【平成27年度】 ■管内における事故発生状況(6月報) ※数値は事故速報ベースであり、各月のデータ積み上げが年累計と異なる場合があります。 ○電気事業法(電気関係報告規則)関連 27年6月分 事故の種別 件数 死傷者数 27年度累計 前月分 前年同月 死亡 負傷 (27年5月) (26年6月) 件数 感電等死傷事故 26年度累計 死傷者数 死亡 負傷 2 1 電気火災事故 1 件数 6 死傷者数 死亡 負傷 1 5 1 5 1 電気工作物の破損・操作等による物損事故 主要電気工作物の破損事故 2 3 7 28 供給支障事故 1 電気事業者間の波及事故 自家用電気工作物波及事故 5 2 6 8 31 ダム洪水吐からの放流事故 2 法第106条に基づくその他の事故報告 2 合 計 7 5 6 17 1 1 71 電気事故発生件数 (件) 80 70 60 50 40 30 20 10 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成26年度月次件数 平成27年度月次件数 平成26年度累計件数 平成27年度累計係数 1月 2月 3月 ◆6月の事故概要 (7件) (※発生年月日(発電所停止等)と事故確認日(調査後破損等の電気事故を確認)が異なる場合は、両年月日を記載) 主要電気工作物の破損事故 ①【発生年月日】 平成27年6月20日 【場所(県名)】 宮城県 【事業者区分】 自家用 【事故の概要】 火力発電所において,ボイラードラムレベル低低警報が発報しIDFトリップした。 【被 害 状 況】 調査中 ②【発生年月日】 平成27年6月21日 【場所(県名)】 新潟県 【事業者区分】 自家用 【事故の概要】 火力発電所において,ボイラーダストポッパー下部からの水漏れを発見し停止した。内部点検を行ったところ 蒸発器管の破損及び周辺の水管に局所的な摩耗・減肉が確認された。熱ガス入口部の衝突板が摩耗したこ とにより,熱ガスが流れやすくなり,熱ガスに含まれるダストにより蒸発器管の摩耗が急激に進行したと推定 される。 【被 害 状 況】 蒸発器管の破損 波及事故 ①【発生年月日】 平成27年6月11日 【場所(県名)】 宮城県 【事業者区分】 自家用 【事故の概要】 隣地工事中の土木作業員が,構内第1柱に設置されたメッセンジャーワイヤーに重機のアームを誤って引っ かけ折損・倒壊させたため,PAS一次側が重機に接触破損し波及事故となった。 【被 害 状 況】 PASの破損 ②【発生年月日】 平成27年6月15日 【場所(県名)】 秋田県 【事業者区分】 自家用 【事故の概要】 構内第1柱の高圧ケーブルS相端子部が,経年劣化により圧着端子と電線が接触不良となり焼損し電線が 断線した。断線したS相電線がT相端末部に触れ短絡事故に至った。S相リード線が切断したことにより単相 変圧器の電源供給が断たれ,PASの地絡方向継電器電源が喪失し波及事故となった。 【被 害 状 況】 高圧ケーブルの破損 ③【発生年月日】 平成27年6月15日 【場所(県名)】 岩手県 【事業者区分】 自家用 【事故の概要】 PAS外箱に直撃雷を受け,雷による高電圧でPAS本体内部の絶縁破壊が発生し内部短絡により波及事故 に至ったもの推定される。 【被 害 状 況】 PASの破損 ④発生年月日】 平成27年6月17日 【場所(県名)】 秋田県 【事業者区分】 自家用 【事故の概要】 構内第9柱PASに直撃雷を受け本体内部で絶縁破壊及び相間短絡が発生し事故に至った。構内第1柱PG S本体内蔵のトリップコイルが落雷の衝撃で断線し,開放不能となったため波及事故に至ったものと推定され る。 【被 害 状 況】 PASの破損 ⑤【発生年月日】 平成27年6月20日 【場所(県名)】 新潟県 【事業者区分】 自家用 【事故の概要】 雷により休止中の農業揚水機場PAS及びLAが絶縁破壊したため波及事故となった。 【被 害 状 況】 PAS及びLAの破損
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