○クレーン等安全規則 第一章 第二章 第一節 第二節 第三節 第四節 第五節 第三章 第一節 第二節 第三節 第四節 第五節 第四章 第一節 第二節 第三節 第四節 第五節 第五章 第一節 第二節 第三節 第四節 第五節 第六章 第一節 第二節 第三節 (昭 和 四 十 七 年 九 月 三 十 日 ) (労 働 省 令 第 三 十 四 号 ) 労 働 安 全 衛 生 法 (昭 和 四 十 七 年 法 律 第 五 十 七 号 )の 規 定 に 基 づ き 、及 び同法を実施するため、クレーン等安全規則を次のように定める。 クレーン等安全規則 目次 総 則 (第 一 条 ・ 第 二 条 ) クレーン 製 造 及 び 設 置 (第 三 条 ― 第 十 五 条 ) 使 用 及 び 就 業 (第 十 六 条 ― 第 三 十 三 条 ) 定 期 自 主 検 査 等 (第 三 十 四 条 ― 第 三 十 九 条 ) 性 能 検 査 (第 四 十 条 ― 第 四 十 三 条 の 二 ) 変 更 、 休 止 、 廃 止 等 (第 四 十 四 条 ― 第 五 十 二 条 ) 移動式クレーン 製 造 及 び 設 置 (第 五 十 三 条 ― 第 六 十 二 条 ) 使 用 及 び 就 業 (第 六 十 三 条 ― 第 七 十 五 条 の 二 ) 定 期 自 主 検 査 等 (第 七 十 六 条 ― 第 八 十 条 ) 性 能 検 査 (第 八 十 一 条 ― 第 八 十 四 条 の 二 ) 変 更 、 休 止 、 廃 止 等 (第 八 十 五 条 ― 第 九 十 三 条 ) デリツク 製 造 及 び 設 置 (第 九 十 四 条 ― 第 百 二 条 ) 使 用 及 び 就 業 (第 百 三 条 ― 第 百 十 八 条 ) 定 期 自 主 検 査 等 (第 百 十 九 条 ― 第 百 二 十 四 条 ) 性 能 検 査 (第 百 二 十 五 条 ― 第 百 二 十 八 条 の 二 ) 変 更 、 休 止 、 廃 止 等 (第 百 二 十 九 条 ― 第 百 三 十 七 条 ) エレベーター 製 造 及 び 設 置 (第 百 三 十 八 条 ― 第 百 四 十 六 条 ) 使 用 及 び 就 業 (第 百 四 十 七 条 ― 第 百 五 十 三 条 ) 定 期 自 主 検 査 等 (第 百 五 十 四 条 ― 第 百 五 十 八 条 ) 性 能 検 査 (第 百 五 十 九 条 ― 第 百 六 十 二 条 の 二 ) 変 更 、 休 止 、 廃 止 等 (第 百 六 十 三 条 ― 第 百 七 十 一 条 ) 建設用リフト 製 造 及 び 設 置 (第 百 七 十 二 条 ― 第 百 七 十 九 条 ) 使 用 及 び 就 業 (第 百 八 十 条 ― 第 百 九 十 一 条 ) 定 期 自 主 検 査 等 (第 百 九 十 二 条 ― 第 百 九 十 六 条 ) 第四節 第七章 第一節 第二節 第三節 第八章 第一節 第二節 第九章 第一節 第二節 第三節 第四節 第十章 附則 第一章 変 更 及 び 廃 止 (第 百 九 十 七 条 ― 第 二 百 一 条 ) 簡易リフト 設 置 (第 二 百 二 条 ・ 第 二 百 三 条 ) 使 用 及 び 就 業 (第 二 百 四 条 ― 第 二 百 七 条 ) 定 期 自 主 検 査 等 (第 二 百 八 条 ― 第 二 百 十 二 条 ) 玉掛け 玉 掛 用 具 (第 二 百 十 三 条 ― 第 二 百 二 十 条 ) 就 業 制 限 (第 二 百 二 十 一 条 ・ 第 二 百 二 十 二 条 ) 免許及び教習 ク レ ー ン・デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 (第 二 百 二 十 三 条 ― 第 二 百 二 十 八 条 ) 移 動 式 ク レ ー ン 運 転 士 免 許 (第 二 百 二 十 九 条 ― 第 二 百 三 十 四 条 ) 削除 教 習 (第 二 百 四 十 条 ― 第 二 百 四 十 三 条 ) 床 上 操 作 式 ク レ ー ン 運 転 技 能 講 習 、小 型 移 動 式 ク レ ー ン 運 転 技 能 講 習 及 び 玉 掛 け 技 能 講 習 (第 二 百 四 十 四 条 ― 第 二 百 四 十 七 条 ) 総則 (定 義 ) 第一条 この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、それ ぞれ当該各号に定めるところによる。 一 移 動 式 ク レ ー ン 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 (昭 和 四 十 七 年 政 令 第 三 百 十 八 号 。 以 下 「 令 」 と い う 。 )第 一 条 第 八 号 の 移 動 式 ク レ ー ン を い う。 二 建設用リフト 令第一条第十号の建設用リフトをいう。 三 簡易リフト 令第一条第九号の簡易リフトをいう。 四 つり上げ荷重 令第十条のつり上げ荷重をいう。 五 積載荷重 令第十二条第一項第六号の積載荷重をいう。 六 定 格 荷 重 ク レ ー ン (移 動 式 ク レ ー ン を 除 く 。 以 下 同 じ 。 )で ジ ブ を有しないもの又はデリツクでブームを有しないものにあつては、 つ り 上 げ 荷 重 か ら 、ク レ ー ン で ジ ブ を 有 す る も の (以 下「 ジ ブ ク レ ー ン 」 と い う 。 )、 移 動 式 ク レ ー ン 又 は デ リ ツ ク で ブ ー ム を 有 す る も の にあつては、その構造及び材料並びにジブ若しくはブームの傾斜角 及び長さ又はジブの上におけるトロリの位置に応じて負荷させるこ とができる最大の荷重から、それぞれフツク、グラブバケツト等の つり具の重量に相当する荷重を控除した荷重をいう。 七 定格速度 クレーン、移動式クレーン又はデリツクにあつては、 これに定格荷重に相当する荷重の荷をつつて、つり上げ、走行、旋 回 、ト ロ リ の 横 行 等 の 作 動 を 行 な う 場 合 の そ れ ぞ れ の 最 高 の 速 度 を 、 エレベーター、建設用リフト又は簡易リフトにあつては、搬器に積 載荷重に相当する荷重の荷をのせて上昇させる場合の最高の速度を いう。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (適 用 の 除 外 ) 第 二 条 こ の 省 令 は 、次 の 各 号 に 掲 げ る ク レ ー ン 、移 動 式 ク レ ー ン 、 デ リ ッ ク 、エ レ ベ ー タ ー 、建 設 用 リ フ ト 又 は 簡 易 リ フ ト に つ い て は 、 適用しない。 一 クレーン、移動式クレーン又はデリックで、つり上げ荷重が〇・ 五トン未満のもの 二 エレベーター、建設用リフト又は簡易リフトで、積載荷重が〇・ 二五トン未満のもの 三 積 載 荷 重 が 〇・二 五 ト ン 以 上 の 建 設 用 リ フ ト で 、ガ イ ド レ ー ル (昇 降 路 を 有 す る も の に あ つ て は 、昇 降 路 )の 高 さ が 十 メ ー ト ル 未 満 の も の 四 せ り 上 げ 装 置 、 労 働 基 準 法 (昭 和 二 十 二 年 法 律 第 四 十 九 号 )別 表 第 一第一号から第五号までに掲げる事業又は事務所以外の事業又は事 務 所 に 設 置 さ れ る エ レ ベ ー タ ー 、 船 舶 安 全 法 (昭 和 八 年 法 律 第 十 一 号 )の 適 用 を 受 け る 船 舶 に 用 い ら れ る エ レ ベ ー タ ー 及 び 主 と し て 一 般公衆の用に供されるエレベーター (平 一 〇 労 令 四 五 ・ 一 部 改 正 ) 第二章 クレーン 第一節 製造及び設置 (製 造 許 可 ) 第 三 条 ク レ ー ン (令 第 十 二 条 第 一 項 第 三 号 の ク レ ー ン に 限 る 。以 下 本条から第十条まで、第十六条及び第十七条並びにこの章第四節及 び 第 五 節 に お い て 同 じ 。)を 製 造 し よ う と す る 者 は 、そ の 製 造 し よ う とするクレーンについて、あらかじめ、その事業場の所在地を管轄 す る 都 道 府 県 労 働 局 長 (以 下 「 所 轄 都 道 府 県 労 働 局 長 」 と い う 。 )の 許可を受けなければならない。ただし、既に当該許可を受けている ク レ ー ン と 型 式 が 同 一 で あ る ク レ ー ン (以 下 こ の 章 に お い て「 許 可 型 式 ク レ ー ン 」 と い う 。 )に つ い て は 、 こ の 限 り で な い 。 2 前 項 の 許 可 を 受 け よ う と す る 者 は 、ク レ ー ン 製 造 許 可 申 請 書 (様 式 第 一 号 )に ク レ ー ン の 組 立 図 及 び 次 の 事 項 を 記 載 し た 書 面 を 添 え て 、 所轄都道府県労働局長に提出しなければならない。 一 強度計算の基準 二 製造の過程において行なう検査のための設備の概要 三 主任設計者及び工作責任者の氏名及び経歴の概要 (平 一 二 労 令 二 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 設 備 等 の 変 更 報 告 ) 第四条 前条第一項の許可を受けた者は、当該許可に係るクレーン 又は許可型式クレーンを製造する場合において、同条第二項第二号 の設備又は同項第三号の主任設計者若しくは工作責任者を変更した ときは、遅滞なく、所轄都道府県労働局長に報告しなければならな い。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (設 置 届 ) 第 五 条 ク レ ー ン を 設 置 し よ う と す る 事 業 者 が 、労 働 安 全 衛 生 法 (以 下 「 法 」 と い う 。 )第 八 十 八 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し よ う と す る と き は 、ク レ ー ン 設 置 届 (様 式 第 二 号 )に ク レ ー ン 明 細 書 (様 式 第 三 号 )、ク レ ー ン の 組 立 図 、別 表 の 上 欄 に 掲 げ る ク レ ー ン の 種 類 に 応 じ てそれぞれ同表の下欄に掲げる構造部分の強度計算書及び次の事項 を記載した書面を添えて、その事業場の所在地を管轄する労働基準 監 督 署 長 (以 下 「 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 」 と い う 。 )に 提 出 し な け れ ばならない。 一 据え付ける筒所の周囲の状況 二 基礎の概要 三 走行クレーンにあつては、走行する範囲 2 前 項 の 規 定 に よ る 届 出 を す る 場 合 に お け る 労 働 安 全 衛 生 規 則 (昭 和 四 十 七 年 労 働 省 令 第 三 十 二 号 。 以 下 「 安 衛 則 」 と い う 。 )第 八 十 五 条第一項の規定の適用については、次に定めるところによる。 一 建築物又は他の機械等とあわせてクレーンについて法第八十八条 第一項の規定による届出をしようとする場合にあつては、安衛則第 八十五条第一項に規定する届書及び書類の記載事項のうち前項の規 定により提出する届書その他の書類の記載事項と重複する部分の記 入は要しないものとすること。 二 クレーンのみについて法第八十八条第一項の規定による届出をす る場合にあつては、安衛則第八十五条第一項の規定は適用しないも のとすること。 3 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 ク レ ー ン を設置しようとするときは、同条第二項において準用する同条第一 項 の 規 定 に よ り 、 ク レ ー ン 設 置 届 (様 式 第 二 号 )に 第 一 項 の 明 細 書 、 組立図、強度計算書及び書面を添えて、所轄労働基準監督署長に提 出しなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 ) 第六条 クレーンを設置した者は、法第三十八条第三項の規定によ り、当該クレーンについて、所轄労働基準監督署長の検査を受けな ければならない。ただし、所轄労働基準監督署長が当該検査の必要 がないと認めたクレーンについては、この限りでない。 2 前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て「 落 成 検 査 」と い う 。) においては、クレーンの各部分の構造及び機能について点検を行な うほか、荷重試験及び安定度試験を行なうものとする。ただし、天 井クレーン、橋形クレーン等転倒するおそれのないクレーンの落成 検査においては、荷重試験に限るものとする。 3 前項の荷重試験は、クレーンに定格荷重の一・二五倍に相当する 荷 重 (定 格 荷 重 が 二 百 ト ン を こ え る 場 合 は 、定 格 荷 重 に 五 十 ト ン を 加 え た 荷 重 )の 荷 を つ つ て 、 つ り 上 げ 、 走 行 、 旋 回 、 ト ロ リ の 横 行 等 の 作動を行なうものとする。 4 第二項の安定度試験は、クレーンに定格荷重の一・二七倍に相当 する荷重の荷をつつて、当該クレーンの安定に関し最も不利な条件 で地切りすることにより行なうものとする。この場合において、逸 走 防 止 装 置 、レ ー ル ク ラ ン プ 等 の 装 置 は 、作 用 さ せ な い も の と す る 。 5 所轄労働基準監督署長は、落成検査を行なう前一年以内に第八条 第一項の仮荷重試験が行なわれたクレーンについては、落成検査の 一部を省略することができる。 6 落 成 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、ク レ ー ン 落 成 検 査 申 請 書 (様 式 第 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合 に お い て 、法 第 八 十 八 条 第 一 項 た だ し 書 (同 条 第 二 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 )の 規 定 に よ る 認 定 (以 下 「 認 定 」 と い う 。 )を 受 け た ことにより前条第一項又は第三項の届出をしていないときは、同条 第一項の明細書、組立図、強度計算書及び書面その他落成検査に必 要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第七条 落成検査を受ける者は、当該検査を受けるクレーンについ て、荷重試験及び安定度試験のための荷及び玉掛用具を準備しなけ ればならない。 2 所轄労働基準監督署長は、落成検査のために必要があると認める ときは、当該検査に係るクレーンについて、次の事項を当該検査を 受ける者に命ずることができる。 一 安全装置を分解すること。 二 塗装の一部をはがすこと。 三 リべツトを抜き出し、又は部材の一部に穴をあけること。 四 ワイヤロープの一部を切断すること。 五 前各号に掲げる事項のほか、当該検査のため必要と認める事項 3 落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。 (仮 荷 重 試 験 ) 第八条 第三条第一項の許可を受けた者は、当該許可に係るクレー ン又は許可型式クレーンについて、所轄都道府県労働局長が行う仮 荷重試験を受けることができる。 2 仮 荷 重 試 験 を 受 け よ う と す る 者 は 、ク レ ー ン 仮 荷 重 試 験 申 請 書 (様 式 第 五 号 )に ク レ ー ン の 組 立 図 を 添 え て 、所 轄 都 道 府 県 労 働 局 長 に 提 出しなければならない。 3 所 轄 都 道 府 県 労 働 局 長 は 、仮 荷 重 試 験 を 行 つ た ク レ ー ン に つ い て 、 仮 荷 重 試 験 成 績 表 (様 式 第 六 号 )を 作 成 し 、 前 項 の 仮 荷 重 試 験 を 受 け た者に交付するものとする。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (ク レ ー ン 検 査 証 ) 第九条 所轄労働基準監督署長は、落成検査に合格したクレーン又 は第六条第一項ただし書のクレーンについて、同条第六項の規定に よ り 申 請 書 を 提 出 し た 者 に 対 し 、 ク レ ー ン 検 査 証 (様 式 第 七 号 )を 交 付するものとする。 2 クレーンを設置している者は、クレーン検査証を滅失し、又は損 傷 し た と き は 、 ク レ ー ン 検 査 証 再 交 付 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に 次 の 書 面を添えて、所轄労働基準監督署長に提出し、再交付を受けなけれ ばならない。 一 クレーン検査証を滅失したときは、その旨を明らかにする書面 二 クレーン検査証を損傷したときは、当該クレーン検査証 3 クレーンを設置している者に異動があつたときは、クレーンを設 置している者は、当該異動後十日以内に、クレーン検査証書替申請 書 (様 式 第 八 号 )に ク レ ー ン 検 査 証 を 添 え て 、 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に提出し、書替えを受けなければならない。 (検 査 証 の 有 効 期 間 ) 第十条 クレーン検査証の有効期間は、二年とする。ただし、落成 検査の結果により当該期間を二年未満とすることができる。 (設 置 報 告 書 ) 第十一条 令第十三条第三項第十四号のクレーンを設置しようとす る 事 業 者 は 、 あ ら か じ め 、 ク レ ー ン 設 置 報 告 書 (様 式 第 九 号 )を 所 轄 労働基準監督署長に提出しなければならない。ただし、認定を受け た事業者については、この限りでない。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (荷 重 試 験 等 ) 第十二条 事業者は、前条のクレーンを設置したときは、当該クレ ーンについて、第六条第三項の荷重試験及び同条第四項の安定度試 験を行なわなければならない。 (走 行 ク レ ー ン と 建 設 物 等 と の 間 隔 ) 第 十 三 条 事 業 者 は 、建 設 物 の 内 部 に 設 置 す る 走 行 ク レ ー ン (ク レ ー ンガーダを有しないもの及びクレーンガーダに歩道を有しないもの を 除 く 。)と 当 該 建 設 物 又 は そ の 内 部 の 設 備 と の 間 隔 に つ い て は 、次 に定めるところによらなければならない。ただし、第二号の規定に つ い て は 、当 該 走 行 ク レ ー ン に 天 が い (ク レ ー ン ガ ー ダ の 歩 道 の 上 に 設けられたもので、当該歩道からの高さが一・五メートル以上のも の に 限 る 。 )を 取 り 付 け る と き は 、 こ の 限 り で な い 。 一 当 該 走 行 ク レ ー ン の 最 高 部 (集 電 装 置 の 部 分 を 除 く 。 )と 火 打 材 、 は り 、け た 等 建 設 物 の 部 分 又 は 配 管 、他 の ク レ ー ン そ の 他 の 設 備 で 、 当該走行クレーンの上方にあるものとの間隔は、〇・四メートル以 上とすること。 二 クレーンガーダの歩道と火打材、はり、けた等建設物の部分又は 配管、他のクレーンその他の設備で、当該歩道の上方にあるものと の間隔は、一・八メートル以上とすること。 (建 設 物 等 と の 間 の 歩 道 ) 第十四条 事業者は、走行クレーン又は旋回クレーンと建設物又は 設備との間に歩道を設けるときは、その幅を〇・六メートル以上と しなければならない。ただし、当該歩道のうち建設物の柱に接する 部分については、〇・四メートル以上とすることができる。 (運 転 室 等 と 歩 道 と の 間 隔 ) 第十五条 事業者は、クレーンの運転室若しくは運転台の端と当該 運転室若しくは運転台に通ずる歩道の端との間隔又はクレーンガー ダの歩道の端と当該歩道に通ずる歩道の端との間隔については、 〇・三メートル以下としなければならない。ただし、労働者が墜落 す る こ と に よ る 危 険 を 生 ず る お そ れ の な い と き は 、こ の 限 り で な い 。 第二節 使用及び就業 (検 査 証 の 備 付 け ) 第十六条 事業者は、クレーンを用いて作業を行なうときは、当該 作業を行なう場所に、当該クレーンのクレーン検査証を備え付けて おかなければならない。 (使 用 の 制 限 ) 第十七条 事業者は、クレーンについては、法第三十七条第二項の 厚 生 労 働 大 臣 の 定 め る 基 準 (以 下「 厚 生 労 働 大 臣 の 定 め る 基 準 」 と い う 。)(ク レ ー ン の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。)に 適 合 す る も の で な け れ ば使用してはならない。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (設 計 の 基 準 と さ れ た 負 荷 条 件 ) 第十七条の二 事業者は、クレーンを使用するときは、当該クレー ンの構造部分を構成する鋼材等の変形、折損等を防止するため、当 該クレーンの設計の基準とされた荷重を受ける回数及び常態として つ る 荷 の 重 さ (以 下 「 負 荷 条 件 」 と い う 。 )に 留 意 す る も の と す る 。 (昭 五 一 労 令 四 三 ・ 追 加 ) (巻 過 ぎ の 防 止 ) 第 十 八 条 事 業 者 は 、ク レ ー ン の 巻 過 防 止 装 置 に つ い て は 、フ ツ ク 、 グラブバケツト等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブ の上面とドラム、シーブ、トロリフレームその他当該上面が接触す る お そ れ の あ る 物 (傾 斜 し た ジ ブ を 除 く 。 )の 下 面 と の 間 隔 が 〇 ・ 二 五 メ ー ト ル 以 上 (直 働 式 の 巻 過 防 止 装 置 に あ つ て は 、〇 ・ 〇 五 メ ー ト ル 以 上 )と な る よ う に 調 整 し て お か な け れ ば な ら な い 。 第十九条 事業者は、巻過防止装置を具備しないクレーンについて は、巻上げ用ワイヤロープに標識を付すること、警報装置を設ける こと等巻上げ用ワイヤロープの巻過ぎによる労働者の危険を防止す るための措置を講じなければならない。 (安 全 弁 の 調 整 ) 第二十条 事業者は、水圧又は油圧を動力として用いるクレーンの 当該水圧又は油圧の過度の昇圧を防止するための安全弁については、 定 格 荷 重 (ジ ブ ク レ ー ン に あ つ て は 、 最 大 の 定 格 荷 重 )に 相 当 す る 荷 重をかけたときの水圧又は油圧に相当する圧力以下で作用するよう に調整しておかなければならない。ただし、第二十三条第二項の規 定により定格荷重をこえる荷重をかける場合又は第十二条の規定に より荷重試験若しくは安定度試験を行なう場合において、これらの 場合における水圧又は油圧に相当する圧力で作用するように調整す るときは、この限りでない。 (外 れ 止 め 装 置 の 使 用 ) 第二十条の二 事業者は、玉掛け用ワイヤロープ等がフツクから外 れ る こ と を 防 止 す る た め の 装 置 (以 下 「 外 れ 止 め 装 置 」 と い う 。 )を 具備するクレーンを用いて荷をつり上げるときは、当該外れ止め装 置を使用しなければならない。 (昭 五 一 労 令 四 三 ・ 追 加 ) (特 別 の 教 育 ) 第二十一条 事業者は、次の各号に掲げるクレーンの運転の業務に 労働者を就かせるときは、当該労働者に対し、当該業務に関する安 全のための特別の教育を行わなければならない。 一 つり上げ荷重が五トン未満のクレーン 二 つり上げ荷重が五トン以上の跨こ線テルハ 2 前項の特別の教育は、次の科目について行わなければならない。 一 クレーンに関する知識 二 原動機及び電気に関する知識 三 クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 四 関係法令 五 クレーンの運転 六 クレーンの運転のための合図 3 安衛則第三十七条及び第三十八条並びに前二項に定めるもののほ か、第一項の特別の教育に関し必要な事項は、厚生労働大臣が定め る。 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 平 二 労 令 二 一 ・ 平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (就 業 制 限 ) 第 二 十 二 条 事 業 者 は 、令 第 二 十 条 第 六 号 に 掲 げ る 業 務 に つ い て は 、 クレーン・デリック運転士免許を受けた者でなければ、当該業務に 就かせてはならない。ただし、床上で運転し、かつ、当該運転をす る 者 が 荷 の 移 動 と と も に 移 動 す る 方 式 の ク レ ー ン (以 下「 床 上 操 作 式 ク レ ー ン 」 と い う 。 )の 運 転 の 業 務 に つ い て は 、 床 上 操 作 式 ク レ ー ン 運転技能講習を修了した者を当該業務に就かせることができる。 (平 二 労 令 二 一 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (過 負 荷 の 制 限 ) 第二十三条 事業者は、クレーンにその定格荷重をこえる荷重をか けて使用してはならない。 2 前項の規定にかかわらず、事業者は、やむを得ない事由により同 項の規定によることが著しく困難な場合において、次の措置を講ず るときは、定格荷重をこえ、第六条第三項に規定する荷重試験でか けた荷重まで荷重をかけて使用することができる。 一 あ ら か じ め 、 ク レ ー ン 特 例 報 告 書 (様 式 第 十 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督署長に提出すること。 二 あらかじめ、第六条第三項に規定する荷重試験を行ない、異常が ないことを確認すること。 三 作業を指揮する者を指名して、その者の直接の指揮のもとに作動 させること。 3 事業者は、前項第二号の規定により荷重試験を行なつたとき、及 びクレーンに定格荷重をこえる荷重をかけて使用したときは、その 結果を記録し、これを三年間保存しなければならない。 (傾 斜 角 の 制 限 ) 第二十四条 事業者は、ジブクレーンについては、クレーン明細書 に 記 載 さ れ て い る ジ ブ の 傾 斜 角 (つ り 上 げ 荷 重 が 三 ト ン 未 満 の ジ ブ ク レ ー ン に あ つ て は 、こ れ を 製 造 し た 者 が 指 定 し た ジ ブ の 傾 斜 角 )の 範囲をこえて使用してはならない。 (定 格 荷 重 の 表 示 等 ) 第二十四条の二 事業者は、クレーンを用いて作業を行うときは、 クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該クレーンの定格荷重を 常時知ることができるよう、表示その他の措置を講じなければなら ない。 (昭 五 一 労 令 四 三 ・ 追 加 ) (運 転 の 合 図 ) 第二十五条 事業者は、クレーンを用いて作業を行なうときは、ク レーンの運転について一定の合図を定め、合図を行なう者を指名し て、その者に合図を行なわせなければならない。ただし、クレーン の運転者に単独で作業を行なわせるときは、この限りでない。 2 前項の指名を受けた者は、同項の作業に従事するときは、同項の 合図を行なわなければならない。 3 第一項の作業に従事する労働者は、同項の合図に従わなければな らない。 (搭 乗 の 制 限 ) 第二十六条 事業者は、クレーンにより、労働者を運搬し、又は労 働者をつり上げて作業させてはならない。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 一 部 改 正 ) 第二十七条 事業者は、前条の規定にかかわらず、作業の性質上や むを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合は、クレーンの つり具に専用のとう乗設備を設けて当該とう乗設備に労働者を乗せ ることができる。 2 事業者は、前項のとう乗設備については、墜落による労働者の危 険を防止するため次の事項を行わなければならない。 一 とう乗設備の転位及び脱落を防止する措置を講ずること。 二 労 働 者 に 安 全 帯 (令 第 十 三 条 第 三 項 第 二 十 八 号 の 安 全 帯 を い う 。 ) そ の 他 の 命 綱 (以 下 「 安 全 帯 等 」 と い う 。 )を 使 用 さ せ る こ と 。 三 とう乗設備を下降させるときは、動力下降の方法によること。 3 労働者は、前項の場合において安全帯等の使用を命じられたとき は、これを使用しなければならない。 (昭 五 〇 労 令 五 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (立 入 禁 止 ) 第二十八条 事業者は、ケーブルクレーンを用いて作業を行なうと きは、巻上げ用ワイヤロープ若しくは横行用ワイヤロープが通つて いるシーブ又はその取付け部の破損により、当該ワイヤロープがは ね、又は当該シーブ若しくはその取付具が飛来することによる労働 者の危険を防止するため、当該ワイヤロープの内角側で、当該危険 を生ずるおそれのある箇所に労働者を立ち入らせてはならない。 第二十九条 事業者は、クレーンに係る作業を行う場合であつて、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と き は 、つ り 上 げ ら れ て い る 荷 (第 六 号 の 場 合 に あ つ て は 、つ り 具 を 含 む 。)の 下 に 労 働 者 を 立 ち 入 ら せ て はならない。 一 ハッカーを用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき。 二 つりクランプ一個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられている とき。 三 ワ イ ヤ ロ ー プ 、つ り チ ェ ー ン 、繊 維 ロ ー プ 又 は 繊 維 ベ ル ト (以 下 第 百 十 五 条 ま で に お い て 「 ワ イ ヤ ロ ー プ 等 」 と い う 。 )を 用 い て 一 箇 所 に 玉 掛 け を し た 荷 が つ り 上 げ ら れ て い る と き (当 該 荷 に 設 け ら れ た 穴又はアイボルトにワイヤロープ等を通して玉掛けをしている場合 を 除 く 。 )。 四 複数の荷が一度につり上げられている場合であつて、当該複数の 荷が結束され、箱に入れられる等により固定されていないとき。 五 磁力又は陰圧により吸着させるつり具又は玉掛用具を用いて玉掛 けをした荷がつり上げられているとき。 六 動力下降以外の方法により荷又はつり具を下降させるとき。 (平 四 労 令 二 四 ・ 全 改 ) (並 置 ク レ ー ン の 修 理 等 の 作 業 ) 第三十条 事業者は、同一のランウエイに並置されている走行クレ ーンの修理、調整、点検等の作業を行なうとき、又はランウエイの 上その他走行クレーンが労働者に接触することにより労働者に危険 を生ずるおそれのある箇所において作業を行なうときは、監視人を おくこと、ランウエイの上にストツパーを設けること等走行クレー ンと走行クレーンが衝突し、又は走行クレーンが労働者に接触する ことによる労働者の危険を防止するための措置を講じなければなら ない。 (運 転 禁 止 等 ) 第三十条の二 事業者は、天井クレーンのクレーンガーダの上又は 橋形クレーンのクレーンガーダ、カンチレバ若しくは脚の上におい て 当 該 天 井 ク レ ー ン 若 し く は 橋 形 ク レ ー ン (以 下 こ の 条 に お い て「 天 井 ク レ ー ン 等 」 と い う 。 )又 は 当 該 天 井 ク レ ー ン 等 に 近 接 す る 建 物 、 機 械 、 設 備 等 の 点 検 、 補 修 、 塗 装 等 の 作 業 (以 下 こ の 条 に お い て 「 天 井 ク レ ー ン 等 の 点 検 等 の 作 業 」 と い う 。 )を 行 う と き は 、 天 井 ク レ ー ン等が不意に起動することによる労働者の墜落、挟まれ等の危険を 防止するため、当該天井クレーン等の運転を禁止するとともに、当 該天井クレーン等の操作部分に運転を禁止する旨の表示をしなけれ ばならない。ただし、天井クレーン等の点検等の作業を指揮する者 を 定 め 、そ の 者 に 天 井 ク レ ー ン 等 の 点 検 等 の 作 業 を 指 揮 さ せ 、か つ 、 天井クレーン等のクレーンガーダ、カンチレバ又は脚の上において 天井クレーン等の点検等の作業に従事する労働者と当該天井クレー ン等を運転する者との間の連絡及び合図の方法を定め、当該方法に より連絡及び合図を行わせるときは、この限りでない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (暴 風 時 に お け る 逸 走 の 防 止 ) 第三十一条 事業者は、瞬間風速が毎秒三十メートルをこえる風が 吹くおそれのあるときは、屋外に設置されている走行クレーンにつ いて、逸走防止装置を作用させる等その逸走を防止するための措置 を講じなければならない。 (強 風 時 の 作 業 中 止 ) 第三十一条の二 事業者は、強風のため、クレーンに係る作業の実 施について危険が予想されるときは、当該作業を中止しなければな らない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (強 風 時 に お け る 損 壊 の 防 止 ) 第三十一条の三 事業者は、前条の規定により作業を中止した場合 であつてジブクレーンのジブが損壊するおそれのあるときは、当該 ジブの位置を固定させる等によりジブの損壊による労働者の危険を 防止するための措置を講じなければならない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (運 転 位 置 か ら の 離 脱 の 禁 止 ) 第三十二条 事業者は、クレーンの運転者を、荷をつつたままで、 運転位置から離れさせてはならない。 2 前項の運転者は、荷をつつたままで、運転位置を離れてはならな い。 (組 立 て 等 の 作 業 ) 第三十三条 事業者は、クレーンの組立て又は解体の作業を行なう ときは、次の措置を講じなければならない。 一 作業を指揮する者を選任して、その者の指揮のもとに作業を実施 させること。 二 作業を行なう区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁 止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示すること。 三 強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が 予想されるときは、当該作業に労働者を従事させないこと。 2 事業者は、前項第一号の作業を指揮する者に、次の事項を行なわ せなければならない。 一 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を指揮すること。 二 材料の欠点の有無並びに器具及び工具の機能を点検し、不良品を 取り除くこと。 三 作業中、安全帯等及び保護帽の使用状況を監視すること。 (昭 五 〇 労 令 五 ・ 一 部 改 正 ) 第三節 定期自主検査等 (定 期 自 主 検 査 ) 第三十四条 事業者は、クレーンを設置した後、一年以内ごとに一 回、定期に、当該クレーンについて自主検査を行なわなければなら ない。ただし、一年をこえる期間使用しないクレーンの当該使用し ない期間においては、この限りでない。 2 事業者は、前項ただし書のクレーンについては、その使用を再び 開始する際に、自主検査を行なわなければならない。 3 事業者は、前二項の自主検査においては、荷重試験を行わなけれ ばならない。ただし、次の各号のいずれかに該当するクレーンにつ いては、この限りでない。 一 当該自主検査を行う日前二月以内に第四十条第一項の規定に基づ く荷重試験を行つたクレーン又は当該自主検査を行う日後二月以内 にクレーン検査証の有効期間が満了するクレーン 二 発電所、変電所等の場所で荷重試験を行うことが著しく困難なと ころに設置されており、かつ、所轄労働基準監督署長が荷重試験の 必要がないと認めたクレーン 4 前項の荷重試験は、クレーンに定格荷重に相当する荷重の荷をつ つて、つり上げ、走行、旋回、トロリの横行等の作動を定格速度に より行なうものとする。 (平 二 労 令 二 一 ・ 一 部 改 正 ) 第三十五条 事業者は、クレーンについて、一月以内ごとに一回、 定期に、次の事項について自主検査を行なわなければならない。た だし、一月をこえる期間使用しないクレーンの当該使用しない期間 においては、この限りでない。 一 巻過防止装置その他の安全装置、過負荷警報装置その他の警報装 置、ブレーキ及びクラツチの異常の有無 二 ワイヤロープ及びつりチエーンの損傷の有無 三 フツク、グラブバケツト等のつり具の損傷の有無 四 配線、集電装置、配電盤、開閉器及びコントローラーの異常の有 無 五 ケーブルクレーンにあつては、メインロープ、レールロープ及び ガイロープを緊結している部分の異常の有無並びにウインチの据付 けの状態 2 事業者は、前項ただし書のクレーンについては、その使用を再び 開始する際に、同項各号に掲げる事項について自主検査を行なわな ければならない。 (作 業 開 始 前 の 点 検 ) 第三十六条 事業者は、クレーンを用いて作業を行なうときは、そ の日の作業を開始する前に、次の事項について点検を行なわなけれ ばならない。 一 巻過防止装置、ブレーキ、クラツチ及びコントローラーの機能 二 ランウエイの上及びトロリが横行するレールの状態 三 ワイヤロープが通つている箇所の状態 (暴 風 後 等 の 点 検 ) 第三十七条 事業者は、屋外に設置されているクレーンを用いて瞬 間風速が毎秒三十メートルをこえる風が吹いた後に作業を行なうと き、又はクレーンを用いて中震以上の震度の地震の後に作業を行な うときは、あらかじめ、クレーンの各部分の異常の有無について点 検を行なわなければならない。 (自 主 検 査 等 の 記 録 ) 第 三 十 八 条 事 業 者 は 、こ の 節 に 定 め る 自 主 検 査 及 び 点 検 (第 三 十 六 条 の 点 検 を 除 く 。)の 結 果 を 記 録 し 、こ れ を 三 年 間 保 存 し な け れ ば な らない。 (補 修 ) 第三十九条 事業者は、この節に定める自主検査又は点検を行なつ た場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければなら ない。 第四節 性能検査 (性 能 検 査 ) 第 四 十 条 ク レ ー ン に 係 る 法 第 四 十 一 条 第 二 項 の 性 能 検 査 (以 下「 性 能 検 査 」 と い う 。 )に お い て は 、 ク レ ー ン の 各 部 分 の 構 造 及 び 機 能 に ついて点検を行なうほか、荷重試験を行なうものとする。 2 第三十四条第四項の規定は、前項の荷重試験について準用する。 (性 能 検 査 の 申 請 等 ) 第 四 十 一 条 ク レ ー ン に 係 る 性 能 検 査 (法 第 五 十 三 条 の 三 に お い て 準用する法第五十三条の二第一項の規定により労働基準監督署長が 行 う も の に 限 る 。)を 受 け よ う と す る 者 は 、ク レ ー ン 性 能 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 一 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (性 能 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第 四 十 二 条 第 七 条 の 規 定 (同 条 第 一 項 中 安 定 度 試 験 に 関 す る 部 分 を 除 く 。)は 、前 条 の ク レ ー ン に 係 る 性 能 検 査 を 受 け る 場 合 に つ い て 準用する。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 証 の 有 効 期 間 の 更 新 ) 第 四 十 三 条 登 録 性 能 検 査 機 関 (法 第 四 十 一 条 第 二 項 に 規 定 す る 登 録 性 能 検 査 機 関 を い う 。 以 下 同 じ 。 )は 、 ク レ ー ン に 係 る 性 能 検 査 に 合格したクレーンについて、クレーン検査証の有効期間を更新する ものとする。この場合において、性能検査の結果により二年未満又 は二年を超え三年以内の期間を定めて有効期間を更新することがで きる。 (平 四 労 令 二 四 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (労 働 基 準 監 督 署 長 が 性 能 検 査 の 業 務 を 行 う 場 合 に お け る 規 定 の 適 用) 第四十三条の二 法第五十三条の三において準用する法第五十三条 の二第一項の規定により労働基準監督署長がクレーンに係る性能検 査の業務の全部又は一部を自ら行う場合における前条の規定の適用 については、同条中「登録性能検査機関」とあるのは「所轄労働基 準監督署長又は登録性能検査機関」とする。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 追 加 ) 第五節 変更、休止、廃止等 (変 更 届 ) 第四十四条 設置されているクレーンについて、次の各号のいずれ かに掲げる部分を変更しようとする事業者が、法第八十八条第一項 の 規 定 に よ る 届 出 を し よ う と す る と き は 、ク レ ー ン 変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に ク レ ー ン 検 査 証 及 び 変 更 し よ う と す る 部 分 (第 五 号 に 掲 げ る も の を 除 く 。)の 図 面 を 添 え て 、所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け ればならない。 一 クレーンガーダ、ジブ、脚、塔その他の構造部分 二 原動機 三 ブレーキ 四 つり上げ機構 五 ワイヤロープ又はつりチエーン 六 フツク、グラブバケツト等のつり具 2 第五条第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合につい て準用する。 3 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 ク レ ー ン について、第一項各号のいずれかに掲げる部分を変更しようとする ときは、同条第二項において準用する同条第一項の規定により、ク レ ー ン 変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に 第 一 項 の 検 査 証 及 び 図 面 を 添 え て 、 所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 ) 第四十五条 前条第一項第一号に該当する部分に変更を加えた者は、 法第三十八条第三項の規定により、当該クレーンについて、所轄労 働基準監督署長の検査を受けなければならない。ただし、所轄労働 基準監督署長が当該検査の必要がないと認めたクレーンについては、 この限りでない。 2 第 六 条 第 二 項 か ら 第 四 項 ま で の 規 定 は 、前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 変 更 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る 。 3 変 更 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、ク レ ー ン 変 更 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 三 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合において、認定を受けたことにより前条第一項又は第三項の届出 をしていないときは、同条第一項の検査証及び図面その他変更検査 に必要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第四十六条 第七条の規定は、変更検査を受ける場合について準用 する。 (検 査 証 の 裏 書 ) 第四十七条 所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したクレー ン又は第四十五条第一項ただし書のクレーンについて、当該クレー ン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行なう ものとする。 (休 止 の 報 告 ) 第四十八条 クレーンを設置している者がクレーンの使用を休止し ようとする場合において、その休止しようとする期間がクレーン検 査証の有効期間を経過した後にわたるときは、当該クレーン検査証 の有効期間中にその旨を所轄労働基準監督署長に報告しなければな ら な い 。た だ し 、認 定 を 受 け た 事 業 者 に つ い て は 、こ の 限 り で な い 。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 ) 第四十九条 使用を休止したクレーンを再び使用しようとする者は、 法第三十八条第三項の規定により、当該クレーンについて、所轄労 働基準監督署長の検査を受けなければならない。 2 第 六 条 第 二 項 か ら 第 四 項 ま で の 規 定 は 、前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 使 用 再 開 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る 。 3 使用再開検査を受けようとする者は、クレーン使用再開検査申請 書 (様 式 第 十 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第五十条 第七条の規定は、使用再開検査を受ける場合について準 用する。 (検 査 証 の 裏 書 ) 第五十一条 所轄労働基準監督署長は、使用再開検査に合格したク レーンについて、当該クレーン検査証に検査期日及び検査結果につ いて裏書を行なうものとする。 (検 査 証 の 返 還 ) 第五十二条 クレーンを設置している者が当該クレーンについて、 そ の 使 用 を 廃 止 し た と き 、又 は つ り 上 げ 荷 重 を 三 ト ン 未 満 (ス タ ツ カ ー 式 ク レ ー ン に あ つ て は 、一 ト ン 未 満 )に 変 更 し た と き は 、そ の 者 は 、 遅滞なく、クレーン検査証を所轄労働基準監督署長に返還しなけれ ばならない。 第三章 移動式クレーン 第一節 製造及び設置 (製 造 許 可 ) 第 五 十 三 条 移 動 式 ク レ ー ン (令 第 十 二 条 第 一 項 第 四 号 の 移 動 式 ク レーンに限る。以下本条から第六十一条まで、第六十三条及び第六 十 四 条 並 び に こ の 章 第 四 節 及 び 第 五 節 に お い て 同 じ 。)を 製 造 し よ う とする者は、その製造しようとする移動式クレーンについて、あら かじめ、所轄都道府県労働局長の許可を受けなければならない。た だし、既に当該許可を受けている移動式クレーンと型式が同一であ る 移 動 式 ク レ ー ン (次 条 に お い て 「 許 可 型 式 移 動 式 ク レ ー ン 」 と い う 。 )に つ い て は 、 こ の 限 り で な い 。 2 前項の許可を受けようとする者は、移動式クレーン製造許可申請 書 (様 式 第 一 号 )に 移 動 式 ク レ ー ン の 組 立 図 及 び 次 の 事 項 を 記 載 し た 書面を添えて、所轄都道府県労働局長に提出しなければならない。 一 強度計算の基準 二 製造の過程において行なう検査のための設備の概要 三 主任設計者及び工作責任者の氏名及び経歴の概要 (昭 五 九 労 令 三 ・ 平 一 二 労 令 二 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 設 備 等 の 変 更 報 告 ) 第五十四条 前条第一項の許可を受けた者は、当該許可に係る移動 式クレーン又は許可型式移動式クレーンを製造する場合において、 同条第二項第二号の設備又は同項第三号の主任設計者若しくは工作 責任者を変更したときは、遅滞なく、所轄都道府県労働局長に報告 しなければならない。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (製 造 検 査 ) 第五十五条 移動式クレーンを製造した者は、法第三十八条第一項 の規定により、当該移動式クレーンについて、所轄都道府県労働局 長の検査を受けなければならない。 2 前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て「 製 造 検 査 」と い う 。) においては、移動式クレーンの各部分の構造及び機能について点検 を行なうほか、荷重試験及び安定度試験を行なうものとする。 3 前項の荷重試験は、移動式クレーンに定格荷重の一・二五倍に相 当 す る 荷 重 (定 格 荷 重 が 二 百 ト ン を こ え る 場 合 は 、定 格 荷 重 に 五 十 ト ン を 加 え た 荷 重 )の 荷 を つ つ て 、 つ り 上 げ 、 旋 回 、 走 行 等 の 作 動 を 行 なうものとする。 4 第二項の安定度試験は、移動式クレーンに定格荷重の一・二七倍 に相当する荷重の荷をつつて、当該移動式クレーンの安定に関し最 も不利な条件で地切りすることにより行なうものとする。 5 製造検査を受けようとする者は、移動式クレーン製造検査申請書 (様 式 第 十 五 号 )に 移 動 式 ク レ ー ン 明 細 書 (様 式 第 十 六 号 )、 移 動 式 ク レーンの組立図及び別表の上欄に掲げる移動式クレーンの種類に応 じてそれぞれ同表の下欄に掲げる構造部分の強度計算書を添えて、 所轄都道府県労働局長に提出しなければならない。この場合におい て、当該検査を受けようとする移動式クレーンが既に製造検査に合 格している移動式クレーンと寸法及びつり上げ荷重が同一であると きは、当該組立図及び強度計算書の添付を省略することができる。 6 所轄都道府県労働局長は、製造検査に合格した移動式クレーンに 様式第十七号による刻印を押し、かつ、その移動式クレーン明細書 に様式第十八号による製造検査済の印を押して前項の規定により申 請書を提出した者に交付するものとする。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (製 造 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第五十六条 製造検査を受ける者は、当該検査を受ける移動式クレ ーンについて、次の事項を行なわなければならない。 一 検査しやすい位置に移すこと。 二 荷重試験及び安定度試験のための荷及び玉掛用具を準備すること。 2 所轄都道府県労働局長は、製造検査のために必要があると認める ときは、当該検査に係る移動式クレーンについて、次の事項を当該 検査を受ける者に命ずることができる。 一 安全装置を分解すること。 二 塗装の一部をはがすこと。 三 リベツトを抜き出し、又は部材の一部に穴をあけること。 四 ワイヤロープの一部を切断すること。 五 前各号に掲げる事項のほか、当該検査のため必要と認める事項 3 製造検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 検 査 ) 第五十七条 次の者は、法第三十八条第一項の規定により、当該移 動式クレーンについて、都道府県労働局長の検査を受けなければな らない。 一 移動式クレーンを輸入した者 二 製 造 検 査 又 は こ の 項 若 し く は 次 項 の 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て「 使 用 検 査 」 と い う 。 )を 受 け た 後 設 置 し な い で 二 年 以 上 (設 置 し な い 期 間の保管状況が良好であると都道府県労働局長が認めた移動式クレ ー ン に つ い て は 三 年 以 上 )経 過 し た 移 動 式 ク レ ー ン を 設 置 し よ う と する者 三 使用を廃止した移動式クレーンを再び設置し、又は使用しようと する者 2 外国において移動式クレーンを製造した者は、法第三十八条第二 項の規定により、当該移動式クレーンについて都道府県労働局長の 検査を受けることができる。当該検査が行われた場合においては、 当該移動式クレーンを輸入した者については、前項の規定は、適用 しない。 3 第五十五条第二項から第四項までの規定は、使用検査について準 用する。 4 使用検査を受けようとする者は、移動式クレーン使用検査申請書 (様 式 第 十 九 号 )に 移 動 式 ク レ ー ン 明 細 書 、 移 動 式 ク レ ー ン の 組 立 図 及び第五十五条第五項の強度計算書を添えて、都道府県労働局長に 提出しなければならない。 5 移動式クレーンを輸入し、又は外国において製造した者が使用検 査を受けようとするときは、前項の申請書に当該申請に係る移動式 クレーンの構造が法第三十七条第二項の厚生労働大臣の定める基準 (移 動 式 ク レ ー ン の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適 合 し て い る こ と を 厚 生 労 働 大 臣 が 指 定 す る 者 (外 国 に 住 所 を 有 す る も の に 限 る 。 )が 明 らかにする書面を添付することができる。 6 都道府県労働局長は、使用検査に合格した移動式クレーンに様式 第十七号による刻印を押し、かつ、その移動式クレーン明細書に様 式第二十号による使用検査済の印を押して第四項の規定により申請 書を提出した者に交付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 昭 六 〇 労 令 一 ・ 平 一 二 労 令 二 ・ 平 一 二 労 令 一 二 ・ 平一二労令一八・平一二労令四一・一部改正) (使 用 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第五十八条 第五十六条の規定は、使用検査を受ける場合について 準用する。この場合において、同条第二項中「所轄都道府県労働局 長」とあるのは、「都道府県労働局長」と読み替えるものとする。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (移 動 式 ク レ ー ン 検 査 証 ) 第五十九条 所轄都道府県労働局長又は都道府県労働局長は、それ ぞれ製造検査又は使用検査に合格した移動式クレーンについて、そ れぞれ第五十五条第五項又は第五十七条第四項の規定により申請書 を 提 出 し た 者 に 対 し 、 移 動 式 ク レ ー ン 検 査 証 (様 式 第 二 十 一 号 )を 交 付するものとする。 2 移動式クレーンを設置している者は、移動式クレーン検査証を滅 失 し 又 は 損 傷 し た と き は 、移 動 式 ク レ ー ン 検 査 証 再 交 付 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に 次 の 書 面 を 添 え て 、所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 を 経 由 し 移 動 式 クレーン検査証の交付を受けた都道府県労働局長に提出し、再交付 を受けなければならない。 一 移動式クレーン検査証を滅失したときは、その旨を明らかにする 書面 二 移動式クレーン検査証を損傷したときは、当該移動式クレーン検 査証 3 移動式クレーンを設置している者に異動があつたときは、移動式 クレーンを設置している者は、当該異動後十日以内に、移動式クレ ー ン 検 査 証 書 替 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に 移 動 式 ク レ ー ン 検 査 証 を 添 え て、所轄労働基準監督署長を経由し移動式クレーン検査証の交付を 受 け た 都 道 府 県 労 働 局 長 に 提 出 し 、書 替 え を 受 け な け れ ば な ら な い 。 (昭 五 三 労 令 四 五 ・ 昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 証 の 有 効 期 間 ) 第六十条 移動式クレーン検査証の有効期間は、二年とする。ただ し、製造検査又は使用検査の結果により当該期間を二年未満とする ことができる。 2 前項の規定にかかわらず、製造検査又は使用検査を受けた後設置 されていない移動式クレーンであつて、その間の保管状況が良好で あると都道府県労働局長が認めたものについては、当該移動式クレ ーンの検査証の有効期間を製造検査又は使用検査の日から起算して 三年を超えず、かつ、当該移動式クレーンを設置した日から起算し て二年を超えない範囲内で延長することができる。 (平 一 二 労 令 一 二 ・ 平 一 二 労 令 一 八 ・ 一 部 改 正 ) (設 置 報 告 書 ) 第六十一条 移動式クレーンを設置しようとする事業者は、あらか じ め 、 移 動 式 ク レ ー ン 設 置 報 告 書 (様 式 第 九 号 )に 移 動 式 ク レ ー ン 明 細 書 (製 造 検 査 済 又 は 使 用 検 査 済 の 印 を 押 し た も の )及 び 移 動 式 ク レ ーン検査証を添えて、所轄労働基準監督署長に提出しなければなら ない。ただし、認定を受けた事業者については、この限りでない。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (荷 重 試 験 等 ) 第六十二条 事業者は、令第十三条第三項第十五号の移動式クレー ンを設置したときは、当該移動式クレーンについて、第五十五条第 三項の荷重試験及び同条第四項の安定度試験を行なわなければなら ない。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) 第二節 使用及び就業 (検 査 証 の 備 付 け ) 第六十三条 事業者は、移動式クレーンを用いて作業を行なうとき は、当該移動式クレーンに、その移動式クレーン検査証を備え付け ておかなければならない。 (使 用 の 制 限 ) 第六十四条 事業者は、移動式クレーンについては、厚生労働大臣 の 定 め る 基 準 (移 動 式 ク レ ー ン の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適 合 す るものでなければ使用してはならない。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (設 計 の 基 準 と さ れ た 負 荷 条 件 ) 第六十四条の二 事業者は、移動式クレーンを使用するときは、当 該移動式クレーンの構造部分を構成する鋼材等の変形、折損等を防 止するため、当該移動式クレーンの設計の基準とされた負荷条件に 留意するものとする。 (昭 五 一 労 令 四 三 ・ 追 加 ) (巻 過 防 止 装 置 の 調 整 ) 第 六 十 五 条 事 業 者 は 、移 動 式 ク レ ー ン の 巻 過 防 止 装 置 に つ い て は 、 フツク、グラブバケツト等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ 用シーブの上面とジブの先端のシーブその他当該上面が接触するお そ れ の あ る 物 (傾 斜 し た ジ ブ を 除 く 。 )の 下 面 と の 間 隔 が 〇 ・ 二 五 メ ー ト ル 以 上 (直 働 式 の 巻 過 防 止 装 置 に あ つ て は 、〇 ・ 〇 五 メ ー ト ル 以 上 )と な る よ う に 調 整 し て お か な け れ ば な ら な い 。 (安 全 弁 の 調 整 ) 第六十六条 事業者は、水圧又は油圧を動力として用いる移動式ク レーンの当該水圧又は油圧の過度の昇圧を防止するための安全弁に ついては、最大の定格荷重に相当する荷重をかけたときの水圧又は 油圧に相当する圧力以下で作用するように調整しておかなければな らない。ただし、第六十二条の規定により荷重試験又は安定度試験 を行なう場合において、これらの場合における水圧又は油圧に相当 する圧力で作用するように調整するときは、この限りでない。 (作 業 の 方 法 等 の 決 定 等 ) 第六十六条の二 事業者は、移動式クレーンを用いて作業を行うと き は 、移 動 式 ク レ ー ン の 転 倒 等 に よ る 労 働 者 の 危 険 を 防 止 す る た め 、 あらかじめ、当該作業に係る場所の広さ、地形及び地質の状態、運 搬しようとする荷の重量、使用する移動式クレーンの種類及び能力 等を考慮して、次の事項を定めなければならない。 一 移動式クレーンによる作業の方法 二 移動式クレーンの転倒を防止するための方法 三 移動式クレーンによる作業に係る労働者の配置及び指揮の系統 2 事業者は、前項各号の事項を定めたときは、当該事項について、 作業の開始前に、関係労働者に周知させなければならない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (外 れ 止 め 装 置 の 使 用 ) 第六十六条の三 事業者は、移動式クレーンを用いて荷をつり上げ るときは、外れ止め装置を使用しなければならない。 (昭 五 一 労 令 四 三 ・ 追 加 、 平 四 労 令 二 四 ・ 旧 第 六 十 六 条 の 二 繰 下 ) (特 別 の 教 育 ) 第六十七条 事業者は、つり上げ荷重が一トン未満の移動式クレー ン の 運 転 (道 路 交 通 法 (昭 和 三 十 五 年 法 律 第 百 五 号 )第 二 条 第 一 項 第 一 号 の 道 路 上 を 走 行 さ せ る 運 転 を 除 く 。)の 業 務 に 労 働 者 を 就 か せ る ときは、当該労働者に対し、当該業務に関する安全のための特別の 教育を行わなければならない。 2 前項の特別の教育は、次の科目について行わなければならない。 一 移動式クレーンに関する知識 二 原動機及び電気に関する知識 三 移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 四 関係法令 五 移動式クレーンの運転 六 移動式クレーンの運転のための合図 3 安衛則第三十七条及び第三十八条並びに前二項に定めるもののほ か、第一項の特別の教育に関し必要な事項は、厚生労働大臣が定め る。 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 平 二 労 令 二 一 ・ 平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (就 業 制 限 ) 第 六 十 八 条 事 業 者 は 、令 第 二 十 条 第 七 号 に 掲 げ る 業 務 に つ い て は 、 移動式クレーン運転士免許を受けた者でなければ、当該業務に就か せてはならない。ただし、つり上げ荷重が一トン以上五トン未満の 移 動 式 ク レ ー ン (以 下 「 小 型 移 動 式 ク レ ー ン 」 と い う 。 )の 運 転 の 業 務については、小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者を当 該業務に就かせることができる。 (平 二 労 令 二 一 ・ 一 部 改 正 ) (過 負 荷 の 制 限 ) 第六十九条 事業者は、移動式クレーンにその定格荷重をこえる荷 重をかけて使用してはならない。 (傾 斜 角 の 制 限 ) 第七十条 事業者は、移動式クレーンについては、移動式クレーン 明 細 書 に 記 載 さ れ て い る ジ ブ の 傾 斜 角 (つ り 上 げ 荷 重 が 三 ト ン 未 満 の移動式クレーンにあつては、これを製造した者が指定したジブの 傾 斜 角 )の 範 囲 を こ え て 使 用 し て は な ら な い 。 (定 格 荷 重 の 表 示 等 ) 第七十条の二 事業者は、移動式クレーンを用いて作業を行うとき は、移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該移動式クレ ーンの定格荷重を常時知ることができるよう、表示その他の措置を 講じなければならない。 (昭 五 一 労 令 四 三 ・ 追 加 ) (使 用 の 禁 止 ) 第七十条の三 事業者は、地盤が軟弱であること、埋設物その他地 下に存する工作物が損壊するおそれがあること等により移動式クレ ーンが転倒するおそれのある場所においては、移動式クレーンを用 いて作業を行つてはならない。ただし、当該場所において、移動式 クレーンの転倒を防止するため必要な広さ及び強度を有する鉄板等 が敷設され、その上に移動式クレーンを設置しているときは、この 限りでない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (ア ウ ト リ ガ ー の 位 置 ) 第七十条の四 事業者は、前条ただし書の場合において、アウトリ ガーを使用する移動式クレーンを用いて作業を行うときは、当該ア ウトリガーを当該鉄板等の上で当該移動式クレーンが転倒するおそ れのない位置に設置しなければならない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (ア ウ ト リ ガ ー 等 の 張 り 出 し ) 第七十条の五 事業者は、アウトリガーを有する移動式クレーン又 は拡幅式のクローラを有する移動式クレーンを用いて作業を行うと きは、当該アウトリガー又はクローラを最大限に張り出さなければ ならない。ただし、アウトリガー又はクローラを最大限に張り出す ことができない場合であつて、当該移動式クレーンに掛ける荷重が 当該移動式クレーンのアウトリガー又はクローラの張り出し幅に応 じた定格荷重を下回ることが確実に見込まれるときは、この限りで ない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (運 転 の 合 図 ) 第七十一条 事業者は、移動式クレーンを用いて作業を行なうとき は、移動式クレーンの運転について一定の合図を定め、合図を行な う者を指名して、その者に合図を行なわせなければならない。ただ し、移動式クレーンの運転者に単独で作業を行なわせるときは、こ の限りでない。 2 前項の指名を受けた者は、同項の作業に従事するときは、同項の 合図を行なわなければならない。 3 第一項の作業に従事する労働者は、同項の合図に従わなければな らない。 (搭 乗 の 制 限 ) 第七十二条 事業者は、移動式クレーンにより、労働者を運搬し、 又は労働者をつり上げて作業させてはならない。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 一 部 改 正 ) 第七十三条 事業者は、前条の規定にかかわらず、作業の性質上や むを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合は、移動式クレ ーンのつり具に専用のとう乗設備を設けて当該とう乗設備に労働者 を乗せることができる。 2 事業者は、前項のとう乗設備については、墜落による労働者の危 険を防止するため次の事項を行なわなければならない。 一 とう乗設備の転位及び脱落を防止する措置を講ずること。 二 労働者に安全帯等を使用させること。 三 とう乗設備ととう乗者との総重量の一・三倍に相当する重量に五 百キログラムを加えた値が、当該移動式クレーンの定格荷重をこえ ないこと。 四 とう乗設備を下降させるときは、動力下降の方法によること。 3 労働者は、前項の場合において安全帯等の使用を命じられたとき は、これを使用しなければならない。 (昭 五 〇 労 令 五 ・ 一 部 改 正 ) (立 入 禁 止 ) 第七十四条 事業者は、移動式クレーンに係る作業を行うときは、 当該移動式クレーンの上部旋回体と接触することにより労働者に危 険が生ずるおそれのある箇所に労働者を立ち入らせてはならない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 全 改 ) 第七十四条の二 事業者は、移動式クレーンに係る作業を行う場合 であつて、次の各号のいずれかに該当するときは、つり上げられて い る 荷 (第 六 号 の 場 合 に あ つ て は 、 つ り 具 を 含 む 。 )の 下 に 労 働 者 を 立ち入らせてはならない。 一 ハッカーを用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき。 二 つりクランプ一個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられている とき。 三 ワイヤロープ等を用いて一箇所に玉掛けをした荷がつり上げられ て い る と き (当 該 荷 に 設 け ら れ た 穴 又 は ア イ ボ ル ト に ワ イ ヤ ロ ー プ 等 を 通 し て 玉 掛 け を し て い る 場 合 を 除 く 。 )。 四 複数の荷が一度につり上げられている場合であつて、当該複数の 荷が結束され、箱に入れられる等により固定されていないとき。 五 磁力又は陰圧により吸着させるつり具又は玉掛用具を用いて玉掛 けをした荷がつり上げられているとき。 六 動力下降以外の方法により荷又はつり具を下降させるとき。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (強 風 時 の 作 業 中 止 ) 第七十四条の三 事業者は、強風のため、移動式クレーンに係る作 業の実施について危険が予想されるときは、当該作業を中止しなけ ればならない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (強 風 時 に お け る 転 倒 の 防 止 ) 第七十四条の四 事業者は、前条の規定により作業を中止した場合 であつて移動式クレーンが転倒するおそれのあるときは、当該移動 式クレーンのジブの位置を固定させる等により移動式クレーンの転 倒による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならな い。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (運 転 位 置 か ら の 離 脱 の 禁 止 ) 第七十五条 事業者は、移動式クレーンの運転者を、荷をつつたま まで、運転位置から離れさせてはならない。 2 前項の運転者は、荷をつつたままで、運転位置を離れてはならな い。 (ジ ブ の 組 立 て 等 の 作 業 ) 第七十五条の二 事業者は、移動式クレーンのジブの組立て又は解 体の作業を行うときは、次の措置を講じなければならない。 一 作業を指揮する者を選任して、その者の指揮の下に作業を実施さ せること。 二 作業を行う区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁止 し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示すること。 三 強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が 予想されるときは、当該作業に労働者を従事させないこと。 2 事業者は、前項第一号の作業を指揮する者に、次の事項を行わせ なければならない。 一 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を指揮すること。 二 材料の欠点の有無並びに器具及び工具の機能を点検し、不良品を 取り除くこと。 三 作業中、安全帯等及び保護帽の使用状況を監視すること。 (平 二 労 令 二 一 ・ 追 加 ) 第三節 定期自主検査等 (定 期 自 主 検 査 ) 第七十六条 事業者は、移動式クレーンを設置した後、一年以内ご とに一回、定期に、当該移動式クレーンについて自主検査を行なわ なければならない。ただし、一年をこえる期間使用しない移動式ク レーンの当該使用しない期間においては、この限りでない。 2 事業者は、前項ただし書の移動式クレーンについては、その使用 を再び開始する際に、自主検査を行なわなければならない。 3 事業者は、前二項の自主検査においては、荷重試験を行わなけれ ばならない。ただし、当該自主検査を行う日前二月以内に第八十一 条第一項の規定に基づく荷重試験を行つた移動式クレーン又は当該 自主検査を行う日後二月以内に移動式クレーン検査証の有効期間が 満了する移動式クレーンについては、この限りでない。 4 前項の荷重試験は、移動式クレーンに定格荷重に相当する荷重の 荷をつつて、つり上げ、旋回、走行等の作動を定格速度により行な うものとする。 (平 二 労 令 二 一 ・ 一 部 改 正 ) 第七十七条 事業者は、移動式クレーンについては、一月以内ごと に一回、定期に、次の事項について自主検査を行なわなければなら ない。ただし、一月をこえる期間使用しない移動式クレーンの当該 使用しない期間においては、この限りでない。 一 巻過防止装置その他の安全装置、過負荷警報装置その他の警報装 置、ブレーキ及びクラツチの異常の有無 二 ワイヤロープ及びつりチエーンの損傷の有無 三 フツク、グラブバケツト等のつり具の損傷の有無 四 配線、配電盤及びコントローラーの異常の有無 2 事業者は、前項ただし書の移動式クレーンについては、その使用 を再び開始する際に、同項各号に掲げる事項について自主検査を行 なわなければならない。 (作 業 開 始 前 の 点 検 ) 第七十八条 事業者は、移動式クレーンを用いて作業を行なうとき は、その日の作業を開始する前に、巻過防止装置、過負荷警報装置 その他の警報装置、ブレーキ、クラツチ及びコントローラーの機能 について点検を行なわなければならない。 (自 主 検 査 の 記 録 ) 第七十九条 事業者は、この節に定める自主検査の結果を記録し、 これを三年間保存しなければならない。 (補 修 ) 第八十条 事業者は、この節に定める自主検査又は点検を行なつた 場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならな い。 第四節 性能検査 (性 能 検 査 ) 第八十一条 移動式クレーンに係る性能検査においては、移動式ク レーンの各部分の構造及び機能について点検を行なうほか、荷重試 験を行なうものとする。 2 第七十六条第四項の規定は、前項の荷重試験について準用する。 (性 能 検 査 の 申 請 等 ) 第 八 十 二 条 移 動 式 ク レ ー ン に 係 る 性 能 検 査 (法 第 五 十 三 条 の 三 に おいて準用する法第五十三条の二第一項の規定により労働基準監督 署 長 が 行 う も の に 限 る 。)を 受 け よ う と す る 者 は 、移 動 式 ク レ ー ン 性 能 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 一 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け ればならない。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (性 能 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第 八 十 三 条 第 五 十 六 条 の 規 定 (同 条 第 一 項 第 二 号 中 安 定 度 試 験 に 関 す る 部 分 を 除 く 。)は 、前 条 の 移 動 式 ク レ ー ン に 係 る 性 能 検 査 を 受 ける場合について準用する。この場合において、第五十六条第二項 中 「 所 轄 都 道 府 県 労 働 局 長 」 と あ る の は 、「 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 」 と読み替えるものとする。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 証 の 有 効 期 間 の 更 新 ) 第八十四条 登録性能検査機関は、移動式クレーンに係る性能検査 に合格した移動式クレーンについて、移動式クレーン検査証の有効 期間を更新するものとする。この場合において、性能検査の結果に より二年未満又は二年を超え三年以内の期間を定めて有効期間を更 新することができる。 (平 四 労 令 二 四 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (労 働 基 準 監 督 署 長 が 性 能 検 査 の 業 務 を 行 う 場 合 に お け る 規 定 の 適 用) 第八十四条の二 法第五十三条の三において準用する法第五十三条 の二第一項の規定により労働基準監督署長が移動式クレーンに係る 性能検査の業務の全部又は一部を自ら行う場合における前条の規定 の適用については、同条中「登録性能検査機関」とあるのは「所轄 労働基準監督署長又は登録性能検査機関」とする。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 追 加 ) 第五節 変更、休止、廃止等 (変 更 届 ) 第八十五条 設置されている移動式クレーンについて、次の各号の いずれかに掲げる部分を変更しようとする事業者が、法第八十八条 第一項の規定による届出をしようとするときは、移動式クレーン変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に 移 動 式 ク レ ー ン 検 査 証 及 び 変 更 し よ う と す る 部 分 (第 五 号 に 掲 げ る も の を 除 く 。 )の 図 面 を 添 え て 、 所 轄 労 働 基 準 監督署長に提出しなければならない。 一 ジブその他の構造部分 二 原動機 三 ブレーキ 四 つり上げ機構 五 ワイヤロープ又はつりチエーン 六 フツク、グラブバケツト等のつり具 七 台車 2 第五条第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合につい て準用する。この場合において、同条第二項中「クレーン」とある のは、「移動式クレーン」と読み替えるものとする。 3 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 移 動 式 ク レーンについて、第一項各号のいずれかに掲げる部分を変更しよう とするときは、同条第二項において準用する同条第一項の規定によ り 、 移 動 式 ク レ ー ン 変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に 第 一 項 の 検 査 証 及 び 図 面を添えて、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 ) 第八十六条 前条第一項第一号又は第七号に該当する部分に変更を 加えた者は、法第三十八条第三項の規定により、当該移動式クレー ン に つ い て 、所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 の 検 査 を 受 け な け れ ば な ら な い 。 ただし、所轄労働基準監督署長が当該検査の必要がないと認めた移 動式クレーンについては、この限りでない。 2 第五十五条第二項から第四項までの規定は、前項の規定による検 査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 変 更 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る 。 3 変更検査を受けようとする者は、移動式クレーン変更検査申請書 (様 式 第 十 三 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 この場合において、認定を受けたことにより前条第一項又は第三項 の届出をしていないときは、同条第一項の検査証及び図面その他変 更検査に必要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第八十七条 第五十六条の規定は、変更検査を受ける場合について 準 用 す る 。こ の 場 合 に お い て 同 条 第 二 項 中「 所 轄 都 道 府 県 労 働 局 長 」 とあるのは、「所轄労働基準監督署長」と読み替えるものとする。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 証 の 裏 書 ) 第八十八条 所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格した移動式 クレーン又は第八十六条第一項ただし書の移動式クレーンについて、 当該移動式クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果につ いて裏書を行なうものとする。 (休 止 の 報 告 ) 第八十九条 移動式クレーンを設置している者が移動式クレーンの 使用を休止しようとする場合において、その休止しようとする期間 が移動式クレーン検査証の有効期間を経過した後にわたるときは、 当該移動式クレーン検査証の有効期間中にその旨を所轄労働基準監 督署長に報告しなければならない。ただし、認定を受けた事業者に ついては、この限りでない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 ) 第九十条 使用を休止した移動式クレーンを再び使用しようとする 者は、法第三十八条第三項の規定により、当該移動式クレーンにつ いて、所轄労働基準監督署長の検査を受けなければならない。 2 第五十五条第二項から第四項までの規定は、前項の規定による検 査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 使 用 再 開 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る。 3 使用再開検査を受けようとする者は、移動式クレーン使用再開検 査 申 請 書 (様 式 第 十 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば ならない。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第九十一条 第五十六条の規定は、使用再開検査を受ける場合につ いて準用する。この場合において、同条第二項中「所轄都道府県労 働局長」とあるのは、「所轄労働基準監督署長」と読み替えるもの とする。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 証 の 裏 書 ) 第九十二条 所轄労働基準監督署長は、使用再開検査に合格した移 動式クレーンについて、当該移動式クレーン検査証に検査期日及び 検査結果について裏書を行なうものとする。 (検 査 証 の 返 還 ) 第九十三条 移動式クレーンを設置している者が当該移動式クレー ンについて、その使用を廃止したとき、又はつり上げ荷重を三トン 未満に変更したときは、その者は、遅滞なく、移動式クレーン検査 証を所轄労働基準監督署長に返還しなければならない。 第四章 デリツク 第一節 製造及び設置 (製 造 許 可 ) 第 九 十 四 条 デ リ ッ ク (令 第 十 二 条 第 一 項 第 五 号 の デ リ ッ ク に 限 る 。 以下本条から第百条まで、第百三条及び第百四条並びにこの章第四 節 及 び 第 五 節 に お い て 同 じ 。)を 製 造 し よ う と す る 者 は 、そ の 製 造 し ようとするデリックについて、あらかじめ、所轄都道府県労働局長 の許可を受けなければならない。ただし、既に当該許可を受けてい る デ リ ッ ク と 型 式 が 同 一 で あ る デ リ ッ ク (次 条 に お い て「 許 可 型 式 デ リ ッ ク 」 と い う 。 )に つ い て は 、 こ の 限 り で な い 。 2 前 項 の 許 可 を 受 け よ う と す る 者 は 、デ リ ッ ク 製 造 許 可 申 請 書 (様 式 第 一 号 )に デ リ ッ ク の 組 立 図 及 び 次 の 事 項 を 記 載 し た 書 面 を 添 え て 、 所轄都道府県労働局長に提出しなければならない。 一 強度計算の基準 二 製造の過程において行なう検査のための設備の概要 三 主任設計者及び工作責任者の氏名及び経歴の概要 (平 一 二 労 令 二 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 設 備 等 の 変 更 報 告 ) 第九十五条 前条第一項の許可を受けた者は、当該許可に係るデリ ック又は許可型式デリックを製造する場合において、同条第二項第 二号の設備又は同項第三号の主任設計者若しくは工作責任者を変更 したときは、遅滞なく、所轄都道府県労働局長に報告しなければな らない。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (設 置 届 ) 第九十六条 デリツクを設置しようとする事業者が法第八十八条第 一 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し よ う と す る と き は 、デ リ ツ ク 設 置 届 (様 式 第 二 十 三 号 )に デ リ ツ ク 明 細 書 (様 式 第 二 十 四 号 )、デ リ ツ ク の 組 立 図 、 別表の上欄に掲げるデリツクの種類に応じてそれぞれ同表の下欄に 掲げる構造部分の強度計算書及び次の事項を記載した書面を添えて、 所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。 一 据え付ける箇所の周囲の状況 二 基礎の概要 三 控えの固定の方法 2 土木、建築等の工事の作業に用いるデリツクについては、同一の 作業場において移設する必要があり、かつ、当該移設する箇所を予 定することができるときは、当該移設についての第一項の規定によ る届出は、当該移設前の設置についての同項の規定による届出とあ わせて行なうことができる。 3 第五条第二項の規定は、前二項の規定による届出をする場合につ いて準用する。この場合において、同条第二項中「クレーン」とあ るのは、「デリツク」と読み替えるものとする。 4 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 デ リ ッ ク を設置しようとするときは、同条第二項において準用する同条第一 項 の 規 定 に よ り デ リ ッ ク 設 置 届 ( 様 式 第 二 十 三 号 )に 第 一 項 の 明 細 書 、 組立図、強度計算書及び書面を添えて、所轄労働基準監督署長に提 出しなければならない。 5 第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合について準用 する。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 ) 第九十七条 デリツクを設置した者は、法第三十八条第三項の規定 により、当該デリツクについて、所轄労働基準監督署長の検査を受 けなければならない。ただし、所轄労働基準監督署長が当該検査の 必要がないと認めたデリツクについては、この限りでない。 2 前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て「 落 成 検 査 」と い う 。) においては、デリツクの各部分の構造及び機能について点検を行な うほか、荷重試験を行なうものとする。 3 前項の荷重試験は、デリツクに定格荷重の一・二五倍に相当する 荷 重 (定 格 荷 重 が 二 百 ト ン を こ え る 場 合 は 、定 格 荷 重 に 五 十 ト ン を 加 え た 荷 重 )の 荷 を つ つ て 、つ り 上 げ 、旋 回 及 び ブ ー ム の 起 伏 の 作 動 を 行なうものとする。 4 落 成 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、デ リ ッ ク 落 成 検 査 申 請 書 (様 式 第 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合 において、認定を受けたことにより前条第一項又は第四項の届出を していないときは、同条第一項の明細書、組立図、強度計算書及び 書面その他落成検査に必要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第九十八条 落成検査を受ける者は、当該検査を受けるデリツクに ついて、荷重試験のための荷及び玉掛用具を準備しなければならな い。 2 所轄労働基準監督署長は、落成検査のために必要があると認める ときは、当該検査に係るデリツクについて、次の事項を当該検査を 受ける者に命ずることができる。 一 安全装置を分解すること。 二 塗装の一部をはがすこと。 三 リベツトを抜き出し、又は部材の一部に穴をあけること。 四 ワイヤロープの一部を切断すること。 五 前各号に掲げる事項のほか、当該検査のため必要と認める事項 3 落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。 (デ リ ツ ク 検 査 証 ) 第九十九条 所轄労働基準監督署長は、落成検査に合格したデリツ ク又は第九十七条第一項ただし書のデリツクについて、同条第四項 の 規 定 に よ り 申 請 書 を 提 出 し た 者 に 対 し 、デ リ ツ ク 検 査 証 (様 式 第 七 号 )を 交 付 す る も の と す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 土 木 、 建 築 等 の 工 事 の作業に用いるデリツクで、第九十六条第二項の規定により届出が なされた場合における移設後のデリツクについてのデリツク検査証 の交付については、当該移設前のデリツクについてのデリツク検査 証の交付をもつてこれに代えることができる。 2 デリツクを設置している者は、デリツク検査証を滅失し又は損傷 し た と き は 、 デ リ ツ ク 検 査 証 再 交 付 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に 次 の 書 面 を添えて、所轄労働基準監督署長に提出し、再交付を受けなければ ならない。 一 デリツク検査証を滅失したときは、その旨を明らかにする書面 二 デリツク検査証を損傷したときは、当該デリツク検査証 3 デリツクを設置している者に異動があつたときは、デリツクを設 置している者は、当該異動後十日以内に、デリツク検査証書替申請 書 (様 式 第 八 号 )に デ リ ツ ク 検 査 証 を 添 え て 、 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に提出し、書替えを受けなければならない。 (検 査 証 の 有 効 期 間 ) 第百条 デリツク検査証の有効期間は、二年とする。ただし、落成 検査の結果により当該期間を二年未満とすることができる。 (設 置 報 告 書 ) 第 百 一 条 令 第 十 三 条 第 三 項 第 十 六 号 の デ リ ッ ク (設 置 か ら 廃 止 ま で の 期 間 が 六 十 日 未 満 の も の を 除 く 。)を 設 置 し よ う と す る 事 業 者 は 、 あ ら か じ め 、 デ リ ッ ク 設 置 報 告 書 (様 式 第 二 十 五 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監督署長に提出しなければならない。ただし、認定を受けた事業者 については、この限りでない。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (荷 重 試 験 ) 第百二条 事業者は、令第十三条第三項第十六号のデリックを設置 したときは、当該デリックについて、第九十七条第三項の荷重試験 を行なわなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) 第二節 使用及び就業 (検 査 証 の 備 付 け ) 第百三条 事業者は、デリツクを用いて作業を行なうときは、当該 作業を行なう場所に、当該デリツクのデリツク検査証を備え付けて おかなければならない。 (使 用 の 制 限 ) 第百四条 事業者は、デリツクについては、厚生労働大臣の定める 基 準 (デ リ ツ ク の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適 合 す る も の で な け れ ば使用してはならない。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (巻 過 ぎ の 防 止 ) 第 百 五 条 事 業 者 は 、デ リ ツ ク の 巻 過 防 止 装 置 に つ い て は 、フ ツ ク 、 グラブバケツト等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブ の上面とブームの先端のシーブその他当該上面が接触するおそれの あ る 物 (ブ ー ム を 除 く 。)の 下 面 と の 間 隔 が 〇 ・ 二 五 メ ー ト ル 以 上 (直 働 式 の 巻 過 防 止 装 置 に あ つ て は 、〇 ・ 〇 五 メ ー ト ル 以 上 )と な る よ う に調整しておかなければならない。 第百六条 事業者は、巻過防止装置を具備しないデリツクについて は、巻上げ用ワイヤロープに標識を付すること、警報装置を設ける こと等巻上げ用ワイヤロープの巻過ぎによる労働者の危険を防止す るための措置を講じなければならない。 (特 別 の 教 育 ) 第百七条 事業者は、つり上げ荷重が五トン未満のデリツクの運転 の業務に労働者をつかせるときは、当該労働者に対し、当該業務に 関する安全のための特別の教育を行なわなければならない。 2 前項の特別の教育は、次の科目について行わなければならない。 一 デリツクに関する知識 二 原動機及び電気に関する知識 三 デリツクの運転のために必要な力学に関する知識 四 関係法令 五 デリツクの運転 六 デリツクの運転のための合図 3 安衛則第三十七条及び第三十八条並びに前二項に定めるもののほ か、第一項の特別の教育に関し必要な事項は、厚生労働大臣が定め る。 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (就 業 制 限 ) 第百八条 事業者は、令第二十条第八号に掲げる業務については、 クレーン・デリック運転士免許を受けた者でなければ、当該業務に 就かせてはならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (過 負 荷 の 制 限 ) 第百九条 事業者は、デリツクにその定格荷重をこえる荷重をかけ て使用してはならない。 2 前項の規定にかかわらず、事業者は、やむを得ない事由により同 項の規定によることが著しく困難な場合において、次の措置を講ず るときは、定格荷重をこえ、第九十七条第三項に規定する荷重試験 でかけた荷重まで荷重をかけて使用することができる。 一 あ ら か じ め 、 デ リ ツ ク 特 例 報 告 書 (様 式 第 十 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督署長に提出すること。 二 あらかじめ、第九十七条第三項に規定する荷重試験を行ない異常 がないことを確認すること。 三 作業を指揮する者を指名して、その者の直接の指揮のもとに作動 させること。 3 事業者は、前項第二号の規定により荷重試験を行なつたとき及び デリツクに定格荷重をこえる荷重をかけて使用したときは、その結 果を記録し、これを三年間保存しなければならない。 (傾 斜 角 の 制 限 ) 第百十条 事業者は、ブームを有するデリツクについては、デリツ ク 明 細 書 に 記 載 さ れ て い る ブ ー ム の 傾 斜 角 (つ り 上 げ 荷 重 が 二 ト ン 未満のデリツクにあつては、その設置のための設計において定めら れ て い る ブ ー ム の 傾 斜 角 )の 範 囲 を こ え て 使 用 し て は な ら な い 。 (運 転 の 合 図 ) 第百十一条 事業者は、デリツクを用いて作業を行なうときは、デ リツクの運転について一定の合図を定め、合図を行なう者を指名し て、その者に合図を行なわせなければならない。ただし、デリツク の運転者に単独で作業を行なわせるときは、この限りでない。 2 前項の指名を受けた者は、同項の作業に従事するときは、同項の 合図を行なわなければならない。 3 第一項の作業に従事する労働者は、同項の合図に従わなければな らない。 (搭 乗 の 制 限 ) 第百十二条 事業者は、デリックにより、労働者を運搬し、又は労 働者をつり上げて作業させてはならない。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 一 部 改 正 ) 第百十三条 事業者は、前条の規定にかかわらず、作業の性質上や むを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合は、デリツクの つり具に専用のとう乗設備を設けて当該とう乗設備に労働者を乗せ ることができる。 2 第二十七条第二項及び第三項の規定は、前項の場合について準用 する。 (立 入 禁 止 ) 第百十四条 事業者は、デリツクを用いて作業を行なうときは、巻 上げ用ワイヤロープ若しくは起伏用ワイヤロープが通つているシー ブ又はその取付け部の破損により、当該ワイヤロープがはね、又は 当該シーブ若しくはその取付具が飛来することにより労働者の危険 を防止するため、当該ワイヤロープの内角側で、当該危険を生ずる おそれのある箇所に労働者を立ち入らせてはならない。 第百十五条 事業者は、デリックに係る作業を行う場合であつて、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と き は 、つ り 上 げ ら れ て い る 荷 (第 六 号 の 場 合 に あ つ て は 、つ り 具 を 含 む 。)の 下 に 労 働 者 を 立 ち 入 ら せ て はならない。 一 ハッカーを用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき。 二 つりクランプ一個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられている とき。 三 ワイヤロープ等を用いて一箇所に玉掛けをした荷がつり上げられ て い る と き (当 該 荷 に 設 け ら れ た 穴 又 は ア イ ボ ル ト に ワ イ ヤ ロ ー プ 等 を 通 し て 玉 掛 け を し て い る 場 合 を 除 く 。 )。 四 複数の荷が一度につり上げられている場合であつて、当該複数の 荷が結束され、箱に入れられる等により固定されていないとき。 五 磁力又は陰圧により吸着させるつり具又は玉掛用具を用いて玉掛 けをした荷がつり上げられているとき。 六 動力下降以外の方法により荷又はつり具を下降させるとき。 (平 四 労 令 二 四 ・ 全 改 ) (暴 風 時 の 措 置 ) 第百十六条 事業者は、瞬間風速が毎秒三十メートルをこえる風が 吹 く お そ れ の あ る と き は 、屋 外 に 設 置 さ れ て い る デ リ ツ ク に つ い て 、 ブームをマスト又は地上の固定物に固縛する等ブームの動揺による デリツクの破損を防止するための措置を講じなければならない。 (強 風 時 の 作 業 中 止 ) 第百十六条の二 事業者は、強風のため、デリックに係る作業の実 施について危険が予想されるときは、当該作業を中止しなければな らない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (運 転 位 置 か ら の 離 脱 の 禁 止 ) 第百十七条 事業者は、デリツクの運転者を、荷をつつたままで、 運転位置から離れさせてはならない。 2 前項の運転者は、荷をつつたままで、運転位置を離れてはならな い。 (組 立 て 等 の 作 業 ) 第百十八条 事業者は、デリツクの組立て又は解体の作業を行なう ときは、次の措置を講じなければならない。 一 作業を指揮する者を選任して、その者の指揮のもとに作業を実施 させること。 二 作業を行なう区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁 止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示すること。 三 強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が 予想されるときは、当該作業に労働者を従事させないこと。 2 事業者は、前項第一号の作業を指揮する者に、次の事項を行なわ せなければならない。 一 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を指揮すること。 二 材料の欠点の有無並びに器具及び工具の機能を点検し、不良品を 取り除くこと。 三 作業中、安全帯等及び保護帽の使用状況を監視すること。 (昭 五 〇 労 令 五 ・ 一 部 改 正 ) 第三節 定期自主検査等 (定 期 自 主 検 査 ) 第百十九条 事業者は、デリツクを設置した後、一年以内ごとに一 回、定期に、当該デリツクについて、自主検査を行なわなければな らない。ただし、一年をこえる期間使用しないデリツクの当該使用 しない期間においては、この限りでない。 2 事業者は、前項ただし書のデリツクについては、その使用を再び 開始する際に、自主検査を行なわなければならない。 3 事業者は、前二項の自主検査においては、荷重試験を行わなけれ ばならない。ただし、当該自主検査を行う日前二月以内に第百二十 五条第一項の規定に基づく荷重試験を行つたデリック又は当該自主 検査を行う日後二月以内にデリック検査証の有効期間が満了するデ リックについては、この限りでない。 4 前項の荷重試験は、デリツクに定格荷重に相当する荷重の荷をつ つて、つり上げ、旋回及びブームの起伏の作業を定格速度により行 なうものとする。 (平 二 労 令 二 一 ・ 一 部 改 正 ) 第 百 二 十 条 事 業 者 は 、デ リ ツ ク に つ い て は 、一 月 以 内 ご と に 一 回 、 定期に、次の事項について自主検査を行なわなければならない。た だし、一月をこえる期間使用しないデリツクの当該使用しない期間 においては、この限りでない。 一 巻過防止装置その他の安全装置、ブレーキ及びクラツチの異常の 有無 二 ウインチの据付けの状態 三 ワイヤロープの損傷の有無 四 ガイロープを緊結している部分の異常の有無 五 フツク、グラブバケツト等のつり具の損傷の有無 六 配線、開閉器及びコントローラーの異常の有無 2 事業者は、前項ただし書のデリツクについては、その使用を再び 開始する際に、同項各号に掲げる事項について自主検査を行なわな ければならない。 (作 業 開 始 前 の 点 検 ) 第百二十一条 事業者は、デリツクを用いて作業を行なうときは、 その日の作業を開始する前に、次の事項について点検を行なわなけ ればならない。 一 巻過防止装置、ブレーキ、クラツチ及びコントローラーの機能 二 ワイヤロープが通つている箇所の状態 (暴 風 後 等 の 点 検 ) 第百二十二条 事業者は、屋外に設置されているデリツクを用いて 瞬間風速が毎秒三十メートルをこえる風が吹いた後に作業を行なう とき、又はデリツクを用いて中震以上の震度の地震の後に作業を行 なうときは、あらかじめ、デリツクの各部分の異常の有無について 点検を行なわなければならない。 (自 主 検 査 等 の 記 録 ) 第 百 二 十 三 条 事 業 者 は 、こ の 節 に 定 め る 自 主 検 査 及 び 点 検 (第 百 二 十 一 条 の 点 検 を 除 く 。)の 結 果 を 記 録 し 、こ れ を 三 年 間 保 存 し な け れ ばならない。 (補 修 ) 第百二十四条 事業者は、この節に定める自主検査又は点検を行な つた場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければな らない。 第四節 性能検査 (性 能 検 査 ) 第百二十五条 デリツクに係る性能検査においては、デリツクの各 部分の構造及び機能について点検を行なうほか、荷重試験を行なう ものとする。 2 第百十九条第四項の規定は、前項の荷重試験について準用する。 (性 能 検 査 の 申 請 等 ) 第 百 二 十 六 条 デ リ ッ ク に 係 る 性 能 検 査 (法 第 五 十 三 条 の 三 に お い て準用する法第五十三条の二第一項の規定により労働基準監督署長 が 行 う も の に 限 る 。)を 受 け よ う と す る 者 は 、デ リ ッ ク 性 能 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 一 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (性 能 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百二十七条 第九十八条の規定は、前条のデリックに係る性能検 査を受ける場合について準用する。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 証 の 有 効 期 間 の 更 新 ) 第百二十八条 登録性能検査機関は、デリックに係る性能検査に合 格したデリックについて、デリック検査証の有効期間を更新するも のとする。この場合において、性能検査の結果により二年未満又は 二年を超え三年以内の期間を定めて有効期間を更新することができ る。 (平 四 労 令 二 四 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (労 働 基 準 監 督 署 長 が 性 能 検 査 の 業 務 を 行 う 場 合 に お け る 規 定 の 適 用) 第百二十八条の二 法第五十三条の三において準用する法第五十三 条の二第一項の規定により労働基準監督署長がデリックに係る性能 検査の業務の全部又は一部を自ら行う場合における前条の規定の適 用については、同条中「登録性能検査機関」とあるのは「所轄労働 基準監督署長又は登録性能検査機関」とする。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 追 加 ) 第五節 変更、休止、廃止等 (変 更 届 ) 第百二十九条 設置されているデリツクについて、次の各号のいず れかに掲げる部分を変更しようとする事業者が、法第八十八条第一 項 の 規 定 に よ る 届 出 を し よ う と す る と き は 、デ リ ツ ク 変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に デ リ ツ ク 検 査 証 及 び 変 更 し よ う と す る 部 分 (第 五 号 に 掲 げ る も の を 除 く 。)の 図 面 を 添 え て 、所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な ければならない。 一 マスト、ブーム、控えその他の構造部分 二 原動機 三 ブレーキ 四 つり上げ機構 五 ワイヤロープ又はつりチエーン 六 フツク、グラブバケツト等のつり具 七 基礎 2 第五条第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合につい て準用する。この場合において、同条第二項中「クレーン」とある のは、「デリツク」と読み替えるものとする。 3 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 デ リ ッ ク について、第一項各号のいずれかに掲げる部分を変更しようとする ときは、同条第二項において準用する同条第一項の規定により、デ リ ッ ク 変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に 第 一 項 の 検 査 証 及 び 図 面 を 添 え て 、 所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 ) 第百三十条 前条第一項第一号又は第七号に該当する部分に変更を 加えた者は、法第三十八条第三項の規定により、当該デリツクにつ いて、所轄労働基準監督署長の検査を受けなければならない。ただ し、所轄労働基準監督署長が当該検査の必要がないと認めたデリツ クについては、この限りでない。 2 第 九 十 七 条 第 二 項 及 び 第 三 項 の 規 定 は 、前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 変 更 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る 。 3 変 更 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、デ リ ッ ク 変 更 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 三 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合において、認定を受けたことにより前条第一項又は第三項の届出 をしていないときは、同条第一項の検査証及び図面その他変更検査 に必要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百三十一条 第九十八条の規定は、変更検査を受ける場合につい て準用する。 (検 査 証 の 裏 書 ) 第百三十二条 所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したデリ ツク又は第百三十条第一項ただし書のデリツクについて、当該デリ ツク検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行な うものとする。 (休 止 の 報 告 ) 第百三十三条 デリックを設置している者がデリックの使用を休止 しようとする場合において、その休止しようとする期間がデリック 検査証の有効期間を経過した後にわたるときは、当該デリック検査 証の有効期間中にその旨を所轄労働基準監督署長に報告しなければ ならない。ただし、認定を受けた事業者については、この限りでな い。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 ) 第百三十四条 使用を休止したデリツクを再び使用しようとする者 は、法第三十八条第三項の規定により、当該デリツクについて、所 轄労働基準監督署長の検査を受けなければならない。 2 第 九 十 七 条 第 二 項 及 び 第 三 項 の 規 定 は 、前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 使 用 再 開 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る 。 3 使用再開検査を受けようとする者は、デリツク使用再開検査申請 書 (様 式 第 十 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百三十五条 第九十八条の規定は、使用再開検査を受ける場合に ついて準用する。 (検 査 証 の 裏 書 ) 第百三十六条 所轄労働基準監督署長は、使用再開検査に合格した デリツクについて、当該デリツク検査証に検査期日及び検査結果に ついて裏書を行なうものとする。 (検 査 証 の 返 還 ) 第百三十七条 デリツクを設置している者が当該デリツクについて、 その使用を廃止したとき、又はつり上げ荷重を二トン未満に変更し た と き は 、 そ の 者 は 、 遅 滞 な く 、 デ リ ツ ク 検 査 証 (第 九 十 九 条 第 一 項 の規定により移設前のデリツクについてのデリツク検査証の交付を も つ て 代 え ら れ た 場 合 に お け る 当 該 デ リ ツ ク 検 査 証 を 除 く 。)を 所 轄 労働基準監督署長に返還しなければならない。 第五章 エレベーター 第一節 製造及び設置 (製 造 許 可 ) 第 百 三 十 八 条 エ レ ベ ー タ ー (令 第 十 二 条 第 一 項 第 六 号 の エ レ ベ ー ターに限る。以下本条から第百四十四条まで、第百四十七条及び第 百 四 十 八 条 並 び に こ の 章 第 四 節 及 び 第 五 節 に お い て 同 じ 。)を 製 造 し ようとする者は、その製造しようとするエレベーターについて、あ らかじめ、所轄都道府県労働局長の許可を受けなければならない。 ただし、すでに当該許可を受けているエレベーターと型式が同一で あ る エ レ ベ ー タ ー (次 条 に お い て「 許 可 型 式 エ レ ベ ー タ ー 」と い う 。) については、この限りでない。 2 前項の許可を受けようとする者は、エレベーター製造許可申請書 (様 式 第 一 号 )に エ レ ベ ー タ ー の 組 立 図 及 び 次 の 事 項 を 記 載 し た 書 面 を添えて、所轄都道府県労働局長に提出しなければならない。 一 強度計算の基準 二 製造の過程において行なう検査のための設備の概要 三 主任設計者及び工作責任者の氏名及び経歴の概要 (平 一 二 労 令 二 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 設 備 等 の 変 更 報 告 ) 第百三十九条 前条第一項の許可を受けた者は、当該許可に係るエ レベーター又は許可型式エレベーターを製造する場合において、同 条第二項第二号の設備又は同項第三号の主任設計者若しくは工作責 任者を変更したときは、遅滞なく、所轄都道府県労働局長に報告し なければならない。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (設 置 届 ) 第百四十条 エレベーターを設置しようとする事業者が、法第八十 八条第一項の規定による届出をしようとするときは、エレベーター 設 置 届 (様 式 第 二 十 六 号 )に エ レ ベ ー タ ー 明 細 書 (様 式 第 二 十 七 号 )、 エレベーターの組立図、別表の上欄に掲げるエレベーターの種類に 応じてそれぞれ同表の下欄に掲げる構造部分の強度計算書及び次の 事項を記載した書面を添えて、所轄労働基準監督署長に提出しなけ ればならない。 一 据え付ける箇所の周囲の状況 二 屋外に設置するエレベーターにあつては、基礎の概要及び控えの 固定の方法 2 建 築 基 準 法 (昭 和 二 十 五 年 法 律 第 二 百 一 号 )第 六 条 第 一 項 第 一 号 か ら第三号までに掲げる建築物のエレベーターについて前項の規定に よる届出をしようとする者は、エレベーター設置届に同法第六条第 一 項 (同 法 第 八 十 七 条 の 二 第 一 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 )の 規定による確認の申請書のうちエレベーターに関する部分の写し及 び同法第六条第四項の規定による確認済証の写しを添えて、所轄労 働基準監督署長に提出しなければならない。 3 第五条第二項の規定は、前二項の規定による届出をする場合につ いて準用する。この場合において、同条第二項中「クレーン」とあ るのは、「エレベーター」と読み替えるものとする。 4 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 エ レ ベ ー ターを設置しようとするときは、同条第二項において準用する同条 第 一 項 の 規 定 に よ り エ レ ベ ー タ ー 設 置 届 (様 式 第 二 十 六 号 )に 第 一 項 の明細書、組立図、強度計算書及び書面を添えて、所轄労働基準監 督署長に提出しなければならない。 5 第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合について準用 する。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 ) 第百四十一条 エレベーターを設置した者は、法第三十八条第三項 の規定により、当該エレベーターについて、所轄労働基準監督署長 の検査を受けなければならない。ただし、所轄労働基準監督署長が 当該検査の必要がないと認めたエレベーター及び前条第二項のエレ ベーターについては、この限りでない。 2 前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て「 落 成 検 査 」と い う 。) においては、エレベーターの各部分の構造及び機能について点検を 行なうほか、荷重試験を行なうものとする。 3 前項の荷重試験は、エレベーターに積載荷重の一・二倍に相当す る荷重の荷をのせて、昇降の作動を行なうものとする。 4 落 成 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、エ レ ベ ー タ ー 落 成 検 査 申 請 書 (様 式 第 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の 場合において、認定を受けたことにより前条第一項又は第四項の届 出をしていないときは、同条第一項の明細書、組立図、強度計算書 及び書面その他落成検査に必要な書面を添付するものとする。 5 前条第二項のエレベーターについて同条第一項の届出を行つた者 (認 定 を 受 け た こ と に よ り 同 項 の 届 出 を し て い な い 者 を 含 む 。 )は 、 建 築 基 準 法 第 七 条 第 五 項 (同 法 第 八 十 七 条 の 二 第 一 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。)の 規 定 に よ る 検 査 済 証 の 写 し を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署長に提出しなければならない。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 二 労 令 一 二 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百四十二条 落成検査を受ける者は、当該検査を受けるエレベー ターについて、荷重試験のための荷を準備しなければならない。 2 所轄労働基準監督署長は、落成検査のために必要があると認める 事項を、当該検査を受ける者に命ずることができる。 3 落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。 (エ レ ベ ー タ ー 検 査 証 ) 第百四十三条 所轄労働基準監督署長は、落成検査に合格したエレ ベーター又は第百四十一条第一項ただし書のエレベーターについて、 同条第四項の規定により申請書を提出した者又は同条第五項の規定 に よ り 検 査 済 証 の 写 し を 提 出 し た 者 に 対 し 、エ レ ベ ー タ ー 検 査 証 (様 式 第 二 十 八 号 )を 交 付 す る も の と す る 。 2 エレベーターを設置している者は、エレベーター検査証を滅失し 又 は 損 傷 し た と き は 、 エ レ ベ ー タ ー 検 査 証 再 交 付 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に 次 の 書 面 を 添 え て 、所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し 、再 交 付 を 受けなければならない。 一 エレベーター検査証を滅失したときは、その旨を明らかにする書 面 二 エレベーター検査証を損傷したときは、当該エレベーター検査証 3 エレベーターを設置している者に異動があつたときは、エレベー ターを設置している者は、当該異動後十日以内に、エレベーター検 査 証 書 替 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に エ レ ベ ー タ ー 検 査 証 を 添 え て 、 所 轄 労働基準監督署長に提出し、書替えを受けなければならない。 (検 査 証 の 有 効 期 間 ) 第百四十四条 エレベーター検査証の有効期間は、一年とする。 (設 置 報 告 書 ) 第 百 四 十 五 条 令 第 十 三 条 第 三 項 第 十 七 号 の エ レ ベ ー タ ー (設 置 か ら 廃 止 ま で の 期 間 が 六 十 日 未 満 の も の を 除 く 。)を 設 置 し よ う と す る 事 業 者 は 、 あ ら か じ め 、 エ レ ベ ー タ ー 設 置 報 告 書 (様 式 第 二 十 九 号 ) を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。ただし、認定 を受けた事業者については、この限りでない。 (平 九 労 令 一 三 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (荷 重 試 験 ) 第百四十六条 事業者は、令第十三条第三項第十七号のエレベータ ーを設置したときは、当該エレベーターについて、第百四十一条第 三項の荷重試験を行わなければならない。ただし、建築基準法第七 条第二項の規定により検査が行われるエレベーターについては、こ の限りでない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) 第二節 使用及び就業 (検 査 証 の 備 付 け ) 第百四十七条 事業者は、エレベーターを用いて作業を行なうとき は、当該作業を行なう場所に、当該エレベーターのエレベーター検 査証を備え付けておかなければならない。 (使 用 の 制 限 ) 第百四十八条 事業者は、エレベーターについては、厚生労働大臣 の 定 め る 基 準 (エ レ ベ ー タ ー の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適 合 す る ものでなければ使用してはならない。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (安 全 装 置 の 調 整 ) 第百四十九条 事業者は、エレベーターのフアイナルリミツトスイ ツチ、非常止めその他の安全装置が有効に作用するようにこれらを 調整しておかなければならない。 (過 負 荷 の 制 限 ) 第百五十条 事業者は、エレベーターにその積載荷重をこえる荷重 をかけて使用してはならない。 (運 転 方 法 の 周 知 ) 第 百 五 十 一 条 事 業 者 は 、 エ レ ベ ー タ ー (運 転 者 が 選 任 さ れ 、 か つ 、 そ の 者 の み が 運 転 す る も の を 除 く 。)の 運 転 の 方 法 及 び 故 障 し た 場 合 における処置を、当該エレベーターを使用する労働者に周知させな ければならない。 (暴 風 時 の 措 置 ) 第百五十二条 事業者は、瞬間風速が毎秒三十五メートルをこえる 風が吹くおそれのあるときは、屋外に設置されているエレベーター について、控えの数を増す等その倒壊を防止するための措置を講じ なければならない。 (組 立 て 等 の 作 業 ) 第百五十三条 事業者は、屋外に設置するエレベーターの昇降路塔 又はガイドレール支持塔の組立て又は解体の作業を行なうときは、 次の措置を講じなければならない。 一 作業を指揮する者を選任して、その者の指揮のもとに作業を実施 させること。 二 作業を行なう区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁 止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示すること。 三 強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が 予想されるときは、当該作業に労働者を従事させないこと。 2 事業者は、前項第一号の作業を指揮する者に、次の事項を行なわ せなければならない。 一 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を指揮すること。 二 材料の欠点の有無並びに器具及び工具の機能を点検し、不良品を 取り除くこと。 三 作業中、安全帯等及び保護帽の使用状況を監視すること。 (昭 五 〇 労 令 五 ・ 一 部 改 正 ) 第三節 定期自主検査等 (定 期 自 主 検 査 ) 第百五十四条 事業者は、令第十三条第三項第十七号のエレベータ ーを設置した後、一年以内ごとに一回、定期に、当該エレベーター について、自主検査を行わなければならない。ただし、一年をこえ る期間使用しない当該エレベーターの当該使用しない期間において は、この限りでない。 2 事業者は、前項ただし書のエレベーターについては、その使用を 再び開始する際に、自主検査を行なわなければならない。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) 第百五十五条 事業者は、エレベーターについては、一月以内ごと に一回、定期に、次の事項について自主検査を行なわなければなら ない。ただし、一月をこえる期間使用しないエレベーターの当該使 用しない期間においては、この限りでない。 一 フアイナルリミツトスイツチ、非常止めその他の安全装置、ブレ ーキ及び制御装置の異常の有無 二 ワイヤロープの損傷の有無 三 ガイドレールの状態 四 屋外に設置されているエレベーターにあつては、ガイロープを緊 結している部分の異常の有無 2 事業者は、前項ただし書のエレベーターについては、その使用を 再び開始する際に、同項各号に掲げる事項について自主検査を行な わなければならない。 (暴 風 後 等 の 点 検 ) 第百五十六条 事業者は、屋外に設置されているエレベーターを用 いて瞬間風速が毎秒三十メートルをこえる風が吹いた後又は中震以 上の震度の地震の後に作業を行なうときは、あらかじめ、当該エレ ベーターの各部分の異常の有無について点検を行なわなければなら ない。 (自 主 検 査 等 の 記 録 ) 第百五十七条 事業者は、この節に定める自主検査及び点検の結果 を記録し、これを三年間保存しなければならない。 (補 修 ) 第百五十八条 事業者は、この節に定める自主検査又は点検を行な つた場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければな らない。 第四節 性能検査 (性 能 検 査 ) 第百五十九条 エレベーターに係る性能検査においては、エレベー ターの各部分の構造及び機能について点検を行なうほか、荷重試験 を行なうものとする。 2 前項の荷重試験は、エレベーターに積載荷重に相当する荷重の荷 をのせて、昇降の作動を定格速度により行なうものとする。 (性 能 検 査 の 申 請 等 ) 第 百 六 十 条 エ レ ベ ー タ ー に 係 る 性 能 検 査 (法 第 五 十 三 条 の 三 に お いて準用する法第五十三条の二第一項の規定により労働基準監督署 長 が 行 う も の に 限 る 。)を 受 け よ う と す る 者 は 、エ レ ベ ー タ ー 性 能 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 一 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば ならない。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (性 能 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百六十一条 第百四十二条の規定は、前条のエレベーターに係る 性能検査を受ける場合について準用する。 (昭 五 九 労 令 三 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 証 の 有 効 期 間 の 更 新 ) 第百六十二条 登録性能検査機関は、エレベーターに係る性能検査 に合格したエレベーターについて、エレベーター検査証の有効期間 を更新するものとする。この場合において、性能検査の結果により 一年未満又は一年を超え二年以内の期間を定めて有効期間を更新す ることができる。 (平 四 労 令 二 四 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (労 働 基 準 監 督 署 長 が 性 能 検 査 の 業 務 を 行 う 場 合 に お け る 規 定 の 適 用) 第百六十二条の二 法第五十三条の三において準用する法第五十三 条の二第一項の規定により労働基準監督署長がエレベーターに係る 性能検査の業務の全部又は一部を自ら行う場合における前条の規定 の適用については、同条中「登録性能検査機関」とあるのは「所轄 労働基準監督署長又は登録性能検査機関」とする。 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 追 加 ) 第五節 変更、休止、廃止等 (変 更 届 ) 第百六十三条 設置されているエレベーターについて、次の各号の いずれかに掲げる部分を変更しようとする事業者が、法第八十八条 第一項の規定による届出をしようとするときは、エレベーター変更 届 (様 式 第 十 二 号 )に エ レ ベ ー タ ー 検 査 証 及 び 変 更 し よ う と す る 部 分 (第 四 号 に 掲 げ る も の を 除 く 。 )の 図 面 を 添 え て 、 所 轄 労 働 基 準 監 督 署長に提出しなければならない。 一 搬器又はカウンターウエイト 二 巻上げ機又は原動機 三 ブレーキ 四 ワイヤロープ 五 屋外に設置されているエレベーターにあつては、昇降路塔、ガイ ドレール支持塔又は控え 2 第五条第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合につい て準用する。この場合において、同条第二項中「クレーン」とある のは、「エレベーター」と読み替えるものとする。 3 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 エ レ ベ ー ターについて、第一項各号のいずれかに掲げる部分を変更しようと す る と き は 、同 条 第 二 項 に お い て 準 用 す る 同 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 、 エ レ ベ ー タ ー 変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に 第 一 項 の 検 査 証 及 び 図 面 を 添 えて、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 ) 第百六十四条 前条第一項第一号又は第五号に該当する部分につい て変更を加えた者は、法第三十八条第三項の規定により、当該エレ ベーターについて、所轄労働基準監督署長の検査を受けなければな らない。ただし、所轄労働基準監督署長が当該検査の必要がないと 認めたエレベーターについては、この限りでない。 2 第百四十一条第二項及び第三項の規定は、前項の規定による検査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 変 更 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る 。 3 変 更 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、エ レ ベ ー タ ー 変 更 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 三 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の場合において、認定を受けたことにより前条第一項又は第三項の 届出をしていないときは、同条第一項の検査証及び図面その他変更 検査に必要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百六十五条 第百四十二条の規定は、変更検査を受ける場合につ いて準用する。 (検 査 証 の 裏 書 ) 第百六十六条 所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したエレ ベーター又は第百六十四条第一項ただし書のエレベーターについて、 当該エレベーター検査証に検査期日、変更部分及び検査結果につい て裏書を行なうものとする。 (休 止 の 報 告 ) 第百六十七条 エレベーターを設置している者がエレベーターの使 用を休止しようとする場合において、その休止しようとする期間が エレベーター検査証の有効期間を経過した後にわたるときは、当該 エレベーター検査証の有効期間中にその旨を所轄労働基準監督署長 に報告しなければならない。ただし、認定を受けた事業者について は、この限りでない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 ) 第百六十八条 使用を休止したエレベーターを再び使用しようとす る者は、法第三十八条第三項の規定により、当該エレベーターにつ いて、所轄労働基準監督署長の検査を受けなければならない。 2 第百四十一条第二項及び第三項の規定は、前項の規定による検査 (以 下 こ の 節 に お い て「 使 用 再 開 検 査 」と い う 。)に つ い て 準 用 す る 。 3 使用再開検査を受けようとする者は、エレベーター使用再開検査 申 請 書 (様 式 第 十 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な らない。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 一 部 改 正 ) (使 用 再 開 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百六十九条 第百四十二条の規定は、使用再開検査を受ける場合 について準用する。 (検 査 証 の 裏 書 ) 第百七十条 所轄労働基準監督署長は、使用再開検査に合格したエ レベーターについて、当該エレベーター検査証に検査期日及び検査 結果について裏書を行なうものとする。 (検 査 証 の 返 還 ) 第百七十一条 エレベーターを設置している者が当該エレベーター の使用を廃止したときは、その者は、遅滞なく、エレベーター検査 証を所轄労働基準監督署長に返還しなければならない。 第六章 建設用リフト 第一節 製造及び設置 (製 造 許 可 ) 第 百 七 十 二 条 建 設 用 リ フ ト (令 第 十 二 条 第 一 項 第 七 号 の 建 設 用 リ フトに限る。以下本条から第百七十八条まで、第百八十条及び第百 八 十 一 条 並 び に こ の 章 第 四 節 に お い て 同 じ 。)を 製 造 し よ う と す る 者 は、その製造しようとする建設用リフトについて、あらかじめ、所 轄都道府県労働局長の許可を受けなければならない。ただし、既に 当該許可を受けている建設用リフトと型式が同一である建設用リフ ト (次 条 に お い て 「 許 可 型 式 建 設 用 リ フ ト 」 と い う 。 )に つ い て は 、 この限りでない。 2 前項の許可を受けようとする者は、建設用リフト製造許可申請書 (様 式 第 一 号 )に 建 設 用 リ フ ト の 組 立 図 及 び 次 の 事 項 を 記 載 し た 書 面 を添えて、所轄都道府県労働局長に提出しなければならない。 一 強度計算の基準 二 製造の過程において行なう検査のための設備の概要 三 主任設計者及び工作責任者の氏名及び経歴の概要 (平 一 二 労 令 二 ・ 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 一 部 改 正 ) (検 査 設 備 等 の 変 更 報 告 ) 第百七十三条 前条第一項の許可を受けた者は、当該許可に係る建 設用リフト又は許可型式建設用リフトを製造する場合において、同 条第二項第二号の設備又は同項第三号の主任設計者若しくは工作責 任者を変更したときは、遅滞なく、所轄都道府県労働局長に報告し なければならない。 (平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) (設 置 届 ) 第百七十四条 建設用リフトを設置しようとする事業者が、法第八 十八条第一項の規定による届出をしようとするときは、建設用リフ ト 設 置 届 (様 式 第 三 十 号 )に 建 設 用 リ フ ト 明 細 書 (様 式 第 三 十 一 号 )、 建設用リフトの組立図、別表の上欄に掲げる建設用リフトの種類に 応じてそれぞれ同表の下欄に掲げる構造部分の強度計算書及び次の 事項を記載した書面を添えて、所轄労働基準監督署長に提出しなけ ればならない。 一 据え付ける箇所の周囲の状況 二 基礎の概要 三 控えの固定の方法 2 第五条第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合につい て準用する。この場合において、同条第二項中「クレーン」とある のは、「建設用リフト」と読み替えるものとする。 3 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 建 設 用 リ フトを設置しようとするときは、同条第二項において準用する同条 第 一 項 の 規 定 に よ り 建 設 用 リ フ ト 設 置 届 (様 式 第 三 十 号 )に 第 一 項 の 明細書、組立図、強度計算書及び書面を添えて、所轄労働基準監督 署長に提出しなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 ) 第百七十五条 建設用リフトを設置した者は、法第三十八条第三項 の規定により、当該建設用リフトについて所轄労働基準監督署長の 検査を受けなければならない。ただし、所轄労働基準監督署長が当 該検査の必要がないと認めた建設用リフトについては、この限りで ない。 2 前 項 の 規 定 に よ る 検 査 (以 下 こ の 節 に お い て「 落 成 検 査 」と い う 。) においては、建設用リフトの各部分の構造及び機能について点検を 行なうほか、荷重試験を行なうものとする。 3 前項の荷重試験は、建設用リフトに積載荷重の一・二倍に相当す る荷重の荷をのせて、昇降の作動を行なうものとする。 4 落 成 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、建 設 用 リ フ ト 落 成 検 査 申 請 書 (様 式 第 四 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の 場合において、認定を受けたことにより前条第一項又は第三項の届 出をしていないときは、同条第一項の明細書、組立図、強度計算書 及び書面その他落成検査に必要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (落 成 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百七十六条 落成検査を受ける者は、当該検査を受ける建設用リ フトについて、荷重試験のための荷を準備しなければならない。 2 所轄労働基準監督署長は、落成検査のために必要があると認める ときは、当該検査に係る建設用リフトについて、次の事項を当該検 査を受ける者に命ずることができる。 一 塗装の一部をはがすこと。 二 リベツトを抜き出し、又は部材の一部に穴をあけること。 三 ワイヤロープの一部を切断すること。 四 前各号に掲げる事項のほか、当該検査のため必要と認める事項 3 落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。 (建 設 用 リ フ ト 検 査 証 ) 第百七十七条 所轄労働基準監督署長は、落成検査に合格した建設 用リフト又は第百七十五条第一項ただし書の建設用リフトについて、 同条第四項の規定により申請書を提出した者に対し、建設用リフト 検 査 証 (様 式 第 三 十 二 号 )を 交 付 す る も の と す る 。 2 建設用リフトを設置している者は、建設用リフト検査証を滅失し 又 は 損 傷 し た と き は 、 建 設 用 リ フ ト 検 査 証 再 交 付 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に 次 の 書 面 を 添 え て 、所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し 、再 交 付 を 受けなければならない。 一 建設用リフト検査証を滅失したときは、その旨を明らかにする書 面 二 建設用リフト検査証を損傷したときは、当該建設用リフト検査証 3 建設用リフトを設置している者に異動があつたときは、建設用リ フトを設置している者は、当該異動後十日以内に、建設用リフト検 査 証 書 替 申 請 書 (様 式 第 八 号 )に 建 設 用 リ フ ト 検 査 証 を 添 え て 、 所 轄 労働基準監督署長に提出し、書替えを受けなければならない。 (検 査 証 の 有 効 期 間 ) 第百七十八条 建設用リフト検査証の有効期間は、建設用リフトの 設置から廃止までの期間とする。 第百七十九条 削除 (平 六 労 令 二 〇 ) 第二節 使用及び就業 (検 査 証 の 備 付 け ) 第 百 八 十 条 事 業 者 は 、建 設 用 リ フ ト を 用 い て 作 業 を 行 な う と き は 、 当該作業を行なう場所に、当該建設用リフトの建設用リフト検査証 を備え付けておかなければならない。 (使 用 の 制 限 ) 第百八十一条 事業者は、建設用リフトについては、厚生労働大臣 の 定 め る 基 準 (建 設 用 リ フ ト の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適 合 す る ものでなければ使用してはならない。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (巻 過 ぎ の 防 止 ) 第百八十二条 事業者は、建設用リフトについて、巻上げ用ワイヤ ロープに標識を付すること、警報装置を設けること等巻上げ用ワイ ヤロープの巻過ぎによる労働者の危険を防止するための措置を講じ なければならない。 (特 別 の 教 育 ) 第百八十三条 事業者は、建設用リフトの運転の業務に労働者をつ かせるときは、当該労働者に対し、当該業務に関する安全のための 特別の教育を行なわなければならない。 2 前 項 の 特 別 の 教 育 は 、次 の 科 目 に つ い て 行 な わ な け れ ば な ら な い 。 一 建設用リフトに関する知識 二 建設用リフトの運転のために必要な電気に関する知識 三 関係法令 四 建設用リフトの運転及び点検 五 建設用リフトの運転のための合図 3 安衛則第三十七条及び第三十八条並びに前二項に定めるもののほ か、第一項の特別の教育に関し必要な事項は、厚生労働大臣が定め る。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (過 負 荷 の 制 限 ) 第百八十四条 事業者は、建設用リフトにその積載荷重をこえる荷 重をかけて使用してはならない。 (運 転 の 合 図 ) 第百八十五条 事業者は、建設用リフトを用いて作業を行なうとき は、建設用リフトの運転について一定の合図を定め、合図を行なう 者を指名して、その者に合図を行なわせなければならない。 2 前項の指名を受けた者は、同項の作業に従事するときは、同項の 合図を行なわなければならない。 3 第一項の作業に従事する労働者は、同項の合図に従わなければな らない。 (と う 乗 の 制 限 ) 第百八十六条 事業者は、建設用リフトの搬器に労働者を乗せては ならない。ただし、建設用リフトの修理、調整、点検等の作業を行 なう場合において、当該作業に従事する労働者に危険を生ずるおそ れのない措置を講ずるときは、この限りでない。 2 労働者は、前項ただし書の場合を除き、建設用リフトの搬器に乗 つてはならない。 (立 入 禁 止 ) 第百八十七条 事業者は、建設用リフトを用いて作業を行なうとき は、次の場所に労働者を立ち入らせてはならない。 一 建設用リフトの搬器の昇降によつて労働者に危険を生ずるおそれ のある箇所 二 建設用リフトの巻上げ用ワイヤロープの内角側で、当該ワイヤロ ープが通つているシーブ又はその取付け部の破損により、当該ワイ ヤロープがはね、又は当該シーブ若しくはその取付具が飛来するこ とにより労働者に危険を生ずるおそれのある箇所 (ピ ツ ト 等 を そ う じ す る 場 合 の 措 置 ) 第百八十八条 事業者は、建設用リフトのピツト又は基底部をそう じするときは、昇降路に角材、丸太等の物をかけ渡してその物の上 に搬器を置くこと、止め金付きブレーキによりウインチを確実に制 動しておくこと等搬器が落下することによる労働者の危険を防止す るための措置を講じなければならない。 (暴 風 時 の 措 置 ) 第百八十九条 事業者は、瞬間風速が毎秒三十五メートルをこえる 風 が 吹 く お そ れ の あ る と き は 、建 設 用 リ フ ト (地 下 に 設 置 さ れ て い る も の を 除 く 。)に つ い て 、控 え の 数 を 増 す 等 そ の 倒 壊 を 防 止 す る た め の措置を講じなければならない。 (運 転 位 置 か ら の 離 脱 の 禁 止 ) 第百九十条 事業者は、建設用リフトの運転者を、搬器を上げたま まで、運転位置から離れさせてはならない。 2 前項の運転者は、搬器を上げたままで、運転位置を離れてはなら ない。 (組 立 て 等 の 作 業 ) 第百九十一条 事業者は、建設用リフトの組立て又は解体の作業を 行なうときは、次の措置を講じなければならない。 一 作業を指揮する者を選任して、その者の指揮のもとに作業を実施 させること。 二 作業を行なう区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁 止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示すること。 三 強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が 予想されるときは、当該作業に労働者を従事させないこと。 2 事業者は、前項第一号の作業を指揮する者に、次の事項を行なわ せなければならない。 一 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を指揮すること。 二 材料の欠点の有無並びに器具及び工具の機能を点検し、不良品を 取り除くこと。 三 作業中、安全帯等及び保護帽の使用状況を監視すること。 (昭 五 〇 労 令 五 ・ 一 部 改 正 ) 第三節 定期自主検査等 (定 期 自 主 検 査 ) 第百九十二条 事業者は、建設用リフトについては、一月以内ごと に一回、定期に、次の事項について自主検査を行なわなければなら ない。ただし、一月をこえる期間使用しない建設用リフトの当該使 用しない期間においては、この限りでない。 一 ブレーキ及びクラツチの異常の有無 二 ウインチの据え付けの状態 三 ワイヤロープの損傷の有無 四 ガイロープを緊結している部分の異常の有無 五 配線、開閉器及び制御装置の異常の有無 六 ガイドレールの状態 2 事業者は、前項ただし書の建設用リフトについては、その使用を 再び開始する際に、同項各号に掲げる事項について自主検査を行な わなければならない。 (作 業 開 始 前 の 点 検 ) 第百九十三条 事業者は、建設用リフトを用いて作業を行なうとき は、その日の作業を開始する前に、次の事項について点検を行なわ なければならない。 一 ブレーキ及びクラツチの機能 二 ワイヤロープが通つている箇所の状態 (暴 風 後 等 の 点 検 ) 第 百 九 十 四 条 事 業 者 は 、建 設 用 リ フ ト (地 下 に 設 置 さ れ て い る も の を 除 く 。)を 用 い て 瞬 間 風 速 が 毎 秒 三 十 メ ー ト ル を こ え る 風 が 吹 い た 後に作業を行なうとき、又は建設用リフトを用いて中震以上の震度 の地震の後に作業を行なうときは、あらかじめ、当該建設用リフト の各部分の異常の有無について点検を行なわなければならない。 (自 主 検 査 等 の 記 録 ) 第 百 九 十 五 条 事 業 者 は 、こ の 節 に 定 め る 自 主 検 査 及 び 点 検 (第 百 九 十 三 条 の 点 検 を 除 く 。)の 結 果 を 記 録 し 、こ れ を 三 年 間 保 存 し な け れ ばならない。 (補 修 ) 第百九十六条 事業者は、この節に定める自主検査又は点検を行な つた場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければな らない。 第四節 変更及び廃止 (変 更 届 ) 第百九十七条 設置されている建設用リフトについて、次の各号の いずれかに掲げる部分を変更しようとする事業者が、法第八十八条 第一項の規定による届出をしようとするときは、建設用リフト変更 届 (様 式 第 十 二 号 )に 建 設 用 リ フ ト 検 査 証 及 び 変 更 し よ う と す る 部 分 (第 六 号 に 掲 げ る も の を 除 く 。 )の 図 面 を 添 え て 、 所 轄 労 働 基 準 監 督 署長に提出しなければならない。 一 ガイドレール又は昇降路 二 搬器 三 原動機 四 ブレーキ 五 ウインチ 六 ワイヤロープ 2 第五条第二項の規定は、前項の規定による届出をする場合につい て準用する。この場合において、同条第二項中「クレーン」とある のは、「建設用リフト」と読み替えるものとする。 3 事 業 者 (法 第 八 十 八 条 第 一 項 本 文 の 事 業 者 を 除 く 。 )は 、 建 設 用 リ フトについて、第一項各号のいずれかに掲げる部分を変更しようと す る と き は 、同 条 第 二 項 に お い て 準 用 す る 同 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 、 建 設 用 リ フ ト 変 更 届 (様 式 第 十 二 号 )に 第 一 項 の 検 査 証 及 び 図 面 を 添 えて所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 ) 第百九十八条 前条第一項第一号又は第二号に該当する部分に変更 を加えた者は、法第三十八条第三項の規定により、当該建設用リフ ト に つ い て 、所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 の 検 査 を 受 け な け れ ば な ら な い 。 ただし、所轄労働基準監督署長が当該検査の必要がないと認めた建 設用リフトについては、この限りでない。 2 第百七十五条第二項及び第三項の規定は、前項の規定による検査 (以 下 こ の 節 に お い て 「 変 更 検 査 」 と い う 。 )に つ い て 準 用 す る 。 3 変 更 検 査 を 受 け よ う と す る 者 は 、建 設 用 リ フ ト 変 更 検 査 申 請 書 (様 式 第 十 三 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。こ の場合において、認定を受けたことにより前条第一項又は第三項の 届出をしていないときは、同条第一項の検査証及び図面その他変更 検査に必要な書面を添付するものとする。 (昭 五 八 労 令 二 四 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (変 更 検 査 を 受 け る 場 合 の 措 置 ) 第百九十九条 第百七十六条の規定は、変更検査を受ける場合につ いて準用する。 (検 査 証 の 裏 書 ) 第二百条 所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格した建設用リ フト又は第百九十八条第一項のただし書の建設用リフトについて、 当該建設用リフト検査証に検査期日、変更部分及び検査結果につい て裏書を行なうものとする。 (検 査 証 の 返 還 ) 第二百一条 建設用リフトを設置している者が当該建設用リフトの 使用を廃止したときは、その者は、遅滞なく、建設用リフト検査証 を所轄労働基準監督署長に返還しなければならない。 第七章 簡易リフト 第一節 設置 (設 置 報 告 書 ) 第 二 百 二 条 簡 易 リ フ ト を 設 置 し よ う と す る 事 業 者 は 、あ ら か じ め 、 簡 易 リ フ ト 設 置 報 告 書 (様 式 第 二 十 九 号 )を 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。た だ し 、認 定 を 受 け た 事 業 者 に つ い て は 、 この限りでない。 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (荷 重 試 験 ) 第二百三条 事業者は、簡易リフトを設置したときは、当該簡易リ フトについて、荷重試験を行なわなければならない。 2 前項の荷重試験は、簡易リフトに積載荷重の一・二倍に相当する 荷重の荷をのせて、昇降の作動を行なうものとする。 第二節 使用及び就業 (安 全 装 置 の 調 整 ) 第二百四条 事業者は、簡易リフトの巻過防止装置その他安全装置 が有効に作用するようにこれらを調整しておかなければならない。 (過 負 荷 の 制 限 ) 第二百五条 事業者は、簡易リフトにその積載荷重をこえる荷重を かけて使用してはならない。 (運 転 の 合 図 ) 第二百六条 事業者は、簡易リフトを用いて作業を行なうときは、 簡易リフトの運転について一定の合図を定め、当該作業に従事する 労働者に、当該合図を行なわせなければならない。 2 前項の作業に従事する労働者は、同項の合図を行なわなければな らない。 (と う 乗 の 制 限 ) 第二百七条 事業者は、簡易リフトの搬器に労働者を乗せてはなら ない。ただし、簡易リフトの修理、調整、点検等の作業を行なう場 合において、当該作業に従事する労働者に危険を生ずるおそれのな い措置を講ずるときは、この限りでない。 2 労働者は、前項ただし書の場合を除き、簡易リフトの搬器に乗つ てはならない。 第三節 定期自主検査等 (定 期 自 主 検 査 ) 第二百八条 事業者は、簡易リフトを設置した後、一年以内ごとに 一回、定期に、当該簡易リフトについて、自主検査を行なわなけれ ばならない。ただし、一年をこえる期間使用しない簡易リフトの当 該使用しない期間においては、この限りでない。 2 事業者は、前項ただし書の簡易リフトについては、その使用を再 び開始する際に、自主検査を行なわなければならない。 3 事業者は、前二項の自主検査においては、荷重試験を行なわなけ ればならない。 4 前項の荷重試験は、簡易リフトに積載荷重に相当する荷重の荷を のせて、昇降の作動を定格速度により行なうものとする。 第二百九条 事業者は、簡易リフトについては、一月以内ごとに一 回 、定 期 に 、次 の 事 項 に つ い て 自 主 検 査 を 行 な わ な け れ ば な ら な い 。 ただし、一月をこえる期間使用しない簡易リフトの当該使用しない 期間においては、この限りでない。 一 巻過防止装置その他の安全装置、ブレーキ及び制御装置の異常の 有無 二 ワイヤロープの損傷の有無 三 ガイドレールの状態 2 事業者は、前項ただし書の簡易リフトについては、その使用を再 び開始する際に、同項各号に掲げる事項について自主検査を行なわ なければならない。 (作 業 開 始 前 の 点 検 ) 第二百十条 事業者は、簡易リフトを用いて作業を行なうときは、 その日の作業を開始する前に、そのブレーキの機能について点検を 行なわなければならない。 (自 主 検 査 の 記 録 ) 第 二 百 十 一 条 事 業 者 は 、こ の 節 に 定 め る 自 主 検 査 の 結 果 を 記 録 し 、 これを三年間保存しなければならない。 (補 修 ) 第二百十二条 事業者は、この節に定める自主検査又は点検を行な つた場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければな らない。 第八章 玉掛け 第一節 玉掛用具 (玉 掛 け 用 ワ イ ヤ ロ ー プ の 安 全 係 数 ) 第二百十三条 事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリック の玉掛用具であるワイヤロープの安全係数については、六以上でな ければ使用してはならない。 2 前項の安全係数は、ワイヤロープの切断荷重の値を、当該ワイヤ ロープにかかる荷重の最大の値で除した値とする。 (平 一 〇 労 令 二 六 ・ 一 部 改 正 ) (玉 掛 け 用 つ り チ ェ ー ン の 安 全 係 数 ) 第二百十三条の二 事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリ ックの玉掛用具であるつりチェーンの安全係数については、次の各 号に掲げるつりチェーンの区分に応じ、当該各号に掲げる値以上で なければ使用してはならない。 一 次のいずれにも該当するつりチェーン 四 イ 切断荷重の二分の一の荷重で引つ張つた場合において、その伸び が〇・五パーセント以下のものであること。 ロ その引張強さの値が四百ニュートン毎平方ミリメートル以上であ り 、か つ 、そ の 伸 び が 、次 の 表 の 上 欄 に 掲 げ る 引 張 強 さ の 値 に 応 じ 、 それぞれ同表の下欄に掲げる値以上となるものであること。 引 張 強 さ(単 位 ニュートン毎 平 方 ミリメートル) 伸 び(単 位 パーセント) 四百以上六百三十未満 二十 六百三十以上千未満 十七 千以上 十五 二 前号に該当しないつりチェーン 五 2 前項の安全係数は、つりチェーンの切断荷重の値を、当該つりチ ェーンにかかる荷重の最大の値で除した値とする。 (平 一 〇 労 令 二 六 ・ 追 加 ) (玉 掛 け 用 フ ツ ク 等 の 安 全 係 数 ) 第二百十四条 事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリツク の玉掛用具であるフツク又はシヤツクルの安全係数については、五 以上でなければ使用してはならない。 2 前項の安全係数は、フツク又はシヤツクルの切断荷重の値を、そ れぞれ当該フツク又はシヤツクルにかかる荷重の最大の値で除した 値とする。 (不 適 格 な ワ イ ヤ ロ ー プ の 使 用 禁 止 ) 第二百十五条 事業者は、次の各号のいずれかに該当するワイヤロ ープをクレーン、移動式クレーン又はデリツクの玉掛用具として使 用してはならない。 一 ワ イ ヤ ロ ー プ 一 よ り の 間 に お い て 素 線 (フ イ ラ 線 を 除 く 。以 下 本 号 に お い て 同 じ 。)の 数 の 十 パ ー セ ン ト 以 上 の 素 線 が 切 断 し て い る も の 二 直径の減少が公称径の七パーセントをこえるもの 三 キンクしたもの 四 著しい形くずれ又は腐食があるもの (不 適 格 な つ り チ エ ー ン の 使 用 禁 止 ) 第二百十六条 事業者は、次の各号のいずれかに該当するつりチエ ーンをクレーン、移動式クレーン又はデリツクの玉掛用具として使 用してはならない。 一 伸びが、当該つりチエーンが製造されたときの長さの五パーセン トをこえるもの 二 リンクの断面の直径の減少が、当該つりチエーンが製造されたと きの当該リンクの断面の直径が十パーセントをこえるもの 三 き裂があるもの (不 適 格 な フ ツ ク 、 シ ヤ ツ ク ル 等 の 使 用 禁 止 ) 第 二 百 十 七 条 事 業 者 は 、フ ツ ク 、シ ヤ ツ ク ル 、リ ン グ 等 の 金 具 で 、 変形しているもの又はき裂があるものを、クレーン、移動式クレー ン又はデリツクの玉掛用具として使用してはならない。 (不 適 格 な 繊 維 ロ ー プ 等 の 使 用 禁 止 ) 第二百十八条 事業者は、次の各号のいずれかに該当する繊維ロー プ又は繊維ベルトをクレーン、移動式クレーン又はデリツクの玉掛 用具として使用してはならない。 一 ストランドが切断しているもの 二 著しい損傷又は腐食があるもの (リ ン グ の 具 備 等 ) 第二百十九条 事業者は、エンドレスでないワイヤロープ又はつり チエーンについては、その両端はフツク、シヤツクル、リング又は アイを備えているものでなければクレーン、移動式クレーン又はデ リツクの玉掛用具として使用してはならない。 2 前項のアイは、アイスプライス若しくは圧縮どめ又はこれらと同 等以上の強さを保持する方法によるものでなければならない。この 場合において、アイスプライスは、ワイヤロープのすべてのストラ ンドを三回以上編み込んだ後、それぞれのストランドの素線の半数 の 素 線 を 切 り 、残 さ れ た 素 線 を さ ら に 二 回 以 上 (す べ て の ス ト ラ ン ド を 四 回 以 上 編 み 込 ん だ 場 合 に は 一 回 以 上 )編 み 込 む も の と す る 。 (使 用 範 囲 の 制 限 ) 第二百十九条の二 事業者は、磁力若しくは陰圧により吸着させる 玉 掛 用 具 、チ ェ ー ン ブ ロ ッ ク 又 は チ ェ ー ン レ バ ー ホ イ ス ト (以 下 こ の 項 に お い て 「 玉 掛 用 具 」 と い う 。 )を 用 い て 玉 掛 け の 作 業 を 行 う と き は、当該玉掛用具について定められた使用荷重等の範囲で使用しな ければならない。 2 事業者は、つりクランプを用いて玉掛けの作業を行うときは、当 該つりクランプの用途に応じて玉掛けの作業を行うとともに、当該 つりクランプについて定められた使用荷重等の範囲で使用しなけれ ばならない。 (平 四 労 令 二 四 ・ 追 加 ) (作 業 開 始 前 の 点 検 ) 第二百二十条 事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリツク の玉掛用具であるワイヤロープ、つりチエーン、繊維ロープ、繊維 ベ ル ト 又 は フ ツ ク 、シ ヤ ツ ク ル 、リ ン グ 等 の 金 具 (以 下 こ の 条 に お い て 「 ワ イ ヤ ロ ー プ 等 」 と い う 。 )を 用 い て 玉 掛 け の 作 業 を 行 な う と き は、その日の作業を開始する前に当該ワイヤロープ等の異常の有無 について点検を行なわなければならない。 2 事業者は、前項の点検を行なつた場合において、異常を認めたと きは、直ちに補修しなければならない。 第二節 就業制限 (就 業 制 限 ) 第 二 百 二 十 一 条 事 業 者 は 、令 第 二 十 条 第 十 六 号 に 掲 げ る 業 務 (制 限 荷 重 が 一 ト ン 以 上 の 揚 貨 装 置 の 玉 掛 け の 業 務 を 除 く 。 )に つ い て は 、 次の各号のいずれかに該当する者でなければ、当該業務に就かせて はならない。 一 玉掛け技能講習を修了した者 二 職 業 能 力 開 発 促 進 法 (昭 和 四 十 四 年 法 律 第 六 十 四 号 。以 下「 能 開 法 」 と い う 。 )第 二 十 七 条 第 一 項 の 準 則 訓 練 で あ る 普 通 職 業 訓 練 の う ち 、 職 業 能 力 開 発 促 進 法 施 行 規 則 (昭 和 四 十 四 年 労 働 省 令 第 二 十 四 号 。以 下 「 能 開 法 規 則 」 と い う 。 )別 表 第 四 の 訓 練 科 の 欄 に 掲 げ る 玉 掛 け 科 の 訓 練 (通 信 の 方 法 に よ つ て 行 う も の を 除 く 。 )を 修 了 し た 者 三 その他厚生労働大臣が定める者 (昭 五 三 労 令 三 五・昭 五 三 労 令 三 七・昭 六 〇 労 令 二 三・平 二 労 令 二 一 ・ 平五労令一・平一二労令四一・平一五厚労令一七五・一部改正) (特 別 の 教 育 ) 第 二 百 二 十 二 条 事 業 者 は 、つ り 上 げ 荷 重 が 一 ト ン 未 満 の ク レ ー ン 、 移動式クレーン又はデリツクの玉掛けの業務に労働者をつかせると きは、当該労働者に対し、当該業務に関する安全のための特別の教 育を行なわなければならない。 2 前 項 の 特 別 の 教 育 は 、次 の 科 目 に つ い て 行 な わ な け れ ば な ら な い 。 一 ク レ ー ン 、移 動 式 ク レ ー ン 及 び デ リ ツ ク (以 下 こ の 条 に お い て「 ク レ ー ン 等 」 と い う 。 )に 関 す る 知 識 二 クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識 三 クレーン等の玉掛けの方法 四 関係法令 五 クレーン等の玉掛け 六 クレーン等の運転のための合図 3 安衛則第三十七条及び第三十八条並びに前二項に定めるもののほ か、第一項の特別の教育に関し必要な事項は、厚生労働大臣が定め る。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) 第九章 免許及び教習 (平 二 労 令 二 一 ・ 改 称 ) 第一節 クレーン・デリック運転士免許 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 改 称 ) (ク レ ー ン ・ デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 ) 第 二 百 二 十 三 条 ク レ ー ン・デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 は 、次 の 者 に 対 し 、 都道府県労働局長が与えるものとする。 一 クレーン・デリック運転士免許試験に合格した者 二 クレーン・デリック運転士免許試験の学科試験に合格した者で、 当該学科試験が行われた日から起算して一年以内にクレーン運転実 技教習を修了したもの 三 第二百二十四条の四第一項の規定により取り扱うことのできる機 械の種類を、床上で運転し、かつ、当該運転をする者がクレーンの 走 行 と と も に 移 動 す る 方 式 の ク レ ー ン (床 上 操 作 式 ク レ ー ン を 除 く 。 以 下 「 床 上 運 転 式 ク レ ー ン 」 と い う 。 )に 限 定 し た ク レ ー ン ・ デ リ ッ ク運転士免許を受けた者で、クレーン・デリック運転士免許試験の 学科試験のうち、第二百二十六条第二項第一号及び第四号に掲げる 科 目 (デ リ ッ ク に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 合 格 し 、 当 該 学 科 試 験 が 行 わ れ た 日 か ら 起 算 し て 一 年 以 内 に ク レ ー ン 運 転 実 技 教 習 (床 上 運 転 式 ク レ ー ン を 用 い て 行 う も の を 除 く 。 )を 修 了 し た も の 四 第二百二十四条の四第二項の規定により取り扱うことのできる機 械の種類をクレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許を受 けた者で、クレーン・デリック運転士免許試験の学科試験のうち、 第 二 百 二 十 六 条 第 二 項 第 一 号 及 び 第 四 号 に 掲 げ る 科 目 (デ リ ッ ク に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 合 格 し た も の 五 能開法第二十七条第一項の準則訓練である普通職業訓練のうち、 能開法規則別表第二の訓練科の欄に定める揚重運搬機械運転系クレ ーン運転科若しくは揚重運搬機械運転系港湾荷役科又は能開法規則 別表第四の訓練科の欄に掲げるクレーン運転科若しくは港湾荷役科 の 訓 練 (通 信 の 方 法 に よ つ て 行 う も の を 除 く 。 )を 修 了 し た 者 で 、 ク レーン及びデリックについての訓練を受けたもの 六 その他厚生労働大臣が定める者 (昭 四 九 労 令 一 九 ・ 昭 五 三 労 令 三 七 ・ 昭 六 〇 労 令 二 三 ・ 平 五 労 令 一 ・ 平一二労令二・平一二労令四一・平一五厚労令一七五・平一八厚労 令一・一部改正) (免 許 の 欠 格 事 項 ) 第二百二十四条 クレーン・デリック運転士免許に係る法第七十二 条第二項第二号の厚生労働省令で定める者は、満十八歳に満たない 者とする。 (昭 六 一 労 令 八 ・ 平 一 二 労 令 四 一 ・ 平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 平 一 八 厚 労 令一・一部改正) (法 第 七 十 二 条 第 三 項 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 め る 者 ) 第二百二十四条の二 クレーン・デリック運転士免許に係る法第七 十二条第三項の厚生労働省令で定める者は、身体又は精神の機能の 障害により当該免許に係る業務を適正に行うに当たつて必要なクレ ーン若しくはデリックの操作又はクレーン若しくはデリックの周囲 の状況の確認を適切に行うことができない者とする。 (平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 追 加 、 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (障 害 を 補 う 手 段 等 の 考 慮 ) 第二百二十四条の三 都道府県労働局長は、クレーン・デリック運 転士免許の申請を行つた者が前条に規定する者に該当すると認める 場合において、当該者に免許を与えるかどうかを決定するときは、 当該者が現に利用している障害を補う手段又は当該者が現に受けて いる治療等により障害が補われ、又は障害の程度が軽減している状 況を考慮しなければならない。 (平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 追 加 、 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (限 定 免 許 ) 第二百二十四条の四 都道府県労働局長は、次の者に対し、その取 り扱うことのできる機械の種類を床上運転式クレーンに限定してク レーン・デリック運転士免許を与えることができる。 一 クレーン・デリック運転士免許試験の学科試験のうち、第二百二 十 六 条 第 二 項 第 一 号 に 掲 げ る 科 目 (ク レ ー ン に 係 る 部 分 に 限 る 。 )、 同項第二号及び第三号に掲げる科目並びに同項第四号に掲げる科目 (ク レ ー ン に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 合 格 し た 者 (以 下 こ の 条 に お い て 「 ク レ ー ン 限 定 学 科 試 験 合 格 者 」 と い う 。 )で 、 床 上 運 転 式 ク レ ー ン を用いて行う実技試験に合格したもの 二 クレーン限定学科試験合格者で、当該学科試験が行われた日から 起算して一年以内に床上運転式クレーンを用いて行うクレーン運転 実技教習を修了したもの 2 都道府県労働局長は、次の者に対し、その取り扱うことのできる 機械の種類をクレーンに限定してクレーン・デリック運転士免許を 与えることができる。 一 クレーン限定学科試験合格者で、クレーン・デリック運転士免許 試験の実技試験に合格したもの 二 クレーン限定学科試験合格者で、当該学科試験が行われた日から 起算して一年以内にクレーン運転実技教習を修了したもの 三 前項の規定によりその取り扱うことのできる機械の種類を床上運 転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許を受けてい る者で、クレーン・デリック運転士免許試験の実技試験のうち、第 二百二十六条第三項第一号に掲げる科目に合格し、又はクレーン運 転実技教習を修了したもの 四 その他厚生労働大臣が定める者 (平 一 八 厚 労 令 一 ・ 全 改 ) 第二百二十五条 都道府県労働局長は、身体又は精神の機能の障害 が あ る 者 に 対 し て 、そ の 取 り 扱 う こ と の で き る 機 械 の 種 類 を 限 定 し 、 その他作業についての必要な条件を付して、クレーン・デリック運 転士免許を与えることができる。 (平 一 〇 労 令 三 ・ 平 一 二 労 令 二 ・ 平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 平 一 八 厚 労 令 一・一部改正) (試 験 科 目 ) 第二百二十六条 クレーン・デリック運転士免許試験は、学科試験 及び実技試験によつて行う。 2 学科試験は、次の科目について行う。 一 クレーン及びデリックに関する知識 二 原動機及び電気に関する知識 三 クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 四 関係法令 3 実技試験は、次の科目について行う。 一 クレーンの運転 二 クレーンの運転のための合図 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) (学 科 試 験 等 の 免 除 ) 第二百二十七条 都道府県労働局長は、次の表の上欄に掲げる者に ついて、それぞれ同表の下欄に掲げる試験又は科目の範囲でクレー ン・デリック運転士免許試験の学科試験又は実技試験の全部又は一 部を免除することができる。 免 除 を受 けることができ る者 免 除 する試 験 又 は科 目 の範 囲 一 クレーン運 転 実 技 教 習 (床 上 運 転 式 クレ 実 技 試 験 の全 部 ーンを用 いて行 うものを除 く。)を修 了 した 者 で、その修 了 した 日 から起 算 して一 年 を 経 過 しないもの 二 鉱 山 保 安 法 (昭 和 二 十 四 年 法 律 第 七 十 号 )第 二 条 第 二 項 及 び第 四 項 の規 定 による鉱 山 (以 下 「鉱 山 」 という。)において つり上 げ荷 重 が五 トン以 上 のクレーン(床 上 操 作 式 クレーン及 び床 上 運 転 式 クレー ンを除 く。)の運 転 の業 務 に一 月 以 上 従 事 した経 験 を有 する者 一 当 該 免 許 試 験 を行 う都 道 府 県 労 働 局 学 科 試 験 の全 部 長 が行 つた前 回 のクレーン・デリック運 転 士 免 許 試 験 の学 科 試 験 に合 格 した者 二 当 該 免 許 試 験 を行 う指 定 試 験 機 関 (法 第 七 十 五 条 の二 第 一 項 の指 定 試 験 機 関 をいう。以 下 同 じ。)が行 つたクレーン・デリ ック運 転 士 免 許 試 験 の学 科 試 験 に合 格 し た者 で、当 該 学 科 試 験 が行 われた日 から 起 算 して一 年 を超 えないもの 一 床 上 運 転 式 クレー ンを用 いて行 うクレー 実 技 試 験 のうち、前 条 第 三 項 第 一 号 に ン運 転 実 技 教 習 を修 了 した者 で、その修 掲 げる科 目 (床 上 運 転 式 クレーンを用 い 了 した日 から起 算 して一 年 を経 過 しないも て行 うものに限 る。)及 び同 項 第 二 号 に掲 の げる科 目 二 鉱 山 においてつり上 げ荷 重 が五 トン以 上 の床 上 運 転 式 クレーンの運 転 の業 務 に 一 月 以 上 従 事 した 経 験 を有 する者 第 二 百 二 十 四 条 の四 第 一 項 の規 定 によ 学 科 試 験 のうち、前 条 第 二 項 第 一 号 に り取 り扱 うことのできる機 械 の種 類 を床 上 掲 げる科 目 (クレーンに係 る部 分 に限 運 転 式 クレーンに限 定 したクレーン・デリッ る。)、同 項 第 二 号 及 び第 三 号 に掲 げる ク運 転 士 免 許 を受 けた 者 科 目 並 びに同 項 第 四 号 に掲 げる科 目 (ク レーンに係 る部 分 に限 る。)並 びに実 技 試 験 のうち、同 条 第 三 項 第 二 号 に掲 げる科 目 第 二 百 二 十 四 条 の四 第 二 項 の規 定 によ 学 科 試 験 のうち、前 条 第 二 項 第 一 号 に り取 り扱 うことのできる機 械 の種 類 をクレ 掲 げる科 目 (クレーンに係 る部 分 に限 ーンに限 定 したクレーン・デリック運 転 士 免 る。)、同 項 第 二 号 及 び第 三 号 に掲 げる 許 を受 けた者 科 目 並 びに同 項 第 四 号 に掲 げる科 目 (ク レーンに係 る部 分 に限 る。)並 びに実 技 試 験 の全 部 移 動 式 クレーン運 転 士 免 許 又 は揚 貨 装 学 科 試 験 のうち、前 条 第 二 項 第 三 号 に 置 運 転 士 免 許 を受 けた 者 掲 げる科 目 及 び実 技 試 験 のうち、同 条 第 三 項 第 二 号 に掲 げる科 目 床 上 操 作 式 クレーン運 転 技 能 講 習 、小 型 実 技 試 験 のうち、前 条 第 三 項 第 二 号 に 移 動 式 クレーン運 転 技 能 講 習 又 は玉 掛 掲 げる科 目 け技 能 講 習 を修 了 した 者 (昭 四 九 労 令 一 九 ・ 昭 五 三 労 令 三 五 ・ 平 二 労 令 二 一 ・ 平 六 労 令 四 〇 ・ 平一〇労令三・平一二労令二・平一五厚労令一七五・平一八厚労令 一・一部改正) (ク レ ー ン ・ デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 試 験 の 細 目 ) 第二百二十八条 安衛則第七十一条及び前二条に定めるもののほか、 クレーン・デリック運転士免許試験の実施について必要な事項は、 厚生労働大臣が定める。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) 第二節 移動式クレーン運転士免許 (移 動 式 ク レ ー ン 運 転 士 免 許 ) 第二百二十九条 移動式クレーン運転士免許は、次の者に対し、都 道府県労働局長が与えるものとする。 一 移動式クレーン運転士免許試験に合格した者 二 移動式クレーン運転士免許試験の学科試験に合格した者で、当該 学科試験が行われた日から起算して一年以内に移動式クレーン運転 実技教習を修了したもの 三 能開法第二十七条第一項の準則訓練である普通職業訓練のうち、 能開法規則別表第二の訓練科の欄に定める揚重運搬機械運転系クレ ーン運転科若しくは揚重運搬機械運転系港湾荷役科又は能開法規則 別表第四の訓練科の欄に掲げるクレーン運転科若しくは港湾荷役科 の 訓 練 (通 信 の 方 法 に よ つ て 行 う も の を 除 く 。 )を 修 了 し た 者 で 、 移 動式クレーンについての訓練を受けたもの 四 削除 五 その他厚生労働大臣が定める者 (昭 四 九 労 令 一 九 ・ 昭 五 三 労 令 三 七 ・ 昭 六 〇 労 令 二 三 ・ 平 五 労 令 一 ・ 平一二労令二・平一二労令四一・一部改正) (免 許 の 欠 格 事 項 ) 第二百三十条 移動式クレーン運転士免許に係る法第七十二条第二 項第二号の厚生労働省令で定める者は、満十八歳に満たない者とす る。 (昭 六 一 労 令 八 ・ 平 一 二 労 令 四 一 ・ 平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 一 部 改 正 ) (法 第 七 十 二 条 第 三 項 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 め る 者 ) 第二百三十条の二 移動式クレーン運転士免許に係る法第七十二条 第三項の厚生労働省令で定める者は、身体又は精神の機能の障害に より当該免許に係る業務を適正に行うに当たつて必要な移動式クレ ーンの操作又は移動式クレーンの周囲の状況の確認を適切に行うこ とができない者とする。 (平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 追 加 ) (障 害 を 補 う 手 段 等 の 考 慮 ) 第二百三十条の三 都道府県労働局長は、移動式クレーン運転士免 許の申請を行つた者が前条に規定する者に該当すると認める場合に おいて、当該者に免許を与えるかどうかを決定するときは、当該者 が現に利用している障害を補う手段又は当該者が現に受けている治 療等により障害が補われ、又は障害の程度が軽減している状況を考 慮しなければならない。 (平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 追 加 ) (条 件 付 免 許 ) 第二百三十条の四 都道府県労働局長は、身体又は精神の機能の障 害がある者に対して、その取り扱うことのできる移動式クレーンの 種類を限定し、その他作業についての必要な条件を付して、移動式 クレーン運転士免許を与えることができる。 (平 一 三 厚 労 令 一 七 一 ・ 追 加 ) 第二百三十一条 削除 (平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ) (試 験 科 目 ) 第二百三十二条 移動式クレーン運転士免許試験は、学科試験及び 実技試験によつて行なう。 2 学科試験は、次の科目について行なう。 一 移動式クレーンに関する知識 二 原動機及び電気に関する知識 三 移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 四 関係法令 3 実技試験は、次の科目について行う。 一 移動式クレーンの運転 二 移動式クレーンの運転のための合図 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 一 部 改 正 ) (学 科 試 験 等 の 免 除 ) 第二百三十三条 都道府県労働局長は、次の表の上欄に掲げる者に ついて、それぞれ同表の下欄に掲げる試験又は科目の範囲で移動式 クレーン運転士免許試験の学科試験又は実技試験の全部又は一部を 免除することができる。 免 除 を受 けることができ る者 一 移 動 式 クレーン運 転 実 技 教 習 を修 了 し 免 除 する試 験 又 は科 目 の範 囲 実 技 試 験 の全 部 た者 で、その修 了 した 日 から起 算 して一 年 を経 過 しないもの 二 鉱 山 においてつり上 げ荷 重 が五 トン以 上 の移 動 式 クレーンの運 転 の業 務 に一 月 以 上 従 事 した経 験 を有 する者 一 当 該 免 許 試 験 を行 う都 道 府 県 労 働 局 学 科 試 験 の全 部 長 が行 つた前 回 の移 動 式 クレーン運 転 士 免 許 試 験 の学 科 試 験 に 合 格 した者 二 当 該 免 許 試 験 を行 う指 定 試 験 機 関 が 行 つた移 動 式 クレーン運 転 士 免 許 試 験 の 学 科 試 験 に合 格 した者 で、当 該 学 科 試 験 が行 われた日 から起 算 して一 年 を超 えな いもの クレーン・デリック運 転 士 免 許 又 は揚 貨 装 学 科 試 験 のうち、前 条 第 二 項 第 三 号 に 置 運 転 士 免 許 を受 けた 者 掲 げる科 目 及 び実 技 試 験 のうち、同 条 第 三 項 第 二 号 に掲 げる科 目 床 上 操 作 式 クレーン運 転 技 能 講 習 、小 型 実 技 試 験 のうち、前 条 第 三 項 第 二 号 に 移 動 式 クレーン運 転 技 能 講 習 又 は玉 掛 掲 げる科 目 け技 能 講 習 を修 了 した 者 (昭 四 九 労 令 一 九 ・ 昭 五 三 労 令 三 五 ・ 平 二 労 令 二 一 ・ 平 六 労 令 四 〇 ・ 平一二労令二・平一五厚労令一七五・平一八厚労令一・一部改正) (移 動 式 ク レ ー ン 運 転 士 免 許 試 験 の 細 目 ) 第二百三十四条 安衛則第七十一条及び前二条に定めるもののほか、 移動式クレーン運転士免許試験の実施について必要な事項は、厚生 労働大臣が定める。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) 第三節 削除 (平 一 八 厚 労 令 一 ) 第二百三十五条から第二百三十九条まで 削除 (平 一 八 厚 労 令 一 ) 第四節 教習 (ク レ ー ン 運 転 実 技 教 習 の 科 目 ) 第二百四十条 クレーン運転実技教習の教習科目は、次のとおりと する。 一 クレーンの基本運転 二 クレーンの応用運転 三 クレーンの合図の基本作業 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 一 部 改 正 ) (移 動 式 ク レ ー ン 運 転 実 技 教 習 の 科 目 ) 第二百四十一条 移動式クレーン運転実技教習の教習科目は、次の とおりとする。 一 移動式クレーンの基本運転 二 移動式クレーンの応用運転 三 移動式クレーンの合図の基本作業 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 一 部 改 正 ) 第二百四十二条 削除 (平 一 八 厚 労 令 一 ) (教 習 の 細 目 ) 第二百四十三条 安衛則第七十五条及び第七十六条並びに第二百四 十条及び第二百四十一条に定めるもののほか、クレーン運転実技教 習及び移動式クレーン運転実技教習の実施について必要な事項は、 厚生労働大臣が定める。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 平 一 八 厚 労 令 一 ・ 一 部 改 正 ) 第 十 章 床 上 操 作 式 ク レ ー ン 運 転 技 能 講 習 、小 型 移 動 式 ク レ ー ン 運 転 技 能 講 習及び玉掛け技能講習 (平 二 労 令 二 一 ・ 章 名 追 加 、 平 一 五 厚 労 令 一 七 五 ・ 改 称 ) (床 上 操 作 式 ク レ ー ン 運 転 技 能 講 習 の 講 習 科 目 ) 第二百四十四条 床上操作式クレーン運転技能講習は、学科講習及 び実技講習によつて行う。 2 学科講習は、次の科目について行う。 一 床上操作式クレーンに関する知識 二 原動機及び電気に関する知識 三 床上操作式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 四 関係法令 3 実技講習は、次の科目について行う。 一 床上操作式クレーンの運転 二 床上操作式クレーンの運転のための合図 (平 二 労 令 二 一 ・ 追 加 ) (小 型 移 動 式 ク レ ー ン 運 転 技 能 講 習 の 講 習 科 目 ) 第二百四十五条 小型移動式クレーン運転技能講習は、学科講習及 び実技講習によつて行う。 2 学科講習は、次の科目について行う。 一 小型移動式クレーンに関する知識 二 原動機及び電気に関する知識 三 小型移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 四 関係法令 3 実技講習は、次の科目について行う。 一 小型移動式クレーンの運転 二 小型移動式クレーンの運転のための合図 (平 二 労 令 二 一 ・ 追 加 ) (玉 掛 け 技 能 講 習 の 講 習 科 目 ) 第二百四十六条 玉掛け技能講習は、学科講習及び実技講習によつ て行う。 2 学科講習は、次の科目について行う。 一 ク レ ー ン 、移 動 式 ク レ ー ン 、デ リ ッ ク 及 び 揚 貨 装 置 (以 下 こ の 条 に お い て 「 ク レ ー ン 等 」 と い う 。 )に 関 す る 知 識 二 クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識 三 クレーン等の玉掛けの方法 四 関係法令 3 実技講習は、次の科目について行う。 一 クレーン等の玉掛け 二 クレーン等の運転のための合図 (平 二 労 令 二 一 ・ 旧 第 二 百 四 十 五 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 九 労 令 一 三 ・ 旧第二百四十七条繰上、平一五厚労令一七五・一部改正) (技 能 講 習 の 細 目 ) 第二百四十七条 安衛則第八十条から第八十二条の二まで及びこの 章に定めるもののほか、床上操作式クレーン運転技能講習、小型移 動式クレーン運転技能講習及び玉掛け技能講習の実施について必要 な事項は、厚生労働大臣が定める。 (平 二 労 令 二 一 ・ 旧 第 二 百 四 十 六 条 繰 下 ・ 一 部 改 正 、 平 九 労 令 一 三 ・ 旧第二百四十八条繰上、平一二労令四一・平一五厚労令一七五・一 部改正) 附 則 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、昭和四十七年十月一日から施行する。 (廃 止 ) 第 二 条 ク レ ー ン 等 安 全 規 則 (昭 和 三 十 七 年 労 働 省 令 第 十 六 号 )は 、 廃止する。 (ク レ ー ン に 関 す る 経 過 措 置 ) 第三条 この省令の施行の際現に存する令第十二条第三号のクレー ン で 、前 条 の 規 定 に よ る 廃 止 前 の ク レ ー ン 等 安 全 規 則 (以 下「 旧 ク レ ー ン 則 」と い う 。 )附 則 第 二 条 第 三 項 の 規 定 に よ り な お 従 前 の 例 に よ ることとされた構造規格に適合する同項のクレーンに関する第十七 条 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、厚 生 労 働 大 臣 の 定 め る 基 準 (ク レ ー ン の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適 合 し て い る ク レ ー ン と み な す 。 2 前項の規定は、同項のクレーン又はその部分が厚生労働大臣の定 め る 基 準 (ク レ ー ン の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適 合 す る に 至 つ た 後における当該クレーン又はその部分については、適用しない。 3 昭和三十七年十一月一日において存していたクレーンに関する第 二 十 三 条 第 二 項 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、同 項 中「 定 格 荷 重 を こ え 、 第六条第三項に規定する荷重試験でかけた荷重」とあるのは、「定 格荷重の一・二倍の荷重」とする。 4 第十三条の規定は、次の走行クレーンで、当該クレーンに係る同 条各号の間隔が同条の規定に適合しないものについては、適用しな い。ただし、当該間隔が同条の規定に適合するに至つた後における 当該走行クレーンについては、この限りでない。 一 昭和三十七年十一月一日において建設物の内部に設置されていた 走行クレーン 二 昭和三十七年十一月一日において設置の工事が行なわれていた走 行クレーン 三 昭和三十七年十一月一日において存していた建設物の内部のラン ウエイに設置される走行クレーン 四 昭和三十七年十一月一日において存していた建設物で、その内部 にランウエイを有していたものを延長する場合において、所轄労働 基準監督署長の許可を受けた走行クレーン 5 第十四条の規定は、次の走行クレーン又は旋回クレーンで、当該 クレーンに係る同条の歩道の幅が同条の規定に適合しないものにつ いては、適用しない。ただし、当該幅が同条の規定に適合するに至 つた後における当該クレーンについては、この限りでない。 一 昭和三十七年十一月一日において設置されていた走行クレーン又 は旋回クレーンで、建設物又は設備との間に歩道が設けられていた もの 二 昭和三十七年十一月一日において設置の工事が行なわれていた走 行クレーン又は旋回クレーンで、建設物又は設備との間に歩道を設 けることが予定されていたもの 三 昭和三十七年十一月一日において存していた建設物の内部のラン ウエイに設置される走行クレーン 四 昭和三十七年十一月一日において存していた建設物で、その内部 にランウエイを有していたものを延長する場合において、所轄労働 基準監督署長の許可を受けた走行クレーン 6 第四項第四号又は前項第四号の許可を受けようとする者は、次の 事項を記載した申請書に延長しようとする建設物の全体の平面図及 び断面図を添えて、所轄労働基準監督署長に提出しなければならな い。 一 事業の種類、名称及び所在地 二 延長しようとする建設物の種類及び位置 三 許可を受けようとする走行クレーンの型式及びつり上げ荷重 四 許可を受けようとする理由 7 昭和四十六年八月三十一日において製造していたクレーン又は存 していたクレーンで、定格荷重が二百トンをこえるものに関する第 二十三条第二項の規定の適用については、同項中「をこえ、第六条 第 三 項 に 規 定 す る 荷 重 試 験 で か け た 」と あ る の は「 の 一・二 五 倍 の 」 と、「第六条第三項に規定する荷重試験を行ない」とあるのは「定 格 荷 重 の 一・二 五 倍 に 相 当 す る 荷 重 の 荷 を つ つ て 、つ り 上 げ 、走 行 、 旋回、トロリの横行等の作動を行なう荷重試験を行ない」とする。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (デ リ ツ ク に 関 す る 経 過 措 置 ) 第四条 昭和三十七年十一月一日において存していたデリツクに関 する第百九条第二項の適用については、同項中「定格荷重をこえ、 第九十七条第三項に規定する荷重試験でかけた荷重」とあるのは、 「定格荷重の一・二倍の荷重」とする。 (エ レ ベ ー タ ー に 関 す る 経 過 措 置 ) 第五条 昭和四十六年八月三十一日において設置されていた令第十 二 条 第 六 号 の エ レ ベ ー タ ー (荷 の み を 運 搬 す る こ と を 目 的 と す る エ レベーターで、搬器の床面積が一平方メートルをこえ、及びその天 井 の 高 さ が 一 ・ 二 メ ー ト ル を こ え る も の (建 設 用 リ フ ト を 除 く 。 )に 限 る 。)で 、旧 ク レ ー ン 則 第 百 八 十 二 条 の 簡 易 リ フ ト 構 造 規 格 に 適 合 しているものに関する第百四十八条の規定の適用については、厚生 労 働 大 臣 の 定 め る 基 準 (エ レ ベ ー タ ー の 構 造 に 係 る 部 分 に 限 る 。 )に 適合しているエレベーターとみなす。 (平 一 二 労 令 四 一 ・ 一 部 改 正 ) (免 許 試 験 の 学 科 試 験 の 免 除 に 関 す る 暫 定 措 置 ) 第七条 法第七十五条の二第三項の規定により免許試験の実施に関 す る 事 務 (以 下 「 試 験 事 務 」 と い う 。 )の 全 部 を 行 わ な い も の と さ れ た都道府県労働局長は、自らその試験事務を行つた最後のクレーン 運転士免許試験、移動式クレーン運転士免許試験又はデリック運転 士免許試験の学科試験に合格した者が、指定試験機関が当該都道府 県労働局長に係る試験事務を開始した日から起算して一年以内に行 うその合格した学科試験に係る免許試験を受けようとする場合には、 第二百二十七条、第二百三十三条又は第二百三十八条の規定にかか わらず、その者の申請により、一回に限り、当該受けようとする免 許試験の学科試験の全部を免除することができる。 (昭 五 三 労 令 三 五 ・ 追 加 、 平 一 二 労 令 二 ・ 一 部 改 正 ) 附 則 (昭 和 四 九 年 五 月 二 一 日 労 働 省 令 第 一 九 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令の規定は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞ れ当該各号に定める日から施行する。 一 次号及び第三号に掲げる規定以外の規定 昭和四十九年五月二十 五日 (免 許 試 験 の 学 科 試 験 の 免 除 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第四条 都道府県労働基準局長は、昭和四十九年五月二十五日前に 行われた揚貨装置運転士免許試験、特別ボイラー溶接士免許試験、 普通ボイラー溶接士免許試験、クレーン運転士免許試験、移動式ク レーン運転士免許試験又はデリツク運転士免許試験の学科試験に合 格した者については、新安衛則別表第五第五号、新ボイラー則第百 十一条又は改正後のクレーン等安全規則第二百二十七条、第二百三 十三条若しくは第二百三十八条の規定にかかわらず、なお従前の例 によりこれらの免許試験の学科試験の全部を免除することができる。 附 則 (昭 和 五 〇 年 三 月 二 二 日 労 働 省 令 第 五 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、公布の日から施行する。ただし、次の各号に 掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。 一から三まで 略 四 第一条中労働安全衛生規則第百四十二条、第二百四十七条、第三 百六十条、第三百七十五条、第四百四条、第五百十四条、第五百十 八条、第五百十九条、第五百二十条、第五百二十一条、第五百三十 三条、第五百六十三条、第五百六十四条及び第五百六十六条の改正 規定並びに第二条から第五条までの規定 昭和五十一年一月一日 附 則 (昭 和 五 一 年 一 二 月 一 五 日 労 働 省 令 第 四 三 号 ) この省令は、昭和五十一年十二月二十日から施行する。 附 則 (昭 和 五 三 年 九 月 二 九 日 労 働 省 令 第 三 五 号 ) (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、昭和五十三年十月一日から施行する。 (免 許 試 験 の 試 験 科 目 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第 二 条 こ の 省 令 の 施 行 の 日 (以 下 「 施 行 日 」 と い う 。 )以 後 に 行 わ れる揚貨装置運転士免許試験、クレーン運転士免許試験、移動式ク レーン運転士免許試験又はデリツク運転士免許試験であつて、これ らの受験の申請の受付が施行日前に開始されたものに係る実技試験 の 試 験 科 目 は 、改 正 後 の 労 働 安 全 衛 生 規 則 (以 下「 新 安 衛 則 」と い う 。) 別 表 第 五 第 五 号 又 は 改 正 後 の ク レ ー ン 等 安 全 規 則 (以 下「 新 ク レ ー ン 則 」 と い う 。 )第 二 百 二 十 六 条 第 三 項 、 第 二 百 三 十 二 条 第 三 項 若 し く は 第 二 百 三 十 七 条 第 三 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、な お 従 前 の 例 に よ る 。 (就 業 制 限 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第三条 事業者は、新安衛則別表第三又は新クレーン則第二百二十 一 条 の 規 定 に か か わ ら ず 、労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 (昭 和 四 十 七 年 政 令 第 三 百 十 八 号 )第 二 十 条 第 十 三 号 の 業 務 に つ い て は 、次 の 各 号 に 掲 げ る者を当該業務に就かせることができる。この場合においては、こ れ ら の 者 に つ い て は 、労 働 安 全 衛 生 法 (昭 和 四 十 七 年 法 律 第 五 十 七 号 。 以 下 「 法 」 と い う 。 )第 六 十 一 条 第 二 項 の 規 定 は 適 用 し な い 。 一 施行日前に揚貨装置運転士免許、クレーン運転士免許、移動式ク レーン運転士免許又はデリツク運転士免許を受けた者及び施行日前 にそれぞれの免許を受けることができる資格を取得した者で、施行 日以後に当該免許を受けたもの 二 次のいずれかに該当する者 イ 施行日以後に行われる揚貨装置運転士免許試験、クレーン運転士 免許試験、移動式クレーン運転士免許試験又はデリツク運転士免許 試験であつて、これらの免許試験の受験の受付が施行日前に開始さ れたものの実技試験に合格した者で、それぞれの免許を受けたもの ロ 施行日から昭和五十四年三月三十一日までの間に行われる揚貨装 置運転実技教習、クレーン運転実技教習、移動式クレーン運転実技 教習又はデリツク運転実技教習であつて、これらの実技教習の申込 みが施行日前に行われたものを修了した者で、それぞれの免許を受 けたもの ハ こ の 省 令 の 施 行 の 際 現 に 行 わ れ て い る 職 業 訓 練 (当 該 職 業 訓 練 を 修了することにより、揚貨装置運転士免許、クレーン運転士免許、 移動式クレーン運転士免許又はデリツク運転士免許を受けることが で き る 資 格 を 取 得 す る こ と と な る も の に 限 る 。)を 修 了 し た 者 で 、揚 貨装置運転士免許、クレーン運転士免許、移動式クレーン運転士免 許又はデリツク運転士免許を受けたもの 附 則 (昭 和 五 三 年 九 月 三 〇 日 労 働 省 令 第 三 七 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、昭和五十三年十月一日から施行する。 附 則 (昭 和 五 三 年 一 二 月 八 日 労 働 省 令 第 四 五 号 ) この省令は、昭和五十四年一月一日から施行する。 附 則 (昭 和 五 八 年 七 月 三 〇 日 労 働 省 令 第 二 四 号 ) こ の 省 令 は 、外 国 事 業 者 に よ る 型 式 承 認 等 の 取 得 の 円 滑 化 の た め の 関 係 法 律 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 の 施 行 の 日 (昭 和 五 十 八 年 八 月 一 日 ) から施行する。 附 則 (昭 和 五 九 年 二 月 二 七 日 労 働 省 令 第 三 号 ) 抄 1 この省令は、昭和五十九年三月一日から施行する。 附 則 (昭 和 六 〇 年 一 月 一 〇 日 労 働 省 令 第 一 号 ) この省令は、昭和六十年四月一日から施行する。 附 則 (昭 和 六 〇 年 九 月 三 〇 日 労 働 省 令 第 二 三 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、昭和六十年十月一日から施行する。 附 則 (平 成 二 年 九 月 一 三 日 労 働 省 令 第 二 一 号 ) (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成二年十月一日から施行する。 (特 別 教 育 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第二条 この省令の施行の日から平成四年九月三十日までの間にお け る 改 正 後 の ク レ ー ン 等 安 全 規 則 (以 下 「 新 ク レ ー ン 則 」 と い う 。 ) 第二十一条第一項の規定の適用については、同項第二号中「つり上 げ荷重が五トン以上の跨こ線テルハ」とあるのは、「床上で運転し、 かつ、当該運転をする者が荷の移動とともに移動する方式のクレー ン又は跨こ線テルハで、つり上げ荷重が五トン以上のもの」とする。 2 この省令の施行の日から平成四年九月三十日までの間における新 クレーン則第六十七条第一項の規定の適用については、同項中「一 トン」とあるのは、「五トン」とする。 (就 業 制 限 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第三条 事業者は、新クレーン則第二十二条の規定にかかわらず、 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 (昭 和 四 十 七 年 政 令 第 三 百 十 八 号 。 以 下 「 令 」 と い う 。 )第 二 十 条 第 六 号 に 掲 げ る 業 務 (労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 の 一 部 を 改 正 す る 政 令 (平 成 二 年 政 令 第 二 百 五 十 三 号 )に よ る 改 正 前 の 令 (以 下 「 旧 令 」 と い う 。 )第 二 十 条 第 六 号 に 掲 げ る 業 務 に 該 当 す る も の を 除 く 。)に つ い て は 、こ の 省 令 の 施 行 の 際 現 に 当 該 業 務 に 適 法 に 従事し、かつ、当該業務に一月以上従事した経験を有する者であっ て、平成四年九月三十日までの間に行われる講習で都道府県労働基 準局長が定めるものを修了したものを当該業務に就かせることがで きる。この場合においては、その者については、労働安全衛生法第 六十一条第二項の規定は、適用しない。 2 事業者は、新クレーン則第六十八条の規定にかかわらず、令第二 十 条 第 七 号 に 掲 げ る 業 務 (旧 令 第 二 十 条 第 七 号 に 掲 げ る 業 務 に 該 当 す る も の を 除 く 。)に つ い て は 、こ の 省 令 の 施 行 の 際 現 に 当 該 業 務 に 適法に従事し、かつ、当該業務に一月以上従事した経験を有する者 であって、平成四年九月三十日までの間に行われる講習で都道府県 労働基準局長が定めるものを修了したものを当該業務に就かせるこ とができる。この場合においては、その者については、労働安全衛 生法第六十一条第二項の規定は、適用しない。 (罰 則 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第四条 この省令の施行前にした行為に対する罰則の適用について は、なお従前の例による。 附 則 (平 成 四 年 八 月 二 四 日 労 働 省 令 第 二 四 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、労働安全衛生法及び労働災害防止団体法の一 部 を 改 正 す る 法 律 の 施 行 の 日 (平 成 四 年 十 月 一 日 )か ら 施 行 す る 。 (罰 則 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第 九 条 こ の 省 令 (附 則 第 一 条 各 号 に 掲 げ る 規 定 に つ い て は 、当 該 規 定 )の 施 行 前 に し た 行 為 に 対 す る 罰 則 の 適 用 に つ い て は 、な お 従 前 の 例による。 附 則 (平 成 五 年 二 月 一 二 日 労 働 省 令 第 一 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成五年四月一日から施行する。 附 則 (平 成 六 年 三 月 三 〇 日 労 働 省 令 第 二 〇 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成六年七月一日から施行する。 (事 故 報 告 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第三条 施行日前に発生したこの省令による改正前のボイラー及び 圧力容器安全規則第三十六条、第七十一条、第九十条及び第九十六 条、この省令による改正前のクレーン等安全規則第二百四十九条並 びにこの省令による改正前のゴンドラ安全規則第三十七条に規定す る事故であって、施行日の前日までにこれらの規定に基づく報告書 が提出されていないものの報告については、なお従前の例による。 (罰 則 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第五条 この省令の施行前にした行為及び附則第三条の規定により なお従前の例によることとされる場合におけるこの省令の施行後に した行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。 附 則 (平 成 六 年 九 月 一 六 日 労 働 省 令 第 四 〇 号 ) この省令は、公布の日から施行する。 附 則 (平 成 九 年 三 月 二 五 日 労 働 省 令 第 一 三 号 ) (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、公布の日から施行する。ただし、次の各号に 掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。 一 略 二 第三条中クレーン等安全規則目次及び第二百四十六条から第二百 四十八条までの改正規定並びに第四条中有機溶剤中毒予防規則目次 及び第十八条の改正規定、同令第十八条の次に二条を加える改正規 定、同令第二十八条の二第一項、第三十二条第二項、第三十三条第 二項、第三十三条の二及び第三十四条の改正規定並びに同令様式第 二号の次に様式を加える改正規定 平成九年十月一日 (経 過 措 置 ) 第二条 この省令の施行前にした行為に対する罰則の適用について は、なお従前の例による。 附 則 (平 成 一 〇 年 二 月 二 五 日 労 働 省 令 第 三 号 ) この省令は、平成十年三月三十一日から施行する。 附 則 (平 成 一 〇 年 六 月 二 四 日 労 働 省 令 第 二 六 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、公布の日から施行する。 (経 過 措 置 ) 第二条 この省令の施行前にした行為に対する罰則の適用について は、なお従前の例による。 附 則 (平 成 一 〇 年 一 二 月 二 八 日 労 働 省 令 第 四 五 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成十一年四月一日から施行する。 附 則 (平 成 一 一 年 一 月 一 一 日 労 働 省 令 第 四 号 ) (施 行 期 日 ) 1 この省令は、公布の日から施行する。 (経 過 措 置 ) 2 この省令の施行の際現にある改正前の様式による用紙は、当分の 間、これを取り繕って使用することができる。 附 則 (平 成 一 一 年 九 月 二 九 日 労 働 省 令 第 三 七 号 ) 1 この省令は、平成十一年十月一日から施行する。 2 この省令の施行前にした行為に対する罰則の適用については、な お従前の例による。 附 則 (平 成 一 二 年 一 月 三 一 日 労 働 省 令 第 二 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成十二年四月一日から施行する。 (処 分 、 申 請 等 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第二条 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法 律 (以 下 「 地 方 分 権 推 進 整 備 法 」 と い う 。 )の 施 行 前 に 改 正 前 の そ れ ぞ れ の 法 律 若 し く は こ れ に 基 づ く 政 令 の 規 定 (こ れ ら の 規 定 を 準 用 す る 他 の 法 律 又 は こ れ に 基 づ く 政 令 の 規 定 を 含 む 。以 下 同 じ 。)に よ り都道府県労働基準局長若しくは都道府県知事が行つた許可等の処 分 そ の 他 の 行 為 (以 下 「 処 分 等 の 行 為 」 と い う 。 )又 は 地 方 分 権 推 進 整備法の施行の際現に改正前のそれぞれの法律若しくはこれに基づ く政令の規定により都道府県労働基準局長若しくは都道府県知事に 対 し て さ れ て い る 許 可 等 の 申 請 そ の 他 の 行 為 (以 下 「 申 請 等 の 行 為 」 と い う 。)で 、地 方 分 権 推 進 整 備 法 の 施 行 の 日 に お い て こ れ ら の 行 為 に係る行政事務を地方分権推進整備法による改正後のそれぞれの法 律 又 は こ れ に 基 づ く 労 働 省 令 の 規 定 (こ れ ら の 規 定 を 準 用 す る 他 の 法 律 又 は こ れ に 基 づ く 労 働 省 令 の 規 定 を 含 む 。以 下 同 じ 。)に よ り 都 道府県労働局長が行うこととなるものは、地方分権推進整備法の施 行の日以後における改正後のそれぞれの法律又はこれに基づく労働 省令の適用については、改正後のそれぞれの法律又はこれに基づく 労働省令の相当規定により都道府県労働局長がした処分等の行為又 は都道府県労働局長に対してされた申請等の行為とみなす。 第三条 この省令の施行前に改正前のそれぞれの省令の規定により された処分等の行為又はこの省令の施行の際現に改正前のそれぞれ の省令の規定によりされている申請等の行為で、この省令の施行の 日においてこれらの行為に係る行政事務を行うべき者が異なること となるものは、この省令の施行の日以後における改正後のそれぞれ の省令の適用については、改正後のそれぞれの省令の相当規定によ りされた処分等の行為又は申請等の行為とみなす。 第四条 この省令の施行前に改正前のそれぞれの省令の規定により 国又は地方公共団体の機関又は職員に対して報告、届出、提出その 他の手続をしなければならない事項で、この省令の施行の日前にそ の手続がされていないものについては、これを改正後のそれぞれの 省令の相当規定により国又は地方公共団体の相当の機関又は職員に 対して報告、届出、提出をしなければならない事項についてその手 続がされていないものとみなして、この省令による改正後のそれぞ れの省令の規定を適用する。 (様 式 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第六条 この省令の施行の際現に提出され又は交付されているこの 省令による改正前のそれぞれの省令に定める様式による申請書等は、 この省令による改正後のそれぞれの省令に定める相当様式による申 請書等とみなす。 第七条 この省令の施行の際、現に存するこの省令による改正前の それぞれの省令に定める様式による申請書等の用紙は、当分の間、 必要な改定をした上、使用することができる。 附 則 (平 成 一 二 年 三 月 三 〇 日 労 働 省 令 第 一 二 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、公布の日から施行する。 (経 過 措 置 ) 第二条 この省令の施行前にした行為に対する罰則の適用について は、なお従前の例による。 附 則 (平 成 一 二 年 三 月 三 一 日 労 働 省 令 第 一 八 号 ) (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成十二年四月一日から施行する。 (経 過 措 置 ) 第二条 この省令の施行前に改正前のそれぞれの省令の規定により 都道府県労働基準局長が設置しない期間の保管状況が良好であると 認 め た ボ イ ラ ー 、第 一 種 圧 力 容 器 、移 動 式 ク レ ー ン 及 び ゴ ン ド ラ は 、 この省令の施行の日以後における改正後のそれぞれの省令の規定に より都道府県労働局長が設置しない期間の保管状況が良好であると 認めたものとみなす。 附 則 (平 成 一 二 年 一 〇 月 三 一 日 労 働 省 令 第 四 一 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第 一 条 こ の 省 令 は 、内 閣 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 (平 成 十 一 年 法 律 第 八 十 八 号 )の 施 行 の 日 (平 成 十 三 年 一 月 六 日 )か ら 施 行 す る 。 附 則 (平 成 一 三 年 七 月 一 六 日 厚 生 労 働 省 令 第 一 七 一 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、公布の日から施行する。 附 則 (平 成 一 五 年 一 二 月 一 九 日 厚 生 労 働 省 令 第 一 七 五 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成十六年三月三十一日から施行する。 (様 式 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第十一条 この省令の施行の際現に提出され又は交付されているこ の省令による改正前のそれぞれの省令に定める様式による申請書等 は、この省令による改正後のそれぞれの省令に定める相当様式によ る申請書等とみなす。 第十二条 この省令の施行の際現に存するこの省令による改正前の それぞれの省令に定める様式による申請書等の用紙は、当分の間、 必要な改定をした上、使用することができる。 附 則 (平 成 一 八 年 一 月 五 日 厚 生 労 働 省 令 第 一 号 ) 抄 (施 行 期 日 ) 第一条 この省令は、平成十八年四月一日から施行する。ただし、 次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。 一及び二 略 三 附則第八条、第九条及び第十条第二項の規定 公布の日 (就 業 制 限 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第四条 事業者は、新安衛則別表第三又は第六条の規定による改正 後 の ク レ ー ン 等 安 全 規 則 (以 下 「 新 ク レ ー ン 則 」 と い う 。 )第 百 八 条 の規定にかかわらず、令第二十条第八号に掲げる業務については、 第 六 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の ク レ ー ン 等 安 全 規 則 (以 下「 旧 ク レ ー ン 則 」 と い う 。 )第 二 百 三 十 五 条 に 規 定 す る デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 (以 下 「 旧 デ リ ッ ク 免 許 」 と い う 。 )を 受 け た 者 (附 則 第 六 条 第 四 項 の 規 定 に よ り 旧 デ リ ッ ク 免 許 を 受 け た 者 を 含 む 。)を 当 該 業 務 に 就 か せ る こ とができる。この場合においては、その者については、法第六十一 条第二項の規定は、適用しない。 (ク レ ー ン 運 転 士 免 許 及 び デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第五条 この省令の施行の際現に旧クレーン則第二百二十三条に規 定 す る ク レ ー ン 運 転 士 免 許 (旧 ク レ ー ン 則 第 二 百 二 十 四 条 の 四 の 規 定により取り扱うことのできるクレーンの種類を床上運転式クレー ン に 限 定 し た 旧 ク レ ー ン 運 転 士 免 許 (以 下 「 旧 床 上 ク レ ー ン 限 定 免 許 」 と い う 。 )を 除 く 。 以 下 「 旧 ク レ ー ン 免 許 」 と い う 。 )及 び 旧 デ リック免許を受けている者は、新クレーン則第二百二十三条に規定 するクレーン・デリック運転士免許を受けたものとみなす。 2 こ の 省 令 の 施 行 の 際 現 に 旧 ク レ ー ン 免 許 を 受 け て い る 者 (前 項 の 規 定 に 該 当 す る 者 を 除 く 。)は 、新 ク レ ー ン 則 第 二 百 二 十 四 条 の 四 第 二項の規定により取り扱うことのできる機械の種類をクレーンに限 定 し た ク レ ー ン ・ デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 (以 下 「 新 ク レ ー ン 限 定 免 許 」 と い う 。 )を 受 け た も の と み な す 。 3 この省令の施行の際現に旧床上クレーン限定免許を受けている者 は、新クレーン則第二百二十四条の四第一項の規定により取り扱う ことのできる機械の種類を床上運転式クレーンに限定したクレー ン・デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 (以 下「 新 床 上 ク レ ー ン 限 定 免 許 」と い う 。) を受けたものとみなす。 第六条 都道府県労働局長は、新クレーン則第二百二十三条の規定 にかかわらず、この省令の施行の際現に旧クレーン免許を受けてい る 者 (こ の 省 令 の 施 行 の 日 (以 下 「 施 行 日 」 と い う 。 )前 に 旧 ク レ ー ン 免許を受けることができる資格を取得した者で、施行日において当 該 免 許 を 取 得 し て い な い も の を 含 む 。 )で 、 か つ 、 旧 安 衛 則 第 六 十 九 条 第 十 六 号 の デ リ ツ ク 運 転 士 免 許 試 験 (以 下「 旧 デ リ ッ ク 運 転 士 免 許 試 験 」 と い う 。 )の 学 科 試 験 に 合 格 し た も の (当 該 学 科 試 験 が 行 わ れ た 日 か ら 起 算 し て 一 年 を 超 え な い も の に 限 る 。)に 対 し 、新 ク レ ー ン 則第二百二十三条に規定するクレーン・デリック運転士免許を与え るものとする。 2 都道府県労働局長は、新クレーン則第二百二十四条の四第二項の 規定にかかわらず、施行日前に旧クレーン免許を受けることができ る資格を取得した者で、施行日において当該免許を受けていないも の (前 項 の 規 定 に 該 当 す る 者 を 除 く 。 )に 対 し 、 新 ク レ ー ン 限 定 免 許 を与えるものとする。 3 都道府県労働局長は、新クレーン則第二百二十四条の四第一項の 規定にかかわらず、施行日前に旧床上クレーン限定免許を受けるこ とができる資格を取得した者で、施行日において当該免許を受けて いないものに対し、新床上クレーン限定免許を与えるものとする。 4 都道府県労働局長は、次に掲げる者に対し、なお従前の例により 旧デリック免許を与えるものとする。 一 施行日前に旧デリック免許を受けることができる資格を取得した 者で、施行日において当該免許を受けていないもの 二 次条の規定により行われる試験に合格した者 (免 許 試 験 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第八条 都道府県労働局長は、新クレーン則第二百二十七条の規定 にかかわらず、次の表の上欄に掲げる者については、それぞれ同表 の下欄に掲げる試験又は科目の範囲でクレーン・デリック運転士免 許試験の学科試験又は実技試験の全部又は一部を免除することがで きる。 免 除 を受 けることができ る者 免 除 する試 験 又 は科 目 の範 囲 旧 クレーン免 許 を受 けた者 学 科 試 験 のうち、新 クレ ーン則 第 二 百 二 十 六 条 第 二 項 第 一 号 に掲 げる科 目 (クレーンに係 る部 分 に限 る。)、同 項 第 二 号 及 び第 三 号 に掲 げる科 目 並 びに 同 項 第 四 号 に掲 げる科 目 (クレーンに 係 る部 分 に限 る。)並 びに実 技 試 験 の 全部 旧 デリック免 許 を受 けた者 学 科 試 験 のうち、新 クレ ーン則 第 二 百 二 十 六 条 第 二 項 第 一 号 に掲 げる科 目 (デリックに係 る部 分 に限 る。)、同 項 第 三 号 に掲 げる科 目 及 び同 項 第 四 号 に 掲 げる科 目 (デリックに係 る部 分 に限 る。)並 びに実 技 試 験 のうち、同 条 第 三 項 第 二 号 に掲 げる科 目 一 当 該 免 許 試 験 を行 う都 道 府 県 労 働 局 長 学 科 試 験 のうち、新 クレ ーン則 第 二 百 が施 行 日 前 に最 後 に行 った旧 安 衛 則 第 六 二 十 六 条 第 二 項 第 一 号 に掲 げる科 目 十 九 条 第 十 四 号 のクレ ーン運 転 士 免 許 試 (クレーンに係 る部 分 に限 る。)、同 項 第 験 (以 下 「旧 クレーン運 転 士 免 許 試 験 」とい 二 号 及 び第 三 号 に掲 げる科 目 並 びに う。)の学 科 試 験 に合 格 した者 同 項 第 四 号 に掲 げる科 目 (クレーンに 二 当 該 免 許 試 験 を行 う指 定 試 験 機 関 (法 第 係 る部 分 に限 る。) 七 十 五 条 の二 第 一 項 の指 定 試 験 機 関 をい う。次 の項 において同 じ。)が行 った旧 クレー ン運 転 士 免 許 試 験 の学 科 試 験 に合 格 した 者 で、当 該 学 科 試 験 が 行 われた日 から起 算 して一 年 を超 えないもの 一 当 該 免 許 試 験 を行 う都 道 府 県 労 働 局 長 学 科 試 験 のうち、新 クレ ーン則 第 二 百 が施 行 日 前 に最 後 に行 ったデリック運 転 士 二 十 六 条 第 二 項 第 一 号 に掲 げる科 目 免 許 試 験 の学 科 試 験 に 合 格 した者 (デリックに係 る部 分 に限 る。)、同 項 第 二 当 該 免 許 試 験 を行 う指 定 試 験 機 関 が行 っ 三 号 に掲 げる科 目 並 びに同 項 第 四 号 た旧 デリック運 転 士 免 許 試 験 の学 科 試 験 に に掲 げる科 目 (デリックに係 る部 分 に限 合 格 した者 で、当 該 学 科 試 験 が行 われた日 る。) から起 算 して一 年 を超 えないもの 旧 床 上 クレーン限 定 免 許 を受 けた者 学 科 試 験 のうち、新 クレ ーン則 第 二 百 二 十 六 条 第 二 項 第 一 号 に掲 げる科 目 (クレーンに係 る部 分 に限 る。)、同 項 第 二 号 及 び第 三 号 に掲 げる科 目 並 びに 同 項 第 四 号 に掲 げる科 目 (クレーンに 係 る部 分 に限 る。)並 びに実 技 試 験 の うち、同 条 第 三 項 第 二 号 に掲 げる科 目 2 都道府県労働局長は、新クレーン則第二百三十三条の規定にかか わらず、旧クレーン免許、旧床上クレーン限定免許又は旧デリック 免許を受けた者については、移動式クレーン運転士免許試験の学科 試験のうち、新クレーン則第二百三十二条第二項第三号に掲げる科 目及び実技試験のうち、同条第三項第二号に掲げる科目を免除する ことができる。 3 旧クレーン免許、旧床上クレーン限定免許又は旧デリック免許を 受けた者に係る新安衛則別表第五第五号及び別表第六の規定の適用 については、なお従前の例による。 (罰 則 の 適 用 に 関 す る 経 過 措 置 ) 第十三条 施行日前にした行為に対する罰則の適用については、な お従前の例による。 別表 クレーン、移 動 式 クレーン、デリツク、エレベーター及 び 構造部分 建 設 用 リフトの種 類 クレーン 天 井 クレ 旋 回 マントロリ式 天 井 クレーン クレーンガーダ及 びジブ ーン すべり出 し式 天 井 クレーン クレーンガーダ及 びすべり出 しけた 旋 回 マントロリ式 天 井 クレーン クレーンガーダ 及 びすべり出 し式 天 井 クレーン 以 外 の天 井 クレーン ジブクレー つち形 クレーン又 は塔 形 ジブク ン ジブ、塔 及 び脚 レーン ポスト形 ジブクレーン ジブ及 びポスト 低 床 ジブクレーン又 は壁 クレー ジブ ン 高 脚 ジブクレーン、片 脚 ジブクレ ジブ、架 構 及 び脚 ーン又 は引 込 みクレーン 橋 形 クレ ジブクレーン式 橋 形 クレーン、 クレーンガーダ、カンチレバ、 ーン 引 込 みクレーン式 橋 形 クレーン 脚 及 びジブ 又 は旋 回 マントロリ式 橋 形 クレ ーン ジブクレーン式 橋 形 クレーン、 クレーンガーダ、カンチレバ 引 込 みクレーン式 橋 形 クレーン 及 び脚 及 び旋 回 マントロリ式 橋 形 クレ ーン以 外 の橋 形 クレーン アンローダ 旋 回 マントロリ式 アンローダ又 クレーンガーダ、カンチレバ、 は引 込 みクレーン式 アンローダ 脚 及 びジブ 旋 回 マントロリ式 アンローダ及 クレーンガーダ、カンチレバ び引 込 みクレーン式 アンローダ 及 び脚 以 外 のアンローダ ケーブルクレーン メインロープ、レールロープ、 塔 、支 柱 及 び控 え テルハ 走 行 はり 移 動 式 クレ トラツククレーン、ホイールクレーン、クロー ーン ジブ又 は塔 ラクレーン又 は鉄 道 クレーン 浮 きクレーン ジブ、架 構 、脚 又 はガーダ トラツククレーン、ホイールクレーン、クロー ガーダ、脚 又 はジブ ラクレーン、鉄 道 クレーン及 び浮 きクレーン 以 外 の移 動 式 クレーン デリツク ガイデリツク マスト、ブーム及 びガイロー プ スチフレツグデリツク マスト、ブーム及 び脚 ガイデリツク及 びスチフレツグデリツク以 外 マスト、ブーム及 び控 え のデリツク エレベータ 土 木 、建 築 等 の工 事 の作 業 に使 用 するエ 昇 降 路 塔 又 はガイドレール ー レべーター 支 持 塔 、控 え及 び搬 器 土 木 、建 築 等 の工 事 の作 業 以 外 の作 業 に 搬 器 使 用 するエレベーター 建 設 用 リフ タワーリフト 昇 降 路 塔 、控 え及 び搬 器 ト ガイドレール、控 え及 び搬 器 タワーリフト以 外 の建 設 用 リフト 様 式 第 1 号 (第 3 条 、 第 53 条 、 第 94 条 、 第 138 条 、 第 172 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) ( 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 )製 造 許 可 申 請 書 つり上 げ荷 製 造 予 定 のクレーン等 重 又 は積 載 の種 類 及 び型 式 荷重 クレーン等 の製 造 に関 する経 歴 の概 要 年 月 日 収入印 紙 都道府県労働局長殿 備考 1 表 題 の ( )内 に は 、 ク レ ー ン 、 デ リ ツ ク 、 エ レ ベ ー タ ー 又 は 建設用リフトの別を記入すること。 2 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 2 号 (第 5 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) クレーン設置届 事 業 の種 類 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 つり上 げ荷 種 類 及 び型 式 重 製造許可年月日及び 年 番号 月 日 第 号 ( 月 日 ) 設 置 工 事 を行 う者 の名 称 及 び所 在 地 設置工事落成予定年 年 月日 年 月 日 事業者 職 氏名 印 労働基準監督署長殿 備考 1 「 事 業 の 種 類 」 の 欄 は 、 日 本 標 準 産 業 分 類 (中 分 類 )に よ る 分 類を記入すること。 2 「 製 造 許 可 年 月 日 及 び 番 号 」 の 欄 の ( )内 に は 、 す で に 製 造 許可を受けているクレーンと型式が同一であるクレーンについて、 その旨を注記すること。 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 3 号 (第 5 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 37・ 一 部 改 正 ) クレーン明細書 事 業 の種 類 設置地 種 類 及 び型 式 (電 話 ) 定 定 主 作業 m 格 格 巻 半径 荷 重 荷重 設置者 t t 作業 m 半径 補 巻 スパン m 荷重 m さ 定格速度 ジブの長 さ 主 m/s 補 m/s m 揚程 m 造 構成 クレーンガーダの高 m さ ジ 傾 斜 角 の範 囲 度~ 度 ブ の t 巻上げ クレーンガーダの長 構 t ワ 巻 イ 上 ヤ げ ロ 用 直径 主 mm 補 mm ー 旋回限度 度 プ 起伏用 mm 横行用 mm 使 用 範 囲 最大作業半 径 m 種類 メインロープ mm レールロープ mm 原 定格出力 動 Kw Kw Kw 機 ガイロープ又 は 用途 mm 緊張用 フック ブレーキの種 安 全 装 置 の種 リフチング 類 、性 能 及 び 類 及 び性 能 用途 つり具 及 びその重 量 製 造 者 及 び製 造 年 月 年 日 月 日製造 備考 備考 1 「 つ り 具 及 び そ の 重 量 」の 欄 は 、該 当 す る 事 項 に 〇 印 を 付 し 、 重 量 を そ の 右 の ( )内 に 記 入 す る こ と 。 「 そ の 他 」 に 〇 印 を 付 し た と き は 、 そ の 下 の ( )内 に つ り 具 の 名 称 を 記 入 す る こ と 。 2 「 備 考 」の 欄 は 、特 殊 な 材 料 を 使 用 す る こ と 、つ り チ ェ ー ン を使用すること、その他参考となる事項を記入すること。 様 式 第 4 号 (第 6 条 、 第 97 条 、 第 141 条 、 第 175 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) ( )落 成 検 査 申 請 書 グラブバケ その他 ( ) ( ) つり上 げ荷 重 又 は 種 類 及 び型 式 積載荷重 設置地 設置届提出年月日 年 受検希望日 年 年 月 月 日 月 日 参考事項 日 申請者 収入印 紙 労働基準監督署長殿 備考 1 表 題 の ( )内 に は 、 ク レ ー ン 、 デ リ ツ ク 、 エ レ ベ ー タ ー 又 は 建設用リフトの別を記入すること。 2 「参考事項」の欄は、申請者において記入しないこと。 3 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 4 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 5 号 (第 8 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) クレーン仮荷重試験申請書 種 類 及 び型 式 つり上 げ荷 重 製造許可年月日及び 年 番号 月 日 第 号 設置予定地 設置予定年月 設置予定者 日 受験地 受験希望日 年 年 月 月 日 日 住所 申請者 氏名 印 都道府県労働局長殿 備考 1 「 製 造 許 可 年 月 日 及 び 番 号 」の 欄 の ( )内 に は 、 す で に 製 造許可を受けているクレーンと型式が同一であるクレーンについて、 その旨を注記すること。 2 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 6 号 (第 8 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) 第 号 仮荷重試験成績表 ( ) 種 類 及 び型 式 つり上 げ荷 重 製 造 許 可 年 月 日 及 び番 年 号 月 日 設置予定者 第 号 ( ) 荷重 設置予定地 20% 試験地 40% 試験日 年 月 日 60% 荷 重 80% 試 安 荷重 試験成績 験 100% 定 125% 度 試 験 100% 測 定 の方 法 127% 気温 仮荷重試験の結果は上記のとおりであることを証する。 年 月 日 都道府県労働局長 印 様 式 第 7 号 (第 9 条 、 第 99 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 一 部 改 正 ) (表 面 ) 第 (裏 面 ) 号( )検 査 証 日付 記事欄 年 設置地 月 日 年 事 業 の名 称 月 日 年 種 類 及 び型 式 月 日 年 つり上 げ荷 重 t 月 検査者 有効期間 年 印 有効期間 年 月 日 から 年 月 日 から 年 月 日 まで 年 月 日 まで 年 月 日 から 年 月 日 から 年 月 日 まで 年 月 日 まで 年 月 日 から 年 月 日 から 年 月 日 まで 年 月 日 まで 年 月 日 から 年 月 日 から 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 年 検査者 印 日 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 年 月 日 日 年 労働基準監督署長 印 月 日 様 式 第 8 号 (第 9 条 、 第 59 条 、 第 99 条 、 第 143 条 、 第 177 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) 再交 ( )検 査 証 付 申請書 書替 つり上 げ荷 種 類 及 び型 式 重 又 は積 載 荷重 設置地 事 業 の名 称 検査証番号 第 号 製 造 検 査 又 は使 用 検 査 の刻 印番号 再 交 付 又 は書 替 えの理 由 年 月 日 申請者 収入印 紙 労働基準監督署 長 殿 労働局長 備考 1 表 題 の ( )内 に は 、 ク レ ー ン 、 移 動 式 ク レ ー ン 、 デ リ ツ ク 、 エレベーター又は建設用リフトの別を記入すること。 2 表題の「再交付」及び「書替」のうち、該当しない文字は、 まつ消すること。 3 「 製 造 検 査 又 は 使 用 検 査 の 刻 印 番 号 」の 欄 は 、移 動 式 ク レ ー ンの場合に記入すること。 4 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 5 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 9 号 (第 11 条 、 第 61 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) ( )設 置 報 告 書 事 業 の種 類 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 種 類 及 び型 式 つり上 げ荷 重 t 製造者名 日 製造年月日 年 月 日 報告者 労働基準監督署長殿 備考 設置予定年月 氏名 印 1 表題の( すること。 )内 に は 、ク レ ー ン 又 は 移 動 式 ク レ ー ン の 別 を 記 入 2 「 事 業 の 種 類 」 の 欄 は 、 日 本 標 準 産 業 分 類 (中 分 類 )に よ る 分 類を記入すること。 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 10 号 (第 23 条 、 第 109 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) ( )特 例 報 告 書 種 類 及 び型 式 検査証番号 設置地 定格荷重 t つり上 げ荷 重 荷重試験実施年月日 試験荷重 特 例 で負 荷 しよう とする 特例負荷年月 荷重 日 特 例 で負 荷 しなければ 作業指揮者職 ならない理 由 氏名 年 月 日 報告者 氏名 印 労働基準監督署長殿 備考 1 表題の( こと。 )内 に は 、ク レ ー ン 又 は デ リ ツ ク の 別 を 記 入 す る 第 2 「 定 格 荷 重 」の 欄 は 、特 例 で 負 荷 し よ う と す る 状 態 に お け る 定格荷重を記入すること。 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 11 号 (第 41 条 、 第 82 条 、 第 126 条 、 第 160 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 平 15 厚 労 令 175・ 一 部 改 正 ) ( )性 能 検 査 申 請 書 つり上 げ荷 重 又 は積 載 種 類 及 び型 式 荷重 検査証番号 第 検 査 証 の有 効 期 号 間 年 月 日 から 設置地 受検希望日 年 月 日 参考事項 年 月 日 収入印 紙 労働基準監督署長殿 備考 1 表題の( )内 に は 、 ク レ ー ン 、 移 動 式 ク レ ー ン 、 デ リ ッ ク 又はエレベーターの別を記入すること。 申請者 2 「 検 査 証 の 有 効 期 間 」の 欄 は 、検 査 証 に 記 載 さ れ て い る 最 後 の有効期間を記入すること。 3 移動式クレーンで設置地と受検地が異なる場合にあつては、 「受検希望日」の欄に受検地を併記すること。 4 「参考事項」の欄は、申請者において記入しないこと。 5 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 6 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 12 号 (第 44 条 、第 85 条 、第 129 条 、第 163 条 、第 197 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) ( )変 更 届 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 検査証番号 つり上 げ荷 重 又 は積 種 類 及 び型 式 荷重 変 更 する部 分 変 更 の理 由 変 更 工 事 を行 う者 の名 称 及 び所 在 地 変更工事着手予定年 年 月日 年 月 日 月 日 変更工事完了予定年 月日 事業者 職 氏名 印 労働基準監督署長殿 備考 1 表題の( )内 に は 、ク レ ー ン 、移 動 式 ク レ ー ン 、デ リ ツ ク 、 エレベーター又は建設用リフトの別を記入すること。 2 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 13 号 (第 45 条 、第 86 条 、第 130 条 、第 164 条 、第 198 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) ( )変 更 検 査 申 請 書 つり上 げ荷 重 又 は積 載 種 類 及 び型 式 荷重 変更届提出年月日 年 月 日 検査証番号 年 月 日 参考事項 第 受検地 受験希望日 年 月 日 収入印 紙 労働基準監督署長殿 備考 申請者 1 表題の( )内 に は 、ク レ ー ン 、移 動 式 ク レ ー ン 、デ リ ツ ク 、 エレベーター又は建設用リフトの別を記入すること。 2 「参考事項」の欄は、申請者において記入しないこと。 3 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 4 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 14 号 (第 49 条 、 第 90 条 、 第 134 条 、 第 168 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) ( )使 用 再 開 検 査 申 請 書 つり上 げ荷 重 又 は積 載 種 類 及 び型 式 荷重 検査証番号 第 号 検 査 証 の有 効 期 間 年 月 設置地 受検希望日 年 休 止 していた期 間 年 月 月 日 から 日 年 月 日 まで 参考事項 年 月 収入印 紙 労働基準監督署長殿 備考 日 申請者 1 表題の( )内 に は 、 ク レ ー ン 、 移 動 式 ク レ ー ン 、 デ リ ツ ク 又はエレベーターの別を記入すること。 2 「 検 査 証 の 有 効 期 間 」の 欄 は 、検 査 証 に 記 載 さ れ て い る 最 後 の有効期間を記入すること。 3 移動式クレーンで設置地と受検地が異なる場合にあつては、 「受検希望日」の欄に受検地を併記すること。 4 「参考事項」の欄は、申請者において記入しないこと。 5 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 6 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 15 号 (第 55 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) 移動式クレーン製造検査申請書 種 類 及 び型 式 つり上 げ荷 重 製造許可年月日及び 年 番号 月 受検地 受検希望日 年 年 月 収入印 紙 都道府県労働局長殿 月 日 参考事項 日 申請者 備考 1 「 製 造 許 可 年 月 日 及 び 番 号 」の 欄 の ( )内 に は 、 す で に 製 造許可を受けている移動式クレーンと型式が同一である移動式クレ ーンについて、その旨を注記すること。 2 「参考事項」の欄は、申請者において記入しないこと。 3 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 4 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 16 号 (第 55 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 37・ 一 部 改 正 ) 移動式クレーン明細書 事 業 の種 種 類 及 び型 つり上 げ荷 類 式 重 設置地 作業半径 m m m 定格荷重 t t t つり上 げ (電 話 ) s 定 格 設置者 m/ 定 起伏 m/s 旋回 rad/s 走行 m/s 格 速 度 ジブの最 構 m 大長さ 造 ジ 傾斜 度~ 度 ブ 角の の 範囲 使 用 旋回 範 限度 度 囲 最大 作業 m 半径 構成 アウトリガ 有 無 ワ 巻上げ イ 用 直径 mm ド ヤ ロ 台車 起伏用 mm ー ラ ム ドラム 及 プ 伸縮用 mm び シ 走行装置 クローラ ホイール ー 旋回用 m もの 本 m もの 本 m もの 本 mm ブ シー 継 ぎジブの それぞれ ブ の長 さと数 安 全 装 置 の種 種類 類 及 び性 能 ブレーキの 原 動 定格出力 機 Kw Kw Kw 種 類 、性 能 及 び用 途 用途 つり具 及 フック グラブバケット リフチングマグネット その他 ( ) びその重 ( 量 t) ( t) ( t) ( ※ t) 検 製造者及 査 び製 造 年 年 月 月日 日製造 済 印 ※検 備考 備考 1 「 つ り 具 及 び そ の 重 量 」の 欄 は 、該 当 す る 事 項 に 〇 印 を 付 し 、 重 量 を そ の 下 の ( )内 に 記 入 す る こ と 。 「 そ の 他 」 に 〇 印 を 付 し た と き は 、 そ の 右 の ( )内 に つ り 具 の 名 称 を 記 入 す る こ と 。 2 「 備 考 」の 欄 は 、特 殊 な 材 料 を 使 用 す る こ と 、特 殊 な 構 造 と すること、つりチェーンを使用することその他参考となる事項を記 入すること。 3 ※印を付してある欄は、記入しないこと。 様 式 第 17 号 (第 55 条 、 第 57 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 一 部 改 正 ) 局 名 番 号 備考 1 局 名 は 、都 道 府 県 の 頭 文 字 1 字 と す る こ と 。た だ し 、次 の 各 県については、それぞれに掲げる文字とする。福井県は福井、山梨 県は山梨、山口県は山口、愛媛県は愛媛、福岡県は福岡、長崎県は 長崎、大分県は大分、宮崎県は宮崎 2 番号は、製造検査又は使用検査の番号とすること。 3 文 字 及 び 数 字 の 大 き さ は 、 縦 9mm、 横 7mm と し 、 文 字 及 び 数 字 の 太 さ は 、 0.5mm と す る こ と 。 様 式 第 18 号 (第 55 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) 画 像 1 (16KB) 備考 中央の空白部には、製造検査の刻印番号を記入すること。 様 式 第 19 号 (第 57 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) 移動式クレーン使用検査申請書 種 類 及 び型 式 つり上 げ荷 重 当 該 移 動 式 クレーンの経 歴 の 概要 受検地 受検希望日 年 年 収入印 紙 月 月 日 参考事項 日 申請者 都道府県労働局長殿 備考 1 「参考事項」の欄は、申請者において記入しないこと。 2 収入印紙は、申請者において消印しないこと。 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 20 号 (第 57 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) 画 像 2 (15KB) 備考 中央の空白部には、使用検査の刻印番号を記入すること。 様 式 第 21 号 (第 59 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 12 労 令 2・ 一 部 改 正 ) (表 面 ) 第 (裏 面 ) 号 移 動 式 クレーン検 査 証 日付 記 製 造 検 査 又 は使 年 用検査申請者名 及 び住 所 月 日 年 設置地 月 日 年 月 日 年 月 日 事 業 の名 称 年 月 日 年 種 類 及 び型 式 月 つり上 げ荷 重 日 t 年 月 製 造 検 査 又 は使 日 用 検 査 の刻 印 番 号 年 月 検査者 有効期間 印 検査者 有効期間 年 印 月 年 月 日 から 年 月 日 から 日 日 年 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 年 月 日 から 年 月 日 から 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 月 年 月 日 から 年 月 日 から 年 月 日 まで 年 月 日 まで 日 年 月 日 年 年 月 日 から 年 月 日 から 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 月 日 年 月 年 月 日 日 年 都道府県労働局長 印 月 日 年 月 日 様 式 第 22 号 削 除 (昭 53 労 令 45) 様 式 第 23 号 (第 96 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) デリツク設置届 事 業 の種 類 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 つり上 げ荷 種 類 及 び型 式 重 製造許可年月日及び 年 番号 月 日 第 号( 設置工事落 設 置 工 事 を行 う者 の名 成予定年月 称 及 び所 在 地 (電 話 ) 日 土 木 、建 築 等 の工 事 の 作 業 に用 いるデリツクに ついて、同 一 の作 業 場 において移 設 する必 要 がある場 合 は、その理 由 及 び移 設 予 定 時 期 年 月 日 事業者 労働基準監督署長殿 備考 ) 職 氏名印 年 1 「 事 業 の 種 類 」 の 欄 は 、 日 本 標 準 産 業 分 類 (中 分 類 )に よ る 分 類を記入すること。 2 「 製 造 許 可 年 月 日 及 び 番 号 」の 欄 の ( )の 内 に は 、 す で に 製造許可を受けているデリツクと型式が同一であるデリツクについ て、その旨を注記すること。 3 土 木 、建 築 等 の 工 事 の 作 業 に 用 い る デ リ ツ ク に つ い て 、 同 一 の作業場内において移設する必要があり、かつ、当該移設する箇所 を予定することができる場合には、当該移設に係る位置を示す図面 を添えること。 4 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 24 号 (第 96 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 37・ 一 部 改 正 ) デリツク明細書 事 業 の種 種 類 及 び型 類 式 設置地 (電 話 ) つり上 重 荷 作業半径 m m t t 重 設置者 マストの長 さ 定 定 格 格 荷重 t m 巻上げ 起伏 定格速度 ブームの長 さ 構 ブ 傾斜角 造 ー の範 囲 m 度~ 度 ム の 旋回限 使 度 度 m/s ワ 構成 ド 直径 イ ラ ヤ ム ロ 巻上げ ー 用 mm 及 び ドラム 用 プ シ 範 ー 囲 ブ 最大作 起伏用 mm 旋回用 mm m 業半径 シーブ 控 えの構 造 ガイロー mm プ 種類 原 定格出力 動 Kw Kw Kw 機 用途 つり具 及 び その重 量 フック ( t) グラブバケ リフチング ット マグネット ( t) ( t) 安全装置 ブレーキの の種 類 及 種 類 、性 能 び性 能 及 び用 途 その他 ( ) ( t) 基 製造者及 び製 造 年 月日 備考 備考 礎 年 月 日製造 1 「 つ り 具 及 び そ の 重 量 」の 欄 は 、該 当 す る 事 項 に 〇 印 を 付 し 、 重 量 を そ の 下 の ( )内 に 記 入 す る こ と 。 「 そ の 他 」 に 〇 印 を 付 し た と き は 、 そ の 右 の ( )内 に つ り 具 の 名 称 を 記 入 す る こ と 。 2 「 備 考 」の 欄 は 、特 殊 な 材 料 を 使 用 す る こ と そ の 他 参 考 と な る事項を記入すること。 様 式 第 25 号 (第 101 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 平 15 厚 労 令 175・ 一 部 改 正 ) デリック設置報告書 事 業 の種 類 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 つり上 げ荷 種 類 及 び型 式 重 マストの長 さ m 年 月 ブームの長 m さ 設置予定年月 日 日 報告者 氏名印 労働基準監督署長殿 備考 1 「 事 業 の 種 類 」 の 欄 は 、 日 本 標 準 産 業 分 類 (中 分 類 )に よ る 分 類を記入すること。 2 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 26 号 (第 140 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) エレベーター設置届 事 業 の種 類 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 種 類 及 び型 式 積載荷重 製 造 許 可 年 月 日 及 び番 号 年 月 日 第 号( 設置工事落 設 置 工 事 を行 う者 の名 称 及 成予定年月 び所 在 地 (電 話 年 月 ) ) 日 日 事業者 職 氏名印 労働基準監督署長殿 備考 1 「 事 業 の 種 類 」 の 欄 は 、 日 本 標 準 産 業 分 類 (中 分 類 )に よ る 分 類を記入すること。 2 「 製 造 許 可 年 月 日 及 び 番 号 」の 欄 の ( )内 に は 、 す で に 製 造許可を受けているエレベーターと型式が同一であるエレベーター について、その旨を注記すること。 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 27 号 (第 140 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 37・ 一 部 改 正 ) エレベーター明細書 種 類 及 び型 式 事 業 の種 類 積載荷重 設置地 (電 話 ) 揚程 設置者 定格速度 巻 上 げ用 ワイヤロ ープの構 成 及 び直 径 構 搬 器 及 び昇 降 造 装 置 の構 造 用 シ 種 原 途 ー ブ 類 動 直 径 mm mm mm 機 定 格 出 力 カウンターウエ 安全 イトの構 造 及 装置 び重 量 の種 類及 昇 降 路 の概 要 び性 能 製造者及 び製 造 年 ブレーキの種 類 及 月日 び性 能 備考 様 式 第 28 号 (第 143 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 一 部 改 正 ) (表 面 ) 第 (裏 面 ) 号 エレベーター検 査 証 日付 記事欄 年 設置地 月 日 年 事 業 の名 称 月 日 年 種 類 及 び型 式 月 日 年 積載荷重 t 月 日 検 査 有効期間 者 検査 有効期間 者印 年 月 日 印 年 月 日 から 年 月 日 から 年 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 月 日 から 年 月 日 から 年 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 月 日 から 年 月 日 から 年 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 月 日 から 年 月 日 から 年 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 月 日 から 年 月 日 から 年 年 月 日 まで 年 月 日 まで 月 日 年 年 月 日 月 日 労働基準監督署長 印 年 月 日 様 式 第 29 号 (第 145 条 、 第 202 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) ( )設 置 報 告 書 事 業 の種 類 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 種 類 及 び型 式 積載荷重 t 製造者名 設置予定年月 日 製造年月日 年 月 日 報告者 氏名印 労働基準監督署長殿 備考 1 表題の( 入すること。 )内 に は 、エ レ ベ ー タ ー 又 は 簡 易 リ フ ト の 別 を 記 2 「 事 業 の 種 類 」 の 欄 は 、 日 本 標 準 産 業 分 類 (中 分 類 )に よ る 分 類を記入すること。 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 30 号 (第 174 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 平 11 労 令 4・ 一 部 改 正 ) 建設用リフト設置届 事 業 の種 類 事 業 の名 称 事 業 の所 在 地 設置地 種 類 及 び型 式 積載荷重 製造許可年月日及び 年 番号 月 日 第 設 置 工 事 を行 う者 の名 称 及 び所 在 地 設置工事落成予定年 月日 年 年 月 月 日 廃止予定年月日 日 事業者 職 氏名印 労働基準監督署長殿 備考 1 「 事 業 の 種 類 」 の 欄 は 、 日 本 標 準 産 業 分 類 (中 分 類 )に よ る 分 類を記入すること。 2 「 製 造 許 可 年 月 日 及 び 番 号 」 の 欄 の ( )内 に は 、 す で に 製 造 許可を受けている建設用リフトと型式が同一である建設用リフトに ついて、その旨を注記すること。 号( 3 氏 名 を 記 載 し 、押 印 す る こ と に 代 え て 、署 名 す る こ と が で き る。 様 式 第 31 号 (第 174 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 昭 59 労 令 3・ 平 11 労 令 37・ 一 部 改 正 ) 建設用リフト明細書 設置者 ガイドレール(昇 降 路 を 種 類 及 び型 式 有 するものにあつて は、昇 降 路 )の高 さ 積載荷重 t 定格速度 巻 上 げ用 ワイヤロープ ガイドレール又 の構 成 及 び直 径 は昇 降 路 の構 造 ウインチのドラムの直 径 構 造 控 えの構 成 及 び材 料 搬 器 の概 要 備考 シ 用途 ー ブ 直径 ブレーキの種 類 及 び性 能 mm mm mm 様 式 第 32 号 (第 177 条 関 係 ) (昭 53 労 令 45・ 一 部 改 正 ) 第 号 建 設 用 リフト検 査 証 設置地 事 業 の名 称 種 類 及 び型 式 積載荷重 t 廃止予定年月日 年 有効期間 廃 止 の日 まで 記事 年 月 日 ガイドレール昇 降 路 の高 さ 月 日 検査者
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