学校だより 四街道市立八木原小学校 平成 21 年 6 月 17 日第 20 号 在籍児童数 計466名 地域に根ざした夢いっぱいの学校 ・ 心を開く表現力をもった子の育成 「4年生社会科見学: 年生社会科見学:佐倉浄水場・ 佐倉浄水場・千葉北清掃工場」 千葉北清掃工場」 6月12日(金)4年生73 名全員参加で晴天の中、バス2 台で社会科見学へ出発です。は じめは佐倉市にある「千葉県・ 佐倉浄水場」です。4月に着任 した場長さんから千葉県の浄水 場等の説明を受けました。ここ は工業用水道であることを知ら されました。県の水道の80%は農業用水、13%が上水、7%が工業用水だそうです。工業用水が少 ないため工場では水をリサイクルして何度も使うといことでした。ここで実験タイム。試験管に入った 汚れた水に不思議な液体を一滴加えて5回振ると、少しずつきれいになっていきました。子どもたちは、 とても不思議がっていました。 次は、二班に分かれて場内の見学です。取水口、沈砂池(「ちんさち」 という写真の施設。これは水と一緒に入ってきた砂などの重い泥を沈でんさせるものです。)、取水ポン - 39 - プ、六角形の高速沈でん池、長 方形の横流式沈でん池、送水ポ ンプを順に見学しました。水の 流れがよくわかりました。最後 に工業用水発生土からうまれた 「ちば土太郎」を子どもたち全 員がいただきました。それから もう一つわかったことは、佐倉 市の羽鳥の丘の上の青い塔の正 体が、「羽鳥調圧塔(水を送るた めに水圧を調整する塔。高さ4 2メートル)」ということでした。 千葉北清掃工場の横の温水プ ールの公園で食事をとり、午後 の見学へ。千葉北清掃工場でも 職員の方から説明を聞き、ビデ オで工場の仕組みを見て実際の 見学へ向かいました。ここは千 葉市にある三工場の中で一番の 焼却能力(570㌧ 一日)を持 っています。付帯施設に温泉プ ールや高齢者の保養施設もあり ます。収集車がゴミを入れる(プ ラットホーム)からゴミをため ておくところ(ごみピット )、ゴ ミを燃やすところ、灰をためる ところ、中央制御室等をていね いに説明してくれました。ここ で焼却時に発生した熱で電力を 作り、施設の電力をまかない、 残った電力は「東京電力」に売 っているとのことです。引率し た教師が一番驚いたことは、廊 下や施設がとてもきれいでホテ ルのようだったことです。 ゴミのにおいも全くしませんで した。見学を通して、親切に説 明していただいた皆さんに感謝 の気持ちと水を大切にすること やゴミを出さないこと、そして リサイクルの大切さを 知りました。 - 40 -
© Copyright 2024 ExpyDoc