宇都木伸教授 略歴 1942.3 神奈川県横浜市に生まれる。 王964.3 東京外語大学独逸語学科卒業(文学士) 玉966.3 東京都立大学法経学部法学科卒業(法学士〉 玉968.3 東京都立大学大学院社会科学研究科基礎法学専攻修士課程修了 (法学修士) 197L9 東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程(基礎法学専攻)単 位修得満期退学 1971.10東京医科歯科大学助手(医学部法医学教室〉 王978.4 猫協医科大学法医学講師 1985.ll 日本医事法学会理事(至現在) 玉986.4 東海大学法学部助教授 }990.3 東海大学大学院法学研究科修士課程(設置申請資格審査〉教授 玉990.4 東海大学法学部教授 王990.9 英国留学(1年間〉 1993.3 東海大学大学院法学研究科博士課程(設置申請資格審査)教授 王995.4 東海大学法学部法律学科主任(1997.3まで) ig96.4 東海大学大学院法学研究科公法・経営法・国際比較法・法律学各 専攻主任(1997まで) 1997.4 東海大学法学部長・大学院法学研究科委員長(2000.3まで) 1997.1王 日本医事法学会代表理事(2003年まで) 2003.11 東海大学法人本部高等教育部法科大学院設置準備室長(2004.3ま で) 2004.4 東海大学専門職大学院実務法学研究科教授・副研究科長(2009.3 まで) 2007.4 東海大学専門職大学院実務法学研究科特任教授 2009.4 東海大学専門職大学院実務法学研究科研究科長 2010.9 東海大学退職 1・41 東海法科大学院論集 第3号(2伍2年3月) 主な著作目録 共編著書 『医事法判例百選』(別冊ジュリストNo.183〉有斐閣2006年 『人の法と医の倫理一唄孝一先生に賀寿と感謝の気持ちを込めて一』信 山社2004年 『人体の個人情報』日本評論社2004年 『現代医療のスペクトル』尚学社2001年 『医療過誤判例百選(第二版〉』(別冊ジュリストNo.140)有斐閣1996年 『フォーラム医事法学』尚学社王994年 『医療過誤判例百選』(別冊ジュリストNo.102)有斐閣1989年 学術論文 ig72年 ㊥「予防接種に基づく障害の補償一西ドイツの改正法一」(唄孝一と共著) 法律時報44巻1号 ㊥「医療過誤と患者と法」からだの科学47号 1973年 ㊥Medica1L既J&panAn無alofLawandPoliticsNo.21 ㊥「医事紛争をめぐって」順天堂医学19巻4号 1974年 ㊥「患者の承諾一イギリスにおける未成年者の取扱」唄孝一・有泉亨編 『損害賠償法講座』第4巻(日本評論社) 1975年 ㊥「都立台東産院核黄だん事件」(尾沢彰宣、中島八良と共著)ジュリ スト587号 ⑳「イギリス公衆保健制度史の組織面整備の一段階一地方統治制度との 絡み合いに注目して」都市研究報告57号 142 宇都木伸教授 略歴 1976年 ㊥「千葉大採血ミス事件」唄孝一・成田頼明編『医事判例百選』(ジュ リスト別冊No.50) 1977年 ㊥「インフルエンザ予防接種禍訴訟最高裁判決について」(平林勝政と 共著)ジュリスト631号 ㊥「保険医療機関の癌誤診について債務不履行にもとづき、死期を早め たこと等に対する慰謝料を認めた事例」判例評論218号 ⑲「医療扶助における一部負担金の法的性質一医療機関と被保護者の関 係一」佐藤進・西原道雄編『社会保障法判例百選』(別冊ジュリスト No.56) ㊥「健康保険法上の療養給付請求権の発生時期」佐藤進・西原道雄編『社 会保障法判例百選』(別冊ジュリストNo.56) 王978年 ㊥OntheCourtDecisionsforSolatiumforMisdi&gnosisofTerminal Cancerof掛e Gallbladde鵡DokkyoJ.Med.Sci.,Vb1.5,No。2 1979年 ⑳「行政解剖の法制度化に関する考察一西ドイツにおける論議と判決か ら一」(上山滋太郎と共著〉日本法医学会雑誌33巻2号 1980年 ㊥「医療過誤訴訟における剖検の機能一過去7年間の判決結果の検討か ら一」(上山滋太郎と共著)日本法医学会雑誌34巻1号 ㊥「わが国戦後30年間の自殺に関する統計的検討」(頼高、上山、神崎 と共著)『法医学の実際と研究』23号 ㊥「イギリスの医師会(一)(二)」健康保険34巻3号、4号 ㊥「イギリスにおける医師に対する事後コントロールの制度」法律時報 52巻3号(『医事法学叢書』第4巻に改訂・再録B86年) ㊥「公費負担医療」園部・田中舘・石本編著『社会保障行政法』(有斐閣) ㊥「医師の権利と義務」富田功一・上山滋太郎編『標準法医学・医事法 i143 東海法科大学院論集 第3号(2012年3月) 制』(医学書院〉 1982年 ⑱「医事法」法と政策1982年1号 ㊥「医事法と社会保障一医療の保障とその基底にあるもの」沼田・小川・ 佐藤編『現代法と社会保障』(総合労働研究所) 1983年 ㊥「医療保障における公的責任」季刊社会保障研究19巻3号 ㊥「医師のse荏respect一イギリスの中央医師評議会の変遷」唄孝一編『医 療と法と倫理』(岩波書店) ㊥「“危険物”による自殺と法規制一戦後30年間の変遷の検討一」Act Crim.Japon.,49(5) ㊥“AStatisticalAnalysisofSuicidesinJapanDuringthe30Y6arsfゼom 1950to l979”(mit Kamiyama und Ybritaka)in FORTSCHRITTE DER RECHTSMEDIZIN(Sp薮ngerV6rlag) 1985年 ㊥「在宅医療一制度論的アプローチ覚え書一」唄孝一編『医療と人権』 (中央法規) 1986年 ⑮「医師会のあり方」『日本の医療一ジュリスト増刊総合特集』第44号(有 斐閣) ㊥「薬剤師の自律性(1〉一西ドイツの薬剤師職業裁判所」社会薬学5 巻1号 1987年 ㊥「医師の倫理と職業義務と職業集団一西ドイッ職業裁判所から」唄孝 一編『医の倫理』(講座21世紀へ向けての医学と医療 第1巻)(日本 評論社) ㊥「西ドイツ医師職業裁判所一その概要と間題点研究ノート」東海法学 1号 ㊥「イギリスの医師一現行の身分制度の確立の背景」東京都立大学法学 1・44 宇都木伸教授 略歴 会雑誌28巻2号 ㊥「医療事故紛争処理制度の改善に関する研究」日本法医学雑誌4王巻4 号 1988年 ㊥「在宅医療の制度化に伴う法的問題一健康権の視座から一(その1)、 (その2)」病院47巻9号、第10号 1989年 ㊥「転送に際しての義務違反事件」唄・宇都木・平林編『医療過誤判例 百選』(ジュリスト別冊No,102) ㊧「『生命』と法と倫理」『生命と倫理』日本倫理学会論集24(慶応通信) ㊧「在宅医療をめぐる法的問題点」月刊ナーシング9巻9号 ㊥「退院の判断をめぐる法的問題」看護展望14巻2号 1990年 ⑳「在宅医療への承諾一1㎡ormedConsenttoHomeCαre一」Health Sciences6巻1号 ⑳「アメリカの医師会(1〉一1903年改組に至るまでの経緯・覚書一」 東海法学5号 ㊥「これからの医療のあり方の一側面一地域における医プロフェッショ ンー」『平成元年度日本医師会医療政策会議報告』(日本医師会) 玉991年 ㊥「在宅医療における医療者の業務と責任」月刊保険診療46巻11号 1992年 ⑱「救急医療」法学教室137号(医と法の対話⑨) ㊥“BrainDeath”andMedicalPro∫ession,Joum&10fBe姦a燐oralandSocial Sciences No.41 ㊥「老人訪問看護制度の法的検討試論」プライマリ・ケア15巻3号 ⑳「公立高校の養護教諭の事後措置」兼子仁編『教育法判例百選』(別 冊ジュリストNo.118)(有斐閣) 145 東海法科大学院論集 第3号(2012年3月) 王993年 ㊥「健康に関わる諸業務と法規制・序説」東海法学9号 ㊥「医師の指示と看護行為」日本保健医療行動科学会年報8号 ㊥「インフォームド・コンセント《再論》:イギリス」年報医事法学8 号 ㊥「検査または治療のための承諾への案内」東海法学lO号 1994年 ⑳「医療施設」宇都木伸・平林勝政編『フォーラム医事法学』(尚学社) ㊥「輸血療法適正化ガイドラインの法的性格」日本輸血学会雑誌40巻5 号 ㊥「HIV感染とエイズに関する医師の行動基準について」(吉垣実と共著) 霞本医事新報平成6年8月6日号 ⑱「HW抗体検査に関わる法的・倫理的間題一イギリスの論議から一」 行動科学研究46号 ㊥「グループ診療の法律的検討」グループ診療研究会編『明日のグル ープ診療』(社会保険研究所〉 ⑭「予防医療と行政の関与とプロフェッション」『第1回日本医学会特 別シンポジウム記録集爵(日本医師会) 1995年 ㊥「イギリス地域看護の成立ち」(宇都木光子と共著)唄孝一、石川稔編 『家族と医療』(弘文堂) ㊥「イギリスにおける医学研究倫理委員会(1)」東海法学14号 ㊥「医療制度」ジュリスト王073号 ㊥「予防接種禍訴訟判決」年報医事法学9号 ㊥「HIV感染とエイズに関する医師の行動基準について」日本医事新報 3667号 ㊥「高齢者の医療制度の一側面一医療サービスと社会サービスー」井上・ 脇田・上村編『高齢者医療保障一日本と先進諸国』(労働旬報社) 1461 宇都木伸教授 略歴 1996年 ㊥「HfV訴訟和解案と今後の課題」法律時報68巻2号 ㊥「イギリスにおける医学研究倫理委員会(2)一倫理審査の対象につ いて一」東海法学i6号 ㊧「輸血と法一制度史のなかから」日本輸血学会雑誌42巻1号 ㊥「エイズ対策の法制のあり方等に関する研究」『平成7年度厚生科学 研究費補助金「エイズ対策研究推進事業」報告書』(代表・唄孝一〉 ㊥「ステロイド剤注射に伴う骨関節結核罹患事件」唄・宇都木・平林編 『医療過誤判例百選(第二版〉』(別冊ジュリスト第140〉(有斐閣〉 ㊥『在宅医療・看護の質の確保に関する法的研究』平成7年度科学研究 費補助金総合研究(A)研究成果報告書(代表・宇都木伸) 1997年 ㊥「高齢者のインフォームド・コンセントに関する法律問題」 Gerontology9巻2号 ㊥「医事法学から見た患者の主体性」保健医療社会学論集8号 ㊥「イギリスにおける医学研究倫理委員会(3)一患者情報の保護と使 用ガイダンスー」東海法学18号 ⑬「提供意思」ジュリスト難21号 1998年 ㊥MedicineandCompulsion−Anti−compu玉soryVaccinationMoveme簸tin Nineteent鼓CenturyEng玉and,in MEDICINEANDTHE LAWσ曲iy3ku E疑roAmerica,Inc.P穏bHshers) ㊥「イギリスにおける臨床研究」年報医事法学13号 ㊥「介護保険制度の中での在宅医療」在宅医療5巻4号 ㊥「イギリスにおけるカルテの開示制度」病院57巻王2号 1999年 ㊥「養護事故」根本進編『学校事故』(現代裁判法大系 第9巻)(新日 本法規) ㊥「在宅医療・ケアに関する法制度的研究」『束海大学在宅医療科学講 147 東海法科大学院論集 第3号(2012年3月) 座1998年度報告』(東海大学医学部在宅医療科学講座〉 ㊥「スポーツ診断書の法的性格」月刊体育施設351号 ㊧「治験におけるナースの機能と責任一法的・倫理的側面から」がん看 護4巻4号 ⑳「病理解剖を遺族に提案する義務の可否」年報医事法学14号 ㊥「職場における健康情報とプライバシーの保護(王)(2)(3)(4)(5)」 健康保険1999年ll月号、12月号、2000年2月号、4月号、8月号 2000年 ㊥「学会勧告と診断医の法的貢任」日本臨床スポーツ医学会誌8巻2号 ③「在宅医療・ケアに関する法制度的研究」『東海大学在宅医療科学講 座1999年度報告』(東海大学医学部在宅医療科学講座) ㊥「医師法と医療法」日本医師会雑誌123巻12号特別号 ⑳「健康情報とプライバシー」予防医学32巻5号 2001年 ㊥「座談会:ヒト組織・細胞の取り扱いと法・倫理(迫田、恒松、野本、 唄、増井、松村と)」ジュリストH93号 ㊥「ヒト由来物質の医学研究利用に関する問題(上)(下)」(唄孝一、 佐藤雄一郎と共著)ジュリストn93号、ll94号 ㊥「座談会:21世紀における創薬と研究資源バンク」(小林、立澤、藤野と) HumanSciencd2巻1号 ㊥「30年間の医療の動きと法の性格の変化」年報医事法学驚号 ㊥「臨床研究」宇都木伸・塚本泰編『現代医療のスペクトル』(尚学社) ㊥「イギリスにおける日常医療の倫理」日本医事新報4052号 ㊥「個人情報の開示に伴う『害』についての一考察」『〈厚生科学特別研 究事業>疫学的手法を用いた研究等における生命倫理的問題及び個人 情報保護のあり方に関する調査研究報告書』(代表・丸山英二) 2002年 ⑱「死体検査の際に採取されたヒト由来物質一イギリスの最近の動向に 関する覚え書き一」東海法学27号 1481 宇都木伸教授 略歴 ㊥「〈医療と法〉を考える」西谷敏編『新現代法入門』(法律文化社〉 ㊥「日常医療の倫理をいかに保つか一イギリスの特色から」日本医師会 雑誌123巻1号付録 2003年 ㊧「再生医療をめぐる法的・倫理的問題」Clinical Neuroscience21巻10 号 ㊥「死体からの臓器・組織の研究利用」ジュリスト⑫47号 ㊧「座談会:人由来物質の医学研究利用のために(菅野、角田、恒松、 増井と)」ジュリスト1247号 2004年 ⑳『遺伝子解析研究、再生医療分野において用いられるヒト由来資料に 関する法的倫理的研究一その体系的あり方から適正な実施の制度まで 一』(厚生労働科学研究費補助金・ヒトゲノム・再生医療等研究事業 平成ま3年度∼15年度 総合研究報告書)(代表・宇都木伸) ㊥「診療情報の利用とcon飼entiality」湯沢雍彦・宇都木伸編『人の法 と医の倫理一唄孝一先生に賀寿と感謝の気持を込めて一』(信山社〉 ㊥「人由来物質と個人医療情報」宇都木・菅野・米本編『人体の個人情 報』(日本評論社〉 ㊥「人由来物質の研究利用に関する制度枠組みについて一法学の視点か ら一」(佐藤雄一郎と共著)Tiss.C疑1紅Res.Commun.23. 2005年 ③「医療現場における個人情報保護・再論」月刊国民医療208号 ㊥「人組織を医学研究に利用するために」臨床薬理36巻3号 ㊧「研究利用における倫理的・法的規制 人組織・細胞の研究利用をめ ぐる法的・倫理的間題」『「ヒト組織・細胞の社会還元」ワークショッ プ報告書』(独立行政法人科学技術振興機構) ㊥「本シンポジウムの位置づけ(シンポジウム 臓器移植をめぐる今日 的問題)」年報医事法学20号 ㊥「先端医学研究を支える国民の試料と情報」『平成17年度厚生労働科 1’49 東海法科大学院論集 第3号(2012年3月) 学研究費補助金「先端医療の普及・発展を目指して一市民とともに倫 理を語る」』(ヒューマンサイエンス振興財団) ㊥「薬事法」加藤良夫編『実務医事法講義』(民事法研究会〉 2006年 ㊥「医療情報の電子化に関する日英の比較検討」『個人情報の医学・生 物学研究利用を支える法的・倫理的・社会的基盤について』平成17年 度総括・分担研究報告書(代表・宇都木伸) ㊥「人由来物質の研究利用一イギリスの新しい『人組織法』一」(佐藤 雄一郎と共著)東海法科大学院論集1号 ㊥「医療法30条の7をめぐる最近の訴訟の整理」年報医事法学21号 ㊥「断食道場事件」宇都木・町野・平林・甲斐編『医事法判例百選』(別 冊ジュリストNo.183〉(有斐閣) ㊥「医事法学が扱うこと」保健の科学48巻ll号 2007年 ㊥「人体由来試料の研究利用一その法的側面」医学のあゆみ222巻2号 ㊧『個人情報の医学・生物学研究利用を支える法的・倫理的・社会的基 盤について』(厚生労働科学研究費補助金 ヒトゲノム・再生医療等 研究事業 平成16年度∼18年度 総合研究報告書)(代表・宇都木伸) ⑱「人体由来試料の研究利用」樋口範雄・岩田太編『生命倫理と法瑚 (弘文堂) 2009年 ㊥「ヒト由来試料に関する諸権利」町野朔編『バイオバンク構想の法的・ 倫理的検討』(上智大学出版会) 2010年 ㊥「イギリスの死因究明制度から」年報医事法学25巻 ㊥「イギリスにおける死因究明制度改革」東海法科大学院論集2号 (略歴作成協力:松下一章 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 脳基盤FS非常勤研究員) 150i
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