関市要介護度改善奨励事業奨励金交付要綱 (目的) 第1条 この告示は

関市要介護度改善奨励事業奨励金交付要綱
(目的)
第1条
この告示は、介護保険法(平成9年法律第123号)第8条第7項に規
定する通所介護、同条第8項に規定する通所リハビリテーション、同条第17
項に規定する認知症対応型通所介護及び同条第18項に規定する小規模多機
能型居宅介護を行う事業所(以下「事業所」という。)における要介護認定を
受けた者の要介護度の改善に向けた取組に対して評価を行い、当該要介護度の
改善について効果を上げた事業所に対して奨励金を交付することにより、介護
保険サービスの質の向上及び介護職員の意欲向上を図ることを目的とする。
(評価の対象事業所)
第2条
評価の対象となる事業所は、次に掲げる要件を全て満たすものとする。
(1)
市内に所在地を有すること。
(2)
厚生労働大臣から別表の選択的サービスのいずれかについて加算の認
定を受けていること。
(評価方法等)
第3条
市長は、評価の対象となる事業所において、要介護度の改善者数に2を
乗じて得た数及び要介護度の維持者数の合計数を評価対象期間(第5条の規定
による申請を行う前年の1月1日から12月31日までをいう。) 内に別表の
選択的サービスのいずれかを3月以上利用し、その後要介護度の更新及び変更
の認定が行われた数で除して得た数(以下「評価値」という。)を用いて評価
を行う。
2
市長は、前項の規定による評価の結果、評価値が0.7以上であって、当該
評価値が通所介護にあっては上位4事業所に、通所リハビリテーション、認知
症対応型通所介護及び小規模多機能型居宅介護にあってはそれぞれ上位1事
業所に奨励金を交付する。
(奨励金の額)
第4条
奨励金の額は、次の各号に掲げるサービスに応じて当該各号に定める額
とする。
(1)
通所介護
評価値が高い事業所から順に500,000円、300,
000円、100,000円、50,000円
(2)
通所リハビリテーション
(3)
認知症対応型通所介護
(4)
小規模多機能型居宅介護
300,000円
300,000円
300,000円
(奨励金の交付申請等)
第5条
奨励金の交付を受けようとする事業所(以下「申請者」という。)は、市
長が定める日までに関市要介護度改善奨励事業奨励金交付申請書(別記様式第
1号)に次に掲げる書類を添付して、市長に提出しなければならない。
2
(1)
要介護度改善に向けた取組報告書(別記様式第2号)
(2)
評価対象受給者名簿(別記様式第3号)
(3)
前2号に掲げるもののほか、市長が必要と認める書類
市長は、前項の規定による申請があったときは、第3条の規定により、評価
を行い、及び奨励金を交付するかどうかを決定し、関市要介護度改善奨励事業
奨金交付(不交付)決定通知書(別記様式第4号)により申請者に通知する。
(奨励金の交付請求)
第6条
前条第1項の規定により交付決定の通知を受けた事業所(以下「交付決
定者」という。)は、関市要介護度改善奨励事業奨励金交付請求書(別記様式
第5号)を、市長に提出しなければならない。
(奨励金の交付)
第7条
市長は、前条に規定する書類を受理したときは、奨励金を交付するもの
とする。
(奨励金の交付決定の取消し等)
第8条
市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、奨励金の交付決定を取
り消し、又は既に交付した奨励金を返還させることができる。
(1)
交付決定者がこの告示の規定に違反したとき。
(2)
交付決定者が偽りその他不正の行為により奨励金の交付決定を受けた
ことが明らかになったとき。
(3)
前2号に掲げる場合のほか、市長が奨励金の交付を適当でないと認め
たとき。
2
市長は、前項の規定により、奨励金の交付決定を取り消し、又は既に交付し
た奨励金を返還させるときは、関市要介護度改善奨励事業奨励金交付決定取消
(返還)通知書(別記様式第6号)により交付決定者に通知する。
(交付結果の公表)
第9条
市長は、奨励金の交付結果について、市ホームページその他の方法によ
り公表するものとする。
(委任)
第10条
附
この告示に定めるもののほか必要な事項は、市長が定める。
則
1
この告示は、平成28年4月1日から施行する。
2
この告示は、平成31年3月31日限り、その効力を失う。
別表(第2条、第3条関係)
サービスの種類
1
2
通所介護
通所リハビリテーション
選択的サービス
(1)
個別機能訓練加算(Ⅰ)
(2)
個別機能訓練加算(Ⅱ)
(3)
栄養改善加算
(4)
口腔機能向上加算
(1)
リハビリテーションマネジメント
加算(Ⅰ)
(2)
リハビリテーションマネジメント
加算(Ⅱ)
3
4
認知症対応型通所介護
小規模多機能型居宅介護
(3)
栄養改善加算
(1)
個別機能訓練加算
(2)
栄養改善加算
(3)
口腔機能向上加算
総合マネジメント体制強化加算