パネラー紹介

しまね 19 市町村リレートーク(奥出雲会場)
『たたら製鉄で育まれた文化的景観の価値とその意義』
講師及びパネルディスカッション等出演者紹介
【トータルコーディネーター紹介】
広島大学大学院教授
中越 信和(ナカゴシ
ノブカズ)氏
広島大学大学院国際協力研究科教授。専門は景観生態学・群衆生態学
元国文化審議会天然記念物委員会委員長・文化的景観委員会委員。研究課題は、
「絶滅危惧植物
の保全生態学」
、「景観生態学の基礎と応用研究」及び「温帯林の群衆生態学的研究」を行う。著
書に「景観のグランドデザイン」ほか
【講師及びパネラー紹介】
市原 富士夫(イチハラ フジオ)氏/文化庁記念物課 調査官
東京大学工学部都市工学科卒
文化庁入庁後、ユネスコ世界遺産センター勤務などを経て、現在文化的景観担当調査官
奥出雲町の文化的景観調査および保存計画策定の指導(アドバイザー)を担当する
【報告者及びパネラー紹介:4名】
相良 英輔(サガラ エイスケ)氏/広島経済大学大学院教授
島根大学名誉教授、現在広島経済大学大学院経済学研究科教授。専門は日本経済史
江戸時代から近代にかけての日本の伝統産業について研究し、奥出雲ご三家(絲原家、櫻井家、
田部家)の史料調査主任を務めた。現在、島根県文化財保護審議会委員、山口県史編纂委員。著
書に「出雲と石見銀山街道(共著)
」ほか
林 正久(ハヤシ マサヒサ)氏/島根大学教授
島根大学教育学部共生社会教育講座教授。専門は自然地理学(地形学)
中国地方におけるジオパーク・観光資源としての地形景観の調査および火山地形、変動景観と
しての価値や保全状態を評価し、地域資源を活かすための基礎的研究を行う。島根地理学会副会
長。著書に「日本の地誌9中国・四国(共著)」ほか
高橋 悟(タカハシ サトル)氏/東京農業大学教授
東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科教授。専門は農業工学
「アフリカ乾燥地のける農業の現状・課題と解決への展開」をテーマに砂漠化した土地の自然
環境の改善、それを基に植物を育て緑を増やし食糧生産の足がかりをつくる取り組みを行う。著
書に「食と農と資源(共著)
」ほか
角田 徳幸(カクダ ノリユキ)氏/島根県教育庁文化財課 企画幹
島根県教育庁文化財課企画幹。専門は考古学(たたら製鉄)
製鉄遺跡の考古学的な検討を中心に、たたら製鉄を研究する。また、たたら製鉄の特質を明ら
かにするため、韓国の製鉄遺跡との比較研究も行う。主な論文は、
「中国山地における中世鉄生産
と近世たたら吹製鉄」
、
「韓国における製鉄遺跡研究の現状と課題」ほか
【パネラー紹介】
木原 明(キハラ アキラ)氏/国選定保存技術保持者
国選定保存技術保持者(玉鋼製造たたら吹き)
日刀保たたら村下。昭和 52 年日刀保たたらの復活と同時に村下の安部由蔵氏(故)に師事し、
たたら製鉄を学ぶ。昭和 63 年文部大臣より国選定保存技術保持者 玉鋼製造(たたら吹き)の認
定を受け、たたら製鉄技術の後継者養成と普及啓発に力を注ぐ