名城大学 農学部

2015.7.29・30
名城大学
農学部
JICA ブルキナファソ国ゴマ生産支援プロジェクトの研修
農学部の道山弘康教授が、7 月 29 日と 30 日に西アフリカのブルキ
ナファソ国から来日した「JICA ブルキナファソ国ゴマ生産支援プロ
ジェクト」に関係する現地カウンターパートの研究者と政府関係者
に対して、ゴマの栽培についての講義を行いました。このプロジェ
クトは、この国からの輸出の可能性が高く、経済発展の原動力にな
りそうなゴマについて、その生産向上とバリューチェーン全体の強
化を目的としています。今回の講義はその一環として実現。名城大
学における実験と現地の実験の結果から、この国の現状の栽培法に
対して、播種期を早め、施肥を行うことによって生産量が 4 倍にな
ることが説明されました。また、日本におけるゴマ市場が世界的に
見ると非常に特殊なものであることが紹介され、さらに、道山教授
から「ゴマは、栽培方法の違いの影響が姿にはっきりと現われるた
め、農家に私たちの科学技術を伝えやすい作物です」との説明がな
されました。
29 日には、講義に先立って小原章裕農学部長から名城大学農学部
の紹介がなされた後、附属図書館に展示されている赤﨑終身教授と
天野元教授のノーベル賞受賞記念展示を見学しました。夜は日本的
な畳の部屋で、リラックスして両国の友好を深めました。30 日には
附属農場にある道山教授の実験圃場と農場全体を見学した後に、林
准教授の作った山羊のチーズに舌鼓をならしました。
1.道山教授による講義
2.赤﨑終身教授と天野元教授のノーベル賞受賞記念展示を見学
3.林准教授の作った山羊のチーズを試食