3500/63 ガス検知モニタ

N E W
P R O D U C T
3500/63 ガス検知モニタ
機械保護システムへの必要機能の追加
燃焼性ガスの検知 −
重要な計測です
ベントリー・ネバダの3500システ
ムが監視対象とする多くの機械は、
燃焼性ガスを圧縮して送液し、中
には、燃料としてそのガスを利用
するものもあります。これらの機
械の中でもガスが漏れて滞留し、
爆発や窒息事故を引き起こす可能
性のある機械は、隔離された場所
に設置されます。ほとんどの場合、
ベントリー・ネバダの機械保護シ
ステムを収納するコントロール パ
ネルには、このようなガスを検知
するためのモニタリング システム
が別途収納されています。そして、
これらのシステムは、両方とも重
要なパラメータを連続監視する必
要があるため、例えば強力なセル
フチェック機能や、標準または、
オプションによる二重化、または
高精度警報機能等の共有が求めら
れています。
3500/63
そこで、このようなお客様の要望に
応えるため、ベントリー・ネバダは、
3500モニタがすでに持つ機械保護
とオーバースピード検知機能を強化
し、燃焼性ガス濃度を監視する
3500/63モジュールをリリースしま
した。このモジュールは、高度な計
測機能を持ち、必要に応じて既設の
ラック内に組込むことも、また独立
させる必要がある場合には、別のラッ
クに設置することも可能です。
この新しい3500/63は、一般的な
多種の接触燃焼式センサ(水素とメ
タン)からの入力を受け、1つのスロッ
トに取付けられる6チャネル モジュー
ルです。ガスの爆発下限レベル
(LEL)をパーセンテージで示し、
単一方式、または三重化(TMR)方
式の3500ラック設定が利用できます。
また、各チャネルは、警報値が2つ
のレベルで設定でき、ストリップ
チャート レコーダや他の計器とのア
ナログ接続には、4-20mAの出力が
可能です。3500/63は、コミュニケー
総合的な保護
昨今のお客様のご要望は、信頼性
の改善や設置コストの削減、配線
の簡素化、保全業務の軽減、制御
設備の規模を縮小する簡単な計器
の導入です。機械メーカーは、設
計や設置コストが軽減でき、また
エンドユーザが簡単に利用できる
計器を必要としています。ここで
エンドユーザと機械メーカー双方
に共通する要望は、個々の計測の
精度を維持しながら、類似した計
測や特にオーバースピードや燃焼
性ガスを検知するターボ機器に関
連する保護機能を1つのプラットフォー
ムに統合することでした。
この新しい3500/63ガス検知モニタは、特にパイプライン コンプレッサ ステー
ションに最適です。
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ORBIT 2Q2004 Vol.24 No2. Page 28 - 29 ཱུ͈࿫໲̳́ȃ
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