平成28年3月30日 株式会社 七十七銀行 「東日本大震災中小企業復興支援ファンド」における投資実行について ~株式会社丸ほ保原商店に対する投資を実行しました~ 株式会社七十七銀行(頭取 氏家 照彦)が出資する「東日本大震災中小企業復興支援 ファンド」 (運営者 大和企業投資株式会社、社長 川﨑 憲一)は、平成 28 年 3 月 30 日、 株式会社丸ほ保原商店(本社 宮城県石巻市、社長 保原 敬明)が発行する社債の引受け による投資を実行しましたので、お知らせします。 本ファンドは、東日本大震災の被災地域で事業展開する未上場中小企業等に資本性資 金を供給し、投資先企業の復興や新事業展開を支援することを目的に平成 24 年 1 月に 設立されたものです。 当行では、本ファンド等を活用し、地域企業の復興にかかる資金調達ニーズや財務基 盤増強ニーズに積極的に対応してまいります。 記 1.株式会社丸ほ保原商店は、昭和 43 年設立の大手水産加工業者であり、石巻市内の 2 ヵ所の工場で、主に三陸産の新鮮なワカメ・メカブ・牡蠣等の加工を行っております。 当社は、加工の際に紫外線殺菌された海水を使用すること等で安心・安全に配慮する とともに、水産物の栄養成分やミネラルを保持する加工に特長があり、当社製品は、 大手小売チェーン等を通じて全国に向けて販売されています。 2.東日本大震災では、本社工場が被災し、在庫も流失するなど甚大な被害をうけまし たが、平成 23 年 7 月に第二工場の稼動を再開し、雇用の維持と生産の回復に努めて まいりました。平成 26 年 2 月には本社工場も再興し、地元の水産物を用いた加工品 のラインナップと製造量の拡大に取り組んでおります。 3.今回、当社は、水産物の水揚げの状況に合わせた機動的な仕入れを可能にするため、 長期安定的な資金の調達と、財務基盤の強化を目的に、本ファンドを引受先とする社 債を発行することとしたものです。 4.「東日本大震災中小企業復興支援ファンド」は、当社のさらなる事業拡大が、水産 養殖業の復興および地域経済の活性化に寄与するものと判断し、ファンドの設立趣旨 に沿って、本件投資を決定したものです。 以 -1- 上 (参 考) 1.「東日本大震災中小企業復興支援ファンド」の概要 (1)正式名称 : 東日本大震災中小企業復興支援投資事業有限責任組合 (2)規 模 : 88 億円 (3)設 立 : 平成 24 年 1 月 31 日 (4)出 資 者 : 無限責任組合員(運営者)大和企業投資株式会社 有限責任組合員 当行 独立行政法人中小企業基盤整備機構 地域金融機関等 (5)期 間 : 存続期間 設立より 12 年(3 年以内の延長を行うこともあります) 投資期間 設立より 7 年 2.ファンドスキーム 当 行 (有限責任組合員) 中小企業基盤整備機構 (有限責任組合員) その他出資者 (有限責任組合員) 出 資 大和企業投資 (運営会社 ・無限責任組合員) 運営 出資 東日本大震災中小企業復興支援投資事業有限責任組合 (ファンド規模:88億円) エクイティ投資 中堅企業 中小企業 ベンチャー 企業 以 -2(終)- 上
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