２０１６年７月１日中堅・中小企業向け融資ファンドへの投資についてＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社（社長：原典之）は、今般、トパーズ・キャピタル株式会社が設立した「トパーズ・プライベート・デット１号投資事業有限責任組合」に対する投資を決定しました。本ファンドは、中堅・中小企業に対し、融資を主体にリスクマネーを提供する本邦初のファンドであり、地域金融機関とも連携し、地域企業の成長や事業再生の支援を行うことを目的としています。当社では、本ファンドへの投資を通じて、中長期的な資産運用収益の拡大を目指すとともに、地域社会の発展に貢献していきます。１．投資決定の背景ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループは、ＣＳＲ方針として「商品・サービスの品質向上を通じた社会的課題解決への貢献」を掲げています。本ファンドへの投資は、そのＣＳＲ方針に沿って三井住友海上が推進する、「投融資を通じた社会的課題解決への貢献」の一環として取り組むものです。また、中堅・中小企業に対して、機関投資家からの資金を裏付けに直接融資を行うファンド（プライベート・デット・ファンド）は新たなクレジット投資の手法として注目されており、本ファンドへの投資は運用手法の多様化、高度化に寄与するものです。２．本ファンドの概要組設合名トパーズ・プライベート・デット１号投資事業有限責任組合立２０１４年３月無限責任組合員ティー・シー・パートナーズ株式会社（※）有限責任組合員三井住友海上火災保険株式会社、株式会社地域経済活性化支援機構（ＲＥＶＩＣ）、国内機関投資家などファンド総額１１７億円 ※本ファンドの運営を目的に設立された、トパーズ・キャピタル株式会社の１００％子会社です。（スキーム概要）無限責任組合員地域金融機関（ティー・シー・パートナーズ）出資・管理業務有限責任組合員出資管理報酬等トパーズ・プライベート・匿名組合出資収益分配有限責任組合トパーズ・融資等中堅・中小企業キャピタルデット１号投資事業（三井住友海上他）連携収益分配株式会社元利金返済以上