タルシオン T-42Na 軟水化用 神奈川県逗子市桜山6-10-26 有限会社ジュンズ・コーポレーション 046-872-6409 軟水化用 TULSION T-42Na TULSION(タルシオン)T-42Naは、強酸性カチオン交換樹脂で、末端に硫酸基を配し、ポリ スチレンにジビニルベンゼンを架橋重合したものです。 T-42は、物理的または化学的にも非常に安定した特性を持っています。 T-42には、脱塩用にH型も用意しております。 T-42は、脱アルカリ、その他様々な化学プロセスにおいても使用されております。 一般的特性表 樹脂タイプ 素材 機能上の分類 物性 イオン化タイプ スクリーンサイズ 粒径 総交換容量 膨潤率 含水率 pHレンジ 溶解性 逆洗沈降密度 強酸性カチオン樹脂 ポリスチレン/ジビニルベンゼン架橋重合体 硫酸基核 湿潤球状ビーズ Na型(出荷時) 16~50メッシュ 0.3~1.2mm 2.0meq/mℓ Na→H 7% 45% Na型 0~14 一般的な溶剤には不溶 830~870/ℓ Na型 運転条件 最高運転温度 最低樹脂充填高 最高送液量 逆洗用空間 逆洗流量 再生薬品 再生レベル 再生薬品濃度 再生流量 再生時間 洗浄水流量 低速 高速 洗浄水量 140℃ Na型 600mm 120㎥/Hr/㎥ 40~75% 10~16㎥/Hr/㎥ NaCl(Na型) 60~160g(NaCl)ℓ 5.0~15.0%(NaCl) 2~16㎥/Hr/㎥ 20~60分 再生流量と同じ 運転流量と同じ 3~5㎥/㎥ 供給液の制限 遊離塩素 濁度 鉄などの重金属 不検出 2.N.T.U.以下 0.1ppm以下 流性 圧力損失 圧力損失は、通常液体の持つ粘土、温度と流量によって決定されます。 一般的なタルシオンの持つ圧力損失をFIG.1に示します。 逆洗 逆洗工程では、通常樹脂塔内に発生する片流れ、濾過現象によって捕捉した微粒子など を取り除くために行われます。 逆洗は、樹脂を40~75% 拡散できる水量で5~10分か、または逆洗水が清浄化するまで 行います。(FIG.2参照) 再生 Na型 T-42がNa型で供給された場合は、軟水化処理にはそのまま使えます。 水酸化ナトリウムを10~15%の再生濃度で再生すれば、もっとも良い条件になります。 この際の流量は大事な要素です。低流速で再生を行うと、高流速で行う再生より接触時間 が長くなり、再生レベルが上がります。 再生レベルは下記の条件で決まります。 1.通常流量 2.交換容量の決定方法 3.原水の水質(全カチオンにナトリウム比率) 4.処理水中の許容される硬度成分リーク 上記の要素がT-42樹脂の運転における交換容量に影響します。 FIG.3 , FIG.4 , FIG.5 , FIG.6に処理水質と再生レベルの関係を示しました。 押出洗浄 押し出し洗浄は再生工程のあとに、イオン交換樹脂から過剰な再生剤を押し出すために 行われます。洗浄水の初期の一部は、再生サイクルの仕上げとして使われます。洗浄水の 流量は再生剤の流量と同じか(スローリンス)、またはそれより高くする必要があります。再生 によって作られた生産物がある場合や、再生剤が過剰に残っている場合などは、洗浄水流 量を高く取る必要があります(ファーストリンス) グラフの一覧 FIG.1~2 FIG.3~6 圧力損失、逆洗流量と樹脂層の展開率 Na型、軟水化用各種データ 保管 ・樹脂は絶対に乾燥させないで下さい ・日陰で保管して下さい ・保管中は常に樹脂の状態を確認してください。 もし湿潤状態がなくなってきたら、綺麗な水を足して下さい。 荷姿 1.内側 ポリエチレンライン 外側 HDPE 2.内側 二重ポリエチレンライン 外側 スチール/ファイバー 25リッター入りバッグ 180リッター入り ドラム缶
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