持続可能な地域経済への貢献について

地域密着型金融の取組み状況 ( 26 年 4 月 ~ 27 年 3 月 )
1.項
目
2.タイトル
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
【地域活性化につながる多様なサービスへの提供】
商工経営者フォーラム(若手経営者育成の研修会)の推進
当金庫の会長が主宰し平成 16 年4月に第1期がスタート、毎期営業店より 10 名
3.動機(経緯)
推薦し、偶数月第3水曜日にセミナーを開講、年間6回実施する。
・次代を担う若手経営者の役割と解決すべき諸問題などに関するセミナーにて事
例研究を行うとともに、会員相互の情報交換の場としての親睦会を開催する。
・参加者は事前に課題研究用テキスト教材を読了したうえ、セミナーに於いて、
全員で感想・意見を1時間半程度討議する。
4.取組み内容
・事例研究として、会員企業の「実情、経営課題」について全員で解決策、改善
方法を1時間半程度討議する。
・テキスト教材については毎回変更し、年間5冊使用する。
【相手方にとっての成果】
・若手経営者間の相互の交流を通じて、経営者としての資質が向上出来ている。
・後継予定者の経営能力の育成強化が目的であり、異業種の若手経営者と共に学
び相互啓発を行うことにより、各企業の発展に寄与できる能力を醸成出来てい
5.成果(効果)
る。
【当金庫にとっての成果】
・取引先の発展がひいては当金庫の発展につながっていく。
【評価】
・次代を担う同世代の経営者との共通の悩みや考え方をオープンに話し合うこと
6.27 年 3 月ま
が出来たことや、当金庫の中小企業に期する思い、信用金庫としての取組、役
割、考え方についてよく理解出来たとの感想文が多く寄せられている。
での取組み状
・卒業生を中心に「商工つばす会」を発足。
況に対する評
価
・著名建築家「安藤忠雄氏」の講演会を主催するなど、卒業後の参加者間の交流
も活発に行われている。
7.新規・継続
新規取組み
・
継続取組み
(開始年度 平成 16 年度)
地域密着型金融の取組み状況 ( 26 年 4 月 ~ 27 年 3 月 )
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
1.項
目
【地域全体の活性化、持続的な成長を視野に入れた、同時的・一体的な「面」的
再生への取組み】
2.タイトル
「大阪商工信金社会福祉賞」への取組み
物質主義、金銭主義が喧伝される時代にあって、心豊かな住みやすい社会を実現
3.動機(経緯)
するために地道に努力されておられる方々を顕彰することにより、このような活
動の輪が地域に広がることを期待し、以って地域社会との共生を目指す信用金庫
の役割を担わんとする。
(1)名称
「大阪商工信金社会福祉賞」
(2)対象者(応募対象者)
地域内(大阪府下)に拠点を置き社会福祉、環境保護等広範囲な分野で
社会貢献活動に取組んでいる組織(法人、グループ等)
(3)表彰
4.取組み内容
・審査のうえ年1回表彰
・副賞として「大阪商工信金社会貢献活動助成金」を授与する
(4)応募方法
応募要領を公表し広く公募する
(5)審査方法
学者、専門家等で構成される審査委員会に審査を委嘱する
(6)運営方法
当金庫内に「CSR推進室」を設置し事務運営を担当する
【相手方にとっての成果】
(1)資金使途、使用期間に制限がない等、他の助成金のデメリットをカバー
する当金庫の「社会福祉賞」は各団体の今まで活動したくても出来なかっ
た分野への助成となっている。
(2)受賞団体間のネットワークの強化及び他の団体への情報発信による協働化
の可能性の広がり等の成果が期待される。
【当金庫にとっての成果】
5.成果(効果)
(1)第1回、第2回はそれぞれ5団体を表彰
(2)第3回、第4回、第5回、第6回はそれぞれ7団体を表彰
(3)第7回は9団体、第8回は7団体を表彰
(4)第9回は平成 27 年 3 月 24 日に審査会を実施し、次の9団体(「社会福祉賞」
1団体、
「奨励賞」8団体)を表彰
【社会福祉賞】
(助成金 100 万円)
・NPO法人 西淀川子どもセンター
【奨励賞】
(助成金各 50 万円)
・吹田子ども支援センター
・特定非営利活動法人 多文化共生センター大阪
・特定非営利活動法人 寝屋川あいの会
・NPO法人農楽マッチ勉強会
・一般社団法人 わいわい
・大阪子どもの貧困アクショングループ
・一般社団法人
大阪モノづくり観光推進協会
・特定非営利活動法人 吹田市音楽療法推進会
おんがく・さ~くる・コスモス
【評価】
第9回までの受賞団体は 62 団体となり、地域における評価が高まっているも
のと評価している。
また、受賞団体間のネットワークの構築を目指し、受賞団体の交流会を過去
6.27 年 3 月ま
での取組み状
況に対する評
価及び今後の
課題
4回開催しており、今年度も予定している。
【今後の課題】
(1)従来の受賞団体のネットワークの更なる強化
(2)応募団体の活動内容の多様性に伴い、「大阪商工信金社会貢献賞」と名称
を変更し、これまでを踏襲した《地域貢献の部》に加え、新たに社会的
課題及び地域的課題の解決というミッションに対し公共性と事業性を両
立させた持続的な活動(事業)、または商品・サービスに対する《ソーシ
ャルビジネス・コミュニティビジネスの部》を設ける
7.新規・継続
新規取組み
・
継続取組み
(開始年度 平成 18 年度)