9.6 消費者信頼感指数

ご参考資料
この数字はなんだ?
Vol.100
ナンバー・ナンダー
米
国
2016年3月30日
の
2016年3月
の
消費者信頼感指数
9.
96
.6 2
コンファレンスボード
です
米民間調査機関のコンファレンスボードが3月29日に発表した3月の米消費者信頼感指数は96.2と、前月
の94.0(改定値)を上回り、2ヵ月ぶりの上昇となりました。市場予想(94.0)を上回ったこともあり、米国に
おける雇用環境や経済に対する消費者の見方に明るさが増したことが示されたと言えます。
この指標は、消費者に対するアンケート調査をもとに、消費者の景況感(マインド)を指数化したもので、米
GDPの約7割を占める個人消費の先行きを判断する上で、注目度の高い指標の一つとされています。具
体的には、現在の状況に関する2項目(経済、雇用)と、6ヵ月後の見通しに関する3項目(経済、雇用、所
得)についての回答結果を指数化し、これら5項目を平均したものが消費者信頼感指数として発表されて
います。なお、現状に関する2項目の平均が現況指数、将来に関する3項目の平均が期待指数として発表
されています。
3月は、現況指数が前月から1.5ポイント低下の113.5となった一方で、短期的な見通しについては、事業
環境の改善や雇用の増加を期待する回答比率が高まり、期待指数は4.8ポイント上昇の84.7となりました。
上昇した背景として、コンファレンスボードは、金融市場の混乱が収まりつつあることが好感されたとしてい
ます。足元では、米国の個人消費に力強さが欠けているとみられるものの、こうした消費者の先行きに対
する景況感の改善が今後、個人消費の増加につながることで、米国経済の追い風になると期待されます。
米消費者信頼感指数の推移
(2008年1月~2016年3月)
140
(1985年=100)
120
100
期待指数
信頼感指数
80
60
40
現況指数
20
0
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
15年
16年
(信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成)
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