平成27年度小布施町青年就農給付金(経営開始型)事業給付対象者公募要領 平成27年7月13日 小布施町産業振興課 第1 趣旨 国の「新規就農 ・経営継承 総合支援事業」のうち、青年就農給付金(経営開始型)の 承認申請等に当たっては、新規就農・経営継承総合支援事業実施要綱(平成24年4月6日付 け23経営第3543号農林水産事務次官依命通知。以下実施要綱という)、及び小布施町新規 就農者支援事業補助金給付要綱(平成27年3月31日付け27小布施町告示第25条。以下給付 要綱という)に定めるものほか、本要領によるものとする。 第2 事業の内容 経営開始直後の新規就農者に対して給付金を給付する。 第3 給付対象者の要件 本事業に応募ができる者は、以下の要件を全て満たすものとする。なお、給付の決定は、 予算の範囲内で、給付希望者のうち以下の要件を全て満たし、かつ本事業の趣旨に沿った 優先度の高い者(就農意欲、経営リスク、生活費確保の必要性の観点から審査した結果、 優先度が高いと判断される者)とする。 1 独立・自営就農時の年齢が、原則45歳未満であり、農業経営者となることについての強 い意欲を有していること。 2 次に掲げる要件を満たす独立・自営就農であること。 (1)農地の所有権又は利用権を給付対象者が有していること。ただし、親族から貸借した 農地が主である場合は、給付期間中に当該農地の所有権を給付対象者に移転することを 確約すること。なお、租税特別措置法(昭和32年法律第26号)第70条の4第6項に規定す る特例付加年金の支給を受けるため使用貸借による権利の設定をしている場合及び同 条第22項に規定する営農困難時貸付けによる権利の設定をしている場合並びに同法第 70条の4の2第1項に規定する特定貸付けの特例を受けている場合は、この限りではない。 (2)主要な農業機械・施設を給付対象者が所有し、又は借りていること。 (3)生産物や生産資材等を給付対象者の名義で出荷・取引すること。 (4)給付対象者の農産物等の売上げや経費の支出などの経営収支を給付対象者の名義の通 帳及び帳簿で管理すること。 (5)給付対象者が農業経営に関する主宰権を有していること。 3 農業経営基盤強化促進法(昭和55年法律第65号)第14条の4第1項に規定する青年等就農 計画の認定を受けた者であること。ただし、給付期間中に、同法第14条の5第2項に規定す る認定の取消しを受けた場合及び同条第3項に規定する認定の効力を失った場合を除く。 4 青年等就農計画と青年就農給付金要件確認書(様式第3号)(以下「青年等就農計画等」 という。)が次に掲げる要件に適合していること。 (1)農業経営を開始して5年後までに農業(農業生産のほか、農産物加工、直接販売、農家 レストラン、農家民宿等関連事業を含む。)で生計が成り立つ計画であること。 (2)計画の達成が実現可能であると見込まれること。 5 経営の全部又は一部を継承する場合は、継承する農業経営に従事してから5年以内に継承 して農業経営を開始し、かつ給付期間中に、新規作目の導入、経営の多角化等経営発展に 向けた取組を行い、新規参入者(土地や資金を独自に調達し、新たに農業経営を開始した 者をいう。)と同等の経営リスクを負って経営を開始する青年等就農計画等であると市町 村長に認められること。なお、一戸一法人(原則として世帯員のみで構成される法人。) 以外の農業法人を継承する場合は給付の対象外とする(なお、給付対象者が農業経営を法 人化している場合は、2の(1)及び(2)の「給付対象者」を「給付対象者又は給付対象 者が経営する法人」と、(3)及び(4)の「給付対象者」を「給付対象者が経営する法人」 と読み替えるものとする。)。 6 人・農地プラン(人・農地問題解決加速化支援事業実施要綱別記1の人・農地プランの見 直し支援等事業を利用せずに、同要綱別記1に準じて作成したものを含む。以下別記1にお いて同じ。)に中心となる経営体として位置づけられ、又は位置づけられることが確実と 見込まれること、あるいは農地中間管理機構から農地を借り受けていること(以下「人・ 農地プランに位置づけられた者等」という。)。 7 原則として生活費の確保を目的とした国の他の事業による給付等を受けておらず、かつ、 原則として実施要綱別記2に掲げる農の雇用事業による助成を受けたことがある農業法人 等でないこと。 8 原則として一農ネットに加入していること。 9 平成22年4月以降に農業経営を開始した者であること。 第4 給付金額及び給付期間 1 給付金の額は、経営開始初年度は、給付期間1年につき1人あたり150万円を給付し、経営 開始2年目以降は、給付期間1年につき1人あたり350万円から前年の総所得(農業経営開始 後の所得に限り、給付金を除く。)を減じた額に3/5を乗じて得た額(1円未満は切捨て) を給付する。ただし、前年の総所得が100万円未満の場合は150万円を給付する。また、給 付期間は最長5年間(平成26年度以前に経営を開始した者にあっては、経営開始後5年度目 分まで)とする。 2 夫婦で農業経営を開始し、以下の要件を満たす場合は、給付期間1年につき夫婦合わせて、 1の額に1.5を乗じて得た額(1円未満は切捨て)を給付する。 (1)家族経営協定を締結しており、夫婦が共同経営者であることが規定されていること。 (2)主要な経営資産を夫婦で共に所有していること。 (3)夫婦共に人・農地プランに位置づけられた者等となること。 3 複数の青年就農者が農業法人を設立し、共同経営する場合は、当該青年就農者(当該農業 法人及び青年就農者それぞれが人・農地プランに位置づけられた者等に限る。)に給付期 間1年につきそれぞれ1の額を給付する。なお、経営開始後5年以上経過している農業者が法 人を経営する場合は、給付の対象外とする。 第5 応募方法等 1 申請書類 本事業に応募しようとする者は、事前に応募資格等の確認を行ったうえで、次に掲げる申 請書類を提出すること。 (1)青年就農給付金(経営開始型)給付対象者承認申請書(給付要綱様式第 2 号) (2)青年等就農計画認定書及び認定を受けた青年等就農計画 (3)青年就農給付金申請追加資料(様式第 1 号) (4)収支計画(様式第 2 号) 、収支計画の補足資料(様式第 3 号) (5)履歴書(様式第 4 号) (6)経営を継承する場合は、農業に従事し始めたのが 5 年以内であることを証明する書類 (例:就業証明書、卒業証明書、住民票(遠隔地に住んでいた場合)の写し等) (7)経営農地一覧(様式第 5)及び農業機械・施設一覧(様式第 6 号)及び契約書等の写 し、当該農地の場所を示した地図 (8)農業経営に使用する通帳及び帳簿の写し (9)親族から賃借した農地が主である場合は、確約書(様式第 7 号)及び当該農地の場所 を示した地図 (10)個人情報の取り扱いについて(様式第 8 号) (11)給付要件チェックリスト(様式第 9 号) (12)町税を完納していることを証する書類 (13)住民票の写し (14)前年の所得証明書(経営開始 2 年目以降の場合) (15)その他町長が認める書類 2 書類の提出にあたっての注意事項 (1)申請書類は、様式に沿って正確に作成すること。 (2)申請書類に不備等がある場合は、審査対象外とする。 (3)申請書類の作成及び提出にかかる費用は、応募者の負担とする。 (4)申請書類の提出方法は、小布施町役場産業振興課へ直接持参するか、郵送又は宅配便 (バイク便を含む。)とする。FAX又は電子メールによる提出は、受付けない。 (5)申請書類を郵送等する場合は、簡易書留、特定記録等、配達されたことが証明できる 方法によることとする。また、提出期限前に余裕をもって投函するなど、必ず提出期限 までに到着するようにすること。 (6)提出後の申請書類については、原則として、資料の追加や差替えは不可とし、採択の 可否に関わらず返却はしない。 (7)虚偽の申請を行った場合、給付金の金額を返還しなければならないので注意すること。 3 申請書の提出先 〒381-0297 長野県上高井郡小布施町大字小布施1491-2 小布施町役場 産業振興課 4 個人情報等の取扱い 青年就農給付金事業の実施に際して得た個人情報は、小布施町個人情報保護条例の規定 に基づき適切に管理し、本事業の実施のために利用します。 また、本事業による研修状況や就農状況の確認等のフォローアップ活動、給付申請内容 の確認、国等への報告等で利用するほか、本事業等の実施のために、提出される申請書類 の記載事項をデータベースに登録し、必要最小限度内において関係機関へ提供し、又は確 認する場合があります。 第6 募集期間 平成27年7月17日(金) から7月31日(金) 午後5時まで(必着) 第7 給付対象者の決定 提出された申請書類については、産業振興課において書類確認を行ったうえで、平成27 年度小布施町青年就農給付金(経営開始型)経営開始計画承認審査要領(制定:平成27年6 月1日)に基づき書類、面接等により審査を行い、給付対象とすべき者(以下「給付対象者」 という) を決定するものとする。 なお、面接の日程・会場は募集期間終了後に通知する。 第8 審査結果の通知 審査結果については、審査が終了次第、速やかに全ての応募者に対して通知する。 なお、この通知は、給付対象者に給付金給付の対象者となった旨の通知であり、給付金 の給付は、別途、必要な手続を経て正式に決定する。 第9 給付対象者の責務 給付対象者は、青年等就農計画等に掲げる計画を責任をもって達成するとともに、交付 要綱等で定める事項を遵守すること。 なお、給付金の給付停止及び給付金の返還については、次のとおりとする。 1 給付停止 次に掲げる事項に該当する場合は給付金の給付を停止する。 (1)第3に定める要件を満たさなくなった場合。 (2)農業経営を中止した場合。 (3)農業経営を休止した場合。 (4)給付要綱第9条の報告を行わなかった場合。 (5)実施要綱第7の2の(4)の就農状況の現地確認等により、適切な農業経営を行っていな いと判断した場合(例:青年等就農計画等の達成に必要な経営資産を縮小した場合、耕 作すべき農地を遊休化した場合、農作物を適切に生産していない場合、農業生産等の従 事日数が一定(年間150日かつ年間1,200時間)未満である場合、改善指導を受けたにも かかわらず、改善に向けた取組を行わない場合など)。 (6)実施要綱第10 の2に定める国が実施する報告の徴収又は立入調査に協力しない場合。 (7)給付対象者の前年の総所得が350万円以上であった場合(その後、350万円を下回った場 合は、翌年から給付を再開することができる。)。 2 給付金の返還 次に掲げる要件に該当する場合は給付対象者は給付金を返還しなければならない。ただ し、病気や災害等のやむを得ない事情として認めたとき((2)を除く)は、この限りでな い。 (1)1の(1)から(6)までに掲げる事項に該当した時点が既に給付した給付金の対象期間 中である場合にあっては、残りの対象期間の月数分(当該事項に該当した月を含む。) の給付金を月単位で返還する。 (2)虚偽の申請等を行った場合は給付金の全額を返還する。 (3)第3の2の(1)のただし書による給付期間中に農地の所有権の移転が行われなかった場 合は給付金の全額を返還する。 ○ 応募に関する問い合わせ先:〒381-0297 長野県上高井郡小布施町大字小布施1491-2 小布施町役場 産業振興課 TEL:026-214-9104(直通) TEL:026-247-3111(代表) FAX:026-247-3113(代表)
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