し尿処理施設更新基本設計業務委託 公募プロポーザル募集要項 1 募集の趣旨 本市のし尿処理施設である臨海衛生工場は、昭和41年の当初建設から、これまでに約49 年が経過しており、老朽化が懸念されている。 し尿処理施設更新基本設計業務委託(以下「本委託」という。)は、平成24・25年度に 策定したし尿処理施設整備基本計画で定めた設計諸元等について、平成27年度に見直しした 市原市汚水処理整備構想と整合を図り、処理方式等を見直すとともに、し尿処理施設の基本設 計としての整備方針を策定するものである。 本募集は、本委託の受託者を特定するにあたり、高い技術力と様々な実績を有する優れた業 者を特定するために実施するものであり、本要項は、その手続きについて、必要な事項を定め るものである。 2 業務概要 (1)本委託の概要 3 ① 業 務 名 し尿処理施設更新基本設計業務委託 ② 履行期間 業務委託契約締結日の翌日から平成29年3月31日までとする。 ③ 業務内容 別紙仕様書のとおり 募集要領 (1)選考方針 受託候補者の選定は、市原市の職員で構成する「し尿処理施設更新基本設計業務委託公募プ ロポーザル企画提案審査会」 (以下「審査会」という。)において、業務実績等による客観評価、 技術提案書に基づくプレゼンテーション等による技術提案評価、参考見積書の価格評価の審査 を実施する。客観評価点、技術提案評価点及び価格評価点の合計点が最も高い参加者を受託候 補者、次に合計点が高い参加者を次点候補者として選定する。 (2)スケジュール ① 内 容 手続き開始の公示 募集要項等の配布 日 時 平成28年4月 1日(金)から ② 質疑の受付締切 平成28年4月 8日(金)午後5時まで ③ 質疑への回答 平成28年4月13日(水) ④ 参加表明書の提出期間 平成28年4月15日(金)午後5時まで 1/9 ⑤ 技術提案書作成者の選定 平成28年4月22日(金)通知 ⑥ 技術提案書等の提出期間 平成28年5月 9日(月)午後5時まで ⑦ 審査会(提案者プレゼンテーション) 平成28年5月16日(月) ⑧ 特定・非特定通知書の送付 平成28年5月23日(月) ⑨ 受託候補者及び審査経過の公表 平成28年5月23日(月) ⑩ 契約予定日 平成28年5月30日(月) (3)審査会等の構成 ① 審査会 市 職 ② 事務局 市原市 住 員 8名 環境部 クリーン推進課 所 〒290-8501 T E L 施設計画係 千葉県市原市国分寺台中央1-1-1 0436-22-1111 内線2046 F A X 0436-24-1204 e-mail [email protected] (4)参加資格要件 本募集による受託者の選定に参加することができる者(以下「参加者」という。)は、次 の①から④までの参加資格要件を全て満たす単体企業とする。 ① 「市原市建設コンサルタント等企画提案(プロポーザル)方式及び設計競技方式実施要綱」 (平成19年4月1日)第5条に該当する者。 ② 平成28・29年度「市原市入札参加資格者名簿(測量・コンサルタント部門)」に登載 されている者。 ③ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者であ ること。 ④ 市原市が行う契約からの暴力団排除に関する措置要綱に基づく排除措置を、募集開始の日 から参加表明書提出締切日までの間に受けていないこと。 (5)業務実施上の条件 業務の実施にあたっては、次の条件をすべて満たすものとする。 ① 業務の再委託(契約後の再委託先追加についても同様とする。) 受注者は、業務の全部又は主たる部分を第三者に委託してはならない。ただし、あらか じめ発注者の承諾を得た場合は、業務の一部について協力会社の協力を求めることができ る。協力を求める場合、再委託先の協力企業等は、本要項3、(4)①、③、④を満たす ものとする。 2/9 ② 配置予定技術者 ア 主任技術者は以下のいずれかの資格を有するものとする。 1)技術士法で定める技術士で衛生工学部門(廃棄物管理)又は(廃棄物処理) 2)技術士法で定める技術士で上下水道部門(下水道) 3)RCCM(廃棄物部門) 4)RCCM(下水道) イ 照査技術者及び担当技術者を配置することとする。 (6)参加等に対する制限 参加者、再委託先の協力企業等の重複参加は認めない。 (7)募集要項、資料類の配布・閲覧 ① 募集要項等の配布 ア 配布期間 平成28年4月1日(金)から イ 配布方法 要項、様式、資料類は市原市のホームページに掲載するので必要に応じてダウンロー ドし、使用すること。 URL 4 http://www.city.ichihara.chiba.jp/ 応募手続き (1)参加表明書等の提出 技術提案書の提出を希望する参加者は、以下の要領で書類等を提出すること。 ① 受付期間 平成28年4月1日(金)から平成28年4月15日(金)午後5時まで ② 提出場所 事務局(市原市環境部クリーン推進課施設計画係) ③ 提出方法 提出書類は、提出場所まで持参又は郵送すること。ただし、郵送する場合は、受付期限 までに必着すること。 ④ 提出書類及び提出部数 ア 参加表明書【様式1】 1部 イ 主任技術者の保有資格【様式3】 1部 主任技術者の資格を証明する参考資料(資格証の写し等)を添付すること。 ウ 配置予定技術者の取組体制(任意様式) エ その他提出書類 各1部 3/9 1) 誓約書【様式 9】 2)資本面及び人事面において関連のある者の一覧(任意様式) 3)協力業者の名称等【様式 8】 (2)募集要項等に関する質疑の受付及び回答 ① 受付期間 平成28年4月1日(金)から平成28年4月8日(金)午後5時まで ② 受付場所 事務局(市原市環境部クリーン推進課施設計画係) ③ 提出方法 質疑回答書【様式2】に記入し、電子メールにて受付期間内に事務局へ送付すること。 なお、電子メール以外での質問の受付は行わない。 ④ 質疑回答 質疑に対する回答は、一括してとりまとめ、平成28年4月13日(水)(時間未定) にホームページ上にて公開する。回答内容は、本要項及び関係する仕様書類の追加、修正と して取り扱う。 (3)参加資格の審査 参加資格の選考結果は、平成28年4月22日(金)までに、参加意思表明書提出者に対し て、文書により通知する。 (4)提出書類の記入上の留意事項 ① 参加表明書【様式1】 代表者印を押印の上、提出すること。 ② 配置予定技術者の取組体制(任意様式) 主任技術者、照査技術者、担当技術者の配置について、任意の様式で記載すること。 ③ 誓約書【様式 9】 代表者印を押印の上、提出すること。 本委託契約締結日までに、誓約書の記載事項に反した場合は、失格とする。 ④ 資本面及び人事面において関連のある者の一覧(任意様式) 資本面及び人事面において以下の条件に該当する者を任意の様式で記載すること。 ア 資本面において関連のある者については、当該企業の発行済株式総数の100分の50を 超える株式を有し、又はその出資の100分の50を超える出資をしている者を記載すること。 4/9 イ 人事面において関連のある者については、当該企業の代表権を有する役員が、プロポーザ ル参加者の代表権を有する役員を兼ねている者を記載すること。 ⑤ 協力業者の名称等【様式 8】 再委託先として予定している協力業者等がある場合には、名称、所在地、代表者、協力を受け る内容を記入して提出すること。 ⑥ 参加表明書、主任技術者の保有資格及びその他提出書類の作成上の注意事項 ア 使用する言語は日本語とし、通貨及び単位は、日本国通貨、日本の標準時及び計量法に定 める単位とする。提出された書類の訂正、追記、返却は認めない。また、要求する内容以外 の書類や図面等は受理しない。 ( (5)技術提案書の提出についても共通とする。) イ 参加表明書等についてのヒアリングは、実施しない。ただし、記載内容が不明確で参加資 格を確認できない場合には、説明を求めることがある。 ウ 受託候補者として選定された者は「参加表明書等」に記載した配置予定技術者に当該業務 を担当させなければならない。 (5)技術提案書の提出 ① 提出書類 技術提案書の提出書類は、指定の様式に基づき作成すること。 ア 技術提案書 1部【様式4】 イ 参加者の同種業務及び類似業務実績【様式5】 ウ 主任技術者の保有資格及び実績【様式6】 エ 業務実施方針【様式7】 10部 オ 参考見積書(A4版 任意様式)1部 ② 技術提案書の提出方法 ア 提出方法 提出書類は、受付期限までに提出場所まで持参又は郵送すること。ただし、郵送す る場合は、受付期限までに必着すること。 イ 受付期間 平成28年4月25日(月)から平成28年5月9日(月)午後5時まで ウ 提出場所 事務局(市原市環境部クリーン推進課施設計画係) ③ 技術提案書の記入上の留意事項 ア 技術提案書 代表者印を押印の上、提出すること。 イ 参加者の同種業務及び類似業務実績 以下に該当する業務の業務実績を5件以内で記入する。記入する業務については、平 成13年度以降に発注され、参加表明書提出日までに完了している業務を対象とする。 5/9 記入した実績については、契約書の鑑の写し、業務の内容が確認できる仕様書、書類等 を添付すること。 1)同種業務 し尿及び浄化槽汚泥と下水処理施設の共同処理を対象とした基本計画業務または基 本設計業務(基本計画業務と基本設計業務について、同一案件のもと各々実績を有する 場合は 1 件とする。) 2)類似業務 汚泥再生処理センターを対象とした基本設計業務。 農業集落排水と下水処理施設の共同処理を対象とした基本設計業務 終末処理場を対象とした基本設計業務。(水処理施設の新設または増設に限る。) ウ 主任技術者の保有資格及び実績 本業務を担当する主任技術者について、次に従い記入すること。また、記入した担当 者について、参加者又は協力企業等との雇用関係を証明する参考資料(健康保険証の写 し等)を添付すること。 1)資格 保有資格については、本要項の3(5)②に記載された資格について記入する。記入 した資格を証明する参考資料(免許証の写し等)を添付すること。 2)同種業務及び類似業務実績 同種業務及び類似業務の対象と添付書類は、前記「イ参加者の同種業務及び類似業務 実績」による。 エ 業務実施方針 本業務に対する提案者の業務実施方針について、【様式7】に記述する。 その際、以下の事項を記載すること。 1)取組体制 2)業務に関する具体的作業内容 3)共同処理の進め方 オ 参考見積書(A4版 任意様式) 参考見積書の書式は任意とし、見積の金額については、本体価格と消費税及び地方消費 税を併記すること。 カ 技術提案書作成上の注意事項 1)業務実施方針はA3判3枚にまとめること。(横書き) 2)業務実施方針は文章での表現を原則とし、文字の大きさは、原則10.5ポイント以 上とすること。文章を補完するために必要な概念図や表、イメージ図等を使用し、基本 的考え方をわかりやすく簡潔に記述すること。 3) 提出者(協力企業等を含む)を特定することができる内容の記述(社名や実績の名 称など)は行わないこと。(プレゼンテーションにおいても同様とする。) 4) 参考見積書の金額については、本委託契約時まで原則として変更を行わないものと する。ただし、発注者が改善を求めた場合には金額を変更できるものとする。 特別な理由なく金額の変更を行った場合は、参考見積書について虚偽の記載があった 6/9 とみなす場合がある。 5) 参考見積書の金額は、本要項5(1)③の契約上限額を超過しないこと。超過した場 合は、失格とする。 6) 技術提案書の作成及び提出等にかかる費用は、提出者の負担とする。 ④ 技術提案書の評価基準 提出書類の評価基準は、別添「し尿処理施設更新基本設計業務委託公募プロポーザル技術 提案書等評価要領」に示す内容とする。 ⑤ プレゼンテーション及びヒアリング 審査は、提出された技術提案書の内容と、提出者によるプレゼンテーション及びヒアリン グ(以下「プレゼン等」という。)を踏まえ行うものとし、その実施方法は以下のとおりと する。 ア プレゼン等への出席者は、本業務を担当する主任技術者を含む3名以内とする。 イ プレゼン等の日程は、平成28年5月16日(月)を予定している。 ウ プレゼン等は、参加者が提出した技術提案書及びそこに記載した内容をパワーポイント 等にて表現したもののみとし、新たな内容の資料提示は認めない。スライド用のパソコ ンは持参すること。 (スクリーンは、市で用意する。) エ プレゼンテーションの持ち時間は20分、その後に、審査委員からのヒアリングを10 分程度行う予定である。 オ プレゼンテーションの資料やスライド中には、企業名や身分がわかるような表示をしな いこと。質疑応答においても企業名等がわかるような表現をしないこと。 ⑥ 審査方法及び結果の通知 客観評価及び技術提案評価、価格評価の審査を実施し、最も合計点が高い参加者を受託候補者、 次に高い参加者を次点候補者として選定する。 受託候補者、次点候補者、及び選定されなかった技術提案書の提出者に対しては、審査の結 果を書面にて郵送で通知する。 なお、審査結果の概要は、後日、ホームページで公表するものとするが、審査結果に関す る異議申立ては一切受け付けないものとする。 ⑦ 失格 次の条件のいずれかに該当する場合には、失格とする。 ア 提出資料等が本要項の提出方法等に適合しない場合 イ 虚偽の内容が記入されていることが明らかになった場合 ウ その他、本要項に違反すると認められた場合 エ 審査会会長、副会長、審査員に直接、間接を問わず連絡を求めた場合 オ 審査の公平さに影響を与える行為があったと審査会が認めた場合 カ 本委託の執行が適正に行われない恐れがあると審査会が認めた場合 キ 参考見積書の金額が、本要項5(1)③の契約金額を超過した場合 7/9 5 ク プレゼン等への出席者に、本業務に担当する主任技術者が出席しない場合 ケ 本委託契約締結時までに誓約書の記載事項に反した場合 契約・その他 (1)業務委託契約 ① 契約の締結 本委託の受託候補者として選定された者と見積合わせ等の契約手続きを行う。ただし、こ の者が参加表明書の提出から契約締結までの間に指名停止の措置や指名除外の措置を受け た場合、又は、本要項4(5)⑦(エ、クを除く)に該当した場合、若しくは何らかの事故 等により、契約手続きが不可能となった場合は、その者との契約の締結を行わず、次点候補 者を契約交渉の相手方とする。 ② 契約に係る業務内容 契約に係る業務は、別途、仕様書に定める内容とする。なお、契約締結の際に、プロポー ザルの内容に即して仕様書の変更を行う場合もありうるが、提案が必ず設計金額に反映され るわけではない。 ③ 契約上限金額 本委託の業務委託料の上限金額は、11,200千円(消費税及び地方消費税を含む。) とする。 (2)提出書類の取り扱いについて 提出された資料及びその複製は、参加表明書の審査、技術提案書の選考以外に提出者に無 断で使用しないものとする。 特定されなかった参加者の技術提案書については返却するものとする。 (3)参考図書の貸出について 本市のし尿処理施設更新事業について、以下のとおり参考図書の貸出を行う。 ①貸出図書 1)し尿処理施設整備基本計画策定業務委託報告書 2)市原市臨海衛生工場精密機能検査報告書(平成27年度) 3)清掃事業概要(平成27年度) ②貸出期間 平成28年4月1日(金)から平成28年5月9日(月)のうち、最長3日間。(土日祝 日を除く) ③貸出方法 事前に事務局へ電子メールまたは電話にて申し入れを行い、日程調整を行ったうえで貸出 を行うこととする。 8/9 なお、貸出の際には、借用書【様式10】を記入のうえ提出すること。 ④貸出及び返却場所 貸出及び返却場所は事務局とする。 なお、郵送での返却は認めない。 ⑤注意事項 参考図書の借用をするものは、以下の事項を遵守しなければならない。 1)参考図書の貸出については、技術提案書の作成以外の目的で使用してはならない。 2)貸出期間の延期は認めない。 3)参考図書の貸出について、汚損及び紛失をしてはならない。 4)借用書【様式10】について、代表者印を押印のうえ、提出すること。 9/9
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