377 - 久留米医師会

久留米医師会
. . 発行所
久 留 米 医 師 会
久 留 米 市 櫛 原 町 番 地
印刷所 有 限 会 社 新 幸 印 刷
3月
日、 当医師会館ホールにて。 岡田議長の開会宣言に続き、 故武藤法夫、 半井一郎、 廣田眞久、
山下良禧、 徳富善行各会員のご冥福をお祈りし黙祷を捧げた。 引き続き議事録署名人に、 竹内清旦、
重冨和治両会員が選任された。 まず一昨年4月に会長就任以来、 2年の任期を大過なく
務められたことに感謝とお礼の言葉を述べられた。 昨年6月の定期総会以降で最大の出来事は新型イ
ンフルエンザの大流行であった。 全国で二千数百万人が発症し、 国、 県、 県医、 保健所などから種々
の情報が連日のように届き、 その周知に大変苦労したが、 担当の田中二、 田中地理事の尽力で何とか
乗り切ることが出来た。 新型ワクチンについては、 県内医療機関で一億数千万円もの在庫を抱えてお
り、 その返品について日医が国と交渉中である。 8月末の衆議院選挙は、 民主党の圧勝により政権交
代が行われた。 医療への影響はまだ不明確ではあるが、 医療費増を謳った政権公約の不履行、 特定看
護師制度導入、 海外医師免許での診療行為容認、 医学部の増設、 混合診療の導入など、 場当たり的な
対策が目立ち今後の医療界にとって大きな懸念材料になると思われる。 県医師会では次期も横倉会長
の続投が決まり、 また当医師会から山岡先生が常任理事として引き続きご活躍頂くこととなり、 今後
も密に連携しながら会の運営に努めたい。 当医師会では3月末日をもって退任される杉田先生が6期
年にわたり監事として、 また槇先生が8期年間理事としてご尽力頂いたことに心より感謝とお礼
の言葉を述べられた。 4月からの診療報酬改定では 「地域医療貢献加算」 の算定について 「時間対
応」 の受け止め方に様々な問題点があることを指摘され、 また施設基準の届出が非常に多くなってい
ることに留意されるようお願いされた。 次に、 すでにご承知のことと思われるが、 現在医師会館移転
の計画を検討中である。 きっかけは久留米第一病院の診療棟新築計画であり、 昨年月の病院耐震化
補助金の交付決定を受け、 医師会に対し土地の譲渡に関しての相談がなされた。 会員の先生方周知の
如く、 現会館は築三十数年を経過し、 5年前の福岡西方沖地震の被害、 間近に迫ったホール空調設備
の取替え、 舞台及び座席の全面補修などが必要となっている。 第一病院と数回の会合をもつ間、 この
ような会館の現状を考えるとまたとない機会ではないかと思うに至り、 1月末と3月初旬に会館建設
検討委員会を開催し、 前向きな検討を了承され、 3月日の総務委員会でも同様な意見を頂いた。 現
在医師会としての積立金と、 長年ご協力頂いている地域医療対策積立金の利息分に加えて現在地が適
正価格以上に売却出来、 会員の先生方に新たな負担が生じないような建設が可能となれば、 正式にお
諮りしたい旨報告された。 年度より産婦人科医会の先生方のご協力で、 看護科の母性看護学実習が
確保されたことについて感謝され、 小児実習先も含め更なるご協力をお願いされた。 最後に7月日
に参議院選挙が行われるが、 久留米医師連盟は西島議員を医療界の代弁者としてすでに推挙している
ことでもあり、 政権が代わったからといって決してぶれることなく、 今後も会員の先生方の協力をお
願いされ挨拶を締め括られた。 ◆庶務事業報告 (
∼
) (北里) ◆年度医師
会会計、 収益事業特別会計、 積立金及び看護学校会計現況報告 (紙上報告) ◆会計監査報告 (杉田、
田中弘) ◆保険について (集団指導・植田) A会員2人、 B会員3人が紹介された
(川口) 第1∼9号議案 (医師会並びに看護学校年度補正予算及び年度予算と会費賦課
徴収方法) について北里、 田中二、 植田各担当理事より提案説明があり、 審議の上、 全ての議案は原
案通り可決承認された。
出席人、 委任状人
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−
2
−
3月9日、 当医師会館にて。 1) がん診療クリティ
会議は本年度は回行われ、 今後も拡大予定。 ま
た、 映像ライブラリーへのアクセスは回なされた。
2) 日本医師会医療情報システム協議会について:シ
ンポジウムテーマ ①医師会事務局のペーパーレス化
カルパスについて:県医がん診療連携運営委員会、 福
はどこまで可能か ②危機管理と ③医療の 化、
岡県がん診療連携協議会、 福岡県がん対策推進協議会
その先にあるもの−光と影− についての説明があっ
で連携・調整を行い、 各地域別 (4ブロック) 連携パ
た。 3) 電子レセプトの匿名化について:レセプトデー
ス調整会議を立ち上げる予定となった。 ①胃・大腸が
タ集積事業について、 今後は電子レセプトデータを用
ん ②肺がん ③乳がん ④肝がんについて、 ブロック
いて解析をしたい。 匿名化処理の専用ソフトで匿名化
医師会代表、 ブロック毎リーダー病院 (がん拠点病院)
されたレセプトデータを福岡県メディカルセンターに
などでメンバーが構成される見込みである。 筑後ブロッ
メールまたは で送るシステムについて説明され
クは、 胃・大腸がんは聖マリア病院、 肺がん、 乳がん、
た。 各医療機関の協力をお願いしたいとのこと。 4)
肝がんは久留米大学病院がリーダー病院として担当予
福岡県医師会ホームページがリニューアルされた。
定。 2) 地域医療支援病院について:現在県内で病
(植
田)
院が承認されている。 今回新規に4病院の申請があり、
福岡県医療審議会に諮問される予定。 紹介率と逆紹介
率の向上、 支援病院運営委員会や医療連携室の機能強
!"#
化などの目標について支援病院から定期的に実績報告
3月
日、 当医師会館にて。 津村会長、 田中真紀乳
がなされ、 各当該医師会によるその評価の継続が重要
がん検診部会長の挨拶後、 市保健所健康推進課担当者
である。
より平成
年度の結果報告がなされた。 視触診受診者
(宮
川)
数は対象者数
人に対して
人 (受診率
%)
であった (全国平均
%)。 年度より視触診とマン
モはセット検診となったが、 マンモ受診者数は
人 (
%) にとどまった。 しかし、 マンモ検診を受
3月日、 県医会館にて。 横倉県医会長挨拶の後、
けた者は前年度より%増であった。 年齢別受診率は
以下の協議がなされた。 1) 電子レセプトデータ集積
∼歳では%を超え、 ∼歳でも
%を超える
事業について:従来、 県医では医療機関のレセプトデー
受診率であり、 要精検者数は人で要精検率は
タを紙ベースでもらい、 解析して医療動向や政策提言
%であった。 年齢別要精検率では∼歳にピーク
に使用してきたが、 今後は電子レセプトデータを用い
(
%) を認めたがおおむね各年齢において
%前
て解析をしたい。 匿名化処理の専用ソフトで匿名化さ
後 で あ っ た 。 ま た 精 検 受 診 者 数 人 の う ち 人
れたレセプトデータを福岡県メディカルセンターにメー
ルまたは で送るシステムについて説明された。
(
%) に乳癌が発見された。 なお、 今回の統計には
による受診者と月1日より始まった女性
現在、 機関が登録済みだが、 正確な解析には機
特有のがん検診推進事業、 いわゆる 「クーポン券事業」
関必要なので、 各医療機関の協力をお願いしたいとの
こと。 2) 新規指定医療機関に対する指導 (初期指導)
による受診者も含まれている。 次に
年度の乳がん検
診実施要領 (案) の説明がなされ、 年度と同様に について:九州厚生局との交渉で、 保険指導医は郡市
およびクーポン券事業も引き続いて行われる
医師会役員に委嘱、 時から各医師会館にて、 会員の
こととなっている。
(宮
原)
みを対象として行うことで、 ほぼ合意に達している。
厚生局からは新規個別指導事項結果表に基づく報告書、
必要な場合は改善報告書を提出することが提案されて
$%&
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いる。 3) 平成
年度診療報酬改定について:
年度
3月
日、 当医師会館にて。 1) 平成
年度前立腺
以来のプラス改定だが、 %と微増。 診療所再診料
がん検診の結果報告:①
年度の前立腺がん個別検診
の引き下げ、 地域医療貢献加算、 明細書の発行義務、
に
人が受診し、 要精検者は
人 (
%) であっ
5分ルールの撤廃などが目新しい。 施設基準の届出が
た。 全体、 要精検者および癌確定者の 値はそれ
多いので留意が必要。
ぞれ、 ±
、 ±
、 ±
(植
田)
であった ②人 (全体の
%) に前立
腺癌が発見された。 検診総数で昨年度と比較して、
人の増加であった。 2) 年度前立腺がん検診実
施も昨年度と同様の要領にて実施する。 ①久留米市在
3月
日、 当医師会館にて。 横倉県医会長挨拶の後、
住の歳以上を対象とする ②個別方式 ③6月∼月
以下の報告と協議がなされた。 1) 福岡県医師会の医
末までの6ヶ月 ④方法は問診 (検診前・後にファク
療情報について:本年度は新型インフルエンザ情報交
トシートを用いた説明も行う) と 検査 ⑤結果
換小児ネットワーク、 ホームページ検討会が行われた。
説明は検診受託医療機関から受診者に直接説明、 要精
−
3
−
く、 絵を描く事が好きな方はどうぞ入って下さい。
や たけ
よしのり
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歓迎致します。
(ヤタケ耳鼻咽喉科医院)
"#$
私は昭和年に開業し、 6年前
すえ だ
%&
に親子継承を致しまして、 今は診
じゅん
'
(末田眼科)
療を時々している程度です。 暇に
なりましたが、 趣味として油彩を
諏訪野町で開業させていただき
年前からしておりますので、 その方を楽しんでお
今年で4年目になります。 病院の
ります。 絵は子供の頃から好きでしたが、 中学、 高
立ち上げにはじまり、 病院経営の
校、 大学と絵の事は忘れていました。 開業して暫く
こと、 地域医療の大切さなど、 勉
経って、 県医師会文化祭の美術展に急に出品しよう
強になることばかりで、 あっという間の3年でした。
と思い立ち、 出したところ、 先輩の先生よりチャー
最近は学生時代からやっていたテニスを、 息子たち
チル会久留米に入会を勧められ、 2年後に入会しま
と一緒に頑張ってみようかと思っているところです。
した。 このチャーチル会は昭和年、 まだ焼け野原
頑張るといっても自分が選手としてではなく、 ジュ
の東京で、 画家、 作家、 芸能人等の人達が集まって
ニア (小学生) の練習を少しでも手助けできればと、
絵を描く会を作り、 チャーチル会と命名しました。
球出しをしたり、 試合の練習相手になったりしてい
その後、 この事が日本中に広がり、 姉妹会が出来ま
ます。 子供達が小さい体で、 大人 (私) 顔負けの球
した。 チャーチル会久留米が出来たのは、 昭和年
を打っているのには、 びっくりさせられます。 足の
6月で会員は大半が医師会の先生方だったと聞いて
動きはもちろん大人 (私) 以上で、 試合も大人の試
おります。 過去の資料を見ると、 市長さんを始めと
合とまったく変わりません。 強い球でエースをとっ
して沢山の方達が籍を置かれております。 月2回の
たかと思うと、 わざとネットぎわへの短い球で相手
例会はデッサンとスケッチで、 年に一度デパートで
を走らせ、 ゆさぶりをかけたりもします。 体力的に
美術展をして、 その時チャリティを行い、 各人が小
も技術的にも低下していく私ですが、 子供達が上達
さな絵を2枚ずつ描いて、 買って頂いてその収益金
していくのを見ていると、 なんだが私も一緒に上達
を社会に還元しております。 又客員として絵を教え
しているように錯覚し、 うれしくなっている今日こ
る先生も来ておられます。 年に一度全国大会、 隔年
の頃です。
に一度九州大会が催されます。 上手、 下手は関係な
密検査者は受託医療機関から精密医療機関に直接紹介
し、 受診勧奨指導を行う。
(植
田)
3月日、 当医師会館にて。 津村会長挨拶の後、 河
野弘志久大消化器内科助教の司会で、 ①平成
年度検
診結果報告 ②年度検診実施 (案) について報告、
3月日、 当医師会館にて。 津村会長挨拶の後、 孝
協議が行われた。 年度の対象者は
人で受診
富士喜久夫久大外科准教授の司会で、 ①平成年度検
者
人、 受診率
%、 要精検率
%、 精検受診
診結果報告 ②年度検診実施 (案) について報告、
率
%で
人に癌が発見された。 癌発見率は
%。
協議が行われた。 この検診は検診車による集団検診で
精検未受診者が人あり、 この中に人程の癌の人
各校区を廻る。 年度の対象者は
人で受診者
がいると思われる。 発見された癌は比較的早期の癌が
人、 受診率
%、 要精検率
%、 3人に癌が発
多い。 また便潜血は1回陽性の方が人と半数を占め
見された。 この内の2人は逐年検診受診者で、 検診フィ
る。 精密検査は内視鏡にて行うこととなっている。 便
ルムを再読影予定。 年度も
歳以上の市民を対象に、
潜血の再検で異常なしの判定はできません。 年度も
同様に実施する。
前年度と同様に実施予定。
(北
里)
(北
里)
()*+, (第3日曜) -./*0
123456789:;<=が百年公
園にて開催されます。 先生方の参加と御
協力を宜しくお願い致します。
789:;<>?@A
3月4日、 当医師会館ホールにて。 第回准看護科
名と第回看護科名の卒業式が行われた。 津村学
校長からの卒業証書授与が行われ、 引き続き県知事賞、
県医師会長賞、 学校長賞、 後援会長賞、 優秀賞、 努力
賞、 皆勤賞、 精勤賞の表彰状授与が行われた。 津村学
−
4
−
校長からは、 これまでの苦労、 努力が今後の看護師と
#$%&
しての力となる。 今後看護の道で困ったり迷った時は、
ナイチンゲール誓詞を思い出して欲しいとの式辞を述
まつもと
'(
べ、 最後に 「跳べ!諸君!未来に向かって!」 と激励
平成年9月日より久留米
よる県医会長祝辞代読、 筬島健一久留米市保健所長に
市上津で、 旧中尾病院跡に開業
よる久留米市長祝辞代読に続き、 実習病院を代表して
させて頂きました。 昭和
年久
津田英照社会保険久留米第一病院長からの祝辞を頂い
んが、 これまでの苦労とその時の自分達を支えてくれ
た指導者、 家族、 友人に感謝すると答辞で述べた。 校
歌斉唱の後、 厳かな中にも涙と笑顔のある素晴らしい
卒業式は終了した。
(関)
)
(まつもと医院)
で締め括られた。 来賓祝辞では、 原口宏之県医理事に
た。 在校生送辞に続き、 卒業生代表として緒方美紀さ
あつし
留米大学医学部卒業後、 久留米
大学旧第二外科に入局し、 古賀道弘教授、 大石喜
六教授、 青柳成明教授のもと中山和道教授に師事
し、 肝胆膵領域を中心とした消化器疾患に従事し
てまいりました。 久留米大学医療センター勤務中
は旧一外科磯本浩晴教授に大腸肛門疾患を中心に
消化器疾患の指導を受け、 その頃には医師会のB
:
:湿潤療法とは主に新鮮皮膚欠損創に対し推奨され
る治療法で、 年、 ウインタース博士の動物実験
で創は乾燥環境より湿潤環境の方が2倍早く治ると
の証明を受け湿潤創傷治癒の概念が導入された。
年頃から慢性創傷にはこの治療法が、 一概には
当てはまらない事が指摘されている。 湿潤療法の実
際は、 軟膏・被覆材・サランラップ等で創を覆いそ
の乾燥を防ぎ、 新鮮創から出る善玉浸出液中の創傷
治癒促進物質を用い上皮化を促す。 善玉とはいえ過
剰時調節を要するが前述のものの中でも被覆材は適
会員として入会させて頂いたこともあります。 そ
の後、 佐世保共済病院、 聖マリア病院に勤務後、
この度、 開業に至り再び医師会に入会させて頂く
こととなりました。
開業に当たっては、 皆様に様々なご指導頂き、
またご迷惑をおかけいたしましたことに、 感謝な
らびにお詫びを申し上げます。
今までよりもさらに、 地域医療に貢献できます
ように精進いたしますとともに、 不慣れな点も多
く、 諸先生方に更なるご指導を仰ぐことが多々あ
ると思われますが、 今後ともよろしくお願いいた
します。
度に浸出液を吸収してくれる為便利である。 貼りっ
ぱなしは、 感染・炎症反応の兆候を見逃すリスクも
あり貼付中も注意深く管理する事で、 適切な交換ま
たは外用剤への変更修正が可能となる。 また受傷直
後の十分な洗浄と数日の抗菌剤使用や消炎剤の投与
で創傷治癒阻害因子の一部である感染や過剰な炎症
2月3日
第2回各医師会介護保険担当理事者会
を回避できる。 消毒薬については細胞毒性の為使用
日高理事
の一切を否定することをあわせて湿潤療法だとする
第
回福岡県医師会新春懇談会 津村会長、
南副会長、 北里、 槇理事、 丸田県医代議員
主張もあるが、 全症例に画一的に中止することなく
患者の状態にあわせテーラーメイド的医療の実行が
6日
平成年度福岡県医師会勤務医部会・男女
重要であることはいうまでもない。 バクテリアバラ
共同参画部会合同講演会
ンスの概念、 つまり患者の抵抗力と細菌の数×毒性
宮川理事
永田副会長、
の相対的不均衡状態を念頭におく事を前提に、 低汚
染・汚染の範疇なら洗浄で対応可能な例が多い。 感
染定着時の消毒使用・デブリードマンは否定される
!"
2月1日
平成年度筑後ブロック医師会次期 (新)
べきでは無いと考える。 因みに乾燥療法は結果的に
会長会
痂皮下で湿潤療法を実行させており、 痂皮形成の時
久留米大腿骨近位部骨折地域連携パス研究
間がロスとなる。 慢性期は、 悪玉浸出液の炎症性サ
会世話人会
イトカインやマトリックスメタプロテアーゼが過剰
2日
久留米第一病院との打合せ会
で、 組織障害を生じ治癒が遷延する。 これが後日、
4日
特定非営利活動法人くるめ地域支援セン
ターとの打合せ会
炎症浸出液による発赤・腫脹、 色素沈着や肥厚性瘢
痕といった問題となる。 尚、 糖尿病等の易感染性疾
5日
筑後ブロック乳がん検診従事者講習会
患、 刺激に弱い皮膚・体質的に自己の汗・浸出液に
筑後ブロック胃がん検診講習会
アレルギーを起こす患者などには向かない方もいる
第3回 「乳幼児集団健診のあり方」 の検討
会
が以上の点に留意した上で、 新鮮皮膚欠損創に適切
な湿潤療法の使用をお薦めする。
8日
第回理事会