平成27年3月上旬発行

56
Vol
2015
天神山だより
Mar.
Index
■ リレーエッセイ
2
■ 平成27年度 展示室催物一覧
6
■ これからの催し物
(展示室)
・ピックアップレビュー
3
■ 催し物案内 2015年3月17日−5月17日
7
■ これからの催し物(ホールほか)
4
■ 利用者の声
8
■ これからの催し物(ホールほか)
、お知らせ
5
リレーエッセイ 「天神山とわたし」
第41回
天神山文化プラザでの「サラリーマンコレクター展」
岡山県とはあまり関係のな
かった私が天神山文化プラザ
でコレクションを展示できた
のは、不思議なご縁というしか
ない。20年以上前から親交の
ある日本画家の森山知己さん
と、天神山文化プラザ学芸員の
福田淳子さんから、
「2010年に
東京の佐藤美術館でやったよ
美術収集家
うなコレクション展を天神山
アートソムリエ
文化プラザでやりませんか」と
山本 冬彦
いう打診を受けたのは1年ほ
ど前のことだ。岡山といえば城下町で、備前焼をはじ
めとした文化芸術の伝統がある。また、林原やベネッ
セの本拠地で、倉敷の大原など古美術から近現代まで
幅広いコレクションで知られる美術館もある。そんな
美術に造詣の深い土地で、一サラリーマンのコレクシ
ョンを展示するなど…と気が引けたが、地元岡山のコ
レクター、藤原義人さんとの「サラリーマンコレクタ
ー展」という形で展覧会が実現することになった。
日本は大の美術愛好国民だと言われ、美術館の入場
者数は世界トップクラスである。しかし、これはあく
までも美術品の鑑賞や知識・教養としてのもので、デ
パートやギャラリーで美術作品を購入し、自宅に飾る
というような人はごく少数である。日本でのコレクタ
ーといえばお金持ちや企業であり、一般のサラリーマ
ンがアートを購入して生活の中で楽しむとか、コレク
ターになるということは稀なことだ。そのような状況
の中、個人でもアートを購入して楽しむ人がいること
を広く知ってもらいたいと思い、私もコレクターの一
人として参加させていただいた。本展は、長年にわた
り、独自の視点や基準でコツコツとコレクションをし
てきた2人のサラリーマンのコレクター人生の軌跡に
着目した展覧会でもある。
所蔵品を展示させていただく上で、2つのお願いを
した。一つは、作家を世代別に展示すること。サラリ
ーマンなので、有名な作家や高額の作品は当然買えな
い。その時々の若手作家を集めてきたが、最初に買っ
た作品は40年近く前で、直近は展覧会の1週間前に購
入したものもある。したがって、その軌跡が分かるよ
うに、自分と同世代の作家(上下10歳程度)
、中堅作
家、1980年代以降生まれの若手作家という3つの流れ
で展示していただくことになった。
もう一つ、作家のプロフィール等の情報を極力出さ
ないこともお願いした。これは、知識・教養としての
美術鑑賞ではなく、気にいった作品があれば買うとい
うコレクターの眼で作品を見てほしかったからだ。美
術館では、作品の解説や作家のプロフィールを読んで
から作品を見たり判断したりするが、若い無名の作家
の場合は付随的な情報がほとんどなく、作品そのもの
で判断するしかない。
以上が私からの要望であったが、実際の展示は森山
さんと福田さんにおまかせした。ギャラリートークの
日に初めて展覧会を拝見したところ、私の思いが伝わ
る見事な展示に感激した。作品情報は作家名とタイト
ル・制作年のみ。若手にいたっては、20余点の 作品
のみ を群とした展示をすることで、私の「銀座の隠
れ家」の展示方法の拡大再現がなされた(作品情報は
プレートに一覧表示した)。会場入り口の垂れ幕などの
設営や、照明のほか、パンフレットのセンスも抜群で、
スタッフの皆さんの尽力で素晴らしい展覧会になった。
藤原義人さんとはトークの当日、初めてお会いし、
同じサラリーマンコレクター同士、すぐに意気投合し
た。私と好みは違うものの、藤原さんのコレクション
には優れたコレクターの眼が感じられた。そして、作
品の選定にあたって、私との対比を配慮していただい
たことも強く感じた。展覧会には地元の岡山はもちろ
ん、近隣や県外の美術家、美術館関係者、個人コレク
ター、美術ファン、そして普段あまり来られない一般
の方々にも数多く来ていただき、本当にありがたく思
った。
最後に、今回の展覧会を後援し、2度も大きな紹介
記事を掲載していただいた山陽新聞社、RSK 山陽放
送、東京からトークのためお越しいただいた佐藤美術
館の立島惠氏、天神山文化プラザのスタッフの皆さん
に心より感謝の意を表したい。今回の展覧会が、岡山
の美術界の今後の活動に何らかの貢献ができれば望外
の喜びである。
■ 好評につき、平成27年度も
「Tenpla gallery ONE」を募集中!
天神山文化プラザの2階文化情報センターの一角を小さなギャラリーとし
て公開する「Tenpla gallery ONE」
(天プラギャラリー ワン)。開館50周年
記念事業の一環として平成24年度にスタートしましたが、好評につき、平成
27年度も展示を続行します。展示期間は1週間で、高校生以上の方ならどな
たでも無料で出品いただけます。みなさまのご応募をお待ちしております。
詳しくは2階文化情報センター(TEL 086-226-5005)までお問い合わせく
ださい。
2 TENJINYAMA NEWS
展示:鳥越眞生也
これからの催し物(展示室)・ピックアップレビュー
■ 天プラ・セレクション vol.65 三宅良史展 ― 日本画×インスタレーション ―
岡山市在住の日本画家、三宅良史は伝統的な「日本画」の形式や技法を用い、
「空間
を仕切るもの ― 襖の表現 ―」
をテーマに数寄屋建造物内での展示を重ねてきました。
本展では、日本の伝統的な表現と空間意識を持ちながら、西洋的な箱形ギャラリー
空間での新たな試みがなされます。「花鳥風月」を基本に描かれた襖作品が宙に浮か
ぶインスタレーション(空間表現)や、9個の箱形作品・襖・掛け軸・仏像で構成さ
れる「Lotus」では、空間を体感しつつ、技巧を凝らした個々の作品と対話すること
ができるでしょう。三宅が提示する「日本画×インスタレーション」をご覧ください。
【会期】平成27年3月24日㈫∼29日㈰ 10:00∼18:00(最終日は17:00まで)
【会場】天神山文化プラザ 第3・4展示室 【入場料】無料
「Lotus」ミクストメディア 2014年
■「まちなかアート再生チャリティ展 10×10」
本展は、街中アートの修復や美化活動に取り組む「まちなかアート発見・再生プロ
グラム」を応援するチャリティ展です。岡山県を拠点に活躍するプロ作家から、趣味
として作品制作を楽しむ人まで、約300人の小作品を一堂に展示し、全展示作品を対
象としたチャリティ・オークションを開催。その収益を「まちなかアート発見・再生
プログラム」に寄付します。創る人も見る人も、一緒になって楽しみながら地域にお
けるアートの役割を考える展覧会です。
【日時】平成27年5月6日㈬∼17日㈰
9:00∼18:00(最終日は16:00まで) ※月曜休館
【会場】天神山文化プラザ 第3・4展示室 【入場料】無料
【主催】岡山県天神山文化プラザ、公益社団法人岡山県文化連盟
<関連企画>
●まちなかのアートを楽しむ「彫刻家 蛭田二郎先生と歩く桃太郎大通り」
【日時/場所】平成27年5月9日㈯13:30に天神山文化プラザ1階入口前に集合
【講師】蛭田二郎(彫刻家) 【参加費】無料 ※事前申込不要
●画材屋さんに教わる「額えらびワークショップ」
【日時】平成27年5月16日㈯ 13:30∼/5月31日㈰ 10:30∼(各1時間程度)
【場所】天神山文化プラザ2階 第3展示室前ロビー
【参加費】無料 ※事前申込不要 【協力】アムス岡山店
●「オリジナル額を作ってみよう!」
【日時】平成27年5月30日㈯ 13:30∼(3時間程度)
【場所】天神山文化プラザ 地階 第1練習室 【講師】上田久利(彫刻家)
【対象】小学5年生以上・一般
【参加費】1,000円 ※要事前申込 天神山文化プラザ TEL 086-226-5005
10×10出品作品例:蛭田二郎
ピックアップ・レビュー
Pick Up
■ 天プラ・セレクション vol.64
REVIEW
片山康之展 完成形の可塑性能
会期:平成26年12月3日㈬∼7日㈰
「姿ハ似セガタク、意ハ似セ易シ」(本居宣長)
薄暗い第3展示室の奥、瞳を閉じた白い顔に黒い衣服の像が、能に登場するワキのように
静かに立つ。向き合うシテのように、第4展示室には赤い女性像。頭に得体の知れないモノ
を載せ、背中の皮膚が増殖して獣の顔になって突き出ている。2体の間の空間は広く、思い
きりのよい余白となっている。ここは身体内奥の暗闇か、幽界か。
横たわる人物像は、尻や背中に生えた根に押し上げられ、夢の中を浮遊しているかに見え
る。この作品について片山は「浮いた状態にしたくて…」と語る。制作法に習熟してしまう
と、難無く制作できてしまう。そのことに対する危惧から、自らの手の加わらない木の枝と
いう自然物を導入したのだろうか。
この作品は自然の反乱を想起させる。「美術史(近代文明=脳)によって置きざりに(抑圧)されたとも言うべき人や物(身体
=自然)を写実する(検証する)」ことを通して、自然の奥深くへの旅を続けているのだろうか。
空間配置、構想、着眼点とも、存在を丸ごととらえようとする姿勢を感じさせる、興味深い展覧会だった。片山には初めて会
ったのだが、意志力を感じさせるよい顔つきをしていると思った。
ただ、僭越なのだが…、不満が少しある。赤い人物像などが(意欲的で可能性を感じさせるものの)、出来のよいマネキンに見
えてしまったのだ。リアリテは、もう少し違った姿をしているのでは…と。しかし、この不満は、私の眼力の無さに起因してい
るのかも知れないし、私自身が答えを見いだすべきことなのかも知れない。
「今決定している次回の個展の後は、6年ほど時間をかけてから発表したい」との片山の発言に、深く期するものを感じた。
彼が難問とどう向き合い、どう乗り越えていくのかを注目していきたい。
(天プラ・セレクション推薦委員/彫刻家 岡部 玄)
TENJINYAMA NEWS
3
これからの催し物(ホールほか)
■ New ガクサイ
岡山大学、就実大学、就実短期大学、環太平洋大学のダンス部の学生と卒業生が、
共同でダンス、演劇等の身体表現を披露します。
【日時】平成27年3月28日㈯ 14:00、18:00開演 ※開場は開演の30分前
【場所】天神山文化プラザ ホール(1階) 【料金】前売1,000円 当日1,200円
【チケット取扱】天神山文化プラザ 文化情報センター(2階)
/岡山県大学ダンス
ネットワーク 090-9462-1102(下村)
/メール [email protected](件名
を「ガクサイチケット予約」とし、①お名前 ②公演日時 ③枚数 ④ご連絡先(メ
ールアドレス、電話番号)を明記の上、送信ください)
前回の New ガクサイ(撮影:ゆきを)
■ 第37回「クラシックへのお誘い」∼LP レコードコンサート∼ 春と花にちなんだクラシックを楽しむ
ヴィヴァルディの「四季」より「春」
、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ
「春」
、大中恩「菜の花」など、春と花にちなんだ名曲をお届けします。
【日時】平成27年4月4日㈯ 14:00∼16:00
【場所】天神山文化プラザ 第1会議室(3階)
【料金】無料 【ナビゲーター】行正健志
■「忍者 街をあそぶ㊆」ちびっ子忍者募集中!
忍者に扮した子どもたちが、文化施設やカルチャーゾーンを探検する「忍者 街を
あそぶ」を今年も開催します。今回は、天神山文化プラザの「まちなかアート再生チ
ャリティ展 10×10」
(本誌P3参照)や、お隣の岡山県立美術館に忍び込み、謎解
きに挑戦します。
【日時】平成27年5月6日
(水・祝) 13:00∼15:30
【募集対象】幼稚園年長∼小学4年生 【募集人数】50名 【参加費】700円
【募集受付】平成27年4月1日㈬∼ 【企画協力】NPO 法人アフタフ・バーバン
【応募・問い合わせ先】
住所、
氏名(参加者、
保護者とも)、
学年、
電話番号を明記の上、メール、
郵送、FAX もし
くは天神山文化プラザ2階文化情報センターにてお申し込みください。
(担当:藤原
メール:[email protected] TEL 086-226-5005 FAX 086-226-5008)
※ボランティアスタッフも募集中です。詳細は上記までお問い合わせください。
前回の忍者 街をあそぶ
■ 天プラ・中庭音楽会
ライトアップした天神山文化プラザの中庭を背景に、音楽を楽しむ「中庭音楽会」
も今年で3回目となります。今年は、天神山文化プラザ開館および岡山県文化連盟設
立10周年特別企画として、インド楽器シタールとタブラの演奏にベリーダンスが加
わって、ますます妖艶な時間をお届けします。
【日時】平成27年5月8日㈮ 19:30∼ ※カフェは18:00からオープン
【場所】天神山文化プラザ 中庭
(ピロティ) ※雨天の場合はピロティで開催します。
【料金】前売1,800円、当日2,000円 ※1ドリンク付(2杯目以降は追加料金)
【出演】田中峰彦(シタール)
、田中りこ(タブラ)
、ASAKO(ベリーダンス)
【協力】有限会社スペースアート、蔭涼寺、マルゴデリ
【チケット取扱】天神山文化プラザ 文化情報センター(2階)
前回の天プラ・中庭音楽会(撮影:ゆきを)
■ 佐々木英代の日本のうた講座 第22話
今回は、中田喜直と同級生の畑中良輔をはじめ、石井歓、別宮貞雄らを紹介しま
す。中田喜直に比べてあまり知られていない彼らですが、戦後、若いパワーでさまざ
まな新しい試みに挑戦し、現在につながる日本のクラシック音楽を作っていきまし
た。彼らの作曲した名曲を、じっくりたっぷりお聴きいただきたいと思います。
【日時】平成27年5月9日㈯ 13:30∼ ※開場は開演30分前
【場所】天神山文化プラザ ホール(1階)
【料金】一般1,000円 学生500円(前売・当日とも)
【出演】お話:佐々木英代/うた:柴田久美子、畑山香、出口裕子
ピアノ:鴨原公子、松下智子
【チケット取扱】天神山文化プラザ 文化情報センター(2階)
4 TENJINYAMA NEWS
前回の日本のうた講座
これからの催し物(ホールほか)、お知らせ
■ 天プラ・ホールセレクション 劇団燐光群『屋根裏』岡山公演
現在、あるいは近未来。ひきこもりの人々が自ら閉じ籠もるパッケージ空間である
「屋根裏」
が、商品として、秘密情報による譲渡の対象として、世間に流通しはじめる。
それぞれの「屋根裏」の極小空間から発信されるメッセージ。「屋根裏」発明者を
探索する男。そして巻き起こる、さまざまな場所での、それぞれの「事件」…。
読売文学賞・紀伊國屋演劇賞[個人賞]
・読売演劇大賞[最優秀演出家賞]を受賞
し、国内外で絶賛を浴びてきた名作のオリジナル版。ユーモアと驚きに溢れる衝撃の
舞台を体験ください。
【日時】平成27年5月15日㈮ 19:30開演 16日㈯ 13:00、18:00開演
17日㈰ 14:00開演 ※開場は開演30分前 ※16日㈯18:00の回の上演終了後にアフタートークを開催予定
【場所】天神山文化プラザ ホール(1階) 【作・演出】坂手洋二
【料金】前売3,000円 当日3,500円 学生以下1,500円
(購入時に証明書を提示のこと)
【チケット取扱】天神山文化プラザ文化情報センター
(2階)
/ぎんざや/岡山市シン
フォニーホールチケットセンター/シネマコレクターズショップ
映画の冒険/おかやま燐光群を観る会/燐光群
撮影:古元道広
燐光群
’
82年創立。主宰である坂手洋二の作・演出作品を中
心に、社会性・実験性の高さと、豊かな表現力を兼
ね備えた、斬新で意欲的な新作公演を重ねている。
国内での公演のほか、
『神々の国の首都』
『屋根裏』等
で海外15カ国26都市の公演を行う。’
99年『天皇と接
吻』第7回読売演劇大賞優秀作品賞など受賞多数。
■ 平成27年度 天神山文化プラザ土曜劇場 鑑賞モニター募集
天神山文化プラザでは、
「土曜劇場鑑賞モニター」を平成27年度も募集します。「土
曜劇場」の公演を鑑賞いただき、その感想をお聞かせください。
【応募資格】下記の平成27年度天神山文化プラザ土曜劇場7公演のうち、
5公演以上
鑑賞し、
鑑賞後にレポートの提出ができる方 ※平成26年度鑑賞モニタ
ーで、
5回以上レポートを提出されていない方はご応募いただけません。
【応募方法】申込書に必要事項をご記入の上、郵送、
FAX、メール、または2階文化情報
センターまで直接お持ちください。申込書は当館の HP からダウンロー
ドできます。
(URL:http : //www.tenplaza.info) ※電話での申込不可
【締 切】平成27年5月8日㈮ 必着
【応募・問合せ先】天神山文化プラザ 担当:菅田(すがた)
平成26年度土曜劇場
〒700-0814 岡山市北区天神町8-54 TEL 086-226-5005
劇団 SOFT GEAR 公演『ヒネミ』
FAX 086-226-5008 メール [email protected]
【平成27年度 天神山文化プラザ土曜劇場 公演一覧】 ※日程は変更になる場合がございます。
6月6日∼7日 岡山県高等学校演劇協議会岡山A地区/8月8日∼9日 劇団破魔矢座/9月26日∼27日 岡山県
高等学校演劇協議会岡山B地区/10月10日∼11日 岡山ろう者劇団夢二/12月19日∼20日 白萩の会/1月23日∼
24日 劇的集団転機与砲/2月20日∼21日 劇団こすもす
県からのお知らせ
第8回岡山県新進美術家育成「I氏賞」受賞者を決定
岡山県新進美術家育成「I氏賞」では、書類による1次選考を通過した候補者13名による選考作品展を岡山県天神山文化プラ
ザ第3展示室で開催しました。会期中に行われた2次選考会により、第8回の受賞者3名を次のとおり決定し、3月中旬に行わ
れる贈呈式で、伊原木隆太岡山県知事から賞状と副賞が贈られます。
〈選考委員長のコメント〉
〔全体講評〕
全体の傾向として、これまでの美術作品の在り方にとらわれない新しい視点か
らのアプローチも見られ、意欲的で多様な作品が出揃った。
「見せる」という行為
から、ものの成り立ちや出来事の因果関係の表現に、作る側の関心も変化してい
る。「I氏賞」への注目も年々高まる中、実力ある候補者から選ばれた受賞者に、
原彰子「Abita」
さらなる飛躍を期待したい。
〔大 賞〕原 彰子(グラフィックデザイン)
現代社会を鋭い感性で認識し、デザインの中にはっきりとした主張がある。日
本的な感性を活かした絵画的造形の延長にある技術と表現力が、その思いを支え
ている。国際社会を舞台にした発信の継続と、さらなる活躍が期待できる。
選考委員
〔奨励賞〕有永浩太(工芸)
高階 秀爾(大原美術館館長
〔選考委員長〕)
柔らかな布や手の動きを感じさせる繊細な表現を、端正なフォルムの中に引き
岡 乾二郎(美術家)
出す造形力がある。伝統技法を活かした新たな造形美の追求に期待する。
鍵岡 正謹(岡山県立美術館館長)
〔奨励賞〕安中仁美(絵画)
関 直子(東京都現代美術館主任学芸員)
物語性のある表現への関心が高く、小さく収まらない可能性を感じさせる。主
松原 龍一(京都国立近代美術館学芸課長)
題や構成を活かした絵画表現のさらなる展開に期待したい。
TENJINYAMA NEWS
5
平成27年度 展示室催物一覧
3/31∼4/5
4/7∼4/12
4/14∼4/19
4/21∼4/26
4/28∼5/3
5/5∼5/10
5/12∼5/17
5/19∼5/24
5/26∼5/31
白玲書道会展、Photo group ing 写真展、同好展、木圭會書展、detheart 展、なぎさ会展 ∼文房四宝∼
清流書道会展、正筆会菁華書作展・正筆会岡山地区展、柏葉書道会習作展及び学生展
大潮会岡山支部展、ナチュラル染色+7、青青の会日本画展、岡山写真研究会岡山展、フォトクラブ吉備 写真展、キヤノンフ
ォトクラブ岡山写真展
岡山県書道連盟展(開会4月22日)
創元展岡山巡回展、チャーチル会岡山 春の作品展2015
白日会岡山支部展、春芽会、<岡山県天神山文化プラザリニューアル10周年特別企画>まちなかアート再生チャリティ展「10
×10」(開会5月6日)
、近代日本美術協会岡山支部展
岡山光風会展、<岡山県天神山文化プラザリニューアル10周年特別企画>まちなかアート再生チャリティ展「10×10」、現代詩
画展2015
岡山平和美術展、岡山商科大学創立50周年記念展示会「大学」って何?何するところア、陽のあたる岡 第5回記念展、グルー
プいろの旅人 クレパス展
中・四国行動美術展、坤の会日本画作品展、マスカットの詩グループ 絵画展、エムズ EXPO 特別展、岡山聖句書道展(開会
5月29日)
6/2∼6/7
6/9∼6/14
6/16∼6/21
6/23∼6/28
6/30∼7/5
東光展 岡山会場
道文展、渓雲書道会展、アイの会展、ジャンプ写真展、青の会水彩画展
メタルワークス2015、岡山県郷土文化財団会員作品展、龍翔会展、筍影会写真展、日本大学芸術学部岡山江古田会展
朝陽書道会展(開会6月26日)、岡山県能面協会 新作能面展
岡山県独立書展、合同展(木彫・書道)、AJAC2015岡山展、岡山きりえ展、平成28年度天プラ・セレクション作家選考展(公
開プレゼンテーション)
7/7∼7/12
7/21∼7/26
7/28∼8/2
翆陽展、手作りアートの世界 クラフトフェスタ2015 せとうち花倶楽部(開会7月8日)、人ひと会展、Jupiter の会展、山里
会習作展
岡山写真家集団展、津嶋久仁香写真教室邦香会写真展、環展、山陽新聞カルチャー吉田写真教室写真展、四季彩写心写真展、
中島フォトクラブ岡山教室写真展
Iris イリス展、嘉平太が愛したふるさと岡山写真展、ダネラ全国展、抱象会書展
東中国自由美術展、わかくさ会展、全国和紙ちぎり絵岡山サークル作品展、日本画の歩み 大野八重子とその仲間たち
8/4∼8/9
8/11∼8/16
8/18∼8/23
8/25∼8/30
岡山九条美術展、西日本教育書道展、朝日写真展、<天プラ・セレクション>カスパー・シュワーベ展
玉龍会展、具象絵画展 丘の会、集樹展2015、<天プラ・セレクション>丸山智代展
養和書道院同人展、ニコニコ支部写真展、OPF 支部写真展
JNP 日本風景写真協会岡山支部写真展、換鵞展
9/1∼9/6
9/8∼9/13
9/15∼9/20
岡山県美術展覧会Ⅰ期(開会9月2日)
岡山県美術展覧会Ⅱ期(開会9月9日)
水墨画 芳石会展、写団「People」写真展、木下会 木下玉泉 叙勲と米寿を記念して、墨騰会書展、岡山水彩クラブ 透明水彩
画展、フォーティーン支部写真展
公募 玄画展、嘉墨会展、スッチョンチョンで行く’
15、OアートC展
梅操展、カタチに捉われない書と絵のコラボ、一般社団法人二科会写真部岡山支部展、竜墨書道会展、創空会展2015、ハッセ
ルブラッドフォトクラブ写真展、瀬戸内版画展
7/14∼7/19
9/22∼9/27
9/29∼10/4
10/6∼10/11
10/13∼10/18
10/20∼10/25
10/27∼11/1
西日展・養和書道院展、岡山ハート・アート・フェスティバル2015、パレット展、翠香会展
墨象会展、操風展、女子美展、白秋桜の会、岡山県陶芸同好会展、水彩連盟 岡山支部展
岡山県年金受給者協会生きがい美術展、春陽会瀬戸内展、岡山彫刻会展、チャーチル会岡山 秋の作品展 2015、ライオンズク
ラブ合同写真展、アジア芸術文化交流協会展
燈仄会展(故河原修平生誕100年記念事業)、プリュニエ展、こころをつなぐ作品展、木馬会書道展、美術文化協会岡山支部展、
電彩アートパソコン水彩画展
11/3∼11/8
11/10∼11/15
11/17∼11/22
11/24∼11/29
岡山県教職員美術展、『アートの今・岡山2015』
(開会11月4日)、チョークアートぐりいも工房生徒展 ∼赤∼
岡山県美術家協会展、『アートの今・岡山2015』、遊々展
岡山県刻字協会展、岡山県高等学校文化連盟写真部会・岡山県高等学校写真協議会写真展、
「、(てん)」展、ODA 展、樹の会展
水墨画萌苑会展、墨成書道会展、<天プラ・セレクション>吉行鮎子展、金光ゆうざきフォト集団、翔の会展
12/1∼12/6
国際写真サロン、ニッコール・クラブ岡山支部写真展、莞耿社岡山支部展、<天プラ・セレクション>細見博子展、杜の風グ
ループ展
生徒作品・表現活動発表会、立体・彫刻 OKAYAMA 展、謙慎書道会西部展、風景写真三人展「四季の彩り」
岡山県高等学校総合文化祭書道部門(岡山県高校生書道展)、県下高校書道教師による書道展、岡山県立総社南高等学校美術工
芸系作品展、アトリエ10(TEN)展
12/8∼12/13
12/15∼12/20
12/21∼1/4
展示室休館
1/5∼1/10
1/12∼1/17
1/19∼1/24
1/26∼1/31
国画会岡山作家展、ギャルド・ファイブ展、<天プラ・セレクション>山本哲也展、2016 Art Nuova 展
岡山日展会秀作展
日洋会瀬戸内支部展、岡山工業高校デザイン科作品展、七彩展
岡山県高校デザイン展、春秋会書道展、凌尚会書道展、岡山県新進美術家育成「I氏賞」選考作品展、彩悠展、Kの会展
2/2∼2/7
2/9∼2/14
岡山県高等学校美術展、岡山県新進美術家育成「I氏賞」選考作品展、<天プラ・セレクション>島田悠美子展、岡山梨花会展
ノートルダム清心女子大学児童学科卒業制作展、明誠学院高等学校卒業制作展、岡山県新進美術家育成「I氏賞」選考作品展、
岡山独立美術クラブ展
中国デザイン専門学校進級・卒業制作展、岡山大学卒業・修了制作展+学生展、岡山美術研究会展
県下小中学校書き初め展覧会(開会2月24日)、岡山 YPC 写真展、水墨画 虎杖会展、岡山水彩作家展、岡山県書道協会展、
キルト アーリーブルー 岡山教室作品展、神戸淑子 絵画教室 みず絵の会
2/16∼2/21
2/23∼2/28
3/1∼3/6
3/8∼3/13
3/15∼3/20
3/22∼3/27
岡山県立大学デザイン学部・岡山県立大学大学院デザイン学研究科卒業・修了制作展
現代俳句の書展、備前陶心会展、岡山美術クラブ展、日本伝統工芸中国支部展の搬入・審査、フロムテン支部写真展
聖雲書道会展、竺操書道展覧会、洋洋展、梗墨館一同作品展
岡山県児童生徒新春競書大会、画布(canvas)展、グループ ’
90水墨画・日本画展、グループ珀 日本画展
※掲載内容は、2月28日現在のものです。主催者の都合による変更がある場合もありますので、ご了承ください。 は主催事業です。
6 TENJINYAMA NEWS
岡山県天神山文化プラザ 催し物案内 2015年3月17日−5月17日
※掲載内容は、
2月28日現在のものです。主催者の都合による変更がある場合もありますので、
ご了承ください。 は主催または共催事業です。★印は未定の展示室です。
展示室
開催期間
ART SCHEDULE
第1展示室
大 室
第2展示室
小 室
第29回岡山県現代俳句の書展
3/17㈫∼
3/22㈰ 書道約140点
<岡山県近代詩文書道連盟>
大 室
第3展示室
小 室
備前陶心会展
陶芸45点
<備前陶心会>
第4展示室
第5展示室
グループ ’
90水
墨画・日本画展 第12回竺操書道会展
水墨画30点・
日本画30点
<グループ ’
90>
日本画“遊”
グループ展
書約50点<竺操書道会>
日本画約40点
<日本画「遊」
>
<天プラ・セレクション vol.65>
花結び
三宅良史展
3/24㈫∼ 第32回岡山県児童生徒新春競書大会展覧会
3/29㈰ 書約6,000点<㈱山陽新聞社>
結びの作品100点
<岡山結びの会>
― 日本画×インスタレーション ―
日本画約25点
第39回
3/31㈫∼ 白玲書道会展
4/5㈰ 書約80点
<白玲書道会>
第1回 Photo
group ing 写真展
ナチュラル
染色+7
4/14㈫∼ 岡山支部展
4/19㈰ 油彩30点、水彩10点 染色(工芸)50点
<大潮会岡山支部>
第50回同好展
油絵50点
<岡山県勤労者絵
画同好会>
写真約50点
<Photo group ing>
4/7㈫∼ 第48回清流書道会展
4/12㈰ 書約100点<清流書道会>
第48回大潮会
★
<ナチュラル染色
「あゐ」の会>
第46回正筆会菁華書作展・
第42回正筆会岡山地区展
書約150点<岡山正筆会>
第51回なぎさ会展
∼文房四宝∼
第2回
detheart 展
第5回
木圭會書展
書50点<木圭會>
書20点、墨100丁、
硯10点等
<なぎさ会>
アクリル等20点
<detheart>
第36回柏葉書道会習作展及び学生展
書(一般100点、学生200点)<柏葉書道会>
青青の会
日本画展
第12回岡山写真 フォトクラブ
研究会岡山展
吉備写真展
日本画60点
<青青の会>
写真120∼150点
<岡山写真研究会>
写真55点
<フォトクラブ吉備>
第32回キヤノンフォ
トクラブ岡山写真展
★
写真約50点
<キヤノンフォト
クラブ岡山>
4/21㈫∼ 第50回記念岡山県書道連盟展【開会4月22日㈬】
4/26㈰ 書約600点<岡山県書道連盟>
チャーチル会岡山
春の作品展2015
4/28㈫∼ 第74回創元展岡山巡回展
5/3㈰ 油絵等130点/一般600円、その他の方は無料<(一社)創元会岡山支部>
第24回白日会岡山支部展
春芽会
<白日会岡山支部>
油絵等約60点
<春芽会>
5/5㈫∼
5/10㈰ 油彩・テンペラ等約75点
★
油絵等約50点
<チャーチル会岡山>
第5回近代日本美
術協会岡山支部展
特別企画
5/12㈫∼ 第41回岡山光風会展
5/17㈰ 油絵等約90点/一般600円、大学生500円、高校生以下等無料<光風会岡山支部>
まちなかアート再生チャリティ <近代日本美術協会>
」
展「10×10(テン・バイ・テン)
現代詩画展2015
【開会5月6日㈬・月曜休】 油絵等72点
平面約300点
<現代詩画展2015
実行委員会>
ホール HALL SCHEDULE
開催日
催 し 物 名
開 催 時 間
料 金
主 催 者 等
3/28㈯ New ガクサイ
14:00、18:00開演
(開場は開演30分前)
前売 1,000円/当日 1,200円
岡山県大学
ダンスネットワーク
090-9462-1102(下村)
5/9㈯ 佐々木英代の日本のうた講座 第22話
13:30開演
(開場は開演30分前)
一般 1,000円 学生 500円
(前売・当日とも)
天神山文化プラザ
086-226-5005
15日㈮ 19:30開演 16日㈯ 13:00、18:00開演
17日㈰ 14:00開演 (開場は開演30分前)
前売 3,000円/当日 3,500円
学生以下 1,500円
5/15㈮ <天プラ・ホールセレクション>
5/16㈯ 劇団燐光群『屋根裏』岡山公演
5/17㈰ 作・演出:坂手洋二
(購入時に証明書を提示のこと)
※16日㈯18:00の回の上演終了後に
アフタートークを開催予定 天神山文化プラザ
086-226-5005
前売開始 4月12日㈰
● その他の施設を使った企画
開催日
催 し 物 名
第37回「クラシックへのお誘い」∼LP レコードコンサート∼
4/4㈯ 春と花にちなんだクラシックを楽しむ
ナビゲーター:行正健志
5/6 忍者 街をあそぶ㊆
(水・祝) ※要申し込み(4/1より受付開始)
5/8㈮ 天プラ・中庭音楽会
開催時間・場所
料 金
主催者等
14:00∼16:00
3階 第1会議室
無 料
天神山文化プラザ
086-226-5005
13:00∼15:30
集合場所:1階 ピロティ
700円
天神山文化プラザ
086-226-5005
19:30開演
1階 中庭(ピロティ)
前売 1,800円 当日 2,000円 天神山文化プラザ
(1ドリンク付)
086-226-5005
TENJINYAMA NEWS
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利用者の声
山田茂 ART 教室
今回は、主に第2・4金曜日の夜に第1練習室で開講し
ているアート教室をご紹介します。教室では主に、アクリル
絵の具を使った抽象画を制作するとのこと。今日はワーク
ショップ好きな天プラスタッフYが作品制作を体験し、山
田先生にお話を伺いました。
― 参加費2,200円だけで、本格的な抽象画がつくれると聞
きましたが、本当ですか?
はい。道具も下地もこちらでご準備しているので、すぐに
制作に取りかかれます。早速ですが、絵のイメージはお決ま
りですか? まだでしたら、こちらの私の作品集を参考にし
てみてください。最初に基調となる色を決めると始めやす
いかもしれません。
― うーん…。イメージは固まりませんが、大好きな ブル
ー を基調色にしたいと思います。
では、ブルーは最後に塗ります。いろんな色を重ねた方
が、絵に奥行きが出るんですよ。まずは、黄色かオレンジを
塗ってみてはどうでしょう?
先生のアドバイスのまま、赤と黄を混ぜたアクリル絵の
具を一面に塗るY。その後、ドライヤーで乾かして、ピンク
など別の色を重ねたり、銀箔(アルミ箔)を貼ったりします
(銀箔を使うと、作品に力がうまれるそうです)
。
― アクリル絵の具はドライヤーであっという間に乾くの
で、すぐに色が重ねられますね。
「つくりたい」という衝動をスピーディに形にできるの
が、アクリル画のいいところです。水で薄めて水彩っぽくし
たり、増粘剤を混ぜて油彩のようなボリュームを出したり、
表現方法も多彩ですし。
さて、いよいよ、最後のブルーをのせます。適当に、とい
うか思いきって大胆にヘラで絵の具を置いていくと、抜け
感が出て、抽象画っぽくなります。
― 大胆に、ですね…。あ、いい感じになりました。これで
完成でしょうか?
これでも十分、いいと思います。+αとして、ヘラで削る
ように線を入れてもおもしろいかも。下層のオレンジやピ
ンクが出てきていい感じでしょう。
― アート教室というと、ちょっと敷居が高かったのですが、
1時間で予想以上にすてきな作品が完成しました!
ヘラや刷毛を多用すると、技術よりも感性がストレート
に出て、思った以上にかっこよく仕上がることが多いよう
です。ですから、絵を習ったことはないけどアート作品をつ
くりたい方こそ、一度挑戦してほしいですね。天プラのほか
に、玉野市の駅東創庫でも、小学生以上を対象とした抽象絵
画教室を開いているので、そちらでも体験できます。(詳細
については山田先生の携帯 080-5611-0135まで問い合わ
せを)
。
― 今日、生徒さんが制作された絵も、この春開催する教室
の発表会「detheart」展に出品されますか?
かもしれません(笑)
。3月31日∼4月5日に、天プラの
第4展示室で、1年ぶり2度目の展覧会を開催させていた
だきます。興味のある方は足を運んでいただければうれし
いです。
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ヘラで絵の具を削る山田先生(右)。当初は静かなブルーを想定していたスタ
ッフYですが、「作品には作り手の内面が表れる」という先生の言葉どおり、
にぎやかな絵になりました(笑)。作品は2階文化情報センターの「Tenpla
gallery ONE」に3月17日∼22日に展示します
表紙の写真
<土曜劇場>瀬戸内三大珍獣公演『幕末急流すべり』より。平
成26年度最後の土曜劇場公演でした。撮影:ゆきを
編集後記
1月のサラリーマン・コレクター展に足を運んで、そのコレク
ションを羨ましく思った方(私もその一人です)、「まちなかアー
ト再生チャリティ展」は必見です‼ 詳しくは本誌3Pにあると
おりですが、展示作品300点の中で気に入った作品があれば、ぜ
ひオークションに参加してください。作品にはいわゆる大御所と
いわれる作家のものもあれば、趣味で作品制作を楽しむ方のもの
も。いずれも20㎝四方の小作品なので、意外に手頃な価格で自分
のものになるかもしれません。
広報担当:藤原
― 編集・発行 ―
2015年3月発行
指定管理者 公益社団法人岡山県文化連盟
〒700-0814 岡山市北区天神町8-54
Tel:086-226-5005 Fax:086-226-5008
http : //www.tenplaza.info/
休館日/月曜日・年末年始(12月28日∼1月4日)
JR 岡山駅から市内電車/東山行「城下」下車 徒歩5分
JR 岡山駅からバス/藤原団地行「天神町」下車