・利用と産業 ・分類 ・生活環 ・養殖技術 ・バイオテクノロジー

・利用と産業
・分類
・生活環
・養殖技術
・バイオテクノロジー
有用海藻類???
ノリは先週やりました。ほかに何があるか?
ワカメ わかめ 若布
ワカメ わかめ 若布
ワカメの自然分布は日本沿岸と朝鮮半島沿岸に限られていた.
当然消費国も分布していたところが中心になる。
だから,日本,韓国,北朝鮮だけで消費されてきた。
ミヨックク ミヨック(ワカメスープ)
ミヨッククのミヨッ(ミヨク)は「ワカメ」で、ククは「スー
プ」。ワカメを煮込んだ韓国のスープで、その優れた栄養価か
ら出産後に女性が食べる料理とされ、また母親に感謝する意味
から誕生日の定番食ともなっている。ワカメ特有のヌメリ成分
は食物繊維のアルギン酸で、体内の余分なナトリウムや腸内の
余分なコレステロールを排出し、高血圧や脂質異常の予防に有
効に働く。栄養価の高い牛肉と強壮作用の高いにんにくをプラ
スすることで、胃腸を強化する。
ワカメの仲間
ワカメ
Undaria pinnatifida
ヒロメ
Undaria undarioides
アオワカメ
Undaria peterseniana
6
7
5
8
10
4
9
2
3
1
生育場所:潮下帯,大きさ:高さ50 150cm
春にのみ生育する.
春から夏にかけて胞子葉には単子嚢が側糸と共に形成され,減
数分裂を経て遊走子が放出され枯れてしまう.遊走子は西洋な
し型(
8~9µm x 4~5µm )で腹部に不等長2鞭毛,後部に葉緑
体を有す.
3. 遊走子
遊走子は10数分遊泳後,着生(着床)して球状となる.
1 2日で発芽する.発芽体は匍匐糸状の発生をし,大きな
細胞の雌性配偶体と小さな細胞で分枝の多い雄性配偶体に発
達する.
培養では 18~22°C の長日条件から10°C 短日に移すと10~15日
で成熟し,それぞれ生卵器と造精器を形成する.
生卵器は葉緑体・顆粒のつまった楕円体の卵を作り,造精器
は各糸状体先端に2 3細胞が房状に作られ各1個ずつ精子
を形成する.精子は長西洋なし型( 4.5~5µm x 2~2.5µm )腹
部に不等長2鞭毛と小葉緑体を有す.卵は性フェロモンで精
子を誘引する.受精卵は直ちに細胞壁を形成し2 3日後に
発芽を開始し,雌性配偶体上に胞子体が発達してくる.
性フェロモン
藻類のイメージにはないかもしれないが。
フェロモン???
動物または微生物が体内で生成して体外に分泌後、同種の他
の個体に一定の行動や発育の変化を促す生理活性物質のこと。
有名なものは昆虫の性フェロモンで、雌が作る性フェロ
モンに似た物質で雄を誘引し、害虫を撃退しようという
試みがなされている。
性フェロモン
藻類のイメージにはないかもしれないが。
フェロモン???
動物または微生物が体内で生成して体外に分泌後、同種の他
の個体に一定の行動や発育の変化を促す生理活性物質のこと。
今回の場合は,ワカメの卵子が精子を誘引する為の物質。
なので、卵子のそばで精子を放出すると多重受精してしまう。
フリー配偶体(無基質配偶体):成熟成実葉をよく洗
浄し付着生物を取り除き,清浄な海水を入れた容器に
入れる.遊走子放出確認後,適当量に希釈する.これ
を15 20℃、3000 lxほどで培養する.
配偶体が生長し2 3週間でフラスコ内面が褐色になる.
これを強く撹拌し配偶体を器壁から剥離浮遊させる.これ
を20 25℃,1000 3000lx,12時間照明で培
養すると配偶体は生長し綿状の塊となる。
雌雄のフリー配偶体を9 10月頃に混合し,ブレンダーで
細断して採苗器に付着させる.採苗器は塩化ビニールパイプ
の枠(40㎝ x 40㎝)に細いクレモナ糸か天然繊維の撚糸
(太さ1 2㎜)を縦横に巻き付けたものを用いる.
約4週間ほど培養して2㎝ほどに発芽幼体が生長したら,採
苗器から種糸を外し,本養殖用の太いロープに巻き付けたり,
4㎝ほどに切って,15 20㎝間隔で結びつけ養殖に入る.
本養殖の方法は、親縄の張
り方で、垂下式,筏式,は
え縄式などがある.垂下式
と筏式は波浪の影響が少な
い内湾や内海の漁場に適し
ており、はえ縄式は波浪の
影響の大きい外洋の漁場に
適している.
養殖ロープは水深1 2mに張るが、生長段階,養殖
漁場の水温,栄養塩濃度の変動にあわせてその深さを
調節する.沖出し時期が早いほどワカメの生長は速く、
先枯れの影響も少ないため藻体は最大となり,収量が
増える。生産量を上げるために養殖漁場水温に応じた
本養殖の時期が考えられている.
一方,高水温時に種苗生産,養殖をはじめることにな
るため,管理に注意しないと,幼芽の褪色脱落が発生
する.管理法としては種苗を水深10 20mまで下げ
る方法が一般的だが,水深が浅い場合は栄養塩を補う
ために施肥を行う.
本養殖をはじめると2 3ヵ月後に収穫することができる.
収穫時期の目安はワカメが2 3mに生長し,養殖ロープ1m
あたり20 30㎏に生育した頃で,東北の三陸沿岸では例
年3月下旬から4月中旬である.この間に漁師は生育状態に
より間引きや水深調節を毎日行っている.
ワカメの収穫は,藻体の基部から下の部分を残して上を刈り取
る.この作業は船の上で行われ,刈り取ったものを港に運び数
分茹で,塩をまぶして一晩漬け込む.これを翌日脱水してから
冷蔵し,出荷まで保存するのが一般的である.
ワカメの病害 細菌
「あなあき症」「軟腐あなあき症」と「灰色斑点性あなあき
症」がある。特定の細菌が原因ではない。原因は環境悪化によ
りワカメの生理低下が生じ,環境水中に常在する細菌に感染す
るものと考えられている.
「先腐れ症」「斑点性先腐れ症」
菌類
壷状菌 Olpidiopsis sp. によりワカメ幼芽が芽落ちをおこす.
水温16℃以下の時期に見られる.
藻類
褐藻類 ワカメヤドリミドロ Streblonema aecidioidesの寄
生でおこる.一見「あなあき症」に似てくる.
動物の着生,寄生による被害
橈脚類 タレストリス属 Thalestris sp. がワカメの茎
部に穿孔,寄生することによ
りあなあき状被害を与える.
動物の着生,寄生による被害
端脚類 コンブノネクイムシ
Ceinia japonica, ガラモノネ
クイムシ Biancolina sp., 橈脚
類の Amenophia orientalis な
どが内部組織を餌として空洞
化し,藻体が腐れ落ちてしま
う.
世界の外来侵入種ワースト100に名を連ねる。
WWFでは、船を安定させる目的で船に積まれるバラスト水
は数多くの海洋生物を含んでおり、港で排水されたときに新
しい環境に侵入していく可能性があると見ている。外来種は、
油流出事故と同じくらいダメージを与えうるものであり、そ
の影響ははるかに長く続くのである。
アメリカでは、...中略...,オーストラリアでのワカ
メは、漁業、その土地の固有種、生息地に破滅的な影響をも
たらしている。外来種は赤潮をより広範囲に頻発させてもお
り、人間にとって極めて有害である。
バラスト水管理条約
環境や人の健康、経済活動に対して有害な水生生物及び病原
体の移動を防止することを目的として、船舶のバラスト水及
び沈殿物に関する規制及び管理を行うための国際条約。
正式名称は船舶のバラスト水および沈殿物の規制および管理
のための国際条約(英:International
Convention
for
the
control
and
management
of
Ships Ballast
Water
and
Sediments,
2004)で、バラスト水条約、バ
ラスト水規制条約とも略称される。
2004年月、国際海事機関(IMO)で採択されたが未発効。
つぎの条項の水処理が困難なため批准国が増えていない。
バラスト水管理:機械的、物理的、化学的、生物学的手段や
その組み合わせによって、積載しているバラスト水及び沈殿
物に含まれる有害な水生生物及び病原体を除去または無害化
するか、あるいは船舶に積載または外部へ排出する時に、そ
の水中に含まれないようにすること
ではどうしているのか?
最も近い陸地から200海里以上はなれた水深200m
以上の水域でバラスト水を交換して入港する。
水生生物が自然分布域を越えた水域に人為的に運ばれて定
着し、新たな水域で生物生態系を乱している例が世界各地か
ら報告されている。
たとえば?
このような外来侵入生物には二枚貝やヒトデ、フジツボ類、
海藻のように底生・付着生物が多く、その移動定着機構には、
船体への付着やバラスト水への混入といった船舶を介する場
合と、養殖や放流のための輸入あるいは輸入水産物に混入し
て移動といった水産関係の行為による場合が考えられている。
ただ、調査研究の進展に伴い、渦鞭毛藻類、コペポーダやク
シクラゲなどの終生プランクトンの場合には当然であるが、
底生・付着生物でもプランクトン期幼生の時にバラスト水に
より大量に運ばれている可能性が考えられ、バラスト水によ
る生物移動防除の重要性が指摘されてきている。
一方,フランスでは・・・・
美食の国・フランスの人々の間には『美味しく食べて健康
になる』という意識が根付いている。そんな風潮の中、今
まではフランスで食べられていなかったワカメの健康効果
が話題となり人気が急上昇中らしい。�
養殖が盛んに行なわれ、「クレープ」や「タルタルソー
ス」などに美味しく使って食べる人たちが、年々増加して
いる。�
養殖もしている。
コンブ
褐藻綱 Pheophyceae コンブ目 Laminariales
コンブ科 Laminariaceae コンブ属
Laminaria
マコンブ L. japonica Areschoug
ホソメコンブ L. religiosa Miyabe
リシリコンブ
L. ochotensis Miyabe
オニコンブ
L. diabolica Miyabe
ミツイシコンブ
L. angustata Kjellman
ナガコンブ
L. longissima Miyabe
ガッガラコンブ
L. coriacea Miyabe
マコンブの一等と
三等(左)
ナガコンブ
煮物や塩コンブな
どに利用される.
大型で多列形成の胞子体と
微小で単列形成で雌雄異体
の配偶体2世代の異型世代
交代を行う.
実際の海中では,はるかに
複雑な生活様式をとる.一
般に葉体の寿命は2年間で
ある.
胞
いろんな見解があるようだが,一つの意見を紹介する。
コンブ・ロード
昆布は遥か昔、租庸調の税制があった時代、地方では
「税」として収められていた。�
また神仏へのお供えにも昆布は使われてきた。�
現代は, よろこぶ というゲンの担ぎ方をしているが、昔
は昆布の古語であるヒロメから、お披露目,広めるという
ゲンの担ぎ方をしていたようだ。�
室町時代以降、船の技術が発達し貿易
が盛んになり、昆布が全国に広まり始
める。�
北海道の江差、松前、函館を出発した
コンブ船は南下し、敦賀や若狭に着き、
ここで陸路を通り、京都にまず運ばれ
た。�
コンブ船は更に南下し、下関を回り瀬
戸内海に入り、大阪にたどり着いた。�
大阪がコンブ船の終着駅となり、ここ
でコンブの利用と加工が盛んになった。�
また、堺にきたコンブ船がたまたま商
談相手がいなくて、偶然にも沖縄から
きた砂糖船と出会い、積み荷を交換し
たことから沖縄にコンブが行く。
沖縄に伝わったコンブは更にここから
貿易品として中国に伝わった。�
江戸時代に薩摩藩が中国(清)との密
貿易で琉球を介していたのは事実。
社団法人 日本昆布協会 なんてものもある。
http://www.kombu.or.jp/
オキナワモズク
Cladosiphon okamuranus Tokida
(沖縄藻付く)
褐藻綱 ナガマツモ目 Chordariales
ナガマツモ科 Chordariaceae
沖縄県の漁業生産について(県水産課HPより)
養殖種類別生産量ではモズクが断トツ。
養殖種類別精算額では、モズクが34.2%,クルマエビは39%だが、経営体
の数が569と16と差が大きい。
巨視的胞子体世代と
微視的配偶体世代の
異型世代交代を基本
としている.
実際には,多様な生
残戦略を持って生活
している.
減数分裂
オキナワモズク養殖の年間作業工程
オキナワモズク作業内容�
網洗浄・結束�
母藻育成(シート採苗)�
母藻による網漬�
苗床育苗�
本張り�
収穫�
網撤去�
7月�
8月�
9月�
10月�
11月�
12月�
1月�
2月�
3月�
4月�
5月�
6月�
モズクの日って知ってますか?
沖縄産モズクの最盛期(4月 6月)を強く印象付けるた
めに作られた。
さて、いつでしょう?
答えは,4月の第3日曜日です。
http://
www.pref.okinaw
a.jp/suisan/
mozuku.html
http://www.pref.okinawa.jp/suisan/mozuku.html
モズクの食べ方
モズクの天ぷら
モズク酢
何かこれだという食べ方はないのか
お好み焼きに入れたり、韓国風チャプチェなんてものもある
青海苔 沖縄でアーサといっているのはヒトエグサのこと
アオサ藻綱 Ulvophyceae, アオサ目 Ulvales
ヒトエグサ科 Monostromataceae, ヒトエグサ属 Monostroma
○ヒトエグサ Monostroma nitidum Wittrock
ヒロハノヒトエグサ Monostroma latissimum Wittrock
青海苔 アオサ藻綱 Ulvophyceae,
アオサ目 Ulvales アオサ科 Ulvaceae
アオノリ属 Enteromorpha
○スジアオノリ E. prolifera (Müller) J. Agardh
ボウアオノリ E. intestinalis
ヒラアオノリ E. compressa
寒天:テングサを煮溶かして冷やし固めたトコロテンを凍結融
解脱水し,「トコロテンの干物」として我国で偶然的に発明さ
れた.
原料:真正紅藻綱テングサ目 Gelidiales テングサ科
Gelidiaceaeとオゴノリ目 Gracilariales オゴノリ科
Gracilariaceaeなど過去には13属85種にのぼる海藻が製造
に使われたという.現在は採取量が多いテングサ属
Gelidium・
オバクサ属
Pterocladiella・オゴノリ属
Gracilariaなどが原料海
藻に利用されている.
テングサ属 Gelidium 属 マクサ G. elegans Kützing
カラギナン,カラギーナン:カラギーナンとは、紅藻類海藻
から抽出,精製される天然高分子物質で分子量:
100,000 500,000のガラクトース,3,6アンヒドロガ
ラクトースを主成分とする多糖類で、分子内の半エステル型
の硫酸基は、他の天然ガム質等には見られないカラギーナン
特有のものである。
カラギーナンには、(1)
水ゲル化性,(2)
蛋白反応性,(3)
増
粘性
というユニークな物性があり、基本的には、以下の三成
分の組み合わせとその比率,及び結合する金属イオンの種類
による。
カラギナンの最大の使用分野は食品であり、冷菓、デザート
ゼリー、飲料、畜肉加工品、惣菜などの食品に広く使用され、
また、JASマーク認定食品にも使用されている。食品以外で
は、化粧品、医薬品および歯磨きなどにも使用されている。
カラギナンの原藻
ノルウェー,英国,アイルランド Irish moss, ツノマタ属の
一種 Chondorus crispus
チリ,アルゼンチン,ペルー,南アフリカ,モロッコ スギ
ノリ属 Chondracnthus 属
フィリピン,インドネシア,マレーシア
キリンサイ類 Eucheuma 属,Kappaphycus 属
など
東南アジアの汽水域での水産物養殖(エビ・魚類)でオゴノ
リ
Gracilaria とキリンサイ Kappaphycus などの混合養殖
(共生養殖)として生産される海藻の増大が見込まれる.海
藻がエビなどの隠れ家となり,排泄物と過剰餌分吸収分解が
行われている.
アルギン酸 褐藻類に特有な多糖類,含有量は乾燥藻体の
30 60%を占め,コンブやワカメの主成分といえる天
然の食物繊維。D-マンヌロン酸とL-グルクロン酸の2種の
ウロン酸から構成される直鎖状多糖3種のブロックが混在
するブロックポリマーである.
原藻 チリ
Lessonia nigrescens, L. flavicans
北米 Macrocystis pyrifera (ジャイアントケルプ)下図
南アフリカ Ecklonia maxima
オーストラリア Durvillaea potatorum
北欧 Ascophyllum nodosum
Laminaria hyperborea, L. digitataなど
藻体中のアルギン酸は,海水に含まれる様々な金属イオンと
塩を形成し,水に不溶性のゼリー状態になっている.これ
は、Ca2+ イオンに代表される2価以上の陽イオンによって
アルギン酸分子が部分的にイオン架橋され,不溶化している
ため.
生産は乾燥原料を解砕し水洗後,希酸で膨潤させ,ナトリウ
ム塩を加えアルカリ性下で加熱すると水溶性ナトリウム塩と
して抽出される。これで藻体と分別し,酸を加えるか,カル
シウム塩を加え凝固析出させる.収率は乾燥藻体の20 3
0%程度である.
天然海藻から抽出されたアルギン酸とその塩類および誘導体
は,世界の公的機関で安全な添加物として認められており,
使用実績も,歴史も古い.
食品工業への応用(ゲル化剤)
オニオンリング,人工イクラ、人工フカヒレ,成形肉など
工業用途への利用(粘料、ゲル化剤)
捺染用糊料,製紙、溶接棒、飼料、水処理など
人工イクラ
特殊な3重管を用い,調味した淡いオレンジ色の水性ゾルと,
目玉の部分となる濃いオレンジ色の油滴、そしてアルギン酸
ナトリウム水溶液を同時に滴下すると、表面張力によって空
中で球状になる.この液滴をカルシウム溶液中に落とせば,
表面のアルギン酸ナトリウムが瞬時に皮膜を作り,イクラに
酷似した球状ゲルが出来上がる.
藻場(海藻、海草)
藻場は沿岸域における重要な1次生産の場であり、海の生き
物の産卵場=命の生まれる場所、魚介類の幼稚仔の生育場で
ある。また、水質浄化や底質の安定化、CO2固定能力など環
境形成の面でも重要な役割を果たしている。
漁業としての海藻増養殖だけではなく環境保全・修復の
面からも藻場(海草,海藻)の造成,管理などが重要と
なっていく.
前回,今回2回に渡り有用海藻類(ノリ,ワカメ,コンブ,
オキナワモズク,アオノリなど)とその生産物である寒天,
カラギーナン、アルギン酸の話をしてきた。
今期の最後で海洋生産を支える一次生産者とプランクトン
の話をする。