洞窟の幻影から抜け出す 文に武に、ザベリオの

郡山ザベリオ学園中学校
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■洞窟の幻影から抜け出す■
私たちはふだん、しっかりものを見、しっかりとものごとを考えているつもりですが、人間の感覚に制約があったり
(例えば、錯覚)、自分自身の体験や思い込み、臆見に囚われたりすることもあって、しっかりとものを見、考えるこ
とは、実際にはなかなか難しいことです。このように人間の認識が歪みをもちやすいことは、しばしば「洞窟の中でも
のを見ている」ことにたとえられます。
例えば、プラトンの有名な「洞窟の比喩」は、縛られて身動きできない囚人が、洞窟の壁に向かって座らされ、その
後ろに人間や動物のさまざまな像があり、その後ろには火があるという設定です。要するに、囚人には洞窟の壁に映る
像の影しか見えないので、囚人はその影が真実の姿だと思い込みます。さまざまな影の形を記憶できることが囚人の中
での「知恵」であり、多くの影を記憶できる者が「知恵者」でした。しかし、囚人が解き放たれ、洞窟の外に出されて
目を開けると、そこには太陽が輝き、地上にはあらゆるものがあふれている世界(洞窟の中の世界とは全く違う世界)
があることに初めて気づく、というものです。
プラトンは、このような洞窟の中の世界と、外の世界とを区別し、教育や政治について持論を展開していきますが、
ここまでのつたない紹介の中で私たちに学ぶべきことがあるとすれば、一つは、変化し古くなることが避けられない知
識の蓄積ではなく、真の姿を認識できる知恵の獲得こそが教育のベースでなければならないし、それが「自ら学ぶ」と
いうことのエッセンスだということです。二つ目には、子どもたちと日々接する私たち自身が、洞窟の中の囚人のよう
に幻影に囚われないでものごとを考える(少なくとも、そのように努力する)ことが大切だということです。
いささか風呂敷を広げすぎた感がありますが、ものを見る、ものごとを考えるということを、自戒を込めて、整理し
てみました。
(校長
渡部裕一)
■文に武に、ザベリオの『なでしこ』たちが大活躍!!■
祝 ソフトテニス部 第9回県 S リーグ大会県中地区予選会 優勝!県大会出場!
祝 剣道部 第11回白河楽翁杯剣道大会 女子団体の部
優勝!(男子3位!)
祝 第45回郡山市小・中学校書きぞめ展 斧田千明(2年)郡山市教育長賞!
□ソフトテニス部主将 丹伊田真央(2年)
今回の大会での優勝は一人ひとりの今までの努力なしではつかむことができませんでした。冬休みの練
習でも1日練習に積極的に参加し、それぞれが自分自身の課題を克服していきながら優勝に向けて頑張りま
した。また、練習だけでなく、試合の DVD などを見てプレーの研究を戦術も考えてきました。練習量で劣っ
ているチームには「頭」「戦略」で対抗することで勝つことができたのだと思います。優勝が決まった瞬間
に涙が溢れ出すとともに先生や保護者の方々への感謝の気持ちが溢れ出てきました。恩返しができて本当に
よかったです。来月の県大会では、今回の結果に満足せず、もっと上を目指して、感謝の気持ちを忘れずに
頑張っていきたいです。
□剣道部女子主将 三上真桜(2年)
前の大会から今回の楽翁杯まで、練習できる日数は2日間しかありませんでしたが、これまでの自分たちの試合のビデオも見ながら
先輩・後輩関係なく積極的に意見を言い合い、また、試合前の準備を早くすることも念頭におきながら当日の大会を迎えました。大会
では、一人ひとりが行動を早くし、試合に集中して臨めるように努力しました。そして、前回チームに足りなかった部分を反省を生か
しながら少しでも補うことができた結果、優勝を収めることができました。まだまだ発展途上のチームではありますが、『挑戦』をス
ローガンに、目標とする中体連全国大会出場に向けて、これからも日々の練習に真剣に取り組んでいきたいと思います。
■1・2学年
保護者会についてのお知らせ■
先日、各ご家庭に案内を配布いたしましたが、再度ご案内をさせていただきます。学年末の保護者会となります
ので、是非お時間をとっていただき参加いただければと思います。職員一同、心よりお待ちいたしております。
【期日】
【日程】
2015年2月27日(金)
受付
13:00~13:25(中学校昇降口にて行います)
全体会 13:20~14:10 学年別 14:20~15:30(1学年:家庭科室
2学年:LL 教室)