那須塩原市屋外広告物改修等事業補助金交付要綱 (趣旨) 第1条 この告示は、那須塩原市補助金交付規則(平成17年那須塩原市規則 第51号)に定めるもののほか、那須塩原市屋外広告物改修等事業補助金(以 下「補助金」という。)の交付に関し、必要な事項を定めるものとする。 (交付の目的) 第2条 この補助金は、栃木県屋外広告物条例(昭和39年栃木県条例第64 号。以下「県条例」という。)の規定に基づき適法に表示又は設置してある 広告物及び広告物を掲出する物件(以下「広告物等」という。)のうち那須 塩原市屋外広告物条例(平成27年那須塩原市条例第 号。以下「市条例」 という。)の施行により不適格となる広告物等を市条例の基準に適合するよ うに改修、移設及び撤去(以下「改修等」という。)を行う費用の全部又は 一部を補助することにより、良好な景観の形成を実現することを目的とする。 (定義) 第3条 ⑴ この告示において使用する用語の意義は、次に掲げるとおりとする。 改修 広告物等の設置場所の変更をせずに板面、支柱及び裏面をこげ茶 色とし文字を白色又は黒色とする変更のみを行うこと。 ⑵ 移設 広告物等を市条例の施行による色彩規制の適用を受けない地域に 設置し直すこと。 ⑶ 撤去 広告物等を取り去ること。 ⑷ 一般区域 ⑸ 那須塩原駅西口区域 那須塩原市のうち那須塩原駅西口区域を除く区域 市道東那須野大通り線沿線両側50メートルの区 域及び県道大田原・高林線のうち、市道東那須野大通り線との交差点から 県道西那須野・那須線との交差点までの沿線両側50メートルの区域並び に大原間西1丁目1番及び沓掛1丁目1番並びに市道那須塩原駅西26号 線の起点から左折するまでの直線区間のうち、左折部の2箇所の隅切り点 からの脚長の交差点から手前50メートルまでの区間の西側の路端(隅切 部については、脚長)から50メートルの区域及び市道那須塩原駅西1号 線の起点から左折するまでの直線区間のうち、左折部の2箇所の隅切り点 からの脚長の交差点から手前50メートルまでの区間の北側の路端(隅切 部については、脚長)から50メートルの区域 ⑹ 再改修等必要区域 県道大田原・高林線のうち、県道西那須野・那須線 との交差点から県道矢板・那須線との交差点までの沿線両側500メート ルの区域 (補助対象事業及び広告物等) 第4条 補助金の交付対象となる事業は、県条例の規定に基づき適法に表示又 は設置してある広告物等のうち市条例の施行により不適格となる広告物等を 市条例の基準に適合するように改修等を行うこととする。 2 前項の広告物等のうち補助金の交付対象となるものは、広告板、広告塔、 壁面広告、壁面突出広告及び置看板とする。 (補助対象者) 第5条 補助金の交付を受けることができる者は、広告物等を設置する者で、 かつ、市税を滞納していないものとする。 (補助対象事業の施工者) 第6条 補助金の交付対象となる広告物等の改修等の施工者は、栃木県屋外広 告業登録業者でなければならない。ただし、撤去にあっては、栃木県内の工 事業者によることができる。 (補助対象経費) 第7条 補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、 改修等に要する経費とする。ただし、品質の向上、形状の拡大等に要する経 費は除くものとする。 2 第17条の規定による措置により生じた経費は、補助対象経費としない。 (補助金の額等) 第8条 2 補助金の交付は、同一の広告物等につき 1回限りとする。 補助金の額は、補助対象経費に次の表の区域及び行為の別の欄に掲げる区 分に応じ、それぞれ同表の補助割合の欄に掲げる割合を乗じて得た額(当該 額に1,000円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てた額)と、そ れぞれ同表の上限の欄に掲げる額とを比較し、低い方の額とする。ただし、 再改修等必要区域において、屋外広告物掲出禁止区域等の指定(平成11年 栃木県告示第479号)の改正告示(平成20年栃木県告示第1号)により 県条例の基準に不適格となったため、基準に適合するように改修等を行った 広告物等を再度改修又は撤去を行う場合に限り、30万円を上限とする。 区 域 一般区域 行為の別 補助割合 上 限 改修又は撤去 100パーセント 100,000円 移設 50パーセント 100,000円 那 須 塩 原 駅 改修又は撤去 100パーセント 200,000円 西口区域 50パーセント 200,000円 移設 (事前協議) 第9条 補助金の交付を受けようとする者は、屋外広告物改修等事業事前協議 書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて市長に事前協議をしなければな らない。 ⑴ 改修等を行う広告物等の現在の位置図、配置図及び現況写真 ⑵ 広告物等の改修等に係る設計図書 ⑶ その他市長が必要と認める書類 (交付申請) 第10条 前条の事前協議を済ませた者で補助金の交付を受けようとするもの は、屋外広告物改修等事業補助金交付申請書(様式第2号)に次に掲げる書 類を添えて市長に提出しなければならない。 ⑴ 改修等を行う広告物等の位置図、配置図及び現況写真 ⑵ 広告物等の改修等に係る設計図書 ⑶ 広告物等の改修等に係る直接工事費の記載のある見積書又はその写し ⑷ 広告物等の補助対象経費に係る直接工事費の記載のある見積書又はその 写し(広告物等の改修において、品質の向上、形状の拡大等がある場合に 限る。) ⑸ その他市長が必要と認める書類 (交付決定及び通知) 第11条 市長は、前条の申請書の提出があったときは、書類を審査の上、適 正と認めたときは交付の決定を行い、屋外広告物改修等事業補助金交付決定 通知書(様式第3号)により当該申請者に通知するものとする。 (交付変更申請) 第12条 前条の規定により補助金の交付決定を受けた者(以下「補助事業者」 という。)が第10条の申請の内容を変更しようとするときは、屋外広告物 改修等事業補助金交付変更申請書(様式第4号)に次に掲げる書類を添えて 市長に提出しなければならない。 ⑴ 変更後における広告物等の改修等に係る設計図書 ⑵ 変更後における広告物等の改修等に係る直接工事費の記載のある見積書 又はその写し ⑶ 変更後における広告物等の補助対象経費に係る直接工事費の記載のある 見積書又はその写し(広告物等の改修において、品質の向上、形状の拡大 等がある場合に限る。) ⑷ その他市長が必要と認める書類 (交付決定の変更及び通知) 第13条 市長は、前条の変更申請書の提出があったときは、書類を審査の上、 適正と認めたときは交付決定の変更を行い、屋外広告物改修等事業補助金交 付変更決定通知書(様式第5号)により補助事業者に通知するものとする。 (申請の取下げ) 第14条 補助事業者は、補助金の交付申請の取下げをするときは、屋外広告 物改修等事業補助金交付申請取下届(様式第6号)を市長に提出しなければ ならない。 2 前項の申請の取下げがあったときは、当該申請に係る補助金の交付決定は、 なかったものとみなす。 (実績報告) 第15条 補助事業者は、補助事業が完了したときは、屋外広告物改修等事業 補助金実績報告書(様式第7号)に次に掲げる書類を添えて市長に提出しな ければならない。 2 ⑴ 広告物等の改修等に関して施工者と締結した契約書の写し ⑵ 広告物等の改修等に要する経費に係る施工者からの領収書の写し ⑶ 広告物等の改修等後の写真 ⑷ その他市長が必要と認める書類 前項の実績報告書は、広告物等の改修等の完了した日から起算して30日 を経過する日又は交付決定の日の属する会計年度の3月末日のいずれか早い 日までに提出しなければならない。 (完了検査) 第16条 市長は、前条の実績報告書の提出があったときは、完了検査を行う ものとする。 (是正のための措置) 第17条 市長は、前条の完了検査の結果、補助金交付決定の内容に適合しな いと認められるときは、補助事業者に対してこれに適合させるために必要な 措置を命ずることができる。 (補助金の額の確定) 第18条 市長は、第16条の完了検査の結果、補助金の交付決定の内容に適 合すると認めるときは、交付すべき補助金の額を決定し、屋外広告物改修等 事業補助金の額の確定通知書(様式第8号)により、速やかに補助事業者に 通知するものとする。 (交付請求) 第19条 補助事業者は、前条の規定による通知を受け、補助金の交付を受け ようとするときは、遅滞なく屋外広告物改修等事業補助金交付請求書(様式 第9号)を市長に提出しなければならない。 (その他) 第20条 附 この告示に定めるもののほか、必要な事項は市長が別に定める。 則 (施行期日) 1 この告示は、平成27年4月1日から施行する。 (平成30年度の交付申請期日) 2 平成30年度における交付申請は、9月末日までに行わなければならない。 (失効) 3 この告示は、平成31年3月31日限り、その効 力を失う。
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