会誌 こころにララ 内容はこちらへ

何を感じても いい
うれしいものは うれしい
いやなものは いや
すきなものは すき
きらいなものは きらい
だけど いやだって 思ってはいけない
きらいだって 思ってはいけない
そう思っている わたしがいる
とっても不思議
そう 感じるのに
いやだって 感じるのにも
きらいって 感じるのにも
きっと わけが あるんだ
こころのなかに
自然にわいてくる感じと
いっしょにいてあげて
どうしてそう感じるか
わけを きいてあげて
「自分を嫌いなあなたへ」 マインドフルネスセラピーの言葉から
詩 何を感じてもいい・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
2015年お正月に感じたこと「伝統」・・・・・・・
アクセスマップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
7
いのちの出会いがすべて!・・・・・・・・・・・・・ 16
自分の気持ち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2
「誤解」から起こる「怒り」について・・・・・・・・ 30
新年早々のギフト・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
マイセラベーシック講座のご案内・・・・・・・・・・ 44
個人セッションのご案内・・・・・・・・・・・・・・ 4 8
セレブレーションパーティー・・・・・・・・・・・・ 51
マイセラ事務局から・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
2015年お正月に感じたこと 「伝統」 フィールドクリエイター 福田 京子
元旦の祝い膳、和風のテーブルセッティングの中央
にフランス料理のおせち二段重が置かれています。
じつは今年のお正月は娘の提案で、フランス料理の
シェフがつくるおせち料理を取り寄せてみることにし
ました。私は「おせち」といったら和風でしょう、
という思いがありましたから、本心では
「えっ!プロヴァンス風?」と、少々違和感を持って
おりました。
一の重には海の物。
二の重には山の物。
そのいずれもが実に見事で丁寧に美味しく仕上がって
おりました。ゆっくりと静かに味わっていきますと、
精魂込めて作っているシェフの姿が目に浮かんできま
した。
それと同時に「おせち」は和風でなければ・・・
という私の中の固定観念とも向き合うことになりまし
た。
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今までお正月やお盆など代々家に伝わる行事に対して
も形や技だけが先行しがちです。
「これって何だろう・・・」という気持ちや反発心を
形や技を習得するだけでも並大抵ではありませんが、
もっていましたが、とりあえず無難にこなしてきまし
さらにその形に精神性の裏付けがなされていなけれ
た。
ば、真の美しさや力強さにはなりません。
しかし、伝統がどんどん消えていく昨今、いったい
ですから“道”(タオ)の世界は、人間の生きる本質
伝承していくということの本当の意味はどこに在るの
につながっていき、大変に広くて味わい深いものと捉
だろうと、改めて捉えなおしてみようと思いました。
えます。
一般的には伝統を守ると言います。
「言われた通りにやっていればいい・・・」という
守るというと、変化させてはいけないような感じがし
頭ごなしの声も何処からか聞こえてくる感じがしま
ますが、本当にそうなのでしょうか。
す。しかし本当に伝えていくということは、言われて
昨年は伊勢神宮の式年遷宮がありました。その折、
きたことをただ踏襲するのではない筈です。
順序よく全部取り壊していくことで、本当に伝えてい
形式だけになってしまったものは、すでに“いのち”
くことの大事なものがビシッと伝承されていく、とい
が失われていると思います。
う目の覚めるような発想があることを知りました。
日本には茶道や華道・剣道や柔道など“道”という
壊す。
字がついているものが沢山あります。そこには作法や
そして新たに作る。
技だけではない、精神性というものがあって、
目には見えないその精神性こそが伝えられる芯なる
この大胆な発想、実は私たちの身体でも日々
部分なのだと思っています。
「破壊と再生」が繰り返し行われています。
見えないものというのは個々人の内面で感じるもので
此のことに気付くか気付かないかだけであって、呼吸
すから、説明し難いところがあります。
だって吸う息と、吐く息の真逆の行為の繰り返しで
また見える形のものは解りやすいのですが、どうして
す。生き物全体からみれば、生と死はまさに身体の破
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