第1条 この要綱は

清瀬市訓令第
号
清 瀬 市 子 育て 世帯 近 居 支 援 事業 実施 要 綱
(目的)
第1条
こ の要 綱は 、子 育て 世 帯 と親 世 帯 が 近 居又 は同 居 す る た め
に 要 す る 引 越し 費用 等 を 助 成 する こと に よ り、三 世 代家 族 の 形 成
を 促 進 し、安 心 して 子 ど も を 産み 育て ら れ る 環 境 の 構築 を 支 援 す
る こ と を 目 的と する 。
(定義)
第2条
こ の要 綱に お い て 次 の各 号に 掲 げ る 用 語の 意義 は 、当該 各
号 に 定 め る とこ ろに よ る 。
( 1 )子 育 て 世帯と は 、6 歳 に 達する 日 以 後 の 最初 の3 月 3 1 日 ま
で の 間 に あ る者(第 6 条 の 申 込の とき に 母 子 健 康手 帳が 交 付 さ
れ て い る 者 の胎 児を 含 む 。)及び その 父 母 で 構 成さ れ、生 計 を
一 に す る 世 帯を いう 。
( 2 )親 世 帯 とは、子 育 て 世 帯 の父又 は 母 の 2 親等 以内 直 系 尊 属 で
構 成 さ れ た 世帯 をい う 。
( 3 )近居 と は、子 育 て 世 帯 及び 親世 帯 の い ず れも が、清 瀬 市内 に
居 住 す る こ とを いう 。
(4)移転世帯とは、次号の在住世帯と近居又は同居するために、
清瀬市外から清瀬市内へ転入する子育て世帯又は親世帯のこ
とをいう。
( 5 )在 住 世 帯とは 、移 転 世 帯 が、清 瀬 市 の 住 民と なっ た 日( 住 民
基本台帳法第7条の規定により住民票に記載された住民とな
っ た 年 月 日 をい う。)に お い て、住民 基 本 台 帳 法に 基づ く 住 民
登録により清瀬市内に引き続き1年以上居住している世帯の
ことをいう。
( 助 成 対 象 者)
第3条
助 成金 の交 付 の 対 象 とな る者 は 、移転 世 帯 であ っ て 次 の 各
号 の い ず れ にも 該当 す る も の とす る。
- 1 -
(1)子育て世帯及び親世帯が区市町村税を滞納していないこと。
(2)子育て世帯及び親世帯の世帯員が清瀬市の暴力団排除条例
( 平 成 2 4 年清 瀬市 条 例 第 3 3号 )第 2 条 第 2 号に 規定 す る 暴
力団員又は同条第3号に規定する暴力団密接関係者でないこ
と。
( 3 )移 転 世 帯が在 住 世 帯 と 近居 又は 同 居 す る ため 、清 瀬 市 の 住 民
となった日から起算して3年以上にわたって市内に居住を継
続 す る 見 込 みで ある こ と 。
( 4 ) こ の 要綱 によ る 助 成 を 過去 に受 け た 世 帯 でな いこ と 。
( 助 成 対 象 費用 )
第4条
助 成金 の交 付 の 対 象 とな る費 用( 以下「助 成対 象 費 用」と
い う 。)は、平 成2 8 年 4 月 1日 以降 に 発 生 し た 次 の各 号 に 掲 げ
る 費 用 ( 消 費税 に係 る 部 分 を 含む 。) の 合 計 金 額と する 。
( 1 )移転 世 帯 が負 担 す る 移 転の ため に 引 越 し 事業 者等 に 支 払 う 運
送 費 用 及 び これ に付 帯 す る 荷 造り 等の サ ー ビ ス 費用
( 2 )移転 世 帯 が不 動 産 を 登 記す るた め に 要 す る登 録免 許 税 及 び 登
記簿謄本代並びにこれに付帯する司法書士への報酬を含む不
動産登記費用
( 助 成 金 の 額)
第5条
助 成金 の額 は 、助成 対 象 費用 に 2 分 の 1を 乗じ た 金 額 と し、
1 0 万 円 を 上限 に交 付 を す る 。た だし 、助 成 金 の額 に1 0 0 円 未
満 の 端 数 が ある とき は 、 そ の 端数 を切 り 捨 て た 金額 とす る 。
2
助 成 金 は、 毎年 度 予 算 に 定め る範 囲 内 と す る。
( 助 成 金 交 付申 込)
第6条
市 長は 、助成 金 の 交 付 の申 込み を し よ う とす る者( 以 下「助
成 金 申 込 者 」と いう 。)に 、清 瀬 市 子 育 て 世 帯 近居 支援 事 業 助成
金 交 付 申 込 書兼 請求 書 に 次 の 各号 に掲 げ る 書 類 を添 えて 、提 出 す
る よ う 求 め なけ れば な ら な い 。
( 1 ) 子 育 て世 帯全 員 の 住 民 票の 写し
( 2 ) 親 世 帯全 員の 住 民 票 の 写し
- 2 -
( 3 ) 子 育 て世 帯及 び 親 世 帯 の続 柄が 確 認 で き る書 類
( 4 ) 助 成 対象 費用 の 領 収 書 の写 し
( 5 )母 子 健 康手帳 の 写 し( 申 請日以 後 に 子 育 て世 帯の 母 が 出 産 予
定 の 場 合 に 限る 。)
( 6 ) 在 住 世帯 の市 税 調 査 同 意書
( 7 ) 移 転 世帯 の区 市 町 村 税 の納 税証 明 書 ( 転 入前 のも の 。 )
( 8 ) 口 座 振込 依頼 申 請 書 ( 債権 者登 録 用 )
( 9 ) そ の 他市 長が 必 要 と 認 める 書類
2
前 項 の 申込 をす る こ と が でき る期 間 は 、近 居 を する た め に 住 民
と な っ た 日 から 6か 月 以 内 と する 。た だ し 、市 長 が特に 認 め た 場
合 は 、 こ の 限り でな い 。
( 助 成 金 の 交付 決定 )
第7条
市 長は 、前 条 第 1 項 の申 込が あ っ た と きは 、そ の 内 容 を 審
査 し て 適 否 を決 定し 、清 瀬 市子 育 て世 帯 近 居 支 援事 業助 成 金 交 付
( 不 交 付 )決 定 通知 書 で 当 該 助成 金申 込 者 に 通 知す るも の と する。
2
市 長 は 、前項の 規 定 に よ り助 成金 の 交 付 を 決定 した と き は 、速
や か に 当 該 助成 金申 込 者( 以 下「 助成 金 受 給 者 」と いう 。)に助
成 金 を 交 付 する もの と す る 。
( 交 付 決 定 の取 消し )
第8条
市 長は 、次 の 各 号 の いず れか に 該 当 す ると きは 、当 該 交 付
決 定 を 取 り 消す こと が で き る 。
( 1 )助成 金 受 給者 が 偽 り そ の他 不正 の 行 為 に より 交付 決 定 を 受 け
た こ と が 判 明し たと き 。
( 2 )その 他 助 成金 を 交 付 す るこ とが 適 当 で な いと 認め ら れ る とき。
( 助 成 金 の 返還 )
第9条
市 長は 、前 条 の 規 定 によ り交 付 決 定 を 取り 消し た 場 合 に は、
助 成 金 受 給 者に 対し 、清 瀬 市子 育 て世 帯 近 居 支 援事 業助 成 金 交 付
決 定 取 消・助 成 金返 還 通 知 書 を通 知す る と と も に、助成 金 の 全 部
又 は 一 部 の 返還 を求 め る も の とす る。
(様式)
- 3 -
第10条
この要綱の施行について必要な書類及び帳簿等の様式
は 、 別 に 定 める 。
(委任)
第11条
この 要綱 に 定 め る もの のほ か 、必 要 な 事項は 、市 長 が 別
に定める。
附
則
こ の 訓 令 は、 平成 2 8 年 4 月1 日か ら 施 行 す る。
- 4 -