見出し 役員の被選任区制と定数の考え方 質問 当土地改良区の理事が

理事、理事会、役員(選任)選挙
●見出し
役員の被選任区制と定数の考え方
●質問
当土地改良区の理事が病気により退任したい意向である。役員選任規程例第 12 条では、
「役
員の一部が欠けた場合は、その不足の員数につき、補欠選任を行わなければならない。ただし、
欠員数が、それぞれ理事の定数の 3 分の 1 未満であるとき、若しくは監事の定数の 3 分の 2 未
満であるとき、又は役員に欠員を生じた時が役員の任期満了前 3 箇月以内であるときは、次の
総代会まで補欠選任を行わないことができる。
」ことになっているが、役員の被選任区制を採用
している場合、この「定数」とは被選任区ごとの定数のことか、全体定数のことか。
●回答
役員は土地改良区の執行機関たる性格を有し、全組合員のためにその職務を行うものである
ことから、一部地域の利益代表たることは許されないとされています。役員選任規程例第 12
条(役員選挙規程例第 27 条)に照らしても、
「全体の定数」からみた欠員の割合によるものと
なります。
●参考資料等
(改訂版)土地改良法関係質疑応答集(P40 問 24)
土地改良法(P32 から P35)
土地改良法解説(P81 から P86)
●関係法令等
土地改良法第 18 条
役員選任規程例
第 12 条
役員の一部が欠けた場合は、その不足の員数につき、補欠選任を行なわなければならない。
ただし、欠員数が、それぞれ理事の定数の 3 分の 1 未満であるとき、若しくは監事の定数の
3 分の 2 未満であるとき、又は役員に欠員を生じた時が役員の任期満了前 3 箇月以内である
ときは、次の総代会まで補欠選任を行なわないことができる。