救急科専攻医 - 募集案内

http://www.sakai-city-hospital.jp
救 急 科専攻医
募 集 案 内
〒593-8304 大阪府堺市西区家原寺町1丁1番1号
TEL:072-272-1199(代表) FAX:072-272-9911(代表)
Access
JR
津
久
大阪
難波
天王寺
駅
堺市立
津久野中学校
28
鳳郵便局
津久野
堺市消防局西消防署
家原大池公園
□天王寺まで約25分 □難波まで約40分
□大阪まで約50分
61
とき
はま
線
90
担当
万人
□JR阪和線津久野駅より徒歩約5分
□阪和自動車道「堺IC」より約10分
阪神高速道路15号堺線「堺出口」高架道を出口まで進み
国道26号線より約15分
野
1つ の二 次 医 療 圏
Seikeikai
Hospital
1つ の 救 命 救 急センター
1つ の災害 拠 点 病 院
清恵会病院
1つ の D M AT 指 定 医 療 機 関
Mimihara
General Hospital
1つ のメディカルコントロール 協 議 会
耳原総合病院
1つ の 行 政:堺 市
Sakai City
Medical
Center
1つ の 消 防 本 部
1つ の 医 師 会
堺市立総合医療センター
そして
1つの 救 急 科 専 門 医プ ログラム
救急科専攻医が学び、成長できる環境。
その全てが、ここにある。
「堺市立総合医療センター」はその名が示すとおり、堺市全域、つまりは堺市二次医療圏の住民の健康を守って
おります。堺市は、救急医療に関わる機関や組織が全て一つにまとまっており、関係機関との連携も含め、適切か
つ迅速な救急医療を提供できます。
この二次医療圏内でまとまり、かつ完結できる救急医療体制は、日本の地域包括ケアシステムのモデルケースと
しても注目されています。
当院での救急科研修により、初期より三次救急、病院前医療、多数傷病者対応から災害医療まで、あらゆる領域
の救急患者への迅速な対応を学ぶことが可能です。また、当院は各科専門医との関係が密であり、初療対応時
から、専門的知識を学ぶことも可能です。迅速性と専門性を同時に追求した当院救命救急センターは、救急科専
門医を目指す若手医師にとって非常に学びの多い環境と云えます。
院長あいさつ
90年以上の歴史を持つ当院は「教え教えられる文化」を伝統と
し、数多くの若き研 修医が集う修 練の場となってきました。
2015年7月、良き伝統はそのままに、現在の地に「堺市立総合
医療センター」と改称して新築移転し、最新の設備を整え新た
な機能を持った南大阪の中核病院として生まれ変わりました。
とりわけ、最重症例まで受け入れる救命救急センター、各診療
科の高度専門医療、手術・薬物・放射線治療を駆使したがん専
門診療、患者さんの負担を最小限に抑える低侵襲治療、などを
中心に、私がとくに大切だと思う「心の通う医療」を提供してい
ます。全国から当院を目指してやってくる若き研修医を、まず良
きジェネラリストとして育て、次いで良きスペシャリストとなって
もらうための充実した教育システムがあります。医師・看護師・
技師・薬剤師・栄養士・事務員等さまざまな職種の専門スタッフ
が常にコミュニケーションを取り合い、患者さんを最優先する
最高のチームとして機能する環境の中で、当院の研修医として
積極的に医療に参加し、素晴らしい仲間たちと切磋琢磨しなが
ら成長してもらえると確信しています。皆さんとともに学び、とも
に成長できることを楽しみにしています。
院長
01
花房 俊昭
02
救急搬送
受入件数
救命救急センター開設以降9か月(2015年7月∼2016年3月)では
7,0 05件と、1年で換算すると9, 340件となり、
国内トップレベルかつ大阪府内1位の救急搬送受入件数となります。
8,584
重篤疾患
2014年度
2015年度
救命センター
開設後9か月
病院外心肺停止
95
118
107
重症急性冠症候群
149
134
109
急性大動脈疾患
4
38
36
重症脳血管障害
29
37
31
重症外傷
69
399
377
重症熱傷
1
8
8
重症急性中毒
19
42
40
重症消化管出血
183
217
176
重症敗血症
58
99
78
重症体温異常
4
20
20
特殊感染症
0
3
3
重症呼吸不全
72
83
72
重症急性心不全
66
66
54
重症出血性ショック
1
2
2
重症意識障害
6
9
9
重篤な肝不全
3
1
1
重篤な腎不全
15
13
10
その他の重症病態
0
0
0
774
1,289
1,133
疾患名
合計 件
年
(2015年度)
8,055
外傷
543
環境異常
19
急性腹症
300
その他外因
21
中毒
87
その他内因
113
熱傷 17
CPA
100
1,200
件
9か月
救急外科は二次三次救急患者のうち
件
年
主に外因性疾患と手術適応患者を担当しています。
90
重症熱傷の受け入れも大幅に増加しています。
1,133
ほとんどの手術を救急外科スタッフのみで行っており、
担当
重症外傷や重症急性中毒、
件
9か月
(2015年7月∼2016年3月)
救急外科
手術
(2015年7月∼2016年3月)
(2014年度)
救命救急センター開設以降、
救急外科
入院数
580
万人
一部の手術は麻酔も担当しています。
件
9か月
Acute Care Surgery領域 327件(228人)
整形外科領域
225件(140人)
脳外科・整形外科・形成外科・他
合計
(2015年7月∼2016年3月)
228
件
9か月
外因性:75件
(34人)
内因性:252件
(194人)
鋭的外傷
9
鈍的外傷
23
熱傷
2
(2015年7月∼2016年3月)
体幹部の緊急手術を行っています。
外傷pan-scan CTを積極的に行い、
圧倒的な臨床経験数!
137
28件(22人)
580件(379人)
急性虫垂炎
83
腸閉塞
33
急性胆のう炎
31
消化管穿孔
17
ヘルニア嵌頓
9
NOMI
5
他
16
あらゆる高度な専門的救急医療を提供しています。
件
9か月
1,776
(2015年7月∼2016年3月)
件
9か月
救急外科
ACS領域手術
(2015年7月∼2016年3月)
重症外傷
ドクターカー
出動
高エネルギー事故や多数傷病者発生事故、
CPAなどに対して、
堺市消防局と連携し迅速に出動します。
多数傷病者対応
外傷全身CT(外傷 pan-scan CT)
36回
6回
内因性疾患
27回
CPA(疑い)
75回
合計
※平日9∼17時のみ運用
137回
378件
外傷局所CT
1,250件
Ai(全身CT)
48件
初療室開胸+開胸心マッサージ
経皮的心肺補助
緊急血管造影+IVR
3例(※)
4例
31件
MTP(異型輸血)
1回
低体温療法・体温コントロール
6例
救急外科
治療・処置・検査など
※心刺創によるCPA、独歩退院1例を含む
03
04
堺救急科専門医
育成プログラムの概要
基幹研修施設での
研修について
特徴
堺市立総合医療センター 救命救急センター
政令指定都市 堺 唯一の三次救急医療施設として、救急医療の最後の砦 と
して、
あらゆる重症救急患者を受入れております。
ドクターカーによる病院前
医療、センター外来での初療(蘇生)、急性期救命医療(根治的処置・手術・
IVRと集中治療)
、
リハビリテーション、
そして外来フォローまで、
一貫したシー
ムレスな医療を提供します。救急科専攻医は、あらゆる領域の救急患者の
発症から社会復帰まで、
担当医として診療して頂きます。
目標
「単独型」
と
「併設型」
を融合させた救命救急センター
救急医として、必要な「全て」をここで学ぶ
単独型
都心部に多い三次救急に特化し、少数の重症患者
のみを受け入れる。救急医は初療からの救命医療
や入院後の根治治療を一貫して迅速に行う。
併設型
地方都市に多く、一次から三次救 急まで広く多く
の患者を受け入れる。救急医は初療のみ行い、専門
的治療は各科が行う(ER型・振り分け型)。
救急外科は、外傷や中毒などの外因性疾患や急性腹症などの
手術適応疾患を主な診療対象としております。二次三次救急を
分けることなく、非常に多くの患者を受入れております。専攻医
が主体的に一人一人の患者と向き合って最善の医療を提供でき
ることを目標としております。堺救急科専門医育成プログラムに
参加すれば、救急科専門医に求められる判断力と手技、他科専
門医が有する最先端の技術や手技をも学ぶことができます。
救急外科 Acute Care Surgery
救急内科・集中治療科
多くの急性腹症や外科感染症に加え、重症外
当院内科統括部の強いバックアップの下に、救
急医・集中治療医・各専門内科医・麻酔科医が
チームとなり、診療・治療・管理にあたります。
専門性が多様のため、各診療ガイドラインに
迅速対応し、かつ病態論に踏み込む深い思考
をもった診断・重症管理が経験できます。
傷や中毒に対応します。初療から手術やIVR、
術後集中治療、さらには転院・外来フォローま
でを担当します。繊細な鏡視下手術から、ダイ
ナミックな外傷外科手術までを経験していた
だきます。
プログラム責任者は、
救急医療の最前線で25年以上働きました。
勤務した5か所の救命救急センターの経験から、
堺市立総合医療
センターにおいて、
単独型と併設型、
両者の利点を組み合わせ、
迅
速性と専門性、
一貫性を追求した全く新しいタイプの救命救急セン
ターを開設しました。
専攻医は、
ドクターカーによる病院前医療、
小
児救急を含めた救急外来対応、
集中治療と根治的外科手技・手術、
さらには災害医療、
DMATも学ぶことが可能です。
2つの民間病
院とともに学問的探究心の追求のため、
大阪大学医学部附属病院
での研修も組み込みました。
その他:院内のサポート体制
■ 小児科医師、
産婦人科医師によるサポート
(小児や妊婦の外因性疾患も対応可能)
■ 24時間体制のハートコール
(PCI)、吐血コー
ル(緊急内視鏡)、ブレインコール(tPA)
■ 24時間当直体制の臨床工学技士チーム
(あらゆる血液浄化や体外循環、人工呼吸器
設定などに対応)
■ 精神科リエゾンチーム
(自殺企図など精神科対応) 病院で救 急 患者を受け入れるだけでなく、我々には以下のような役 割があります。
研 修スケジュール
施設類型
指導医数
施設名
主たる研修内容
基幹研修施設
3
救急診療・外傷診療・
集中治療・ACS・
ドクターカー・MC・
災害医療
救急診療・ER・
地域医療
(救命救急センター)
(2.5)
堺市立
総合医療センター
二次救急
医療施設
1
清恵会病院
二次救急
医療施設
(0.5)
0
耳原総合病院
ER・小児救急・
地域医療
三次救急
医療施設
0.5
大阪大学医学部
附属病院
救急診療・集中治療・
ドクターヘリ
(高度救命救急センター)
2年目
A
A
C
B
B
B
C
A
C
C
3年目
C
専攻医
A
1年目
2年目
3年目
A
堺
堺
耳
耳
阪大
堺
B
堺
堺
堺
阪大
耳
清
C
耳
清
堺
堺
堺
阪大
B
A
B
B
A
C
6か月
6か月
6か月
堺市立総合医療センター
救急救命センター
清恵会病院
救急センター
耳原総合病院・ER
大阪大学医学部附属病院
高度救命救急センター
集中治療
メディカルコントロール
外傷診療
災害医療
ドクターカー
救急診療
地域医療
救急診療
病院前医療 Pre-Hospital Care
メディカルコントロール
災害医療・DMAT
ドクターカーによる現場出動、
救命救急センター
外来に隣接する堺市消防局救急ワークステーショ
ン
(消防分署)
との連携により、
積極的な病院前
医療を行います。
専攻医にも重症救急患者を救
命する 攻めの医療 に参加していただきます。
堺市二次医療圏における救急医療の中心とし
て、行政および堺市消防局、周辺医療機関、堺
市 医 師 会などと協力し連 携します 。いわば
「オール堺」の救急医療体制を構築し、住民へ
安全な医療を提供します。
堺市二次医療圏内で唯一の災害拠点病院、
DMAT指定機関です。当院DMATは東日本大
震災・2016年熊本地震にも派 遣出勤しまし
た。専攻医にもDMAT講習を受けていただき
ます。
※A/B/C:専攻医
※セル
(研修期間)
の最小単位:6か月
18か月
救急診療
05
1年目
地域医療
小児救急
救急診療
集中治療
ドクターヘリ
救命救急センタースタッフ
救命救急センター診療体制
■ 救急外科常勤専従医師14名+非常勤医師1名
■ 平日日勤帯:三次ホットライン担当、
ドクターカー担当、二次救
※救急科専門医8名(救急医学会指導医2名含む)
外科専門医3名、整形外科専門医3名
急担当、ICU/HCU担当、病棟担当、ACS担当、準緊急手術麻
酔担当などの交代分担制
■ 夜間休日帯:2人当直制+2人オンコール
06
施設
紹介
最新の医療施設で学ぶ、
堺市立総合医療センターの施設。
連携研修
施設
3病院で堺市内救急搬送患者の
40 %以上を受け入れています。
(※1)
(計14,300件/全搬送35,406件 堺市消防局 2015.7∼2016.3)
※1 堺市立総合医療センター・清恵会病院・耳原総合病院
清恵会病院
地域に根 差した信頼と安心の医療を実 践
救 急指 導医・専門医、外 傷専門医による密着指 導
(1)救急科領域関連病院機能:二次救急医療機関
(2)指導者:救急科指導医1名、
救急科専門医2名、
外科専門医3名
(3)救急車搬送件数:6,136/年
(4)救急外来受診者数:26,688人/年
(5)研修部門:救急医療センター
(救急室、
集中治療室)
URL:http://seikeikai.or.jp/seikeikai/
救命センター外来(救急外来)
三次専用初療室
■ 170㎡を超える日本トップレベルの面積
(通常2床、災害時最大
4床運用)
■ 初療室と直結する救急CT室
(自走型128列CT)
■ 初療室と直結する血管造影装置を組み込んだ救急専用ハイブ
リッド手術室
※日本初の初療処置台とCT台、
手術台をカーボン製天板手術台
(+
シャトル)
で共用する重症外傷診療システムです。
CTや手術・血管造
影検査などにおける患者の移動・載せ替え 1・2・3! を行わない、
患者にもスタッフにも優しいシステムです。
患者搬送後、
極短時間で
全身CT
(pan-scan)
を取りつつ、
同時に蘇生処置も可能です。
除染室
救命センター病棟
耳原総合病院
徹 底した臨床経験
ER・ICU専従医が 充実した研修を提 供
ICU
(8床)
■ 陰陽圧管理個室2室他、
個室1室を含む
HCU(22床)
■ 前室付き陰陽圧管理個室1室他、
個室4室を含む
■ 熱傷用ベッドと水浴室
救急ワークステーション
救命救急センターに隣接する救
急ワークステーション。
堺市消防
局との実践的連携を行っており
ます。
(1)救急科領域関連病院機能:二次救急医療機関
(2)指導者:救急科専門医2名
(3)救急車搬送件数:4,084件/年
(4)救急外来受診者数:15,729人/年
(5)研修部門:救急室、集中治療室
URL:http://www.mimihara.or.jp/sogo/
二次救急用診療スペース
(3床)
Walk-in用診察室(4室)
大阪大学医学部附属病院 “救 急医学”の歴史を作った日本一の伝 統
豊富な研究と高度実 践医療、ドクターヘリ
(1)救急科領域関連病院機能:三次救急医療施設
(高度救命救急センター)
、
災害拠点病院、
DMAT指定医療機関、
大阪府ドクターヘリ基地病院、
(2)指導者:救急科指導医4名、
救急科専門医13名
(3)救急車搬送件数:1,200件/年
(4)研修部門:高度救命救急センター
URL:http://www.osaka-u-taccc.com/
07
08
INFORMATION
病院概要
理 想 的 な 研 修 プ ログラムを 貴 君 に
堺市
(二次医療圏)
は、
近い将来、
救急医療においても地域内で完結
できる 地域包括ケア を行うことを見据えています。
周辺人口を含め
90万人を抱える堺市における医療の中心的役割を担うため、
当院の
救急科専攻医はドクターカーによる病院前医療から、
救命救急セン
ターでの高度な診療、
根治的な手術や処置、
リハビリテーションや外
来フォロー、
そして社会復帰まで、
救急医療の全てを学ぶことができ
ます。
地域の救急医療体制に直接参画することもできます。
堺市は救
急医療として全てが揃っているが大きすぎず、
専攻医が自分の力を試
すことができるちょうど良いサイズの医療圏です。
そんな医療圏の中
で唯一の救命救急センターで救急医療を学ぶ、
それが堺救急科専門
医育成プログラムです。
当院救命救急センターはあらゆる救急疾患を
診療対象としていますが、
専門性を追求するため当プログラムの特徴
は、
外傷・中毒・熱傷・環境障害などの外因性疾患、
急性腹症などの手
術適応疾患に特化している点です。
あらゆる手術を専従スタッフが主
体となって行っており、
体幹部外傷の手術数は国内トップクラスです。
隣接する救急ワークステーションとは密に交流し情報交換に努め、
堺
市の救急医療体制自体に参画、
調整できる立場にあります。
病院前
医療を含め、
経験できる症例の数と多様性、
主体的に経験できる処
置・手技・手術と高度な救命医療、
各科専門医から学ぶことができる
最新の知識と技術、
災害医療とDMAT講習など、
救急科専門医を目
指す皆さんにとって、
理想的なプログラムと云えるでしょう。
診療科
総合内科/消化器内科/循環器内科/呼吸器内科/血液内科/腎代謝免疫内科/神経内科/心療内科/胃食
道外科/大腸肛門外科/肝胆膵外科/乳腺内分泌外科/呼吸器外科/心臓血管外科/脳神経外科/整形外科/
形成外科/産婦人科/小児科/眼科/耳鼻咽喉科・頭頸部外科/皮膚科/泌尿器科/歯科口腔外科/放射
線治療科/放射線診断科/麻酔科/臨床検査科/病理診断科/リハビリテーション科/救急内科/救急外科
病床数
487床(一般450床・救急救命センター30床・感染症7床)
各種指定等
中田 康城
地域医療支援病院
三次救急医療機関
地域がん診療連携拠点病院
災害拠点病院
臨床研修指定病院
エイズ診療拠点病院
日本医療機能評価機構認定病院
感染症指定医療機関(第一種、第二種)
救命救急センター長・救急外科部長
堺市立総合医療センターDMAT隊長
岐阜大学臨床系客員教授(救急災害医学)
富山大学非常勤講師(危機管理医学)
病院見学のご案内
堺市立 総合医療センターでは 、病院 見学を随 時 募 集しています。
各 担当が 病院 見学に付き添いますので、お気 軽にご相談ください。
これ からの 救 急 科 専 門 医に
期 待 され ること
横田 順一朗
堺市立病院機構副理事長
堺地域メディカルコントロール協議会 会長
大阪府災害医療コーディネーター
日本外傷学会 代表理事
日本臨床救急医学会 前代表理事
09
救急は医の原点といわれています。救急科専門医として、目前に
いる患者さんに真摯に対峙できる
「能力と自信」
を持つこと。
それ
が、救急救命に携わる私自身の理念です。堺市立総合医療セン
ターで学ぶ皆さんには、総合的な要素も含めどの診療科に行こう
とも、正面から患者さんに対面するという「能力と自信」を身につ
けていただきたいと思っています。また、救命救急の本質は「チー
ム医療」。それぞれ救急診療に長けた各専門医が、チーム医療を
24時間365日同じ実力できちんと展開し、
バランスの取れた診療
ができるという点が、
我々の強みです。
例えば、
外科の医師が対応
している患者さんの背景にある内科系の疾患や眼科的な要素を
持っていた場合、
院内の該当科の先生とうまくコミュニケーション
を交わし、
「総合力」
として患者さんに対峙する、
という姿勢を持つ
ことが大切です。当院では、診療科を超えたチーム医療、職種を
超えたチームアプローチを重視しており、その方向性が若い先生
たちにも伝わる病院の雰囲気をつくっています。まずは総合的な
能力を持つ当院でしっかりと研修を受け、救急領域しかり、専門
科にこだわらずいろいろな分野の見聞を広め、
そこから自分でくさ
びを打つように専門性を高めていく。
そんな専門研修が提供でき
ることを目指しております。
期 間
随時受付中(土日・祝日は除きます)
下記項目を見記載し、メールにてお申し込みください。
申し込み
1.氏名(ふりがな)
・性別
2.現所属病院名・卒後年数
3.電話番号・メールアドレス
4.希望見学診療科
5.希望見学日(日程調整しますので、第2希望までお知らせください。)
※見学スケジュールにつきましては、ご希望に応じて調整させていただきますので、お気軽にご相談ください。
申し込み先
臨床教育研究センター [email protected]
臨床教育研究センター
問い合わせ先
TEL:072-272-9950
FAX:072-272-9911
E-mail:[email protected]