歯車シンポジウム 『最新の歯車計測技術および熱処理

歯車シンポジウム 『最新の歯車計測技術および熱処理技術』
主催:中部歯車懇話会,共催:(公社)精密工学会東海支部 / (一社)日本歯車工業会 / 中部生産加工技術振興会,協賛: 愛知工研協会
近年,歯車の高効率化がより求められ,そのための歯車の形状設計,耐久信頼性および生産効率などが問われています.形
状設計においては,従来の規定寸法だけでなく,歯当たりなどの感性的な評価も求められ,新しい歯車計測が求められていま
す.また耐久信頼性においては,自動車歯車を始めにその材料特性を生かすための効率的な熱処理技術が求められています.
そこで,今回は,歯車の周辺技術から,現場に役立つ最新情報を勉強していただくため,歯車形状測定技術を中心に,歯車計
測,浸炭熱処理について,最近の話題を講演戴きます。関係者の多数のご参加をお待ちしておりますとともに活発なディスカッ
ションを期待します.
中部歯車懇話会・会長 鈴木 義友
記
1.日 時: 平成27年 2月4日(水) 9 時 30 分~16 時 30 分
2.会 場: 名古屋市工業研究所 管理棟 3F 第一会議室 (名古屋市熱田区六番三丁目 4―41)
【地下鉄名港線「六番町」駅下車 3 番出口より南へ約 100m】
3.次 第 (9:30 開会)
9:40~10:50 『歯車測定機精度検査用基準器と新しい JIS』
京都大学
小森 雅晴 氏
高い精度の歯車を製作するためには高い測定精度の歯車測定機が必要であり,歯車測定機の測定精度を
検査する技術が重要となる.本講演では,歯車測定機精度検査用基準器と新しい JIS について説明する.
11:00~12:10
『自動車用歯車の新計測技術』
トヨタ自動車(株)
柴田 好克 氏
開発した光学式非接触測定機(HN-C3030)の測定システム及びその測定原理と共に,従来測定機からの変
化点について述べる. また,その測定機によるハイポイドギヤとヘリカルギヤ等の歯車の測定例や使用例,
応用例について紹介する.
13:10~14:00
『歯車の精度保証および最新の歯車測定機』
大阪精密機械(株)
田口 哲也 氏
JCSS 歯車校正に向けて開発した高精度歯車測定機の構成および各種基準器を用いて評価した測定能力を
紹介すると共に,3D プローブ搭載の新型歯車測定機にて確立した測定技術の状況と今後の展望について述
べる.
14:10~15:00
『接触式測定センターと成形研削盤 Viper500 の紹介』
日本クリンゲルンベルグ(株)
瓜田 光芳 氏
・歯車測定センター : 歯車測定の他、三次元測定による位置, 寸法, 形状測定。円筒歯車測定よりゴースト
ノイズの元である次数解析や面粗度測定・歯面研削焼け等の測定が可能であることを紹介します.
・円筒歯車研削盤 Viper500 : 標準型,小径砥石を用いた成形研削盤,創成研削も可能な研削盤の 3 タイプ
の成形研削盤を紹介します.
15:10~16:20
『真空浸炭部品(歯車)の実用化事例』
本田技研工業(株)
田中 辰実 氏
当社は 2004 年に設備を導入して以来,様々な形状の歯車とシャフト類を真空浸炭炉で量産して来た.今後
導入を考えている事業所において,参考となるよう真空浸炭の良い点・悪い点を実例で紹介します.
4.定員 80 名
5.参加費: ◆会員企業(共催,協賛団体会員も本会会員に準じます) 15,000 円/名(資料代,昼食代を含む)
♦会員企業で 2 人目からは,8,000 円/名 (例 3名参加では 15,000+8,000+8,000=31,000 円)
◆非会員企業(個人も含む)
20,000 円/名 (資料代,昼食代を含む)
◆学生(受付で学生証提示)
5,000 円/名 (資料代,昼食代を含む)
6.資料:資料のみの販売もします. 会員企業 3,000 円/冊
非会員企業 5,000 円/冊
学生 2,000 円/冊
7.申込み方法: 平成 27 年1月 29 日(木)までに参加費を銀行振込みして下さい.併せて,「歯車シンポジウム申込み」
と題記し,企業(又は学校)名,所在地,参加者名,所属,電話番号,所属学・協会名を記入しFAXして下さい.
(申込み書の様式はありません. 申込みFAX番号 052(661)0158)
8.振込先:三菱東京UFJ銀行 六番町支店 口座番号・普通 1055212 中部歯車懇話会
9. 問合わせ先: 名古屋市工業研究所内 中部歯車懇話会(名古屋市熱田区六番三丁目4-41)
児島
TEL : 052(654)9861,E-mail : [email protected]