アンダンテ農園 特定非営利活動法人 アンダンテ農園 特定非営利活動法人 アンダンテ農園 〒630-8445 奈良県奈良市池田町16番地の4 事業所携帯 080-4767-6677 T E L & FA X 080-62-3432 E-mail [email protected] URL http://andante-noen.com アンダンテ農園とは 「私たちは、農作物栽培・加工・販売、植木の剪定・ 庭掃除、手の不自由な方への自助具(お箸)の作成などを 通して、登校拒否や引きこもり、就職困難者、障がい者へ の就労支援及び、自立支援に関する事業を行い、 社会参加への橋渡し、雇用機会の拡大、社会福祉の向上、 安心安全の食糧供給を図り地域社会の発展に 貢献することを目的」に活動しています。 ※アンダンテ農園定款抜粋 アンダンテ農園に来られる方々 目的のとおり、「登校拒否」「引きもこり」 「引きこもり後、ブランク(空白期間)があり就労できな い就労困難者」を一つの対象とし、 「障がいをお持ちの方」をもう一つの対象として、 それらの方々に対し就労支援や自立支援、社会参加の 橋渡しを行っています。 現在は、登校拒否のお子さんはいらっしゃいませんが、 引きこもり後のブランクにより就労できない方、 障がいをお持ちの方が主に活動の対象となっています。 アンダンテ農園の歩み アンダンテ農園は2012年4月から理事長である 「六十谷 進」が「任意団体」として、米と小麦の栽培、 小麦の加工(クッキー等)の活動を始めました。 翌年、2013年4月には法人格を持った、 「特定非営利活動法人 アンダンテ農園」がスタートし、 植木の剪定も本格化、野菜等の栽培も手探りながら 始めました。 2014年4月には障がいをお持ちの方を対象とした 「就労継続支援B型」事業をはじめ、月~金曜日の平日を 稼働日としました。現在、3名の就労困難者、4名の障がい をお持ちの方が来られています。 一度見に来てアンダンテ 1 ~のどかな村で農作業~ アンダンテ農園は奈良市にある池田町という農村で活動しています。 近くには大きな国道が走り、大型トラックの駐車場が集まる中、 田んぼと池とに囲まれた池田町ののどかな雰囲気は、訪れる人々の 心を穏やかにしてくれます。 一度見に来てアンダンテ 2 ~明日香時代の伝説残す村のシンボル~ 池田町の東側を覆う池「広大寺池」にはこのような伝説があります。 “はるかな昔明日香の世、稗田の里(池田町の西にある町)を訪れた 聖徳太子がご飯をごちそうになった時、稗の飯をだされました。 いぶかる太子に村の人は、稗田の里は水利が悪く、米が作れないの だと訴えました。 それを憐れんだ太子は早速馬にまたがり池田町までやってきて、 人に命じて池を掘らせ、稗田の里に灌漑用水を送り込んだのだ…と。“ いまでも広大寺池は稗田町・上三橋・下三橋の三町に水を送り込む ため池に使われており、はるかな飛鳥時代の面影をしのぶことが できます。 一度見に来てアンダンテ 3 ~広がる農地・増える人とのつながり~ 2013年4月の設立から約一年半が経った頃、アンダンテ農園の事を 知った沢山の人の中から、「自分の田を使って欲しい」「管理して欲 しい」という声が増えてきました。 その多くが農業従事者の高齢化と後継者がいないという悲しい 事情があるためですが、私たちはそういった田畑もお借りして、 米や小麦を作っています。 今は池田町だけでなく、大和郡山市の薬師寺の近くや天理市など、 合計3町ほどの農地を耕しています。(3町は約3万平方メートル! 残念ながら東京ドームには及びません…) 皆さんのお家の近くで、私たちがクワを振るっているかも!? 就労継続支援B型事業所 「アンダンテ農園」とは 就労機会と生産活動を通じて次のステップを目指すためのサービス “通常の事業所に雇用されることが困難な就労経験がある 障がいのある方に対し、生産活動などの機会の提供、知識および 能力の向上のために必要な、訓練などを行うサービスです。 このサービスを通じて生産活動や就労に必要な知識や能力が 高まった方は、就労継続支援A型や一般就労への移行を 目指します。“ ※ワムネットより抜粋 アンダンテ農園は、将来的に上記のA型事業「就労困難者を含めての 雇用の場」を創設することを目指しています。 道のりは遠そうですが…。 アンダンテ農園の支援 アンダンテにおける就労困難者への支援は、アンダンテ農園に 来られているみんなと一緒に田畑に出て実際に汗を流すことです。 「暑い」「寒い」、「日差し」や「雨」等、日々の天気や季節を 実際に感じながら広々とした田畑で、見よう見まねでクワや 草刈り鎌を持ち、もちろん説明はありますが何事も自分でやってみる 事から始まります。 そこには自分でした事の結果が直結します。耕した畝、植えた苗、 刈った草など、他でもない自分がしたことが積み重ねられます。 積み重ねの先には、自分で植えた作物が実ったり果物が採れます。 「種」から「苗」から、日々のこれらの積み重ねという成長を経て、 みんなの口に入ります。育てた作物のおいしさは育てた人が一番 感じます。難しい言葉はありません。みんなと「協働」し、みんなと 「考え」農作業等の実体験をして頂くこと。それがアンダンテ農園に おける支援の方法と考えます。 アンダンテ農園の1年 2013年~2014年の1年間の出来事を紹介! 2013年 10月 「2weekパネル展」出展 10月27日 賛助会員の方向けの「秋の稲刈りイベント」開催 12月下旬 飲んで歌っての忘年会♪ 2014年 1月 「天理農場」借り受け 2月 「薬師寺農場」「西の京田んぼ」借り受け 4月1日 就労継続支援B型事業所としてスタート! 5月8日 苗代完成&新人歓迎会BBQ♪ 6月 小麦刈り、田植えスタート! 10月26日 「稲刈り&BBQイベント」開催 秋の稲刈りイベント | 10月27日 稲刈り最盛期に行われた、 「秋の稲刈りイベント」! 賛助会員の方に向けたイベントで、 老若男女問わずいろんな方が参加してく れました! 雨上がりのぬかるんだ地面の中、 稲刈りの後は、芋掘りもしました。 みんな頑張って手伝うことが 最後にはおにぎりを食べながらの できました☺ 交流会♪ 苗代完成&新人歓迎会BBQ | 5月8日 ひとまず苗代が完成した記念と、アンダ ンテに加わったメンバーの歓迎会バーベ キューを開きました🎶 会場は事務所すぐ近くの納屋で、 お酒も交わしながら、沢山の食べ物 ブルーシートを敷いて張っての を交代で焼きながらわいわいしまし 手作り会場です。 た! 小麦刈り | 6月 1月、天理農場小麦畑。 借り受けたばかりの土地で種を植えます。 種まきの時季としては遅いので、少々 急いでの作業でした。 いよいよ小麦刈り。 しかし機械トラブルが💦 さらに雨も降り、丁度近畿が梅雨入 りします。 小麦刈りが終わり、小麦掃除も頑張 りました。 4月から6月にかけての、小麦の急激 な成長! 6月には、黄金の絨毯となりました✨ 稲刈り&BBQイベント | 10月24日 稲刈りイベントを行いました。 稲刈り体験して、さつまいも掘って… でも今年はそれだけじゃない♪ でも今年は、これがメインイベント だったかもしれません😋 この日はとても天気がいい日で、屋 根を設けてなかったのであつあつで 手刈り体験&天日干しに挑戦。 した。 何気に重たい束ねた稲を、小さい子も “駒繋ぎの松”の影を利用してなんと 頑張って竿に運んでくれました💛 か凌ぎました☀🌳 はじめての○○栽培 アンダンテ農園は、野菜・果樹も、はじめて栽培するものでまだまだ いっぱいです。そんな初挑戦の栽培をご紹介! ブルーベリー・タチバナ 2013年に植えたブルーベリーは翌年ついに食べられるように…?! トマト じつは2014年になってから初栽培しました🍅 イチゴ はじめて育てる苺の、収穫までを紹介♪ スイカ 黒いスイカを育てています🍉 黒豆・黒豆枝豆 「30株運動」と題して皆さんに畑を貸し出しています! ブルーベリー 2013年の5月上旬、 大人数でブルーベリーを植えました☺ まだまだ小さくて弱そうな苗木です。 同年9月はこのよう な状態です。 苗床は苦労して栄 同じ頃、赤い実をつけていました。 養たっぷりの土に でも1年目は収穫できるものではあ 仕上げた甲斐も りません。 あって、元気そう です。 そして2014年は、7月には青くなっ て食べられるようになりました! 鳥除けのネットを貼ります。 タチバナ トマト たちばなの苗木が 2013年の冬に到着 しました。 常緑の葉っぱに似合 う、白い花を咲かせ るのが 待ち遠しいです! 実は初挑戦のトマトです🍅 植えたたちばなに藁の笠を被せ、 強い植物なので特に不安なく育って 奈良盆地の厳しい冬に備えます⛄ くれました。 イチゴ 1月、地元の方から 苺の苗を分けてもら いました。 しかし植えた時葉っ ぱが赤くなってし まっていて先行きが 不安に☁ 普通ならばビニー ルハウスで育てま 4月上旬、苺は順調に育ち花が咲きま すが、写真の した!そして4月下旬には実が熟して 寒冷紗を用いて きます🍓 寒さ避けをします。 シーズン後は翌年の為に株をわけて アドバイスを受け おきます。 ながら春まで様子 ひとまず苺の初挑戦は無事終わったよ をみることに。 うです🌟 スイカ 黒豆・黒豆枝豆 皆さんに畑を貸出して、黒豆を育て ました! インパクトある黒い爆弾スイカが 稲刈りイベントの時には収穫したて 実りました! の黒枝豆を茹でたものが大好評でし すくすくと大きく育ってくれました。 た♪ こんなの売ってるアンダンテ 1 アンダンテ米 農薬を抑え、清らかな吉野川から流れ来る水を使い、微生物由来の 栄養分を与えて栽培しているお米です。 米そのものの甘みが強く、おかずなしでも美味しく食べられる自慢 のお米です。 もち米(天日干し米) 二週間ほど、暖かなおひさまの光りの下で乾燥させたお米です。 寒暖の差がある野外で、時間を掛けて乾燥させる分、 普通に機械で乾燥させるより、しっかりと熟成した美味しい お米になっています。 こんなの売ってるアンダンテ 2 野菜(黒豆・じゃがいも・玉ねぎなど) 季節の野菜を育てています。形は不格好で大きさもまちまちですが、 美味しさと安全性には自信を持っています。 トマト・スイカ・黒豆・ニンニクなどなど栽培中。 収穫にご期待ください! クッキー「朴」(ぼく) アンダンテ産の小麦を原料に、添加物を一切使わず作っている クッキーです。小麦を丸ごと使った全粒粉を主に使っているので、 栄養も食物繊維もたっぷり! 小麦そのものの素朴な風味の、健康に優しいクッキーです。
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