特集 私の目指すまちづくりの方向

樋口満雄 未来りぽーと
討議資料
第3号
特集
私の目指すまちづくりの方向
樋口満雄のホームページを開設しました。私の目指す政策などをぜひご
樋
口
満
雄
覧ください。「未来りぽーと」創刊号・第 2 号もご覧いただけ
ます。
http://www.higuchi-michio.com/
未来りぽーと
樋口満雄後援会事務所
〒 185-0011
1
国分寺市本多4-18-2
平成 27 年 3 月 20 日
☏ … 042-313-8217
FAX…042-313-9039
第3号
メール…[email protected]
確かな未来は懐かしい過去にある
特集…私の目指すまちづくりの方向
☆改革を断行
樋口満雄(ひぐちみちお)「未来り
ぽーと」第 3 号をお届けします。
私の政治理
念は「未来に命をつなぐ確
かな政治」です。
政治に一番大切なことは、市民
に寄り添う「心」です。行政(市役
所)の仕事も同様です。私は行政と
いう組織そのものの意識を変え、
「市民に寄り添う心」を大切にしなが
ら、未来に命をつなげる確かな政治
を実行したいと考えています。
確かな未来のために3っ
つの柱を掲げます
目に見える大きな改革を断行する
ことが必要です。改革には痛みが伴
いますが、未来の子ども達・孫たちに
確かな未来を約束するには、思い
切った改革を断行しなければなりま
せん。改革の大きな柱は定数削減
を含む議会改革です。
もう一つの柱は、民間の力を行政
に取り入れ、市役所機能は限りなく
縮小させることです。一般に「行財
政改革」といっていますが、これを思
い切って実行することが必要です。
☆地域福祉の実現
これからの時代は、福祉・医療・
介護などに多額のお金を必要としま
す。しかし、そのお金を負担する人
連載
大地の恵みと自給自足 2「山菜」
(納税者など)が減り続けていま
す。一方で、お金だけでは解決でき
ない課題もたくさんあります。例え
ば、話し相手のいない高齢者が地
域にたくさんいます。この方たちの話
し相手やおしゃべりをする場が地域
にあったら、どんなにいいでしょうか。
こんな取り組みを地域で行うこと
が地域福祉です。「地域」でできるこ
とを「地域」で考え、そして「地域」で
解決するようにみんなで取り組む事
です。こんな「地域福祉」の取組が
始まっています。国分寺市にも広げ
たいですね。
☆夢と活力のあるまちの実現
人間は夢を失うと生きる力が弱く
なります。そして、健康を害し、認知
症になることもあります。元気で地
樋口満雄 未来りぽーと
第3号
2
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域で暮らし続けるために、皆様も
「夢」を持ち続けましょう。
まちづくりの基本姿勢は
まちの夢も同じです。まち全体で
「夢」を共有することでまちは元気に
なるのではないでしょうか。
私は、まちづくりの基本姿勢を次
のように位置付けています。この考え
方は、市民に寄り添うことがベースに
なっています。
私は、夢の一つとして「武蔵国分
寺七重塔」の復元を目指したいと
考えています。財源やプランの作成
に何十年もかかるかもしれません。
でも、多くの市民が、この夢を共有
すれば実現は不
可能ではないと
思います。
国分寺のシン
ボルを未来の子ど
も達・孫たちに残
しましょう。
利便性のあるまちと「スロ
ーなまち」が共存
国分寺市は、歴史のあるまちで
す。天平時代から継承された文化
のまちでもあります。そして、駅のすぐ
近くには「殿ヶ谷戸庭園」があり、10
分も歩くと「真姿の池湧水群」など
があります。
一方で、中央線の特別快速が
停車し、西武線を含め交通利便性
のあるまちでもあります。今後、国分
寺駅北口再開発が完了すれば、
様々な賑わいが生まれ、さらに利便
性が高くなるでしょう。
私は、国分寺市のまちづくりの方
向性を「利便性のあるまちとスロ
ーなまちの共存」と位置付けてい
ます。休日などには、国分寺崖線を
歩き、「おたカフェ」の緑に囲まれた
空間で Coffee などいかがですか。
スローな時間を満喫できますよ。
◆子どもは未来の宝!
◆高齢者は地域の宝!
◆障がい者は共生社会の宝!
◆若者は地域力のシンボル!
この考えのベースに、安心安全な
まちづくり(防災対策)、さらには、子
ども達の個性を伸ばす教育など、
様々な基本政策の推進を実現して
いきます。
未来に命をつなぐ確かな
政治
国分寺の未来を確かなものにするた
めにも、一つひとつの命を大事にし、
その知恵や心を繋いでいくことが必
要です。困難な時代だからこそ、地
域の政治力が問われると思います。
シリーズ
「大地の恵みと自給自足」
2番目は「山菜」です。
山菜は大地の恵みの代表的な食材
です。子供の頃 1 年を通して山菜は
食卓にのぼりました。自然の恵みをうま
く利用し、体に自然を取り入れていたの
ですね。冬は保存した山菜を料理に活
用しました。そこには、昔も今も変わら
ない自然の恵みの利用術があったので
す。(写真は
「わらび」)
雪が消え
暖かくなると、
新芽がどんど
ん伸び、山菜がたくさん取れます。わら
びは、囲炉裏の灰を入れた鍋でさっと
湯がき、塩漬けにして保存します。正
月に塩出しして、わさび醤油で食べる。
これが美味い。
ぜんまいは、綿を採り湯がいて天日
干しをします。これを一斗缶に保存し、
冬にお湯で戻し、炒め物や煮物にしま
す。これも美味い。ぜんまいの綿はボー
ル状に丸め、糸で縛って野球のボール
の代用したものです。
「アケビのつる」の新芽はよく採りにい
きました。新潟では「木の芽」といえば
「アケビの蔓の新芽」のことを指します。
束ねて湯がき、鰹節としょうゆで食べ
る。これまた美味い。春の味を満喫でき
るのです。
湧き水の流れる川のそばには「せり」
「なずな」がいつでも採れました。ヤマメ
が生息している川だから新鮮です。春
先のもぐさ(よもぎ)は、柔らかい部分を
採り、茹でて乾燥させ冬まで保存しまし
た。餅つきのとき、お湯で戻し草もちとな
ります。
「雪の下」はてんぷらにすると美味
い。薬草でもあり、やけどの時は両面を
炙って皮膚に貼り付けます。てんぷらの
素材はたくさんありました。「アケビの新
芽」もそうですが、初夏のころ、柔らかい
桑の葉もてんぷらの材料になりました。
ほかにも、「野ぶき」や「のびろ」「すっ
かし(すかん
ぽ)」「ちがや」
など自然の
植物をうまく
利用し、体に
取り入れてい
たようです。
保存方法は、冷蔵庫がなくとも、先
人達の知恵がありました。この知恵は
次の世代に伝えていかなければならな
いと思います……。 (第 4 号に続く)
第 3 号END