画提案書、その他提出書類を元に採点する。 採点は、委員毎に点数で順位を決め、以下のとおり優先交渉権者及び次点交渉権者 を決定する。 ①順位を1位とした委員の数が最も多い者を優先交渉権者、次に多い者を次点交渉権 者とする。 ②上記①の方法において、順位を1位とした委員の数が同数の者が2者以上ある場合 は、当該応募者の順位を2位とした委員の数が最も多い者を優先交渉権者とする。 ③上記②の方法においても、順位を2位とした委員の数が同数の者が2者以上ある場 合は、当該応募者の順位を1位とした委員の当該応募者に係る採点の合計点が最も高 い応募者を優先交渉権者とする。 ④上記③の方法においても優先交渉権者が決しない場合は、審査評価委員会で協議 し決定することとする。 ⑤公募の結果として応募が1者の場合も審査し、委員会の合意をもって優先交渉権 者とする。 なお、各委員の採点の合計点が各委員の持ち点(100点)を合算した値(満点)の 5割に満たない場合は選外とする。 11.選定結果 審査終了後、速やかに、全応募者あてに文書で優先交渉権者及び次点交渉権者の選定 結果を通知する。 12.選定審査対象除外 次の要件に該当する場合は、選定審査の対象から除外する。 (1) 提出書類に虚偽の記載があったとき。 (2) この要項に違反又は著しく逸脱したとき。 (3) 提出期限までに必要な書類がそろわなかったとき。 4 (4) 委託業務の見積もりに関する要件を越えた提案を行ったとき。 (5) その他不正行為があったとき。 13.スケジュール(予定) 受託事業者決定のスケジュールは、下記のとおり。 ① 3月28日(月) 事業提案公募開始(資料配布) ② 4月4日(月) 公募に係る事業者説明会 ③ 4月6日(水) 質問書締切 ④ 4月8日(金) 質問回答日 ⑤ 3月28日(月)~4月13日(水)企画提案書受付期間 ⑥ 4月18日(月) 第一次審査結果通知(応募者が6社以上の場合)(予定) ⑦ 4月20日(水) 第二次審査(プレゼンテーション審査) ⑧ 4月22日(金) 業者決定・通知(予定) ⑨ 4月28日(木) 契約締結(予定) 14.契約について 那覇市内部の審査評価委員会の審査の結果、優れた提案として評価した1者の優先交渉権 者と提出された提案書を参考に協議を行い、協議が整った場合、契約を締結する。ただし委 託に関して必要な協議が合意に至らない場合は、次順位の者と協議のうえ契約するものとす る。 15.契約に関するその他の要件 (1)本業務の内容等については、地域公共交通会議で協議の上、変更することがある。 (2)運行業務に係る1運行当たりの契約単価(運行経費及びその他の必要な経費)に運行台 数(実績)を乗じた額(税込)から運賃収入(税込)を差し引いた額、及び一般乗合旅 客運送事業の許可に係る登録免許税を委託料とする。 (3)利用者から予約があり、実際に稼働した運行台数を計上する。予約はあったが、利用客 が不在で運賃収入が無い場合は、運行台数として計上できないこととする。 (4)本業務で取得した全ての成果物は、本市へ帰属するものとする。 (5)本業務の支払いについては、月毎の業務実績に係る報告、および支出に係る資料等(領 収書等)を検査し、受注者からの請求書を受理した日から30日以内に支払うものとする。 (6)本業務の実施にあたっては、労働基準法その他関係法令、条例及び規則等を遵守するこ と。 (7)当該業務の受注者が、業務中の事故や苦情等の問題が無く、かつ、市の補助を受けずに、 同条件の内容で運行の継続(本格運行)を希望する場合は、継続できるものとすること を、那覇市地域公共交通会議において、合意済みである。 (8)本業務の実施にあたり、疑義等が生じた場合は、双方協議のうえ決定する。 5 16. 公正な提案審査の確保 (1)応募者は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法 律第54号)等に抵触する行為を行ってはならない。 (2)応募者は、競争を制限する目的で他の応募者と参加意思及び提案内容について、いかな る相談を行ってはならず、独自に提案書等を作成しなければならない。 (3)応募者が連合し、又は不穏な行為等をなす場合において、提案審査を公正に執行するこ とができないと認められるときは、当該応募者を提案審査に参加させず、又は提案審査 の執行を延期し、若しくは取りやめることがある。 (4)応募者は、業務予定者の選定前に、他の応募者に対して提案等を意図的に開示してはな らない。 17.その他 (1)市から受領又は閲覧した資料等は、市の了解なく公表又は使用してはならないことと する。 (2)提案内容に含まれる特許権など日本国の法令に基づいて保護される第三者の権利の対 象となっているものを使用した結果生じた責任は、提案者が負う。 (3)提出書類にあたって使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。 (4)提出書類は選定結果に関わらず、返却しない。 (5)本提案に係る一切の費用は、全て提案者の負担とする。 6 別紙 真和志地域乗合タクシー運行業務提案書作成要領 1 【様式1】応募申請書 必要事項を記入し、押印等をした上で提出すること。 2 【様式2】会社概要書 下記事項について記載すること。 ・設立年月日、資本金 ・従業者数(うち、運転手、オペレーターの人数) ・車両保有台数(タクシー、種別ごと) ・うち、今回の業務に使用する車両台数 ・現在保有している運送事業の許可の種類と許可番号 3 【様式3】企画提案書 A4判片面印刷で10ページ以内とし、原則として縦置・横書・左綴じとする。 また、下記の表に基づき作成すること。 審査項目及び評価基準一覧 提案書構成(審査項目) (1)運行の安全性 企 画 (2)利用者の利便性 提 案 評 価 点 (3)環境保全の取り組み 提案書記載事項(評価基準) 配 点 ①過去3年 間の国土交通省による行政処分の状況 10 ②業務を実 施する上で必要な体制が整っているか。 (実施体制 ・執行体制図) 10 ③本業務を 行う運転手の配置・配車に対して考えられ ているか。 10 ①高齢者、 障がい者等介助が必要な利用者に対する配 慮等が十分 に考えられているか 10 ②運転手等 の研修・教育体制が整っているか。(現在 及び受注し た際の想定) 10 ③苦情等へ の対応が整っているか。 5 ①低公害車 の導入の有無 ISO14001の取得の有無 省エネル ギーへの取り組み状況 5 ①事故や災 害等の緊急時の対応が考えられているか。 (緊急連絡 体制図の有無等) 10 ②事故時の 損害賠償能力は十分か。 10 ①予約受付 体制について(本業務における予約受付方 法、受付時 間、連絡体制、オペレーション方法) 10 ②より利用 者の利便性向上につながる提案があるか。 5 30 25 5 20 (4)緊急時の対応能力 (5)創意工夫のある提案 評 価 点 15 見積単価( 運行業務に係る1運行当たりの見積単価) は、①運行 経費及び②その他の必要な経費(運行記録 簿の作成等 )とする。 価 格 見積単価 点 ①運行経費 は1運行当たり500円とする。 5 5 ②その他の 必要な経費として、運行記録簿の作成等を 見積もるも のとする。 見積単価( ①+②)の上限額は、600円/運行、下限額 は500円/運 行とする。 満点 100 7 (1)運行の安全性 下記事項について記載すること。 ①過去3年間の国土交通省による行政処分の状況について ②業務を遂行する上で必要な体制について ○実施体制 配置予定の下記の者について、それぞれの氏名、経験年数、資格等を記載すること。 ・業務責任者:今回の委託業務に関する総括責任者として日常または緊急時の連絡調整を行う とともに本市との連絡窓口となる者 ・専従役員 :道路運送法第4条による乗合運送許可を受けるにあたり配置しなければならな い専従役員 ・運行管理者:道路運送法第23条に規定する運行管理者 ・整備管理者:道路運送車両法第50条の規定に基づく整備管理者 ○執行体制図 ・業務責任者、運行管理者、運転手等について、執行体制の配置及び業務内容等を記載するこ と。 ③本業務を行う運転手の配置・配車に対する考え方について (2)利用者の利便性 下記事項について記載すること。 ①高齢者、障がい者等介助が必要な利用者に対する配慮等について ②運転手等の研修・教育体制について ③苦情等への対応について (3)環境保全の取り組み 下記事項について記載すること。 ①低公害車の導入状況の有無、ISO14001の取得の有無、省エネルギーへの取り組み状況 (4)緊急時の対応能力 下記事項について記載すること。 ①事故や災害等の緊急時の対応について ②事故時の損害賠償能力について 対物:○○○万円、対人:○○○○万円 8 (5)創意工夫のある提案 下記事項について記載すること。 ①予約受付体制について ※本業務における予約の受付方法、受付時間、連絡体制、オペレーション方法を記載すること。 ②より利用者の利便性向上に繋がる提案について ※その他、利用者の利便性向上に繋がる提案を受け付ける。 4 【様式4】業務委託料積算書 業務委託料積算書には、運行業務に係る1運行当たりの見積単価(消費税及び地方消費税含む金 額)を記載すること。 ・①運行経費は、1運行当たり500円(初乗り運賃相当額)とし、②その他の必要な経費に、運 行記録簿の作成等を含むこと。 ※当該業務は単価契約とする。 5 【様式5】事業スケジュール 当該事業に係る業務及び各業務の実施時期がわかるよう、簡易なスケジュールを作成すること。 6 編綴 提出書類は1部単位でA4フラットファイルに編綴することとし、各項目ごとにタブを貼付すること。 また、ファイルには事業名、提案事業者名を表示すること。 9
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