文化芸術事業の効果測定手法等研修事業

フォーラム&ワークショップのご案内
英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウン
シルによる文化芸術プロジェクトの効果測定や評価手法を紹介す
るフォーラムと実践的なワークショップを開催します。
都市における人口減少や超高齢社会の到来など 21 世紀の現代社会がさまざ
Forum
&
Workshop
まな課題に直面するなか、文化芸術やクリエイティブ産業が今後ますます重要
な役割を果たすという認識が、世界的に広まっています。こうした認識が高ま
るにつれ、文化芸術やクリエイティブ産業に従事する人々は、プロジェクトの
実施にあたり質の高い評価データの収集・分析を行い、プロジェクトが生み出
した変化や費用対効果について適切に測定し、ひいては文化芸術が社会や人々
にもたらす価値を明瞭に言語化していくことが求められています。
英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルは、過去
10 年にわたって、文化芸術プロジェクトの評価モデル開発において世界的に
定評のある英国のコンサルティング会社 abdi と連携し、"ブリティッシュ・カ
ウンシル・ロジック・モデルとモニタリング&評価フレームワーク"を開発して
きました。今回は ブリティッシュ・カウンシルと協働して abdi のトレーナー
を沖縄に招き、このモデルに基づいた文化芸術プロジェクトの効果測定や評価
方法を紹介する 2 日間の実践的なワークショップ(2 回)を、沖縄の芸術文化
関係者、公共施設を含む行政職員および行政評価に関わる関係者を対象に開催
します。
なお、今回紹介する評価モデルは、文化芸術の他、福祉や保健等をはじめと
する多岐に渡る行政分野でも有効です。広く行政評価に関心を持つ行政関係者、
研究者の皆様の参加を歓迎します。
言語:英語(通訳あり)
受講料:無料
お申込み:別紙によりFAXまたは E メールにてお申込みください。
定員:フォーラム 80 名
ワークショップⅠ 30 名
ワークショップⅡ 50 名
※ 1 団体・部署 2 名まで
※ 原則、ワークショップは、2 日間参加できる方
※ お申し込み多数の場合は抽選を行い、1 月 23 日(金)までに E メー
ルにて結果を通知させていただきます。
※ 昼食は各自で手配をお願いします。
主催:沖縄県 共催:
(公財)沖縄県文化振興会
平成 26 年度 文化芸術事業の効果測定手法等研修事業
abdi について
英国ケンブリッジを拠点に、人的資本の投資効果測定や評価を専門に手がけるコンサ
ルティング企業。英国の公的な国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルと約 10
年にわたって連携し、"ブリティッシュ・カウンシル・ロジック・モデルとモニタリング
&評価フレームワーク"を開発。これまでに各国で文化プロジェクトを運営する 300 名
以上のブリティッシュ・カウンシルのスタッフを対象にトレーニングを行っている。ま
た、医療、交通、クリエイティブ産業(新規 ICT メディアや放送メディアを含む)
、義
務・高等・専門教育、金融、メディア、IT、通信、航空、防衛、警備などの幅広い業種
を対象にプロジェクトの評価を実施。EU 諸国、中東・北アフリカ、アフリカ、南アジ
ア、東南アジア、アメリカなど各国の民間・公共の組織とも連携している。
文
化
芸
術
プ
ロ
ジ
ェ
ク
ト
の
効
果
測
定
と
評
価
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全体スケジュール
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日時/会場
フォーラム
ワークショップⅠ
ワークショップⅡ
対象
1/28(水)14:00~16:00
アートプロジェクト担当者、文化行政関係者、ア
沖縄産業支援センター3 階 中ホール
ートマネジメント研究者など
1/29(木)
・30(金)10:00~16:30
文化行政関係者、文化施設の企画立案・運営担当
浦添てだこホール 多目的室 2
者など
1/31(土)
・2/1(日)10:00~16:30/沖縄県
文化芸術団体、アート NPO などのアートプロジ
公文書館
ェクト担当者
講堂
【フォーラム】
1/28(水)14:00~16:00
会場:沖縄産業支援センター3 階
中ホール(〒901-0152 那覇市小禄 1831 番地 1)
今回のワークショップで取り上げる効果測定や評価指標の概要を紹介するフォーラムを開催します。芸術文化プロジェクトに関わる
全ての方が対象となります。また、行政評価に関わる自治体職員、研究者も歓迎します。
対象:文化芸術団体、アート NPO などのアートプロジェクト担当者(沖縄文化活性化・創造発信支援事業採択
事業者)、文化行政関係者、アートマネジメント研究者など
【ワークショップⅠ】
1/29 日(木)
・30(金) 各日 10:00~16:30(途中、昼食休憩有り)
会場:浦添市てだこホール 多目的室 2(〒901- 2103 浦添市仲間 1 丁目番 3 号)
評価基準が曖昧で難しいと言われる文化芸術振興に係る行政施策、事業の効果測定や評価方法を紹介する 2 日間の実践的なワークシ
ョップを行います。このワークショップでは、特に地方自治体や文化施設等の公的セクターが実施する文化芸術プロジェクトを対象に、
公的便益のあり方、公益的ミッションの達成を目標としたワークショップを実施します。
対象:文化行政関係者(文化芸術振興および行政評価に関わる行政職員等)
、文化施設の企画立案・運営担当者など
【ワークショップⅡ】
1/31(土)
・2/1(日)
各日 10:00~16:30(途中、昼食休憩有り)
会場:沖縄県公文書館 講堂(〒901-1105 南風原町字新川 148 番地の 3)
文化芸術団体やアート NPO などが実施する文化芸術プロジェクトの効果測定や評価方法を紹介する 2 日間の実践的なワークショッ
プを行います。このワークショップでは、「ワークショップⅠ」と比較して、より具体的なプロジェクトに焦点を当て、社会的意義・
必要性、補助金等の公的資金を活用する意味について、理解を深めることを目標とします。
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ワークショッププログラム
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1 日目(1/29 および 1/31)
1 日目のセッションでは参加者とともに、プロジェクトの評価モデルを導入することの意味や、目的を議論します。
2 日目(1/30 および 2/1)
2 日目のセッションでは以下 3 つのゴールを掲げ、参加者の方がより具体的に手法を学べるような実践的なワーク
ショップを行います。
1.
具体的なプロジェクトを例に、成果目標(経済、社会、文化的インパクト)を分析し、潜在的な「評価データ」
を探る。
2.
「セオリー・オブ・チェンジ(変化の理論)
」を紹介し、このモデルを導入することで、効果測定に必要となる
情報の収集をプロジェクト計画に組み込む。
3.
プロジェクトの継続的なモニタリングと評価のために必要なスキルについて、ニーズを分析する。
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お申込み
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1 月 21 日(水)までに以下にご記入の上、FAX で送信いただくか、以下のメールアドレスに必要事項をご記入
の上、ご送付ください。
(公財)沖縄県文化振興会「効果測定と評価フォーラム&ワークショップ」担当者宛
FAX :098-987-0928
メールアドレス:[email protected]
貴団体名
貴団体名(英語表記)
所属部署
(ふりがな)
氏名
連絡先電話番号
メールアドレス
参加希望
・フォーラム(1/28)
該当する事業に〇印をして
ください。
・ワークショップⅠ(1/29・30)
・ワークショップⅡ(1/31・2/1)
肖像権に関する許諾
当日、映像・写真撮影を行う場合がございます。映像、画像は主催者、ブリティッシュ・カウンシルの広
報等で使用させていただくこともあります。肖像権についての許諾をいただける場合は、以下の()に〇
印をお願いします。
(メールの場合、その旨、ご回答いただければ幸いです。)
肖像権について、映像、許諾する。
(
)
お問い合わせ先
(公財)沖縄県文化振興会 文化芸術推進課 担当
宮島、日置
〒901-0152 那覇市小禄 1831 番地 1 沖縄産業支援センター6 階 605
電話 098-987-0926
FAX098-987-0928
E-mail [email protected]
URL http://okicul-pr.jp/info_/2015-01-07-16-57.html
平成 26 年 7 月に開催されたワークショップの様子(東京・ブリティッシュカウンシル)