見出し 居所不明者への賦課通知 質問 組合員が居所不明の場合、賦課

賦課金・会計
●見出し
居所不明者への賦課通知
●質問
組合員が居所不明の場合、賦課金通知書の通知方法について教えてください。
●回答
所在不明者に賦課金通知書や納入催告書を送付するには、法第 45 条の規定により、組合員
名簿に記載された住所に送付すれば足ります。
その結果、なお、組合員の居所が明らかでない場合(通常必要と認められる調査、市町村役
場、近隣者、登記簿等の調査をしても、なお住所等が不明の場合)は、法第 112 条の規定によ
り公示送達ができるとされています。
この場合の公示送達は、送付すべき書類の名称及びその書類の送達を受けるべき者の氏名並
びに理事長がその書類をいつでも送達を受ける者に交付する旨を記載した文書を、土地改良区
の地区の属する市町村の事務所の掲示場に 5 日間掲示しなければならないこととされています。
また、送達しようとする書類は、書類の送達があったとみなされる日(掲示を始めた日から 10
日を経過したとき)まで掲示することが必要です。
●参考資料等
(改訂版)土地改良法関係質疑応答集(P116 から P117 問 7)
土地改良法(P82 から P83)
(P336)
土地改良法解説(P141)
(P407)
●関係法令等
土地改良法第 45 条
土地改良区が組合員に対してする通知又は催告は、組合員名簿に記載したその住所(その
者が別に通知又は催告を受ける場所をその土地改良区に通知した場合には、その場所)にあ
てればよい。
2 前項の通知又は催告は、通常到達すべきであつた時に到達したものとみなす。
土地改良法第 112 条
住所又は居所が知れない場合その他書類の送付をすることができない場合において、行政
庁又は土地改良区がその送付に代えて公告をしたときは、その公告があつた日に書類を発送
したものとみなし、その公告があつた日から十日を経過したときに相手方に到達したものと
みなす。